Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2005年7月分】
今月の実食数 ラーメン 13杯 (新規店 3店)
蕎麦 16杯・うどん 0杯
今年の実食数 ラーメン 112杯 (新規店 24店)
蕎麦 88杯・うどん 18杯

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(5杯)
八島(3杯)、斑鳩ふくみみ
【おいしかった】
(8杯)
松屋山ちゃん宮坂商店
がん、けんけん、大喜樽座
【まあまあかな】
(0杯)
 
【もう行かない】
(0杯)
 


 7月31日(日)
 味噌ラーメンが食べたくなって八王子の「麺や 樽座」へ。

 味噌ラーメン(750円)、個人的には味噌ラーメンには炒め野菜・挽肉がのっているというイメージが強く、そういう意味では正しい味噌ラーメン。油の量は指定しなかったのですが、以前より海老油の風味・甘みが強くなった気がします。海老って間違うと生臭さが出てしまうことがありますが、ここは皆無。

 それに味噌の香ばしさが合わさって何とも好きな味。それに熟成タイプの太め縮れ麺の強めの食感がよく合います。バーナーで炙ったチャーシューはトロトロで柔らかい。

 入店時はお客さんが少ないと思いきや、次々と来店であっと言う間に満席近くになりました。そうですよ、このお店の実力ならこの程度のお客さんが入って当たり前でしょう。


 7月30日(土)
 福生の「讃岐うどん 麦太」へ行くと満席だったのでスルー。一方通行をそのまま直進して「蕎麦・酒肴 志向庵」へ行くも地元のお祭りのため臨時休業。なので地元に舞い戻り、「石臼挽き手打そば ひらの」へ。

 かき揚げ天もりそば(945円)、円筒状でボリュームのあるかき揚げは南瓜の甘みと小海老の香ばしい風味がポイント。大きいのに中心部までサクサク感がありつつも表面には焦げがない。もう一つ気に入っているのが抹茶塩で食べること。これがまたつけ汁を汚しませんしサッパリ感があっていいです。肝心の蕎麦はしっかりとした二八、もりが630円ですから値段の割りにはボリュームがあります。

 個人的にここを評価するのにはもう一つの理由があって、それは蕎麦湯。やや粘性のある白濁で、鰹節たっぷりの辛汁との相性が抜群なんです。数々の蕎麦湯を経験していますが、間違いなくお気に入りのトップレベルです。(画像


 7月29日(金)
 昼、新橋駅前ビル1号館2Fの「稲庭うどん 七蔵」へ行ってみると20人以上の行列。このまま並んでいてはとても昼休み時間内に会社へ帰れそうもない。ではと、このサイトで見かけたお店があったのを思い出した。知らなかったなあ、同じフロアの角を曲がって徒歩10秒だったんですね。

 「ビーフン 東・AZUMA」へ。店名のとおりメニューのメインはビーフンのみで、パーツアン(ちまき)があるのみ。待ちはあったものの1人客はカウンタに優先的に案内しているようで6人抜きで着席。

 初来店なのでとりあえず、焼き・並・一人前で(550円)。サクッとした食感のビーフンは、いわゆる中華料理のものより食感が強く、炒めたモヤシ・キャベツ・豚肉がトッピングされています。ビーフンそのものには味が付いてないので具の味付けで食べ進む感じ。食べ始めは薄味すぎかと思いきや、具と絡めて食すとなかなか。

 突出したものはないものの塩味ベースの具が良い感じで、卓上の醤油orニンニク醤油をちょっと加えるとまた違った味わいが楽しめます。

 前述のサイトにあるとおり、次回は汁ビーフン+パーツアンを試してみたいところです。(画像



 夜は新橋の「手打ち蕎麦と酒 辻そば」へ。知り合いが気を利かせて予約していたのは大正解で、テーブルだけでなくカウンタにも"予約席"の札が置いてありました。前回と比べると厨房の中の人が少なく、そのせいか鴨せいろなど手間を要するメニューはできないことになったようですが、その流れを見ていたら頼めません。

 だし巻き・蕎麦焼き味噌などで酒をのみつつ、早めに蕎麦。今日は未食の田舎ざる。太めの平打ちで、蕎麦の風味があって粘性が少なくしっかりとした食感で好きな部類。ただ前回の細打ちの方がそもそも好みで、鰹風味たっぷりのつけ汁にあっていると思いました。(画像



