Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2010年4月分】
今月の実食数 ラーメン 14 (新規店 5)
蕎麦 2 路麺 2 うどん 0
今年の実食数 ラーメン 55 (新規店 19)
蕎麦 8 路麺 12 うどん 1

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(3杯)
大喜(2杯)、笑の家
【おいしかった】
(11杯)
麺彩房 五反田ピース昭島大勝軒
えんや一蘭 立川なおじ(新橋)和っ2
山頭火 五反田立川駅南口の屋台
増戸大勝軒Ozy's Dining 魚魚‐toto
【まあまあかな】
(0杯)
  


 4月30日(金)
魚らん坂を越えて古川橋の「笑の家」は久しぶり。

ランチタイムはライスが無料になったので、ラーメン+ライス(700円+0円)。お好みは無指定で。

豚骨が良く染み出て、鶏油が強めに効いているのはここらしい味わい。というか正しい家系です。麺を硬め指定にする人が多いのですが、このスープには指定なしのほうがモチモチ感があって個人的には好きなんです。

ライスに豆板醤と、スープに浸した海苔をトッピングするのが美味しい食べ方ですね。


 4月29日(木)
「増戸大勝軒」で中華麺・少なめ(788円−105円=683円)
いつもながら煮干しがピシッと全体を引き締めているスープに、柔らかめの麺の組み合わせは好みが分かれるかもしれませんが、個人的には好きなラーメンです。

近隣に永福町大勝軒系は、あきる野・昭島・河辺がありますが、個人的に安心感を感じるのはここ。
14時過ぎでほぼ満席という人気店です。



夜は、立川の「Ozy's Dining 魚魚‐toto」で特別な食材を用意した貸切イベント。道産子としては非常に懐かしい食材です。でももっとクセがあるほうが好きかも。

限定提供の、竹岡式ラーメン。
麺は竹岡式ではポピュラーな都一@千葉の中華そば(乾麺)を使用。味付けはチャーシューの煮汁を使用した化学調味料未使用の竹岡式ラーメン。

ここらしい優しい印象の竹岡式ラーメンでした。
こんなラーメンも作ることができるのは、料理の幅が広いからでしょうね。


 4月28日(水)
遅い帰宅時間に小腹が減ったので立川駅で下車して、「立川駅南口の屋台」へ。軽トラの屋台です。どこもそうですが道交法改正以来、めっきりと屋台が減ってしまったのはご存知のとおりで、新たに営業できているのは珍しい。味は醤油・味噌・塩で、トッピングも数種あります。

中華そば(600円)、突出したダシは感じませんが、物足りなさはなく、表面に浮いた背脂の香ばしさが特徴的なスープになっています。味付けはやや甘めの醤油味。
麺は細麺で軽くウェーブがかかっています。適度な茹で加減。湯で時間からして、屋台としてはこれが正解でしょう。
で、薬味がなぜか刻みタマネギなんですね。かと言って、味わいは八王子系ではない。でも個人的には好きな味。

店名を聞くのを忘れてしまい、「立川駅南口の屋台(仮)」としてありますが、味噌・塩もあるので、再訪必須なんです。いわゆる屋台の透き通ったスープではなく、なかなか手が込んでいるように思えます。


 4月25日(日)
久しぶりに「山頭火 五反田店」で、しょうゆらーめん(850円)

やっぱり、ここならではの昔の味わいはやめてしまったんですね。
以前の印象なしで食べると、普通に美味しいです。


 4月24日(土)
先日、立川ラーメンスクエアの「和らーめん T.KINOSHITA」がリニューアルして、「和っ2」になりました。正確には「和らーめん・和歌山らーめん」なので、和×2で和っ2とのこと。従来の、塩・海老味噌・つけ麺がなくなり、かわりに和歌山ラーメンを提供するようになっています。

熟玉和歌山らーめん(780円)
白茶濁でクリーミーなスープは、唇がくっつくほど動物系のエキスが染み出ているものの、ニンニクが強めのため、和歌山ラーメンらしい動物系が消されているのが残念。

和歌山ラーメンとしてはさっぱりとした味わいで、味付けも薄めのため、個人的には和歌山で食べたラーメンとは異なる印象でした。
ここ数年和歌山に行っていないので何とも言えませんが、和歌山ラーメンの進化系? なのかな?


