放映日：99/07/19(月) 19:00〜20:53
番組名：板東英二の激ウマ！超こだわり！
史上最強のラーメンランキング（テレビ東京）
紹介店：清、まる豊、めん馬鹿一代、白山ラーメン
博士ラーメン、幸龍、大連、萬来軒、ちばき屋、
山珍海味、さつき食堂、芳来、赤坂ラーメン、
一条流がんこ１８代目、雷文、アラカラ、一風堂、
丸星ラーメン店、大文字、支那そばや など
放映内容
スープ・麺・具にこだわった最強のラーメン店をランキング形式で紹介する。
（注） ＃の行は自分の感想などです。
第２０位 幻のラーメン
店名：清（すが）
住所：北品川
ご主人：鈴木誠さん
営業時間：月曜日の１１：４５ころから５０食のみ
メニュー：支那そば ７００円
奥さんの経営しているスナックの定休日にラーメンを提供している。ご主人の思いでの「昔の支那そばの味・香り・具」を探し、全国２０００店を食べ歩いたが出会えず、自分で作っている。
スープの材料は秋田産比内鶏、いわし炭火焼き干し、陸奥湾産帆立の白干しを袋に入れ、途中からほのかな甘みを加えるためにタマネギをたっぷり入れて４時間煮込む。麺は山形県鶴岡の手もみ麺。チャーシューは熊本産黒モモ肉で余分な脂を切り落とし、霜降りの部分を使用する。
（素材入手困難のため８月まで休業）
＃透明醤油スープのアッサリとしたラーメン。
第１９位 傾いたラーメン屋
店名：まる豊
住所：和歌山
ご主人：豊田二郎さん
メニュー：中華そば ５５０円
お店が地盤沈下で１３度傾いている。ドアが自然に閉まり、テーブルの丼は滑り出す。鶏ガラ・豚骨にジャガイモ・ニンジンなどの野菜を大量に入れて強火で煮込む。麺は細麺。
＃いかにも和歌山というラーメン。丼の底に敷く木の棒はなくなったのかな？
第１８位 日本一危険なラーメン
店名：めん馬鹿一代
住所：京都
ご主人：宮沢雅道さん
メニュー：ねぎラーメン ９５０円（危険につきカウンタ席のみ）
九条ネギ・生姜・山椒を油でじっくり煮込んで作るネギ油を熱し、九条ネギたっぷりの丼に注ぐ。場合によっては火柱が上がる（その場合は熱しすぎで失敗らしい）。客にはエプロンが配られ、席を立たないよう・腕を後ろに回して待つ。
ネギが沈まないよう麺の上にチャーシューを数枚敷いている。
第１７位 女性に一番人気のあるラーメン店
店名：白山ラーメン
住所：白山（千石駅）
ご主人：樋口利男さん
メニュー：ラーメン ７００円、ゆで玉子 ５０円のみ
３３年前に屋台から始め、現在の店舗になって１３年。１日平均売上５００食。
拳骨・鶏肉・たっぷりの背脂に前日のスープを加えて煮込む「３０年もの」のスープ。麺は細麺。背脂をザルにすくい、ヒシャクの背で摺りながら丼に入れる濃厚なラーメン。
＃製麺所はつるや製麺のようだった。
第１６位
店名：博士ラーメン
住所：鎌ヶ谷
ご主人：田中聖徳さん
メニュー：トムヤムクンラーメン ８００円
父が医学博士・兄が医学博士・薬学博士。
麺にビタミンＢ１・Ｂ２の水溶液カルシウム、真珠の粉（美肌効果）、シルクの粉（不老長寿）、ギムネマ（糖尿病予防）、キャベツの汁を加えた健康麺。スープは本場タイの料理人がタイから取り寄せた香草・香辛料（タカイ・赤唐辛子・ココナッツ）を使用し、豚骨・鶏ガラベースのスープで割り、じっくりと３時間煮込む。
第１５位 北海道第４のラーメン
店名：幸龍
住所：札幌
ご主人：工藤久雄さん
メニュー：レモンラーメン ６５０円
透明塩スープにモヤシたっぷりの上に、レモンスライスが４つ。「自分で食べたら美味かったが、１０年間ほとんど出なかった。」とご主人。
メニュー：納豆冷やしスイカバージョン ８５０円
冷やし麺の上にニンニク搾り器で納豆を挽き割り状にしたものと、スイカをトッピングする。タレは味噌ダレ。
第１４位 ゴッドハンドラーメン
店名：大連
住所：大森
ご主人：八木？？・和子さん
メニュー：玉子スープラーメン ５００円
