Ｍａｎ太郎の日記風ラーメンメモ 【2006年12月分】

今月の自分勝手なラーメン好み度です

　今年の〆は地元の「太公望」で。ついさっきまで知り合いが来店していたらしい。

　醤油ラーメン（６５０円）、ふわっと魚介系の香りが立ち、いつもながらの優しい味。合わせる中太麺がプリップリで口の中で踊る楽しさがあります。チャーシューのフレッシュさと手裂きメンマはお気に入りです。

　平和島の「ラーメン　髭」で未食の油そば（７００円）、醤油ダレ・背脂をはじめ麺・野菜はラーメンと同じといいながらも印象が違いますね。玉子の黄身が茹であげの麺で半熟状になります。

　自家製麺の特徴を素直に感じられ、ビールのつまみにも合うメニューですね。

　４日に感動した水天宮前の「板蕎麦　蔵王」でまったり。芋焼酎がまたいい。

　今週から朝・昼は温そばを提供しているのだそうです。これも楽しみです。（画像）

　１４日に引き続き五反田の「立呑み Manoa マノア 」へ。ここのつまみは安い割りに一手間かけてあってとてもお気に入り。

　〆の蕎麦は石臼挽き粉を使用して上質です。（画像）

　知り合いらと日本橋or茅場町の「支那そば　八島」へ。初となる海老炒めや定番の鶏唐揚げなどなどを食べて、〆にエビ塩ワンタンつけ麺。麺が変わってから初めての冷やした麺はとても良いです。

　相変わらずの満足感。

　福生の「つけめん　美豚」でらーめん（６５０円）、１５時までのランチサービスは味付玉子をチョイスしました。

　鰹節を一番強く感じます。熱々スープなのに魚介系の香りが飛んでいないのは直前に温めるからでしょうか？　それに滑らかで硬めの麺がしっかりと主張しています。黒豚のチャーシューは柔らかくていいですね。味付玉子は中心部が半熟トロトロでした。これがサービスなのはうれしい限りです。


【年末年始の営業情報】
お店に掲示されていました。年末年始は無休です。
30土 11:30-4:00
31日 11:30-4:00
1月 11:30-23:00
2火 11:30-23:00
3水 11:30-23:00
4木 11:30-4:00

　福生の「らーめん　雫」に行くと行列なしで、先客は４人、後から２人とすっかり落ち着きました。このくらいなら来店ペースがあがりそうですね。

　鶏と魚介の雫（醤油味）６５０円、いつぞやの海老風味がガッツリと主張するスープとは異なり、その風味はあるものの全体的にうまくまとまった感じのスープでした。

　ここのお店は厨房内から真面目さが伝わってきます。なので食べるのも真剣になってしまいます。


【年末年始の営業情報】
まだ決まっていないそうです。
年末は２８日ごろまで、年始は未定。

　１８日にオープンした竹の塚の「武藤製麺所」は湯島の大喜出身。以前、大喜に行った際にご主人から紹介されたこともあり、ちょっと遠いけど行ってみました。

　わんたん鳥そば（８００円）、白髪ネギが山盛りになり透明感のあるスープのせいもあって、見た目が綺麗です。鶏が穏やかに効きやや薄目の味付け。麺は自家製麺の細麺ストレート。適度な硬さを残した茹で方で、小麦がフッと香り上質さが伺えます。

　非常に丁寧に作られたことが伝わってくる一杯でした。これからまだまだ進化をしていくんでしょうね。楽しみなお店です。年明けには飲むこともできるようになるようです。

　五反田の「立呑み　Manoa　マノア」は目立たない場所にあり隠れ家的なお店です。つまみが３００円からと安価で、どれも味付けがいいし一手間かけてあるのがお気に入り。

　〆にはお店ご自慢の蕎麦。石臼挽き蕎麦粉を使用した自家製です。機械打ちながらしっかりとした食感で、つゆは鰹節が強く効き甘さ控えめと好みの蕎麦です。それが２〜３人前１０００円と安い。

　店名とは異なりイスがあるので疲れません。（画像）

　茅場町（住所は新川）の「南薩摩料理・焼酎　ちゃだま」はその名のとおり南薩摩名物である知覧鶏が食べられ、九州の芋焼酎の取り揃えが充実しています。知覧鶏は硬めで旨さがギュッと凝縮されているような印象を受けました。

　〆には大抵の人が鹿児島ラーメンか鶏飯を食べています。鹿児島ラーメン（６８０円）、クセのない獣系スープはさっぱりとしていて飲んだ後でも食べやすい。麺は白っぽい細めのストレート。硬めではないけど違和感はありませんでした。

　ここの焼酎のラインナップはいいです。再訪必須。

　日本橋or茅場町の「支那そば　八島」で塩ラーメン。ダシがしっかりと効き深みがあり、味付けのひんぎゃ塩がシャープさと相まってとても好みの味です。

　先日から製麺所を変えたことで、さらにレベルがアップしました。つけ麺もいいと思います。

　年内には少なくとも１回は行っておきたいところです。

　自宅からすぐの「蕎麦　よしの」で、せいろ（７５０円）

　緑色がかっていて利休鼠とでも言うべきか。食べる前から蕎麦のいい香りが漂います。しっかりと引き締まっていながらしなやかさがあり、また、水切り加減が絶妙なんですね。何もつけずに食べ進めます。

