【お店の外観】
[2017/1/24]

開店当時とほとんど変わらない外観。

店内はお洒落な造りで、暗い店内のカウンタ席にはピンスポットの照明を配している。


（お店の営業時間など）

卓上の調味料
[2017/1/24]


ホワイトペーパー
七味唐辛子

【おやっさんの気まぐれ　鶏そば２０１７】
[2017/1/24]
￥1000


三大地鶏を使用しているとのことなので、比内地鶏、名古屋コーチン、薩摩地鶏なのだろう。
（スープ・具にそれぞれ何を使用しているのかは明示されていない）



最初に丼に入っている具・薬味は、海苔・三つ葉・針生姜のみで、チャーシューなどは別皿になっている。


スープは鶏ベースだが、鶏が強すぎることなく比較的穏やかに主張してくる。

そのため、鶏そのものを味わいたい人には、針生姜の風味・味わいが強すぎるかもしれない。

かなり高温のスープで、そのまま食べた場合と、別皿の鶏チャーシューを入れて温度が下がった際の味わいの違いが面白く、ラーメンのスープは単に高温であれば良いということではないことを実感することができる。

味付けは醤油ベースで、スープの風味を重視しているためか、穏やかな味わいに仕上げてある。

表面の鶏由来の油が多めで、後半はややくどさが気になるが、あくまでも個人の好みなのだろう。



麺は細麺ストレートで、硬めの茹で上げ。低加水のサクッとした歯切れ感があり、スープとの相性が良い。
熱々のスープの中でもダレることは少なく、しっかりとしている。



具は、鶏チャーシュー（茹で）、ほぐした鶏（蒸し）、ネギチャーシュー（炭焼き）の三種とメンマ。

鶏チャーシューはしっとりとしていて、鶏本来の味わいがある。

ネギチャーシューの鶏は歯応えがあり、ブラックペッパーの風味が印象的。



スープの味わいの変化をまとめると

・そのまま食べると、熱々の鶏風味
・それに生姜が加わってくる
（別皿の具を投入）
・鶏チャーシューを加えると、スープの温度が下がり、風味が強くなる
・更にネギチャーシューを加えると温度が下がるだけでなく、胡椒の風味が加わり、また印象が変わる

という、一杯で何度も味わい・印象の変化を楽しむことができ、特にチャーシュー類を最初からトッピングしないところは、熟考された結果だと思う。



開店して17年、もはや老舗として立川のラーメン業界の一端を引っ張ってきたお店ならではの逸品。

自販機近くにあるPOP


おやっさんの気まぐれ
鶏そば２０１７
（炭焼鶏、むし鶏、煮鶏トッピング）

酉年にちなんで三大地鶏をベースにしたラーメンを創りました

【鶏白湯ラーメン】
[2017/3/29]
￥850


白茶濁スープは粘性があるほど濃厚な鶏白湯。

鶏の風味は強すぎることなく適度に香り、しつこさは感じない。

味付けは醤油・塩の中間で、塩味はちょうど良い。

トッピングされた辛味噌？と溶かすと、ピリ辛が広がり、味変になる。もう少し量が欲しいか。



麺は中細・平打ちのストレートで、やや硬めの茹で上げ。サクッとした歯切れがあり、小麦の風味を感じる上質のもの。



チャーシューは肩ロースで、薄めのカット。

メンマは極太が２本。しっかりとした味付け。

モヤシはサッと茹でてある。

薬味は青ネギの小口切り。



ここのお店らしい、優しい味わいの一杯。

チャーシュー

メンマ