10月  Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2005年10月分】
今月の実食数 ラーメン 13杯 (新規店 4店)
蕎麦 18杯・うどん 1杯
今年の実食数 ラーメン 146杯 (新規店 32店)
蕎麦 123杯・うどん 21杯

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(5杯)
いぬい元がんこ三田八島
大学ラーメン共楽
【おいしかった】
(8杯)
四天王集来やまちゃん
ぼんくら八京かん世
(2杯)、鏡花
【まあまあかな】
(0杯)
 
【もう行かない】
(0杯)
 


 10月30日(日)
 立川の「らーめん愉悦処 鏡花」はメニューの名称がすっかり変わってしまったほど久しぶりです。今昔鶏想麺の進化系が幻(まぼろし)、○○豚想麺の進化系が和(なごみ)となり、新たに加わった八王子系鏡花風ラーメンが幸(さち)でつけ麺もありました。

 和・塩味(690円)、鶏白湯に豚骨と魚介の隠し味だそうですがどれも突出せずに穏やかなスープに仕上がっています。幻に使っている透明感のある麺に対して白っぽく加水が低いのでしょうか、サクッとした歯ごたえは好みです。太いメンマは健在。

 名称は変わりましたがバランスの良さはいかにも鏡花というラーメンです。

 デジカメのメモリを入れ忘れてしまったため携帯で撮ってはみたのですが、あの店内のピンスポットだけではやはり無理、全然美味しそうに見えないので画像のアップは割愛しました。


 10月29日(土)
 西八王子の「手打蕎麦処 いっこう」は、先日の自遊人の蕎麦特集で紹介されていましたが住所・電話番号が非公開になっていますので、本サイトではその趣旨をくみ取り同様の扱いとさせていただきます。また、デジカメ撮影がNGで画像なしです。

 テーブル2席が2つと6席のみの店内、照明を上手に使っていて、暗めの店内にちょうど手元にスポットが当たるようになっていて雰囲気がいい。

 蕎麦は冷・温がそれぞれ数種類づつとシンプルな構成で、夜は予約のみで蕎麦会席があります。1日5食限定の生粉打ちせいろ(900円)、今日はいつもと違って丸ヌキを使ったため、玄蕎麦挽きぐるみのせいろより白っぽい仕上げでした。適度な香りと食感を有し、瑞々しい蕎麦でした。器が凝っていて聞けばご主人作なのだとか。

 日本酒・焼酎が揃えてありゆったり過ごしたいお店です。雑誌では西八王子駅徒歩10分となっていますが、偶然お店にたどり着くことはまずない住宅地にひっそりと佇んでいます。(お店のレポ


 10月26〜28日(水〜金)
(順不同)

 東銀座の「中華そば 共楽」でワンタンメン(750円)、昼食を食べ損ねた夕刻だったのでランチタイムとは味わいが異なり、油が効いているのが特徴的な一杯になっていました。個人的には昼の方が食べ慣れていることもあって好みです。昔ながらの柔らかくスープが染み込んだワンタンが6個追加されて実質150円。



 浅草橋の「ひさご」は駅東口至近距離のガード下にある小さなお店です。天ぷらそば(300円)、こちらもかけそばが240円なのでかき揚げは60円。香りと食感のいい生麺茹でたてで上質です。衣多めながらふわふわのかき揚げに濃いめのつゆが良く合っています。この周辺では一番好みかも。(画像

 豊洲の「とんぼ」は夜は立ち飲みになります。生麺を茹で上げてあり時間帯によっては茹でたてを食べられるようです。ややボソッとした変わった麺でつゆは普通。かき揚げは自家製で種類が多いです。(画像

 神楽坂の「山吹」にてかきあげそば(300円)、注文を受けてから麺を茹で始めます。上品なつゆとの組み合わせがいいです。(画像


 10月25日(火)
 浅草橋の「入船」へ。一見すると普通の蕎麦屋さんのようで外からは店内の様子がわかりにくいためやや入りにくさを感じる人がいるかな。かき揚げそば(330円)、かけそばが270円なのでかき揚げは60円という安さの割りにサクサクで軽いです。細めの生麺に醤油の風味たっぷりのキリッとしたつゆ。落ち着いた店内の雰囲気もいいです。(画像



