Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2010年9月分】
今月の実食数 ラーメン 20 (新規店 10)
蕎麦 1 路麺 1 うどん 2
今年の実食数 ラーメン 107 (新規店 39)
蕎麦 17 路麺 30 うどん 19

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(7杯)
大喜 高円寺特一富屋
さくら(2杯)、醤屋(2杯)
【おいしかった】
(13杯)
金町製麺あたり屋悟空八作
無鉄砲哲麺 瑞穂(2杯)、凪 立川
健楽井の庄 立川昭島 大勝軒
鏡花えんや
【まあまあかな】
(0杯)
  


 9月30日(木)
立川ラーメンスクエアの「えんや」で、新メニューの濃厚鶏塩らーめん+絶品味付玉子(750円+100円)にしてみました。発券機のボタンには「こってり」とも書いています。

粘性はないものの、鶏のエキスとコラーゲンがしっかり染み出ています。その割には鶏が主張しすぎず、個人的にはこってりさはあるものの、こってりというイメージではないです。味付けはシャープさがある塩味。このスープなら、まろやかな塩でも食べてみたい気がします。

味付玉子は、黄身がトロトロというよりもシャバシャバ。意図したものなのかは不明ですが、あまり見かけないですね。


 9月29日(水)
たま館の「にぼぶら」からリニューアルした「中華そば 鏡花」行ってみました。中華そばを主軸とし、以前に比べてメニュー数を絞り込んだイメージです。

中華そば+味玉(750円+100円)、透明感のある濃い色をした醤油スープは、煮干しなどの魚介系が強めに効いており、表面の油には香ばしさがアクセントになっています。味付けは見た目より濃くなく、醤油好きな自分にはかなり好みの味付け。

麺は細めの縮れと、もしかしたら、鏡花初? ですかね。硬めの茹で方でサクッとした歯切れ感があり、後半はスープを吸って醤油色に染まってきます。

見た目は鏡花っぽくないのですが、それぞれをうまく組み合わせてバランス良く仕上げてあるのはさすがです。


 9月26日(日)
宿題店である昭島の「三河餃子房 門前屋商店」に行ってみたところ、シャッターが閉まり看板が取り外されていたので、閉店してしまったようですね。
なので、「昭島 大勝軒」へ。たまたま空き席がありましたが、すぐに10人ほどの行列ができたので、タイミングが良かったようです。店内は煮干しの良い香りが充満しています。

中華麺・少なめ(700円)、煮干しがキリッとして、前回よりも輪郭がはっきりしている印象で、表面にラードが浮いた熱々のスープです。後半にじんわりと効いてくる柚子がいい仕事をしています。

麺はやや柔らかく、後半はさらに柔らかくなってくるんですけど、これが違和感がないばかりか、スープを吸って味が変化してくるのが面白い。まあ、食べ慣れているせいもあるかもしれませんが。

しかしスープも麺も量が多い(笑) 最近、食べる量が少なくなってきたので、少なめではなく、新たに指定できるようになった小盛り(麺が約半分・100円引き)のワンタン麺などが自分にはいいのかも。


 【臨時休業のお知らせ】
  10月3日(日)〜6日(水)は、店内改装のためお休みと張り紙がありました。
  ご注意下さい。



 9月25日(土)
立川・たま館は23日に4店中2店が入れ替わったので行ってみると、「その先にあるもの」はえらく並んでいて断念。ボリューミーなラーメンはやはり人気があるんですね。「日の出らーめん」は和え麺気分じゃなかったので、「麺処 井の庄」へ。

ここはつけ麺のほうが有名ですけど、ラーメンも好きなんです。

味玉らーめん(830円)、石神井公園で食べた時には、魚粉がトッピングされていたけど、こちらはなし。でも、魚系がかなり強く主張してくる濃厚魚介豚骨スープ。

縮れ太麺は短め。硬すぎず適度な茹で上げで、モチッとしており、やや粘性のある歯切れ感がスープと良く合っています。

今日のところは、客足では新店に軍配が上がっていたようですけど、しっかりとしたベースですので、負けることはないことでしょう。


 9月23日(木・祝)
三軒茶屋に本日オープンの「醤屋」へ。
馬込にあった同名のお店(現・醤道)が5年ぶりに復活したものです。正確に言うと元・店主の綿秡氏はプロデュースで、現職である世田谷のアパレル「Devil Arrow」を続けるそうです。参考(YouTube)

