放映日:98/04/25(土) 12:00〜
番組名:新・諸国漫遊記(フジテレビ)
98新激戦区 横浜ラーメン大捜査の旅2
紹介店:近藤家、ぺーぱん、横濱たんめん、大地や、
一力、地どり屋、千客万来
放映内容
まずは家系として「近藤家」を紹介。
住所:横浜市都筑区北山田1−1−39 (045-591-9121)
営業時間:11時〜22時
アクセス:市営地下鉄「センター北」駅 徒歩15分
ご主人:近藤健一さん
家系は、1974年に吉村家に始まり、1988年に横濱家・六角家が、1989年に横濱家から介一家が、さらに介一家から1992年近藤家が暖簾分けされていった。
ラーメンは家系の特徴でもあるトンコツ醤油味のスープに、表面に鶏油が浮かんでいる。麺は太麺。具はチャーシュー、ホーレンソウとノリ3枚。
完成までの時間:2分28秒
スープの温度:表面83.6度 中身80.6度
家系として認められた店だけに許されるものとして、宮崎商店の豚骨と、酒井製麺の太麺を使用している。
2軒目は旭川ラーメンとして「ぺーぱん」
住所:横浜市南区高砂町3−34 (045-243-0595)
営業時間:11時〜21時
アクセス:市営地下鉄「吉野町」駅 徒歩3分
女将さん:菱沼若子さん
女将さんは旭川の「天金」で修行を重ねて、ようやく暖簾分けが許された。
丼は予め茹で湯で暖める心遣い。
スープは豚骨・鶏ガラ・拳骨のみを使用し丸2日煮込んだ物。
#私も食べてみて野菜を使っていないとは思えなかった。
麺は旭川から取り寄せている縮れ麺。
#藤原製麺です。
完成までの時間:4分40秒
スープの温度:75.9度
湯切りを長年してきたため、指には大きなラーメンタコがある。
女将さんの人柄も味に加わっているとのコメント。
#私も食べたときにそう思った。
地元の出版社「湘南海童社」に出向き、ガイドブックを参考にして、市営地下鉄沿いのお店を紹介していく。
横浜たんめんのルーツを紹介。もともとは野菜をたくさん食べられるようにするための中華料理だった。昭和30年「一品香」が発祥のお店で大流行した。
ということで、3軒目は「横濱たんめん」
住所:横浜市中区本町6−61−1 (045-212-3603)
営業時間:11時〜22時
アクセス:市営地下鉄「桜木町」駅 徒歩3分
ご主人:斉木慶治さん
作り方は、豚肉15g,白菜90g,もやし50gを炒める。大豆アブラ大さじ1,日本酒・塩・おろしニンニク各小さじ1を加える。ニンジン、ニラ、キクラゲ少々を加えて、仕上げにあっさりした「秘伝のタレ」を加えて具の出来上がり。
完成までの時間:2分54秒
スープの温度:86.8度
スープの隠し味に、ホタテ貝柱とエビの殻を使用している。
4軒目は、元祖濱とんこつ「大地や」
住所:横浜市都筑区茅ヶ崎中央48−6 (045-941-1881)
営業時間:11時〜23時
アクセス:市営地下鉄「センター南」駅目の前
ご主人:大貫直人さん(25歳)
3年後に病院、警察などが近くに移転してくるまではお客さんが少ないものの、赤字覚悟でお店を続けて行くという。
九州の最高級背脂を使用している。
完成までの時間:3分37秒
スープの温度:79.1度
中国産の天然塩で、宮内庁御用達の特選粗塩を使用している。ラーメンに使用しているのは全国でもここ1軒のみとのこと。
トンコツ臭を消すために、モモ缶のシロップを加えている。
麺は、2日かけて手揉みしたもの。
5軒目は、「一力」のもりそば。
看板に「ごたごた言わずに食ってみろ。」とか「食べてはいけない!うますぎる一力のもりそば。」とある。
住所:横浜市港南区上大岡西1−13−12 (045-845-9251)
営業時間:11時半〜24時
アクセス:市営地下鉄「上大岡」駅 徒歩30秒
ご主人:佐藤安茂さん
完成までの時間:5分32秒
スープの温度:61.9度 麺の温度:12.7度
見た目はつけ麺だが、頑固なご主人は、「うちのはつけ麺とは全然違う。もりそばだ。」とこだわる。
麺は柔らかい。粉の風味を残した微妙な茹で方で、冷水で絞めたあと一瞬熱湯にくぐらせている。
スープは鶏脂が浮いている。魚系も使用している。
6軒目は「らーめん地どり屋」
住所:横浜市鶴見区鶴見中央1−18−2 (045-504-5548)
営業時間:11時半〜翌4時
アクセス:JR「鶴見」駅 徒歩3分
ご主人:桑原正守さん
地鶏チャーシューは、九州薩摩地鶏。スープは、九州熊本産の地鶏と地豚、地野菜を使用しているこだわりがある。
まっ赤に焼いた玉子大の南部鉄を出来上がったラーメンに入れる「石焼き」を紹介。
スープが沸騰してはねるので、タオルを渡される。
水はNASAが開発した電子イオン水を使用している。
麺は3日寝かせて透明感を出した、中太ストレート。
完成までの時間:5分23秒
スープの温度:109度
「石焼き」を丼に入れるので、麺に「おこげ」が出来る。
スープの地鶏は、上半身の脂が少ない部分を使用している。
7軒目は幻のラーメン(白美人600円)として「千客万来」を紹介。
住所:横浜市磯子区洋光台3−13−9 (045-833-1687)
営業時間:11時半〜翌2時
アクセス:JR「洋光台」駅 徒歩2分
ご主人:田畑成央さん、会長(お母様)田畑恵美子さん
麺は極細の縮れ麺。スープは白い。
完成までの時間:2分57秒
スープの温度:80.7度
宮崎産の良質の鶏ガラが入手できて、それを使ったスープが透き通ったままで、さらに、北海道日高産の牧場とれたて直送の牛乳があったときにのみ白美人のスープが出来る。スープが白いのは牛乳を入れているためだ。
味はトンコツを使用しているような味らしい。
このお店の本来の味は、鶏ガラ醤油ラーメン。会長が築き上げてきたスープ、麺タレの味をご主人が引き継いでおり、出来が悪いときはラーメンを出さない。
感想
家系の紹介なのにテロップは「近藤屋」になっているところが2・3カ所あった。
ぺーぱんの営業時間は22時までとなっていたが、21時までが正解。最近はお客さんが多くて21時前に閉店になることも多いと聞いているし、21時過ぎにTVを信じて行く人も多いはず。どうするんでしょ? でも、バイトのトモちゃんがTV初登場ってことで許そうかな。
横浜は家系に始まり、味がバラエティーに富んでいる。遠いのでちょくちょく行けないのがとっても残念だ。
それにしても、グレチキのラーメンの食べ方は下手で、全然美味しそうに見えない。
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