 先週に引き続き新宿ゴールデン街の「凪」へ。今日は焦がし味噌(800円)に丸究チーズ味噌(700円)という某店のパクリバージョン。

 焦がし味噌はその名の通り焦がした味噌の風味がメインで、その香ばしさが特徴的です。個人的にはやや重かったですが、好きな人が多いと思います。

 丸究チーズ味噌は甘めの味噌とチーズの組み合わせで、ダシよりもそちらがメインになっています。モッツァレラチーズを使用した某店よりもさっぱりとしていて、個人的にはこちらの方が食べやすい印象でした。

 真剣にこれらのラーメンを目指している訳ではないでしょうが、たまにはこういうのもいいのかなと。もちろんその技量がなければ真似とはいえここまでのレベルにはならないでしょうから。来週はどんなラーメンで来るのかな。

 その次は「めじろ」@代々木の店舗を借りて、11月13日・20日・27日の12時〜21時の営業になるとのことです。


 10月23日(日)
 中神(昭島市)の店舗を7月末で移転のため一旦閉店したものの開店の予定が遅れていた「元祖長浜 大学ラーメン」へ。移転前の黄色いテント・暖簾が目印として刷り込まれていて、それがなくなっていたので一旦通り過ぎてしまいました。屋台風の客席になり地下にも席があるようです。今日は快晴でぽかぽかと暖かいのでほぼオープンスペースになっていました。

 そのほか移転前と異なるのは、(1)ラーメン類の値段が50円安くなった。(2)つけ麺が常設メニューになった。(3)高菜が有料(50円)になった。(4)ご主人・女将さんの他にホール担当の女性がついた。(5)ラーメンの丼が変わった。(6)焼酎が飲めるようになった。(7)雑誌類がなくなりすっきりした など。

 ラーメン(600円)は従来どおりピュアな豚骨で臭みは全くなし。以前に比べて自然な甘みが増してより一般受けするかな、好みの問題でしょうが個人的には以前の味も捨てがたい。替え玉をしようかと思ったのですが、その前にスープをすする手が止まらず完食してしまいました。今日のところは満腹感より満足感を選んだ次第。

 自分が知っている限りの博多系のお店で、ここのチャーシューはかなり高レベルです。つまみチャーシューで焼酎をひっかけてみたいですが駅から遠いなあ。


 10月22日(土)
 立川へ買い物にでかけたので未食だった「手打ち蕎麦 なかさと」へ。限られたスペースを有効に利用するためでしょうか、打ち場は大丈夫かと心配してしまうほどのスペース。またテーブル席は全て2席のペアシート状態と変わっています。

 メニューは冷・温の蕎麦(細うどんあり)が各種で、もりでは二八・十割・粗挽き(売り切れでした)があります。また、とりせいろは想像がつきますが、とりせいろ(塩)って何でしょうか。同じく温かいとり南蛮そば(塩)というのがとても気になるところです。

 とは言え初来店なので素直に十割蕎麦(1000円)、黒っぽくやや太めで、たまに太いものが散見されます。蕎麦の香りは適度で、粘性とボソッとした両面を持つ一風変わった食感でしたが、食べ進むと違和感はなくなります。(北海道・音威子府、長野・浅間山山麓の蕎麦とのこと) つけ汁は香りが強すぎずバランスが良くてお気に入り。蕎麦湯割りにするとさらにそれが引き立ってきました。

 連れは二八のもり蕎麦(680円)だったのですが、やや細め・やや白っぽいながらその差は僅差で、味の方も大きな隔たりはなく、こちらでも充分楽しめるのかなと。売り切れだった粗挽きが気になります。(画像


 10月21日(金)
 浅草橋の「きらく蕎麦 おがわ」へ。東口の至近距離にある路麺でひっきりなしにお客さんがやってきます。そのため厨房では常に適量の生麺を茹でては冷水で冷やすという作業を繰り返しています。

 かけそば+かき揚げ(260円+100円)、だしが適度に効いた薄目でキリッとしたつゆに生麺ならではの歯ごたえです。この値段にしてこの満足感を得てしまっていいのでしょうか、路麺の域を超えています。温かいそばももちろん充分ながら冷やすとさらにすごいのかも。(画像

 浅草橋の路麺はレベルが高すぎます、どうなっているんでしょう。



 夜は知り合いと「築地そばアカデミー」へ。その名のとおり本来は蕎麦打ち教室ですが、夜はほろ酔いタイム(19時〜21時30分ラスト)と銘打ち、適度に飲んで蕎麦で〆ることができます。