 蕎麦前を楽しみ蕎麦も堪能したので、サクッと切り上げるのが粋かなと。その後2店経由したものの定期便で帰宅。ちょっとだけ投げましたが、あまりにもボロボロでちょっと凹んだのはここだけの話し。

 (おまけ)キープ黄八丈の一升瓶にヘネシーのタグはなかなかないでしょう(笑)。


 7月28日(木)
 自覚症状がない二日酔い状態で、神田西口の路麺「蕎麦 はせ川」へ行ったところ、なぜかかき揚げ丼が食べたくなってしまった(290円)。野菜天・いか天をチョイスできて前者にしてみました。揚げたてでサクサクとした食感に甘すぎない丼つゆ。ご飯が上質なのがいいです。(画像



 夜は知り合いらと新橋の「和楽」へ。お店の存在は知っていたものの初。魚類がメインで刺身・焼きものがおすすめらしいです。雲丹は箱のままだし縞鯵はでかいので、4・5人でいろいろつまむのがよろしいかと。

 北海道産の雲丹は文句なし、久々に美味しい雲丹を食べたなあ。縞鯵は活造りで生きています。なので硬めのしっかりとした食感を楽しめます。頭・骨はアラ汁にしてくれて、それに残った刺身をしゃぶしゃぶの要領で戴くと、刺身とはまた違って一興。

 ある程度お店のお勧めに流されるのがコツなのかな。やや高めですが確実に新鮮で美味しい魚が食べられます。(関連サイト画像


 7月27日(水)
 朝は神田駅構内の「Cafe & Dining Bar Elysee(エリゼ)」でもモーニングのサンドイッチ。小食の自分には丁度よいボリュームです。(画像

 夜は知り合いと三田の「串揚げ たけちゃん」へ。今日も混んでいたので身体を斜に構えてカウンタにへばりつく状態。軽くサクッっと揚がった品々に満足。(知り合いのほぼ公式ページ

 その後至近距離にある「立ち呑み屋 祭・MATSURI」でサクッと一杯。(画像) それから長い夜が更けていくのでありました。


 7月26日(火)
 神田駅東口の「かめや」でお気に入りのたぬきそば+玉子(360円)のネギ多め。やっぱりここのそばはいいなあ。(画像



 台風が近づいてライナーは運休、青梅線は奥多摩方面が運休ということで、遅くなるとどうなるかわからなかった(なんといっても中央線ですから)ので早めに帰宅。結局台風は東にそれて影響はほとんどなかったんですが、本当なら楽しい夜が待っていたはずなのに・・・。平日自宅で夕食を食べたのはひさしぶりですわ。たまにはいいか。

 逃がした魚は超大物だったようだ・・・。


 7月25日(月)
 夜、出遅れたのでどうしようと思っているところへ知り合いから「どこ行く?」のメールはうれしい限りの大歓迎です。ではともう一人を誘って、3人ほぼ同時で「旭川らぅめん 旭王」に来店。お店の人がびっくりするくらい同時来店となりました。

 紹興酒に水餃子(350円)、そう言えばこの画像がなかったなと撮影しようとしたら・・・ “メモリーカードが入っていません”・・・自宅に忘れてきました。

 なので携帯(F506i)で撮影したところ、ん〜、イマ3程度。1600*1200の200万画素ながら照明が十分あたらない場所での撮影には向いていないようです。

 定期便でいつものようにお気に入りのチューハイとつまみを楽しみながら帰宅。一応画像を収めましたが、これまたイマ3程度。

 そんな画像はこちら。がんばって補正して何とか見えるようになりましたがノイズ出まくりはご勘弁。


 7月24日(日)
 東青梅の「手打ち蕎麦 雲水」へ。

 もりそば(650円)、しっかりとした食感と蕎麦の風味が薫ります。つけ汁が以前に比べて鰹節の風味が弱くなって、それに伴ってか醤油の角張ったしょっぱさがやや気になるかな。

 とは言え量も十分でコストパフォーマンスの良さが光ります。(公式サイト画像


 7月23日(土)
 ずーっと行きたかった篠崎の「焼肉 ジャンボ」、知り合いがオフ会をセットしてくれたおかげでようやく行くことができました。自宅からたぶん2時間あれば大丈夫のはずが、出がけ直前の地震のおかげで中央線がメタメタ状態。1駅進んでは10分停車を繰り返し、新宿に着く頃には開始時刻を大幅にオーバー。そこから激混みの都営新宿線に乗り換えて結局お店まで4時間かかってしまいました。

