放映日:98/06/09(火) 21:00〜
番組名:愛の貧乏脱出大作戦(テレビ東京)
紹介店:田園@狛江
    一風堂@福岡市中央区



放映内容

店名  :田園(ばってんラーメン田園)
住所  :狛江市駒井町2−5−2
     駅前の世田谷通り南の水道道路の京王ストアの向かい
     小田急線「狛江」駅から徒歩20分
営業時間:11時半〜0時
定休日 :水曜日

 ご主人は園田博則さん(23歳)。何のお店かわからないお店の外観、内装の壁には穴、スープの味はイマイチだが、チャーシューだけは旨いという。
 もともとは、ばってんラーメン(H8で閉店)をやっていた祖母(瑞千さん)を手伝っていた際に一から教えてもらったもので、いまでも作り方を忠実に守っているとのこと。

 そのチャーシューにあうトンコツラーメンを作ると言うことで修行に行ったのは、一風堂@福岡市中央区。ご主人の河原成美さんに「その茶髪では一生をかけているとは思えん。」と門前払いされる。坊主にしてきてまず1日目は接客の修行から始めるが、オーダーの取り方から修行を初めて、ようやくお客さんに対する接客ができるようになる。

 その夜、お店のラーメンを作って河原さんに食べてもらい、チャーシューは旨いから、そのチャーシューに合うラーメンを作り始める。ただ、その具体的な策は全くなく一喝され、徹夜で自分のイメージしたレシピを作る。

 翌日、スープ作りを始める。材料はゲンコツ、ブタガラ、背アブラ、ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、ニンニク、ショウガの8品。ゲンコツとブタガラを煮て、煮立ったら灰汁をとって、野菜を加える。4時間後河原さんのチェック。ブタガラを抜くのを忘れて、味が濃く出過ぎてやり直し。
 今度はブタガラを早く抜きすぎて、あっさりしているが、コクは全くないスープになりまた作り直し。
 3度目は100点満点ではないがようやくOKが出る。

 次は麺揚げ。鍋に120g×3玉を鍋に入れて、均等に取り分けて湯切りをする特訓。なかなかうまく行かないが、1玉1玉を茹でて揚げる作業にお客さんに対する気持ちがこもり、8時間後ようやく出来るようになる。

 最後に、一風堂スタッフ全員に出来上がったラーメンを試食してもらい、チャーシューとよくあったラーメンだと評判は上々。無事修行完了となる。

 祖母(瑞千さん)に修行をしているVTRを見てもらい、「なぜ私が倒れた時にこのくらいやらなかったのか。」と涙。お店に行ってラーメンを食べてもらい、美味しいとの感想。ここで、2代目ばってんラーメンを名乗って良いと了解がでる。

 お店の外装・内装を改造してオープン。「ばってんラーメン田園」の文字は祖母(瑞千さん)直筆。
 初日の売上は92,150円と目標の6万円をクリアーした。


感想

 ばってんラーメンはかなりの名店であったようで、知っている人も多いらしい。
 開店当日の映像で、ジャンボさんの姿がちらっと写っていた。
 トンコツ系はあまり得意ではないが、一度は食べてみないラーメン。


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