 つまみ3品/1000円に生ビール・菊姫(山廃・山田錦)・霧島(白麹)の蕎麦湯割りと水割りをのんびりと飲んで、〆に鴨汁せいろ、でもふつうのせいろでも味わってみたいのでつけ汁をお願いしたところ100円とのことで、これはうれしい配慮です。

 蕎麦は二八から一九になったんですね。しかし前回のレベルが高すぎたのでしょうか、比べると蕎麦の風味は控えめに感じました。プツッとした食感は好みからややはずれるかなあ、と意外な展開でお開き。(公式サイトほろ酔いタイム画像


 10月20日(木)
 久々に会う知り合いと待ち合わせで「支那そば 八島」へ。お気に入りのレタスのオイスターソースなどを食べつつ親しい仲間で歓談。普段見たことがないものを試したような気がしたが酔っぱらいの幻覚か。

 〆は支那そば(650円)、今日のスープはおとなしめながらもちろん許容範囲、相変わらず美味しゅうございました、満足。


 10月19日(水)
 朝はニュー新橋ビルのお気に入りのお店に行ったところ店内満員で入る余地なし。見ると至近距離に新しめのお店ができていたのでそちらへ行ってみました。「立ち呑み蕎麦 魚沼や」、もり・かけが320円からと路麺にしては高めの値段設定ですが、それに比べて揚げ物は比較的安いかな。夜は立ち飲みで八海山が450円から飲めるようです。(あくまでも最下価格であって、純米吟醸は900円也。量は不明)

 桜たぬき(380円)、わかりやすく言うと桜海老のかき揚げをバラしたような様相で他店では見かけないメニューです。かけとの単純比較では60円ですし、素人の目からするとかき揚げよりも作るのが簡単なのかしら? 揚げたてならさらに香ばしさが引き立つと思われますがタイミングが悪かったのかな、油の方がきつくて想像と違ったのは残念でした。

 麺は生麺の茹でたてでそれなりの食感が残っていますし、わざとらしい堅さはなくてなかなか。つゆは風味もあり薄味のさっぱり系でこれはこれでありですが、全体的に無難すぎてかえって特徴が少ないのかもしれません。ただ冷やしだと印象が異なりそうだったので興味があります。(画像



 夜は退社が遅くなり、ラストオーダーまで残り1時間を切った「串揚げ たけちゃん」へ。さっくり飲んで食べて¥2kに届かずながらいつもながらの満足感。

 そろそろ季節ですねー、牡蠣はいつごろから食べられるのかな、聞き忘れてしまいました。(知り合いのほぼ公式サイト


 10月18日(火)
 朝は新橋駅前ビル1号館地下にある「おくとね」へ。そば・うどんとも冷凍麺で、以前食べた釜玉うどん(340円)が美味しかった記憶があって再訪。茹であげのうどんに生玉子が半熟になり、トッピングの天かすと甘めのだし醤油がアクセントになっています。(画像



 本来は普通の飲み屋なのですが曜日限定でラーメン店を提供しているという「凪」へ。知り合いらに連れられてめざすは新宿ゴールデン街。この一帯は相変わらず時間が止まったような街並みです。通常は「ブレンバスタ」という飲み屋で火曜日のみラーメンを提供しています。

 店内が満席だったのでフライングで飲み出して、カウンタ席につくまでに1時間以上かかりましたが立ち飲みには慣れてますからぜんぜん平気。今日のラーメンは"海豚ラーメン"、まともに解釈するとイルカになりますが、当たり前ながらそうではなくて、"海の香りの豚骨ラーメン"ということらしいです。

 茶濁スープの表面には本来のスープやチャーシューからしみ出た油が浮いている程度で風味は和風、それも鰹節が極めて強く効いています。この狭い厨房の中からこの手のラーメンが出てくるとは想定外でした。

 個々のベースがしっかりとしているので、あとは組み合わせのバランスですね。今後どのようなラーメンを出してくるのかが楽しみなお店です。


 10月17日(月)
 所用のため会社休み。八王子に行ったので未食の「中華蕎麦や かん世」へ。元「てんてん」があった場所でほぼ居抜き。醤油・塩・味噌につけ麺などがベースで、山頭火@恵比寿出身らしく、期間限定で塩豚骨(恵比寿山頭火スタイル)があります。