 4月21日(水)
「ヒノマル食堂 つけ麺 なおじ」へ。新橋の居酒屋である「ヒノマル食堂」と、新潟ラーメンの「なおじ」@目黒のコラボレーションとして、昨日オープン。新橋烏森口からすぐのガード下にあり、以前は「羽衣」という中華店でした。

ラーメン 500円、つけ麺 550円からという良心的な値段設定は、立ち食い・セルフサービスならではでしょう。営業時間が朝6時〜翌1時なので、朝ラーから飲んだ〆までをサポートできるのかも。

夜ラーセット(ラーメン・ハイボール) 650円
ラーメンは表面に油が多く浮いていますが、見た目よりしつこくない口当たりです。生姜が強く効いているので、サッパリ感があります。温度は熱々。目黒は粘性のある豚骨和風系なので、これは意外でした。終始、生姜の強さで終わったしまうのですが、個人的には好きです。

麺は細麺ほぼストレートで、適度な硬さの茹で方。これまた意外でした。目黒は太麺で、新潟産の米粉を練りこんだヘヴィーさがあるので、全く違う系統の麺。たぶん、スープに合わせて細麺にしたのでしょうけど、目黒のラーメンの雰囲気を知っている人なら、あまりの違いに戸惑ってしまうのではないかな。

セットのハイボール、通常は300円なのがラーメン・つけ麺とセットにすると半額になるのですが、新橋経済新聞に掲載されたここの記事によると、ハイボールを日本一安い価格で提供する構想もあるということで、個人的にはおおいに期待していたのですが、150円では最安値とは言えないでしょう。自分が知っている限りでは、90円を切らないと(笑)

また、開店して間もないことから、立ち飲みができるほどのメニューはなかったので、時間を置いてまた行ってみようと思います。ちなみに、ヒノマル食堂は新橋西口商店街にあり、いつも混んでいるので、夜メニューに期待しています。


 4月18日(日)
なぜか早朝に「一蘭 立川南口店」へ(笑)

天然とんこつラーメン(790円)を、こってり度=こってり、秘伝のタレ=2倍、ネギ=青ねぎ、麺のかたさ=かためで。
辛さを増すのもアリですね。かなり赤みを帯びて、ピリ辛のインパクトが増します。


 4月17日(土)
立川ラーメンスクエアの「らーめん えんや」は、「味噌屋 庄左衛門」の跡に今月4日オープン。埼玉で父親が営む同名店を息子が受け継ぎ、第5回ラーメントライアウト優勝というのは期待が持てます。

ラーメン・つけ麺とも、塩・柚子・梅しそのラインナップ。初めてなので、えんやらーめん(750円)。

スープは透明感があり、ちょっと濁りのある、いかにも塩ラーメンというもの。突出したダシは強くないものの、優しく奥深く物足りなさはないです。味付けは塩ベースで、まろやかさよりシャープながら、塩が立ってはいる訳ではない。表面には細かい油が浮いているものの、さっぱりとしています。

麺は太い平打ちで、軽くウェーブがかかっていて、モチッと感がありながら、歯切れの良さを併せ持っている面白いもの。つけ麺も面白そうです。

個人的にはこのような清楚なスープもアリだと思いますが、もう少しベースの鶏が強めでも良いし、あとは温度が低めなのが気になりました。


 4月13日(火)
先日に引き続き、湯島の「らーめん 天神下 大喜」へ。
目的は2010年限定メニュー、胡麻辛子とりそば 900円。夜の部20食限定。ちなみに昼の部の限定は、煮干とりそば(太手揉み麺) 900円。こちらも20食限定となっています。

鶏スープをベースに、ゴマ・干し海老・鶏そぼろを加えたスープ。まろやかさがあり、ちょっとピリ辛で温まります。
麺はこのメニューのための太麺。ネッチリとした歯切れが独特です。そのために、この麺の食感は好みが分かれるかもしれませんが・・・。

昼の限定も食べてみたいです。


 4月11日(日)
昭島駅至近にある未訪問の「三河餃子房 門前屋商店」に行ってみたところ、営業していませんでした。月火休みのはずなのですが、たまたまでしょうかね?

