放映日:98/08/03(月) 21:00〜
番組名:愛の貧乏脱出大作戦(テレビ東京)
紹介店:味正(あじしょう)@文京区小石川
    天外天@文京区千駄木



放映内容

店名  :味正(あじしょう)
住所  :文京区小石川3−26−23
     都営三田線「春日」駅から徒歩5分
営業時間:11時〜20時
定休日 :日曜日

ご主人は(自称)小林旭に似ている柳田正一さん(48歳)。奥さんは柳田まゆみさん(48歳)とお店を切り盛りする。
店のメインは独学自己流のトリガラスープの正油ラーメン(420円)で修行経験なし。開店から13年。またもう一つの人気メニューは冷やし中華(700円)

現在は経営状態が赤字なので麺のストックがなく、お客さんが来てからスーパーに麺を買いに行きラーメンを作っている状態。

今回は冷やし中華をメインメニューにしようと、ご主人が手打ち麺の達人・天外天@千駄木の総料理長、中川優さん(陳建民の元で修行をした)に「四川省の黄金麺」を手打ちで教わる修行をする。また、具をふんだんにして1日30食の限定メニューにしようとする。(天外天の手打冷麺1500円はいかにも中華風冷やしという感じ。)

手打ち麺は小麦粉に玉子を混ぜて、ひたすら根気よく力を込めてこねて拳骨で20分押してから麺棒で伸ばしてはじめて、金疋足(「疋」かんむりにつくりが「足」)手工麺(きんだんしゅこうめん)が完成する。拳骨で押すためマメやタコはすぐはがれてしまうが、この行程が充分でないと粉っぽくコシのない麺になってしまう。

手打ち麺の修行を始めてはみたものの、ご主人は「やらされている」という感じでまるでやる気なし。見かねた中川さんがご主人に見切りをつけ、奥さんに矛先を向けて修行が始まる。

奥さんはご主人とは正反対で、厨房に入るや否や「何かやらせてください」と積極的。何でも見て聞いて自分のものにしようとする姿勢。1日目は練り方に力が入っていなくて完成品ではないが、奥さんは「出来る気がする」との手応えがあった。

修行2日目、前日と同様に麺作りに没頭するが、実は奥さんは腎臓が悪くて、既に気力に体力がついてこない状態。休みながらも徐々に上達して、鉄人から「練り方は最高。自分が打ったのと変わらない」との言葉。

修行3日目、冷やしの具を習う。薄焼き玉子は中華鍋で作るが、鍋が熱くなり過ぎないように火から離して温度を調節する。
こうして一応冷やし中華の形となる。

こうして味正の手打ち冷やし中華850円の完成。(限定30食)お店の再オープン初日の売上は56,690円と目標の5万円をクリアーした。


感想

改造前に映ったトリガラスープ、手抜きで灰汁が浮かんでいていかにも不味そうだった。それに、注文を受けてからスーパーに麺を買いに行かれたら、間違いなく箸折りものですなあ〜。
今回のご主人は、はなから客をなめているとしか思えない。
冷やし中華メインのお店だけど、冬はどうするんだろ?


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