 醤油そば(550円)、突出した風味はありませんが醤油本来の風味が良く出ていて、醤油が大好きの自分には好みでした。とは言え後半はやや単調になってくるのが好みの分かれるかもしれません。

 味見した塩そばは紫蘇が良く出て、すっきりとしたキレがありこちらの方がわかりやすいラーメンでしょうか。両方とも山頭火とは全く違ってこれもまたありかと。(公式サイト


 10月15・16日(土・日)
 岐阜方面に一泊二日の旅行に出かけました。

 昼は長年の宿題であった下呂温泉の「仲佐」へ。もっと混んでいるのかと思いきや、紅葉にまだ早いせいでしょうか、12時で先客1組のみ。奥飛騨産・長野産の手刈り・天日干しの蕎麦を使用し、手回しの石臼による自家製粉とあります。ざるとかけがベースで、料理とセットになったメニューもあります。

 手挽きざる(1050円)、細く短めの蕎麦でホシが入った挽きぐるみ。蕎麦の風味と甘み、しっかりとした食感が楽しめます。つゆはかなり濃く粘性があり枯れた鰹節の風味がたっぷりです。値段の割に量が少なく、食べ終わる前にかけそば(1000円)を追加。上品でしっかりとした甘汁ですが、やや酸味が気になるところ。

 連れの蕎麦三昧はざると冷やしなめこそばに小鉢がついています。こちら1890円で量は少ないです。手挽きのため量が限られるというのはわかりますがどうなんでしょうか。無理でしょうが夜の雰囲気も楽しんでみたいお店です(画像



 宿は奥飛騨温泉郷の新穂高温泉にある「今田館」で昨年の春に引き続き2度目。古めの建物で部屋数10の質素なお宿です。温泉は掛け流しでクセがなくおだやかなお湯です。内湯と露天風呂、広い貸し切り風呂が3つと温泉好きにはおすすめ。

 料理は飛騨牛の刺身・すき焼き・石焼きをメインに、山菜・岩魚など地のものを中心としたもの。歴史は古いながら敷居が低いのがお気に入り、なかなかよくて@¥20k。(画像



 さて、今回の一番の目的は上高地。実は以前に2回トライしていて、いずれも土砂崩れで行くことができなかったんです。国道158号線から上高地方面は自家用車では行くことが出来ませんから、離れた駐車場からタクシーまたはシャトルバスで。今回は4人だったので料金はあまり変わらないだろうとタクシーで(約¥4.2k)

 数百m歩いて河童橋に到着。ここでも充分な景観を楽しめるのですが、せっかくですから奥にある明神池まで行かねば(約3km)。起伏が少ないのと周りの景色を楽しめるので距離の割りに楽に行けます。自然の中を片道1時間歩くことはそうそう経験できるものではありません、森の空気を時々深呼吸しながらゆっくりと。目的地の景観はもちろんいいですが、自分の足で行き着けたという満足感は登山に近いかもしれません。

 これから本格的な紅葉シーズンになりますます混雑するかと思います。朝早いお出かけが駐車場・散策道がすいていていいと思います。平日は観光バスが入れるので大混雑なのだそうで、土日の方がすいているとのことです(画像



 昼は帰り道の松本・浅間温泉にある蕎麦店。知り合いから教えて頂いたのですが、店名のみだと引力は大きくないですよね、「あるぷす」。明治27年創業で、「せとや」→「アルプス」を経て今の店名になったそうです。現在は三代目のご主人が切り盛りしています。

 通常メニューは、もり・かけをベースに種々取り揃えてあり、それぞれ1日15食限定の水そば・十割そばがあります。水そばは売り切れだったので十割そば(1000円)、均等幅の綺麗な蕎麦で、新蕎麦ならばもう少し蕎麦の香りが欲しいところではありますが、サクッとした歯ごたえが特徴的です。つゆは鰹風味は控えめで甘みがあってバランスがいいです。

 かなわないとは思いますが夜に来てみたいお店です。(画像


 10月14日(金)
 今週3回目となる田端の「かしまや」で冷やしかけそば+ちくわ天(270円+90円)、エッヂがきっちりと立ちしっかりとしたそばです。冷たいつゆは風味がたっぷりでこれまたいいです。(公式サイト画像