 焼肉専門店というよりは食堂のような親しみやすさのある店内で、駅から遠く一見さんのお客さんは入りにくい2Fにありながら地元の人たちでほぼ満席。なぜかメニューにない品を食べましたが、これは常連さん向けそれも特別にお願いしたものなので詳細はカツアイしますが、ただただ凄い。

 ミスジなどは生で食べられますから、しゃぶしゃぶの要領で数秒両面を炙るのみ。柔らかいのはもちろんですが、油の甘さがジュワッと口の中に広がります。文面では伝わりにくいでしょうが、食べたことのない肉。もはや焼肉ではないです。そういう意味で炭火ではなく無煙ロースターで十分。

 焼肉店なのになぜかオムライス・カレーライスがあって、これも人気が高いようでした。オムライスは自家製のケチャップがポイント。カレーは香辛料が効きつつも家庭的な味でなるほどと納得。

 自宅からはそうそう行ける場所にはありませんが、再訪問必須決定。(公式サイト画像


 7月22日(金)
 湯島の「らーめん 大喜」へ。行列がほとんどないこともあり餃子・サワーでまったりー。

 〆にうめしおもりそば(780円)。平打ちの太麺がツヤツヤで見るからにすごそう。つけ汁は塩ベースで梅が前面を出さずに全体的なまとまりがあります。奇をてらわずに主張のあるつけ汁は創作料理に近い物があります。

 このお店は麺がしっかりとしていますから色々なバリエーションでも麺が負けずにしっかりとついてくるんですね。今後とも楽しみなお店です。



 続けて知り合いらと待ち合わせて御徒町ガード下の「佐原屋」へ。古いお店なんでしょうが整然として上手に年輪を刻んできたような店内です。

 カウンタ越しにお相手をしてくれるお店の方がお年の割に元気でいいですね。ちょっとだけしか楽しめなかったので次回はゆっくり来たいと思います。


 7月21日(木)
 「築地そばアカデミー」はその名のとおり蕎麦打ちを教室。期間限定で夜につまみ・酒・蕎麦を提供する「ほろ酔いタイム」なるイベントをやっているので知り合いと行ってみました。テーブルは蕎麦打ち台で、蕎麦打ちの道具を各種取り揃えてあるのには興味津々。30万円の蕎麦切り包丁なんて見たことがありませんでした。

 つまみは3品1000円で、計20種ほどで安価でいいです。飲み物の種類は少ないながら、あくまでも「ほろ酔い」ですからね。

 もり(800円)は、笊2枚に薄く盛られてやや太め。しっかりとした食感と蕎麦の香りはさすがです。打ちたてのもりそばも頂きましたが、やはり二たては違いますね。極めてレベルが高い。

 秋には常設されるらしいですのでまた行ってみます。(公式サイト画像


 7月20日(水)
 神田駅東口の「かめや」でたぬきそば+玉子(360円)。今日の気分としてなぜかネギ多め指定にしてみました(無料)。スープの味わいが変わりますがベースがしっかりとしているから違和感がないです。暑い時や自分の胃の中が冷め切ってない時にはいいかも(画像



 日本橋or茅場町の「支那そば 八島」へ。知り合いらが多く来店してちょっとしたオフ会のようになっていましたが、混雑も一巡したのでしょうか、店主に余裕があるのでつまみいろいろ。麺はひんぎゃ塩ラーメンを味見した程度でしたが、穏やかで心が落ち着くような一杯でした。

 辛いのが好きな人には麻婆ラーメンのいろいろ指定バージョンがあるようですが、あくまでも正式メニューではありませんので、食べられたらラッキーということで。


 7月19日(火)
 知り合いらが集結している飯田橋の「韓国家庭料理 ソウルソウル」へ。先日食べたデブチゲがあって辛さは先日のお店より際だっています。でも一旦火を止めて再加熱したせいか野菜の甘さがあってなぜか大丈夫。辛いだけでは食べられませんが、ベースがしっかりしていると大丈夫なんですな。