溜り醤油の黒、生醤油の紫、白醤油の白と、醤油好きにはたまりません。開店当時は週に3回に行ったり、夜にまったりと過ごしたりと、想い出がたくさんあるお店なんです。ほんと懐かしい。

メニューは昔と同じで、作り方も変えていないとのこと。

紫らーめん(700円)、濃口醤油を使用し、海老と帆立貝柱を加えているとのこと。醤油の香りと味が好み。薬味はネギ・玉ネギ・茗荷で、醤油とのマッチングは以前どおり。

麺は細麺で軽くウェーブがかかっている。内モンゴル産かん水を使用し、グルテンを多めにしたもので、サクッとした歯切れ感が独特。

黒らーめん(750円)、溜り醤油を使用しているので見た目は黒いものの、味付けはそれほど濃くない。醤油の風味と薬味(ネギ・玉ネギ・茗荷)のマッチングはここならでは。

味見した白らーめんは、白醤油を使用した淡麗系ながら、揚げネギの効果もあり、しっかりとしたスープで、薬味に茗荷の代わりに柚子を使用しているので、印象が異なる面白さがある。

やっぱりこの味が好きだなあ。また夜にでも来てみます。


 9月21日(火)
月島の「中華 健楽」は街の中華屋さんの佇まいで、麺類を始め、とにかく種類が多い。レバニラ炒め、餃子、春巻きなどを頼んでビールで乾杯。麺・餃子の皮・ワンタンの皮は自家製とのこと。

〆にラーメン(480円)、豚骨・鶏ガラベースの昔ながらの優しいスープで、醤油味は濃すぎない。表面には適度な油が浮いている。麺は細麺ストレート。硬めの茹であげで滑らか(自家製麺) チャーシューがバラ肉ロールの本格派。

侮れないお店です。ほかのメニューも食べてみたい。


 9月20日(月・祝)
立川ラーメンスクエアの「つけめん 凪」へ。26日で卒業してしまうんですね。ファイナルラーメンという限定もあったのですが、未食の黒麻油とんこつ+半熟とろ玉子(680円+100円)を。

豚骨ベースのスープにマー油が浮き、ニンニクと焦がした香ばしい風味が前面に出ているスープはなかなか。麺はここならではの細麺で、硬すぎずに歯切れが良いです。

立川にはこの手のラーメンが少ないので、残念な気がします。


 9月18日(土)
ランチは八王子北野の「中華そば さくら」へ。

八王子総合卸売センター内にあり、7時から営業で13時過ぎには売り切れ終了となります。いつもは売り切れギリギリに行くのですが、今日はちょっと早めに行ってみました。

見ると麺の種類が掲示されるようになり、今日の麺は、細麺・太麺・全粒粉細麺・手打ち麺(これだけ100円増しになった)・手切りやきそば麺。ただし、日によって違うとのこと。

麺の種類が多いこともあって、何にするか迷っていたら、ご主人から鶏そばが1杯だけあるとのこと。メニューにはなく、たまに1日5杯程度提供しているのだそうです。
結構通っているのに、これは知らなかったなぁ。

鶏のモモ肉を煮込んだスープは多少濁りがあり、鶏白湯ではないのに鶏の風味が満載。
ここの麺類は、焼きそばを除いて油を使わないのでストレートにスープの風味が伝わってきます。それでいて、後半も飽きずに食べ進むことができるのが、ここの大きな特徴だと思っています。

全粒粉細麺は、粒々が練りこまれていて、硬い茹であげではなく、しなやかさと、サクサク・プツンとした面白い歯切れです。

具はダシで使った鶏モモ肉が鎮座。しっかりと鶏の風味があって、決してダシガラじゃないのが不思議。
これで500円は安すぎ。

もう一杯の中華そばは、動物系よりも煮干し・鰹節などの和風魚系が良く染み出ていて、同じく油は皆無なのに物足りなさは全くない。こちらも大好きな一杯です。これも500円、って価格設定がおかしくない?