 夜は知り合いらと三田の「串揚げ たけちゃん」へ。サクッと軽い揚げ物にウーロンサワー・濃いめですっかり良い気持ち。その後投げ。(たけちゃんのほぼ公式サイト画像


 10月11〜13日(火〜木)
 新橋駅前ビル1号館1Fにある「八京」は久しぶり。50円ほど値上がりしましたがこの地でラーメン500円は安いです。余計な油は浮いておらずチャーシューから染み出た細かな油が浮いてくる懐かしい醤油味。

 新しい味もいいですが、こういう味を忘れてはいけないのかなと。



 「元・がんこ 三田」は最近知り合いが行っている回数の方が多いようで、入店するとやっぱりそのツッコミが(笑)

 中華そば・コッテリ・やや薄指定(700円)、コッテリは久々です。アッサリに比べると細かな背脂が追加されるのでまろやかさが増します。ストレートにスープを楽しみたいのならアッサリですがこちらも捨てがたい。

 食べ終えてお客さんが誰もいなかったのでしばしお話しタイム。なお、季節メニューの冷やしはすでに終了してました。



 路麺では、JR品川駅コンコースにある「常盤軒」にてかき揚げ天そば(380円)、だし風味のつゆにゆるい茹で麺のいわば正しい駅そば。かき揚げは冷えててぶよぶよながら、アミの風味たっぷり。小さなゲソがポイントになっています。(公式サイト画像



 田端の「かしやま」は初。そば・うどんとも自家製麺の生麺で、茹でたてが食べられます。またつゆが突出してはいないものの適度な和風風味があって安心感のあるつゆです。揚げ物は白っぽくて低温で時間をかけて揚げているのでしょうか、フワッとしていながらサクサク感があってかなり好きな部類です。

 気に入ったので二度行きました。最初は天ぷらそば(300円)、二度目はもうじき終了となる冷やしかけうどん+春菊天(270円+90円)、いずれも満足度が高かったです。(公式サイト画像


 10月9日(日)
 八王子に買い物がてら、未食だった日野の「ぼんくら」へ。府中の「たまぞう」の味を継承しているお店。味は、豚骨(ぼんくら)、正油(侍)、豚骨醤油(ごっつ)と、ぼんつけがベースです。サイドメニューはチャーシューまんまなど。

 番号を入力する自販機で食券を購入するようになっています。ぼんくら(600円)、白茶濁スープは豚骨ベースのまろやかなもの。表面にトッピングされている黒褐色の粉末はナッツ類と背脂を揚げたもののようです。風味は香辛料が強く、スープと合わせると独特の味付けになります。

 麺は細めのストレートでサクッとした歯ごたえが楽しいです。肩ロースチャーシューはしっかりとした味付け。青葱がたっぷりなのはうれしいです。あとは菜の花のようだったけれど、季節じゃないから違うのかな。

 値段も安くてなかなか楽しめるラーメンです。


 10月7日(金)
 昼に東銀座の「博多 長浜屋台 やまちゃん」へ。5人で5分待ち。長浜ラーメン・油少なめ・バリカタ(600円)。明らかに油少なめのオーダーが通っていなかったので替え玉はなしでサービスの半ライスにしてみました。今日のスープは好きな部類だったの残念。



 夜は池尻大橋の「夜雲」へ。中目黒にあった「八雲」が移転して、夜は酒・肴をメインとしたお店になり、店名も変わります。運が良ければつけ麺が食べられますがラーメンは昼のみになっています。

 つまみは各種あってなかなかだけど場所柄値段は高め。酒・焼酎もが各種あってかなり楽しめます。明るいカウンタ席に反してテーブル席は雰囲気重視のため画像がイマイチだったので画像なし。


 10月3〜6日(月〜木)
(まとめ更新・順不同)

 仕事で遅くなってきわめて空腹だったので帰宅前にラーメン。「四天王 田町店」で豚骨塩ラーメン(600円)、綺麗な白濁スープはちょっと綺麗すぎるかな。味はもう少し奥行きが欲しいところ。辛くない高菜が入っているが個人的には不要。飲食店を数多く手がけるコロワイド社が経営母体です。



 大門の「中華そば 集来」。いつもは手打ちばかりなので、たまにはノーマルのラーメン(540円)、手打ちに比べて−30円。煮干しと生姜が効いた熱々でたっぷりのスープが好みです。麺は普通の太さのストレートでこちらもいいですわ。