 その鍋にご飯を投入して〆へ。前回のお店とは異なり焼き飯ではなくおじや風。これはこれで全然イケル。(画像



 続けて飯田橋の立ちのみ「元祖立ち呑処 440家」(ししまるや)へ。神田にもお店があって大手資本っぽさがありながらも若い店員さんがキビキビとして心地よい。安価の割りに内容はなかなかでした。キャッシュオンデリバリーというのがまたいい。

 焼酎にキンミヤがあるのは泣かせます(画像


 7月18日(月・祝)
 立川の「手打そばうどん おざき」へ。石臼挽き十割と機械挽き六割があって、もりがそれぞれ700円と500円というのが変わっています。もう一つ変わっているのがBGM、なんとハワイアン(笑)

 十割そば(もり)700円、一定範囲にバラツキがある切り方で、硬すぎずにしっかりとした歯ごたえがあります。蕎麦の風味はするのですがややぼけた印象で個人的にはやや好みと違いました。たまたまだったかもしれませんので、もう一度行ってみます。(画像


 7月16日(土)
 所用で府中に行ったついでに「中華そば ふくみみ」へ。お昼過ぎでたまに待ちができつつも、ちょうどよく回転しているようです。なのでいつもほぼ満席状態。

 中華そば+煮玉子(500円+100円)、突出した香りはないですが、バランス重視の和風の奥深さと香味油の風味とのマッチングが好みです。麺は表面がツルツルとした自家製の細麺で、未食の人には一見アンマッチのように思えますが、これがいいんです。ホロホロのチャーシューは厚めにカットしてあり、この値段で大丈夫かしら?とこちらが心配したくなるほど。

 もしかしたら夏の限定メニューがあるかな、という淡い期待はもろくも崩れ、開店当初そのまま。中華そば一本を提供し続けるご主人のこだわりでしょう。お店が南向きなので軒先に葦簀が立てかけてあったのが夏バージョンというところでしょうか。また、味は従前のままでしたが、丼が変わりましたね。(外観


 7月15日(金)
知り合いから煽りまくられていた立石へ。この駅に降り立つのは初。遠いというイメージがあったのですが、新橋から30分かからないんですね。商店街を中心に下町のよさげな雰囲気が漂う街です。

1軒目
【宇ち多゛】(うちだ) (公認サイト画像
昼の2時から営業開始で売り切れにて閉店のもつ焼きのお店。16時すぎに行ったら40席ほどの店内はほぼ満席と、このエリアだけどうなっているんだという独特の雰囲気。かくある自分もそうですが、あまりまくっている有給休暇を取ったのでサボリではありません、念のため(笑)

メニューは壁に貼ってあって年季の入った褐色。もつやき2本¥170と書いてあるだけで、それを見ただけでは種類は不明。頼み方のコツを含めて、あらかじめ上記にある公認サイトを見ていくことをおすすめします。

とりあえず、アブラ塩・シロタレに煮込み。焼きも煮込みもオプションがあるようですが、初来店で大きな顔をするのもなんなのでそのまま。全品2本で170円ということでもっと少量なのかと思いきやボリュームは普通かそれ以上です。カシラタレなどなどを追加して堪能。

シロ生・レバ生は串に刺さっています。シロはボイルしてあり、レバは生、そう、単に焼かないでそのまま出されます。それだけ新鮮な素材を使っている訳ですから、もう涙ものの美味しさでした。オプションのお酢をかけてもらうのが良いかも。

たまたま座っただけで品物が出てくるような常連さんと席が同じになったんですが、ここの常連さんは優しいですね。食べ方を伝授してくれたりそんなメニューあったかな?というものを勧めてくれたりと、とても楽しい時間を過ごしました。これがまた人気の理由かも。

飲み物のお目当ては焼酎の梅割り。自家製の梅シロップは適度な甘さでグイグイ進みますが、長居は禁物。お店の人から最後を告げられたらさっさと退店しましょう。焼酎4杯・1時間ちょっとで@¥1.5kでした。



2軒目
【鳥房】(とりふさ) (画像
前出の常連さんに教えて頂いたお店で、サイトでもよく紹介されている有名店です。見た目は肉屋さんなのですが、裏手に直営の飲み屋さんがあります。お通しの鶏皮生姜から始まり看板メニューの若鳥唐揚まで、メニューは鶏オンリーと言っていいくらい。

