奥湯野浜温泉 龍の湯 公式サイト
山形県鶴岡市湯野浜2-4-47  (0235-75-2241)

昭和3年に苦労してお湯を掘り当てたという温泉宿。見た目も室内も一般的な温泉宿です。さすがに同じような夕食4連チャンは飽きてきたので、食事なしで予約が可能な宿ということでここをチョイス。一泊朝食プランがある宿は意外に少ないのです。

宿泊した和洋室は6畳+αの和室にベッドルームは8畳ほど。最初にチェックインした部屋が近くで館内工事を行っているためか低周波のような騒音がするので替えてもらいました。

源泉はアルカリ性単純泉と塩化物泉の二種。昭和3年に掘り当てたのは前者(以下A)で、後者は昨日の温泉と同種(以下B)になります(旧名称は食塩泉で、現在は塩化物泉)。内湯の湯船は2つあり、檜を一部使用したのがA、御影石造りがB。露天も2つあり、陶器の樽がA、寝湯も可能な天然石造り2つがBとそれぞれの特徴を楽しめるようになっています。また内湯には打たせ湯が2本ありますが、どちらを引いているのかはわかりませんでした。個人的には湯上がりに肌がすべすべするBの方が好みでした。(ちなみに足湯はB、貸し切り風呂(有料)は試さず)

夕食は館内のレストラン「Dining 甍(いらか)」、食事なしのプランを設けているほどですからアラカルトが25種ほどと多く、適当に数種をチョイス。まあ普通です。朝食はバイキング。宿泊客が少ないため期待していなかったのですが、品数の多さとその手作り感覚には驚きました。自分の知っている中ではかなりの高ランクです。また、ご高齢の方にはスタッフが付き添うという温かい宿です。(食事の様子

予算(一人) 約¥8k(一泊朝食付き・夕食なし)

外観 Dining 甍(いらか)
足湯 “陽だまり”