 東京駅八重洲中央口・北口の中間あたりにある「ひとつぎ亭」は3度目かな、しばらくぶり。おとなの週末の立ち食いそば特集で取り上げられていました。(実際は立ち食いではなくカウンタのイス席ですが) なす天そば(320円+120円)、山形の蕎麦を自家製粉した生麺だそうで、それなりの食感が楽しめます。つゆは悪くはないですがもう一つ特徴が欲しいかな。



 さて、ここから路麺の聖地と言われる浅草橋。いよいよ足を踏み入れてしまいました。どれも個性的なお店で結局3連発になってしまいました。(もちろん別の日です)

 まずは浅草橋駅西口から徒歩5分くらい、東神田交差点近くの看板に名前のないお店、通称"黄色い看板のお店"、正式には「スタンドそば いとう」と言うらしいです。かき揚天そば(300円)、かけが210円というリーズナブルな価格設定です。茹で麺で揚げ物は自家製。

 濃いめのつゆは独特の風味と甘めがあって、ソフトな麺との組み合わせがすばらしいです。立ち食いは生麺・揚げたてがベストではないことを認識できるお店です。(画像



 同じく浅草橋駅西口から徒歩5分くらいにある「そば処 たけみ」、看板にあるとおり自家製麺のお店で、カウンタイス席でゆとりがあります。かき揚げそば(370円)、茹でたては生麺はボソッとした食感が残りつつしっかりとしています。つゆは節系が効いていてこの値段で食べられるのは驚きです。(画像



 浅草橋駅東口近くにある「文殊」は両国に本店があり浅草にもお店があるとのこと。狭めの店内でカウンタイス席で夜は飲めるようです。かき揚げそば(320円)+朝は生or茹で玉子サービス。生麺の茹でたてならではの食感にさっぱりとしたつゆの取り合わせがいい。(画像

 浅草橋にはまだまだいろんなお店があって、散策していて楽しい場所です。


 10月2日(日)
 未食だった青梅の「蕎麦 榎戸」へ。昨年開店した新しいお店です(開店時期は聞き忘れ)。14時ごろになってしまい公式サイトでは売り切れで終了と心配でしたが大丈夫でした。ランチタイムをはずしたおかげでちょっと待っただけで入店できましたが、季節・時間帯によっては時間がかかるかもしれません。

 メニューは、せいろ・ぶっかけ、温かい蕎麦は天ぷらそばのみ。個人的にはかけが欲しいところでしょうか。連れはせいろ(700円)、自分は数量限定の十割そば(1000円)。画像を見てもそうなのですが、実際の見た目もほとんど変わりません。しかし食感は大きく異なり、せいろでも充分な蕎麦の風味と食感がありますが、十割はそれを濃くしたようなしっかりとした食感で重厚感があって全く別の蕎麦です。

 つけ汁は鰹節が強めに効いています。蕎麦につけて食べている限りではあまり感じなかったのですが、蕎麦湯で割ると適度な甘みがあってこれがまた蕎麦湯に良く合う。つけ汁が余っていたので蕎麦湯をおかわりしてしまいました。

 なかなかのお店がお手軽な場所に出来て良かった。(公式サイト画像


 10月1日(土)
 ひさびさに福生の「いぬい」へ。12時前ですでに満席と相変わらずの人気店です。作成工程上どうしても時間がかかるようですが、初めての人は少なくて相席した親子連れのお父さんは通い詰めてかれこれ30年になるとかで、お子様も慣れたもの。なのでできあがりが遅くても文句を言う人なんかいません。

 中華そば・並(400円)、甘めで独特の油と醤油スープが妙に好きで、ここならではの柔らかい麺はスープを充分に吸い込んで味があります。一度だけ今では無理でしょうが、ある条件が重なった時にたまたま硬め(通常店の普通の硬さ)の麺だったことがあるのですが、はっきり言って合いません、というかありがちな八王子系のようでおもしろさがなかったですよ。全然流行の味ではないので、食べ慣れていなくて違和感を感じる人もいるかと思いますが、ここのラーメンの持ち味はこれなんですからダメなら仕方がないです。

 裏メニューのチャーシューを頼んでいる人が結構いました。どこにも書いていないけれど常連さんにとってはポピュラーなんですね。