気を取り直して「昭島 大勝軒」。歴史のあるお店ながら、一旦閉店後、昨年再オープンしたお店です。行列はあったものの、少し待っただけでカウンタに着席できました。

中華麺(700円)、でかい丼にはたぶん2玉・300gの麺が入っています。永福町大勝軒らしい煮干しが効いた醤油スープ。やや濁っているのと、表面の油が少ないのは意外。全体的とさっぱりとしています。

麺はもちろん草村商店。中太の縮れの柔らか仕上げ。これも特徴なんでしょうね。後半はスープを吸って、二度楽しめるということでしょうか。麺は硬くなきゃ!という人には合わないでしょう。

自分はそうではないので全くかまいませんが、硬めも食べてみたいものの、そんなオプションを聞いてくれるかは不明。ちなみに旧店では不可でしたからね。

個人的には、満腹感と単調さに飽き気味になってきました。卓上の胡椒・ラー油・酢(酢は個人的にありえないですが)で、味を変化させながら食べ進みました。


同じく永福町大勝軒系の「河辺大勝軒」と比較すると、煮干しの強さ、表面の油の多さ、麺が硬さが全く異なり、個人的には輪郭がぼやけたタイプに思えてしまうのですが、こればかりは個々人の好みなので、どちらが好きかは食べ比べをしてご判断下さいませ。


 4月9日(金)
湯島の「らーめん 天神下 大喜」は久しぶり。
知り合いとウーロンハイを飲みつつ、餃子をつまみつつ楽しく歓談。

〆に醤油らーめん(680円)、丼が「大喜庵」と同じく切立ちになり様相は変わったものの、煮干しを主軸としたスープは相変わらず奥深く、出汁・味付け・油・麺など丼の中にある要素のバランスに唸ります。個人的にはもはや完成形。

太麺のもりそばも大好きですが、ラーメンを食べると、これでいいんじゃない?と思ってしまいます。そんなどれも隙間のないラーメン・つけ麺が食べられますので、もし未訪問の方はぜひとも試して欲しいお店です。


 4月4日(日)
先月末に牛浜にオープンした「らーめん ピース」に行ってきました。新奥多摩街道に面する、元・ラーメンショップの場所です。店名が変わっていたので気になっていたのに、その由来は聞き忘れてしまいました(笑)

メニューは、ラーメンとつけ麺を主軸としたラインナップで、売り切れとなっていた淡麗煮干ラーメンが気になるところです。

らーめん+煮卵(650円+100円)、茶濁した豚骨・鶏がしっかりと染み出た動物系のスープと、煮干しなどのくっきりとした和風魚系を加えたWスープです。味付けは醤油ベースで、粘性の少ない家系に和風味をプラスしたような印象を受けます。

麺は中太のほぼストレートでヨリが入ったもの。加水が高めで、適度な硬さとサクっとした歯ごたえがあり、これはこれでありだと思います。鈴めんと菅野製麺の麺箱が置いてあったので、ラーメン・つけ麺で麺を使い分けているのかもしれませんが、たぶんこの食感からすると前者なのかも?

なかなか面白い味に仕上がっていると思いますが、個人的には半年・1年後に行って参ります。


 4月2日(金)
ランチに「麺彩房 五反田店」へ。07年オープン以来なので3年ぶりの訪問となります。製麺で有名な大成食品の直営店で、中野(沼袋)が本店、西日暮里にも支店があり、成田(元・八千代)には関連店「中華そば 麦家」があります。

客席が多いわりには混んでいて、少し待って着席。メニューは以前と基本的には変わらず、ラーメンとつけ麺のラインナップ。基本の値段が50円上がったことと、旨辛つけ麺と、夜限定のまぜそばが加わった程度の軽微な変更。

中華そば(700円)、豚骨+魚系のWスープは相変わらず。
以前に比べて味付けが薄目になったような気がしますが、未新しいものは感じられず。いや、実際は進化しているのかもしれませんが、3年ぶりに食べたので、そこまで感じ取ることは無理です。

麺は中太で、硬めでありませんが、歯切れの楽しさよりも、しっかりとしたモチッとした食感。気持ち短めでしょうか。

味わいは開店当初と同等の印象だったものの、具の配置は間違いなく以前の方が上だったのは残念。

ラーメンだけでなく食べ物一般的に、見た目で最初のイメージを抱いてしまうという傾向があります。それはラーメン店だけでなく、飲み屋さんでのつまみも一緒。
同じ程度の食材を提供するなら、盛り付けのレベルを引き上げてがんばってほしい! と思うところです。手間はかかるでしょうが、一手間をかけることによって、食べ手の印象がガラリと変わることは間違いないです。