ウナギをぶつ切りにして煮込んだスープ。たっぷりの野菜と溶き玉子のラーメン。
ご主人は鍼灸院の開業医でお客さんに無料でハリを打ってくれる。
第１３位 水厳禁のお店
店名：萬来軒
住所：横浜（港南中央駅）
ご主人：太田精一さん
メニュー：ラーメン ６００円
スープを全部飲まないと水を出さないお店。ご主人曰く「最近の客はバカだから、味を見ずにコショウをかけて、辛いから水をくれという。だから出さない。」とのこと。
昭和４２年創業。拳骨と鶏ガラのスープを醤油ダレと混ぜ合わせ、煮玉子とチャーシューを入れ、その上に麺を入れる。
第１２位 ラーメンの鉄人
店名：ちばき屋
住所：江戸川区葛西
ご主人：千葉憲二さん
メニュー：支那そば＋煮玉子 ７００円
元日本料理店の料理長で２０年の経験がある和食の達人で、Ｈ６開店。
鶏の足をたっぷりと使い豚骨と一緒に３時間煮込み、灰汁を丁寧に取りながら透き通ったスープを作る。麺は１．５ｍｍの縮れ麺。一度に４杯以上は茹でない。
第１１位 日本に一つの夏ラーメン
店名：山珍海味（さんちんかいみ）
住所：渋谷
ご主人？：付 建剛さん
メニュー：大蛇ラーメン １８００円
千切りにしたヘビ肉を具にしたラーメン。
メニュー：精力冷麺 １８００円
醤油味ベースの冷麺に、塩水に漬けしたサソリを揚げたものが数個具としてのっている。
第１０位 おばあちゃんが作る名物ラーメン
店名：さつき食堂
住所：山形・米沢
女将さん：齋藤みなさん（７３歳） 妹、渡辺千代子さん（６０歳）
メニュー：ネギラーメン ６５０円
ラーメンだけで１日に２００食を売り上げる。女将さんは食堂で働いていた経験があり、２９歳で独立した。
スープは薪ストーブで作り、豚骨・豚と袋に入れた秘密の食材で１２種類を使用している。水は井戸水を使用。ネギは自家製無農薬。タレは地元米沢のたまり醤油を使用。あっさり味で美味しいらしい。出前もやっている。
＃透き通った醤油スープに縮れ麺。ネギは白髪状で辛目のタレはかかっていない。
米沢で評判のお店：ラーメン工房・醤油亭 中華冷麺 ６５０円
第９位 麺の達人
店名：芳来
住所：渋谷
麺打ち：大川栄一さん
メニュー：芳来麺 ６３０円
麺打ち一筋４０年。孟宗竹で１５０人前を一気に延ばす。手には麺を包丁で切る際に出来る大きなタコが出来ている。コシの強い細麺で、麺の茹で時間は３０秒程度（日によって変える）で、普通の店の１／４。アッサリ醤油スープ。
第８位
店名：赤坂ラーメン
住所：赤坂
ご主人：佐藤強さん
メニュー：南洋海鮮ココメン ９００円 （渋谷店・駒沢店限定）
屋台出身で現在５店舗を展開。ＴＶチャンピオン第１回ラーメン王。
西表島に食材探しのため、夜の島の奥まで分け入り、４時間以上かけてヤシガニを入手する。ボイルしてからココナッツミルクと煮込んでスープにする。新鮮な魚介類と野菜を具として完成。
第７位 会員制のお店
店名：一条流がんこ１８代目
住所：江古田
ご主人：？
メニュー：ラーメン（中間）＋味付玉子 ８００円
黒い外観に骨がぶら下がっている。入店するためにはドアの暗証番号が必要な会員制。「美味しいから食べたいいう人だけ来てくれれば良い」とご主人。初めての人は小窓から入店を申し込む。また来たいという人にだけ暗証番号を書いたメモをくれる。
鶏ガラと豚骨をベースとしたスープで、出来の悪い日は休業。丼に豚の背脂と秘伝のタレを合わせる。堅めの縮れ麺ととろけそうなチャーシュー。
第６位 町田の人情ラーメン
店名：雷文
住所：町田
ご主人：宇都宮節子さん 息子さん：寿憲さん
メニュー：チャーシューメン ９００円
スープは、まず水を沖の島の竹炭で浄化する。各種材料を４時間煮込み、透明であっさりとしたスープができあがる。
店を開く前に離婚を経験。子供達と一緒にラーメン店を始めるため８年前６００万円を借金。小さい頃、室蘭のお母さんが小さいながらラーメン店を経営していたが、無免許のダンプにはねられて長期入院し、やむを得ずお店を手放した。町田で店を構えた翌年、突然足の悪いお母さんが北海道から尋ねてきて、「チャーシューが美味しい。私は負けた。」といってスープまで完食したのだそうだ。