特筆すべきはやはり若鶏唐揚げでしょう。鶏の半身を揚げたもので、どうやって食べたらいいのか悩みますが、初心者にはお店の人が解体してくれます。その手際が早いのなんのって、あっと言う間にバラバラ。表面のパリッとした香ばしさと肉のジューシーさが楽しめます。その油が染みたキャベツの千切りがまた美味。

時価だそうですが600円程度でこれが食べられるとは、某鶏唐揚げチェーン店は青くなるかも。ビールを飲んで@¥1.3k。



3軒目
【蘭州】(らんしゅう) (画像
知り合いから煽られていたお店で、餃子が美味しいとのこと。18時〜夜中までやっています。焼餃子(350円)・水餃子(300円)にビール。

最初は普通に醤油・ラー油・酢で食べたのですが、ここの餃子の本当の美味しさは何もつけずに食べることですね。しっかりと味がついていてジューシーさがたまりません。水餃子のモチッとした厚めの皮もよかったです。ここだけを目的に立石に来ても良いくらい。



4軒目
【麺・粥 けんけん】 (画像
ここらへんから記憶が怪しいです(笑)
有名店ですが未食だったので、無理矢理連れらを拉致したのかも。らーめんと中華粥(小)850円、甘めで風味が高いスープにしっかりとした麺で好きな部類。お粥が帆立などの風味がしっかりと効いて、またいいですなあ。



まだまだ行ってみたいお店がたくさんあります。知り合いから聞いているのはたとえばこんなお店(画像) 次回の有給はいつ取れるのかはわかりませんが、ぜひとも行ってみたいです。


 7月12〜14日(火〜木)
 神田駅北口の路麺「はせ川」にてもりそば(290円)。信州から毎日直送しているという生麺は駿河とろろがつなぎで、冷やすとさらにしっかりとした食感。ホシが練り込まれているものの蕎麦の風味は弱いが、この値段なら仕方ないでしょう。食感だけでも値段だけの価値がある。(画像



 神田駅東口の「かめや」でたぬきそば+玉子(360円)。しっかりとした鰹節の風味はいつもどおりでお気に入り。(神田東口



 すっかりごぶさたの九段下の「斑鳩」へ。昼夜各15食のみで前回は売り切れだった塩本鰹らー麺(770円)、思いっきりわかりやすく言うと豚骨+鰹節のWスープなのですが、そんな言葉では言い尽くせないバランスの良さがあります。濃厚なのにしつこくなく、鰹節は強めなのに上品さがあります。

 麺は普通の太さの縮れで、少加水なのかな、硬めでサクッとした歯ごたえでバランスがいいです。薬味で特筆すべきは醤油のラーメンでは使用していない長ネギを使い、あとは三つ葉・揚げネギに玄米。変わっていますけれどそれらはあくまで主役を引き立てる脇役に徹しています。

 他店にはない、いかにも斑鳩のラーメンでした。次の目標は昼のみ限定の塩そばです。


 7月11日(月)
 前回ふられた五反田の「がん」にてがん麺(650円)、店内の様子が変わり“PGC−10”やバイクの写真がなくなり代わりに手ぬぐいが飾られていました。お客さんが多かったので詳細を聞くことができなかったのは残念。

 がん麺(650円)、丼・レンゲだけでなくスープに背脂が浮いておらず、背脂の甘みが染み出た豚骨醤油なのは一緒なのですが何か印象が違う感じ。


 7月9・10日(土・日)
 疲れた身体を休めるには旅ですなあ、という訳で長野へ。宿が駒ヶ根なのであの有名な「丸富」再訪という選択肢もあったのですが、伊那にも美味しい蕎麦があるらしい。未食なので2店訪問してみました。

 「こやぶ 竹聲庵」は伊那市内に本店がある「こやぶ」の関連店で、本店は二八に対してこちらは手打ち十割。市内から国道361号線を木曽福島方面に向かい、周りには民家がない木々で囲まれた中にぽつんと佇む旧家風の建物です。入り口近くには種田山頭火の碑があったりと、隠れ家的なお店かな。

 店内はBGMがなく静寂しています。なので「静かにお召し上がりいただくため、お子様の入店をお断りすることがあります」だそうです。実際は家族連れが入店していましたから、騒がなければ大丈夫ということなんでしょう。