　つゆは鰹節のイノシン酸たっぷり。薄目で大人しい味。この組み合わせは個人的には最強の部類です。

　もう一つのお楽しみは蕎麦湯。白濁ポタージュ系で、猪口に注ぐとこんな感じで粒々が見えます。
見た目どおり濃くて、いつもつゆがなくなるまで飲んでしまいます。（お店の様子）


【年末年始の営業情報】
12/30まで、1/2から営業

【年越しそば】
生そば 一人前 \750
28日ごろまでに予約をして31日にお店に取りに行くと、自宅でこの蕎麦が食べられます！
（つゆ付きなのかは未確認）

　地元の「特一富屋」にて、お気に入りのラーメン（醤油）　６５０円。

　簡単に言えば豚骨醤油。でもそれに鯖節などの強い和風の旭川ラーメンです。
　産地直送の少加水のボソッとした麺がいかにもそれらしい。
　チャーシューがまた好みの味なんです。


【年末年始の営業情報】
12/31は15時ぐらいまで
年始は1/3から営業

　大門の「中華そば　集来」で手打ラーメン（５７０円）。

　魚系が強く効いたの熱々スープに手打ち風ピロピロ麺が合いますね。
　これからの季節には身体が暖まっておすすめです。

　知り合いの紹介で、水天宮前の「板蕎麦　蔵王」に行きました。
　いやー、びっくりしました！　まずお店の造りが立ち食いそばじゃありません。トイレではお香をたいているんですよー、綺麗で女性も気軽に立ち寄れる雰囲気です。

　焼酎の取り揃えが面白く、お店のおすすめをいただきました。

・縁（えにし）＠鹿児島
　森伊蔵を意識して作られたそうで、高級料亭やホテルのレストランにも採用されているとか。
　確かに癖がなく日本料理にも合わせやすい味ですね。

・克＠鹿児島
　初代魔王の杜氏が仕込んだ焼酎。
　深みもあり個人的にはかなり好きな味でした。

・青酎＠青ヶ島は個人的に好きなんですね。
　嘉多蔵＠市谷にはありましたけど、なかなか置いてないですよ。ガッツリと男っぽい焼酎です。


　〆の板蕎麦は、あらきそば＠秋田のような極太ゴツゴツではなく、やや細めの十割。押し出し式製麺機らしい硬めの食感でのど越しがいいです。もう少し蕎麦の香りが強ければよりいいんでしょうけどね。

　つゆは鯖節が多めなのが特徴的で、これは好みが分かれるかな。やや尖っていてもう２・３日寝かせると印象が変わると思います。

　定点観測したいお店です！　（画像）

　長いことの宿題であった相模原（最寄りは町田）の「ラァメン家　69‘N’ROLL ONE」（ロックンロールワン）へ。店名が変わっていますがリーゼントのご主人を見ると由来がわかるのかと。

　味は三つあり、
・１号ラーメン　かつお風味スープ・・・（未提供でした）
・２号ラーメン　比内地鶏１００％スープ
・３号ラーメン　しお味
　をベースとして、チャーシュー・味玉（秋田比内地鶏味玉 ）のトッピングのみ。
　初来店なので２号味玉ラーメン（８５０円）にしました。１日１００食限定だとか。

　一度に多くて４杯しか作らず厨房の中は眼光鋭いご主人のみが切り盛りをしていて、洗い物をこなしながらの対応のため時間がかかり回転は良くないです。カウンタ８席のみで店名から安易に想像できるＢＧＭはなし。静寂して緊張感のある中で、ラーメンを啜る音が響きます。

　作るたびに具材の準備を整えてスープは都度雪平鍋で温めているなど丁寧さが食べてによくわかるのがオープンキッチンのメリットなのでしょうね、食べる前からラーメンに注ぐ情熱がひしひしと伝わってきます。

　想像していたより鶏の風味は控えめ。醤油がキリッとしていて、醤油味大好きな自分にはかなり好みの味付けです。細麺ストレートは適度な硬さ・しなやかさがあって、印象としてはラーメンと言うよりも素麺？という独特の食感があります。

　面白い！　こんなラーメンは初めて食べました。

　ご主人は同じ市内の某店出身で幾度かお邪魔しました。そのお店のどのラーメンとも印象はかなり異なり、本当に食べて欲しい人だけに提供したいということなんでしょう。お店の外に５・６人待ち＋店内８人待ちながら、食べ終わるまで１時間半かかりましたが食べる価値は十分あるでしょう。

　地元の「福輪家」は野菜ラーメン専門店。未食の味噌が目的です。

　味噌野菜ラーメン（８００円）。レンゲの海老油＋鰹節はどうなのかちょっと不安だったけれど、違和感は全くないです。炒め野菜は塩・醤油よりも味噌の方が好みかも。

　１２／１６〜２２日はお店の畑で採れた柚子のプレゼントがあるようです。