金額が微妙なので、使ったかも? 自宅に来るのは怖い!
なんて人は振り込んでしまうのかなあ。
冷静に分析してみると、
1.個人情報について
本来の督促状であれば、(個人名)様となるところ、メールアドレス
しか知り得ていないので記述できないのです。
むやみに反応してしまうと個人情報を知られる可能性があるので、
絶対にしてはいけません。
2.債権回収代行について
・債権を代行して回収するためには、債務者(私)に対して
債権者が債権を債権回収会社に譲渡したことをあらかじめ
通知しなければなりません。
・債権回収会社は法務省に届け出て営業を許可された会社に
限られます。
事前通知はありませんし、メールには社名の記載がありません。
気になるのはメールの冒頭にある「サイト運営者から調査・代行回収の
依頼を受けた」という部分で、債権回収会社に関するツッコミがあった
場合には、同一会社の債権回収部門であって債権回収会社では
ないので法には触れない、などの言い訳のためかもしれません。
3.延滞利息について
・消費者契約法により延滞利息の上限は年利14.6%とされています。
従前はとんでもない率のケースがありましたが、消費者も賢くなって
いるので最近は範囲内で記載されることが多くなったようです。
まあ、利用料そのものを勝手に大きい金額にしておけばいいので、
延滞利息は基準内でもいい訳です。
◆
どうせ架空請求業者ですし全く心当たりがないので無視することに。
そもそもウチのPCはリビングにあって脇には家内がいる訳です。
そんな中で変なサイトの利用ってできないんですが(笑)
期限の19日が過ぎましたが、今のところ自宅に来た形跡はないです。
そうです、メールアドレスから氏名や自宅住所がわかる訳がない。
また、いくらしつこくても間違っても振り込んではいけませんし、
振り込んでしまうと格好のカモになってしまい他の業者に廻されて
1回では済まないことになります。
◆
参考になるサイトはココをはじめいろいろあります。
今回の業者は、「2-2.電子メールで請求し連絡を強要する業者」
にすでに掲載されています。また掲示板も充実しています。
この手の経験談でおもしろかったのはこちらの、
../普通のカキモノ -> 債権回収業者と対決する と
出会い系サイトと対決する ですね。
とにかく気をつけましょう!