 9月16日(木)
「十八代目 哲麺 瑞穂店」に行ってみました。新青梅街道沿いに6月にオープン。メニューの主軸はほかの哲麺と同じように、醤油・塩の二種です。冷やし中華があるのは珍しいのかな?

醤油ラーメン(500円)
ベースのスープは白濁で豚骨の風味は強くなく、醤油味は濃すぎない。表面の褐色の油が発するニンニクを中心とした香ばしさが特徴的なスープ。麺は博多系の極細麺。硬めだがポキポキ感はなく滑らかです。

と、ラーメンは、ほかの哲麺と共通なのですが、帰り際にサイドメニューに山わさび丼があるのを発見してしまいました! 大好きなんですよね。早いうちに来てみよう、と退店。



で、夜に再訪(笑)
塩ラーメン(500円)とえぞ山わさび丼(180円)
塩ラーメンは醤油の味付けを塩ベースにしたもので、ほかは同じ印象です。醤油よりもさっぱりとしています。

山わさび丼は、注文を受けてから山わさびを擦るので、香り・風味がフレッシュ。鼻を抜けるツーンとした辛さの刺激がたまらない。個人的にはもう少し山わさびの割合が多いほうが好みなので、ご飯を少なめにするとか。
いやー、久しぶりに食べました!


このメニューもそうですが、ほかの哲麺と違う点がいくつかあることに気づきました。
・メニューが、豚骨醤油ラーメン・豚骨塩ラーメン に対して、醤油ラーメン・塩ラーメンというネーミング。
・本店などにはあったはずですが、カレールーを数量限定ながら無料で提供しているので、ライスを購入すると、カレーライスにして楽しむことができます。ちなみに今日は夜でもまだ提供されていました。
・ワンタンのトッピングはここだけかも?
・ビールが、アサヒスーパードライ に対して、キリン淡麗生
 樽生だそうです。ジョッキで300円という安さ。また、替え玉ならぬ替え生(100円)というユニークなメニューもあります。これはお得です。

金太郎飴のようなチェーン/FC展開ではなく、そんな楽しみがあるのはいいことだと思います。



【追記】
ちなみに、蝦夷山わさびは、ホースラディッシュ(もしくは西洋わさび)と同じものです。出身である北海道では野生化しており、いわゆる国内の綺麗な清水で育つ「わさび」と区別するために「山わさび」という名称で呼んでいるのでしょう。

それをご飯にトッピングするお店として有名なのはTVなどでも紹介されている、牛込柳町の「つず久」。わさびめしを涙をボロボロこぼしながら食べるのが楽しいんですよ。(参考サイト


 9月15日(水)
八王子の「煮干鰮らーめん 圓」へ。12時到着で待ちなしで着席しましたが、すぐに5人ほどの行列ができます。すっかり人気店として地元に定着しているようです。
メニューは煮干正油らーめんと昔ながらのらーめんのみとシンプルな構成に変わっていました。

昔ながらのらーめん(680円)
煮干しが持つ本来の旨味を最大限まで生かしつつ、エグ味の出る一歩手前で仕上げてあって、唸りそうになります。麺は滑らかで多少のモチモチ感がありつつもサクッとした歯切れがある独特なもの。

チャーシューは二種入るようになり、本来の肉の風味が残っており、バラはジューシー、モモは噛み締めるほどに肉汁が染み出てきます。

行列になるのはわかりますね。



沼袋の「無鉄砲 東京中野店」へ初訪問。本店は京都(以前は奈良)にある人気店が、東京初進出ということで、最も行きたい宿題店でした。メニューは豚骨と魚正油の二種です。

とんこつラーメン+半熟味玉(750円+100円)の食券を購入して手渡すと、ネギの量と麺の茹で加減を聞かれるので、ネギ多め・麺硬めでお願いしました。開店当初は、こってり/あっさりも指定できたようですが、聞かれませんでしたのでスルー。