第５位 まぐろ一筋
店名：アラカラ
住所：板橋本町
ご主人：越後貫啓史さん
メニュー：元祖まぐろラーメン ７５０円
まぐろと寝食をともにするためお店に寝泊まり。
スープはマグロのカマと様々の素材と、マグロの臭みを取るための活性炭のような役割をする石（海と川の石を改良して作った丸い玉）を２時間煮込み、一晩寝かせて甘みを出す。丼には別に取った豚の拳骨と背脂のスープと醤油のタレを加える。
第４位
店名：一風堂
住所：福岡市中央区
ご主人：河原成美さん
メニュー：赤丸新味 ６５０円
豚骨の豚の頭を丸ごと入れ水から１４時間煮込む。麺はコシのある細麺。ポイントは特製の辛みそで、アッサリとしているが深い豚骨味を堪能できる。
夏の新作メニュー：黒丸（ただし福岡・塩原店のみ） ６００円
美容と健康に良いラーメンとして構想４ヶ月。スープは牛テール・アキレス腱・干しエビ・昆布・干し椎茸を使用する。丼に黄ニラ、ネギ、ニンニクチップ、ゴマペーストを入れてスープを注ぐ。具にはアボガドが加わる。
第３位
店名：丸星（まるぼし）ラーメン店
住所：久留米
ご主人：小川泉さん
メニュー：ラーメン ３５０円
４３年間続いている伝統の味。１日４０００食売り上げる。九州を代表する豚骨ラーメン。
第２位 和と中華の合体ラーメン
店名：らーめん大文字
住所：町田・成瀬
ご主人：中村紘さん
メニュー：納豆らーめん ８８０円、いわし缶らーめん、イタリートマトめん、カレーラーメン １０００円
器は九谷焼や有田焼で同じものがない。スープは煮干しを始め体に優しい厳選した素材ごとに別々に仕込み、直前に合わせる。
第１位 ラーメンの鬼
店名：支那そばや
住所：藤沢
ご主人：佐野 実さん
メニュー：ワンタンメン ８７０円
いつも行列店で１日の営業時間はせいぜい２〜３時間。店内は私語厳禁・携帯電話使用禁止・香水のきつい女性入店禁止。具・麺だけではなく水・醤油にまでこだわった究極の逸品。
メニュー：冷やしラーメン １０００円
夏の新作。スープは烏骨鶏のガラ・手羽・新鮮な野菜を使い、秘密のエキスを加えてコンソメ風にジューシーに仕上げる。時間がたってものびない自家製麺（国産小麦使用）は茹でてから氷水で冷やす。ガラスの器に透明な塩味のスープ＋氷。チャーシューは牛肉。他の具は白髪ネギ、ラディッシュ、サクランボ、茹で玉子、キュウリなど。
日本全国変わりラーメン
店名：ねぎラーメン小山
住所：丸亀
ご主人：小山弘さん
メニュー：ネギラーメン ９５０円（季節により時価）
自家製無農薬ネギが超山盛り
店名：地どり屋
住所：横浜
メニュー：辛みそらーめん石焼トッピング ６６０円
１１０度に焼いた鉄の玉をスープに入れるためスープが沸騰し白煙があがる。（８月４日まで改装のため休み）
店名：九十九ラーメン
住所：恵比寿
メニュー：○究ラーメン ８００円
田中義剛の花畑牧場のチーズを使用して、粉チーズがたっぷり。
今年はやるラーメン
新横浜ラーメン博物館岩岡洋志館長によると、今世紀最後のご当地ラーメンは徳島。
店名：たかはし
住所：徳島市入田町
支那そば肉入（大卵） ５８０円
スープは鶏ガラと豚骨ブレンド。甘辛い醤油ダレ。チャーシューの替わりに醤油で煮込んだ豚バラ肉。生玉子をトッピング。すき焼きのようだという。
店名：ふく利（徳島県板野郡北島町） メニュー：玉子入りそば ５００円
店名：広東 矢三本店（徳島市南矢三町） メニュー支那そば大玉子入り ５００円
９月に新横浜ラーメン博物館に徳島のお店かが登場するらしい。
感想
順位の基準が不明確。
美味しそうだったのは、雷文・がんこ・支那そばやかな。
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