【味玉中華そば】
[2019/11/25]
¥950
綺麗に澄んだ褐色のスープは熱々で、様々な食材が織りなす旨味が複雑に絡んでいる。
どちらかというと、和風よりも洋風寄りの風味がある。
乱暴に例えるとコンソメ風。
特定の風味が飛び抜けている訳ではないのに、奥深く印象に残る味わいには、丁寧さと職人の技を感じる。
味付けは塩味ベースで、まろやかで塩だけとは思えない味わい。濃さがちょうど良い。
麺は細麺ストレート。
テポの中の麺を箸で何度も引き上げて、ほぐしながら茹でるという、あまり見ない方法。
茹で時間は短め。
適度な硬さの茹で上げで、歯切れ感よりも、しなやかなコシと柔らかい口当たりが、スープと抜群に合っている。
量は120gと少なめ。
(浅草開化楼の特注麺)
チャーシューは豚バラ。
サラマンダーで焼いているので、しっとりとして、肉本来の旨味がある。
ペッパーキャビアがかかっていて、その風味が良いアクセントになっている。
味玉は、黄身がトロッとした半熟で、白身は全体的にうっすらと色づいている。
しっかりとした味付け。
メンマは太く適度な歯応え。
薬味は青ネギの小口切り。
食べたことがないラーメンだが、かなり気に入った。
850円は安いと感じる。
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