 もり・かけがベースで数種のシンプルなメニュー。ざるそば(1000円)をオーダーするとお好みで海苔をかけることができるとのことですが、もちろん不要。太く黒っぽくて星が練りこまれた田舎蕎麦です。一口・二口蕎麦だけを味わうと蕎麦の風味は強くないのですが、つゆに浸すとさっぱりとしたつゆとの相性がよくて、その相乗効果で食べ進むにつれて蕎麦の風味が引き立ってきます。見た目より硬すぎなく適度な粘性のある歯ごたえも好みでした。(お店の様子



 続けて「行者そば 梅庵」へ。こちらは市内からさらに離れます。途中は一車線を譲り合う箇所がいくつか。道端に野生のサルが数頭いたのにはびっくりで、そんな場所にあります。昔ながらの民家にお邪魔しているような雰囲気。

 十割蕎麦は太打ち・細打ちがあり、太打ちは行者そば(大根の絞り汁に味噌を溶く)と通常のつゆ、細打ちはもり・かけ・温もりがあって、始めてのお店で何を頼むか悩んだ結果、いわゆるおしぼりそばの行者そばはあまり得意でないので、太打ちで通常のつゆの田舎そば(840円)。

 幅広の平打ちで瑞々しさがあります。かなり強い歯ごたえの中に滑らかさがあって好みです。お店お勧めの食べ方の、まず塩で味わってみると蕎麦の甘みがよく伝わってくる。つけ汁は鰹節が強く効いたさっぱりとした上品なもので、この地にこんな辛汁があるとはちょっとびっくり。

 次回は細打ちでしょうか、辛汁が田舎風ではなかったことがあり甘汁も気になるところです。(お店の様子



 駒ヶ根ロープーウェイに乗ろうかと思いきや雨が降り出したのでパスして、こんなところへ。想像していたよりも立派な施設で、また案内の女性は品があって丁寧でした。もちろん無料、おすすめ。

 その駒ヶ根ロープーウェイの乗り場まで行けるのはバスだけで乗用車は途中まで。その乗用車が行き止まりとなる地点からほど近いところに早太郎温泉があり、今回の宿はその中の「二人静」です。

 入るなり甘いお香の薫りがお出迎えしてくれます。ランクがいくつかあって、別邸の「一花一葉」へは通行手形なる専用カードが必要となります。その中には温泉が引き込まれている部屋もありますが、2人には向かない広い部屋ですし、そもそも温泉は大浴場に浸かった方がいい。

 部屋の造りが変わっていて、入ると十畳のベッドルームがあり、その先にガラス張りのバス・洗面所。バルコニーを入れてもそれほど広くない。そうです、居間がないので背もたれのある椅子がなくてベッドでゴロゴロ。この日記も書きにくい体勢で書いています。

 温泉は無色透明無味無臭、その割りにお肌がすべすべする不思議なお湯です。温度が低めなのでのんびりと浸かるにはちょうどよい湯加減。露天風呂は檜と岩風呂の二つでサウナもあります。

 夕食は2Fの大広間で他のお客さんと一緒ですが余裕をもたせてテーブルを配置してあって、ついたてを上手に配してあるので個室に近い状態です。料理は和食が中心で、和をベースに洋風に仕立ててあるものがいくつかという構成。どれも食べやすかったです。量は自分にはやや多めな程度で、量よりも質重視かな。椀物には鱧、季節ですね。また器が綺麗かつ料理との組み合わせに配慮してあり見た目からそそります。連れとは同じ形なんだけれど色使いが異なるなど、なかなか凝っています。



 朝食は軽めでさっくりと、と思いきや予想通り焼き魚・蕎麦が追加されて、朝からお腹パンパン。設備・接客は申し分なしで、@¥25k。休日前の宿泊にしては高くないと思いますが、部屋の造りに関しては評価が分かれるかな。(公式サイト宿の画像



 昼食が諏訪あたりだったのでラーメンにしてみました。未食の「麺屋 宮坂商店」へ。懐かしい郵便ポストや店内は昔の映画のポスターやら飲料の看板など、昭和30年代にタイムスリップしたような雰囲気です。

 味は醤油・塩・味噌・つけ麺(醤油・塩)で、初来店なので醤油らーめん(590円)。やや濁りのある薄目の醤油スープは煮干しなどの和風が効いて、後半は胡椒のスパイシーさが出てくるのは好みが分かれるところでしょうが個人的には好きです。麺は白っぽい少加水タイプで、サクッとした歯ごたえでこれまた好み。

