【特別日記】 2004年GW 新潟・佐渡の旅

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5月1日(土) 初日

塩沢石打ICを降り、狭い道を秋山郷方面の渓谷めぐり。

エメラルドグリーンに輝く水が幻想的でした。

龍ヶ窪。

湧水は極めて透明な池と飲んでみると柔らかい水。ポリタンク数個を持参して汲んでる人がいるほど。



昼は「栃の実館」というお土産&食堂にて、自家製打ち立て 手打ちそば(土日祝のみ提供・限定20食、900円)にしてみる。
幅広できしめんのような麺、蕎麦の風味は感じられなくて、無理矢理圧縮したような妙に硬い食感だけが突出していた。つゆはフツー。蕎麦湯がないような食堂だし観光地なので全く期待していなかったので落胆度は低かった。


美人林。

うっそうとしたブナ林。薄暗い中で緑が映える。そんな中で小鳥のさえずりが良い感じです。

アマチュア写真家がいっぱいでした。


宿は日本三大薬湯(*)の一つ、松之山温泉の「ひなの宿 千歳」。狭い道の両側に温泉宿がひしめいている中では比較的大きな旅館。(公式サイト
(*)あとの二つは、草津・有馬なんです。それに比べてここはマイナーですかね、自分は知りませんでした。

男女時間交代制の月見の湯という露天風呂はかけながしで、内湯と隣接する露天風呂は循環式ながら泉質を損なわないように塩素ではなく紫外線殺菌なのだと。
月見の湯は源泉93度を直前に水で薄めて40度にしてあり、長い時間入っるのに向いています。泉質は含ホウ酸食塩泉、タールのような独特なにおいが鼻を突いてくるのは今まで経験したことがなかったので違和感があったなあ。味はしょっぱくて後味に苦みが走る初経験のお湯でした。


お楽しみの夕食は、山菜・川魚などをふんだんに使ったもの。

アケビの弦・そうめんかぼちゃというのは初めて食べたと思う。刺身や陶板焼きには魚介類とこの地ならではの料理が多かった。

〆に出されたみそ汁。具は大根の千切りのみとシンプルながら、これほどまで煮干しがたっぷりと効いたみそ汁は久々に食べた。

ちょっと違うが昨日のお店のスープに匹敵するくらいに驚き。

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