 ただ画像を見て感じる人もいるでしょうが、彩りに乏しいのが残念で、たとえば水菜を少量添えるだけで印象がかなり変わると思います。

 隣の塩天丼のお店系列だそうで、味付けは流行の東京っぽさがあります。昼に行きましたが待ちができるほどで、地元に根付いているのかな。


 7月8日(金)
 金曜日は仕事もひと段落したので、わが心のオアシス、「支那そば 八島」へ行くと座るところがないくらいに混んでいました。やまけん効果ありかな? 女性店主一人で切り盛りしていますからてんてこ舞い状態が長く続く中でのタイミングを見計らってつまみをオーダーしなければならないほど。

 〆にひんぎゃ塩ラーメン(600円)、いつもながらさっぱりとして奥深い味わいを堪能して退店。


 7月4〜7日(月〜木)
 今週はハードな一週間でした。仕事で午前様2回とバタバタしていたこともあって、ラーメンは東銀座の「博多長浜屋台 山ちゃん」で長浜ラーメン・麺硬め・油少な目(600円)+無料半ライスを食べたくらい。濃厚な部類のスープでなかなかでしたし、やっぱりここは油少な目の方が好みですね。以前から可能なのかを確認できていなかった”粉落とし”を頼んでいる人がいましたよ、やはり出来るんだ。でも自分には硬めもしくはバリカタがちょうどいいかな。

 時間がない中でお手軽に食事を取れるのが路麺のいいところ。そのお手軽な中でできるだけ満足したい訳で、「かめや」の新宿と神田駅東口でたぬきそば+玉子(330円・360円)。新宿は思い出横丁にあって、ここが一号店だったはずです。しばらくぶりに食べてみたら、食べ慣れている神田駅東口とは味わいが多少異なって、つゆの味が濃い目ですね。鰹節の風味は神田の方が強め。麺は茹でたてで両方ともよかった。揚げ玉の量は新宿の勝ち。(画像:新宿神田東口

 あとは新橋の「丹波屋」でたぬきそば+玉子(380円)、茹で麺で路麺らしいそばです。つゆは節系ががつんと効いて好きなんですわ。ピッキーヌの醤油漬けがなかったのは残念で、鷹の爪少々投入してじんわりと広がる辛さを楽しみました。(画像


 7月3日(日)
 箱根ヶ崎に蕎麦を食べに行ったところ残念ながら臨時休業。ならば気持ちを切り替えてそばはそばでも「中華そば 松屋」。場所もそうですが見た目も目立ちません。

 中華そば(400円)、余計な油は皆無で煮干しが効いた醤油味。決して今風ではなく懐かしい味。麺は自家製の太い縮れ。太さにバラツキがあって、太い部分はモッチリとして薄い部分はピロピロとしてその違いが面白いです。

 連れの冷し中華を味見しましたが、冷やした麺はコシが強くうどんのような食感。具に錦糸玉子ではなくキャベツの千切りというのが変わっています。


 7月2日(土)
 さやぴぃさんのサイトの会議室に情報があった福生の「らーめん 雫」へ。6月にオープンしたばかりで、火・木・土が醤油、水・金が塩で日月が休みという変則的な日替わりメニューです。なので選択の余地はなく、鶏と魚介の雫(650円)を。

 茶濁スープは赤っぽいエビ油が浮き、魚介系がしっかりと薫ります。味付けは溜まり醤油かなあ、コクがあって化学調味料未使用だそうですがなかなか。麺は太麺・縮れで滑らか、モチモチっとした食感が楽しいです。チャーシューは豚ではなく鶏でさっぱり系。

 看板は素人っぽいですが、ラーメンは全然違って完成度が高いです。塩も食べてみたいですが水・金だけというのは敷居が高いなあ。


 7月1日(金)
 夜は知り合いらと日本橋or茅場町の「支那そば 八島」へ。金曜日だから? それともこの有名なサイトで紹介されたから? 実は当日・後日とも現場に居合わせていましたが写真には写っておりません。(よかったー) ほぼ満席でひっきりなしにお客さんが来店する状況。

 いつものようにキープ黄八丈を飲みつつ、つまみいろいろ。〆に支那そば(600円)、今日のスープはしっかりでした。