ドロッとした茶色いスープはコラーゲンが主体とのこと。油は皆無ですが、高濃度高粘度の分厚いボディーです。醤油の香ばしい風味がよく出た味付けで、舌にまとわりつくせいもあり、味付けが強いように感じます。(途中で濃いと思ったら、豚骨のアッサリスープか魚スープで薄めることができるとのこと)

麺は細麺の縮れで、博多系のようなポキポキ感はないです。硬め指定のわりには口当たりがソフトで、粘性のあるスープを良く持ち上げます。

こってり/あっさり指定については、背脂なしのあっさりをデフォで提供しているのかな? 好みとしては、あっさりで良いと思います。これに背脂投入というのが考えられない。

出身店の片鱗はあるものの、そこからはとても想像がつかない強烈な一杯でした。食べ手を選ぶかもしれない。


 9月14日(火)
西八王子と高尾の真ん中あたりにある「八作」、04年開店ながら未訪問でした。店内のチラシによると、昭和32年創業の大分ラーメンの三代目ということらしい。

ベースは一種類のみで、塩とんこつらーめん(600円)
豚骨ベースでやや濁りがあるものの、スープそのものはさっぱりとしていて、表面の油がこってり感を加えています。まろやかさよりもシャープさを強調した塩の味付け。

麺は細麺ほぼストレート。茹で時間が短いが、博多系とは異なりポキポキではないのは、大分ラーメンなので当たり前ですが、適度な硬さがあります。(これとは違うストレート麺を選択できるようです)

全体的なバランスの良さと、丁寧さを感じる一杯でした。加えて、物静かながら朗らかなご夫婦の対応は極めて好印象。ここはまた行きたいお店です。



地元の「特一富屋」で醤油ラーメン(650円)

もう食べ慣れている味なのですが、以前に比べて鯵節を中心とした魚系が強くなった気がしました。聞いたところ、やはり改良しているとのこと。

人によってはクセのある味、それが大好きなんです。うれしい限りです。


 9月13日(月)
秋川駅近くの「めんりき匠」の跡地にできた「麺屋 悟空」に行ってみました。6月オープン。内装はほぼ居抜きで、席数は変わらず。

メニューはラーメンとつけ麺があり、味玉ラーメン(750円)

濃すぎない豚骨をベースとし、背脂の甘みを感じます。醤油の風味がよく出た味付け。
卓上に置いてある旨辛ダレは、辛さはあまりなく、酸味がある。印象が変わるので、後半に味変として入れるのが良いと思います。

麺は多加水の細麺でほぼストレート。短めで食べやすい。ツルツル感は申し分ないが、スープとの絡みがやや弱いのは気になるところ。
チャーシューは大判で厚みのある豚バラロールで食べ応えがあるのが特徴的でした。

それにしても店名といくつかあるイラスト、元気丼というメニュー。あきらかに・・・。大丈夫かな。



「大喜 高円寺分店」、7月に「大喜庵」から店名を変えてからは初訪問。

サワーで軽くつまんでから、〆に醤油とりそば(700円)

スープは本店のそれを彷彿させる、煮干しなどがふんわりと香る醤油スープです。
が、合わせる麺は太麺平打ち縮れ。食べる前は違和感がありましたが、食べてみると意外に合います。表面が滑らかでモチッとした歯ごたえを併せ持つ麺はスープとの違和感がないばかりか、絡みが良いです。

さすが、よくよく考えられているラーメンだな、と店主の凄さを再確認した次第。

16日からは超らーめんナビ会員限定が始まります。淡麗スープではないようで、そちらも楽しみですね。


 9月9日(木)
新橋の「あたり屋」は、モツ鍋を主軸としたお店ですが、移転前はラーメン専門店だったこともあり、今でもラーメンが食べられます。

モツ鍋とつまみをいくつかいただいてから、久留米豚骨ラーメン。
白濁していますが豚骨臭は皆無で食べやすいです。麺は極細の自家製麺。さっくりと食べられます。


 9月8日(水)
本日開店の「立ち呑み居酒屋 金町製麺」へ。変わった名前なのは、「麺や七彩」@都立家政とフードジャーナリストのはんつ遠藤氏のコラボレーションで、自家製麺のラーメンも提供しているからという理由もあるでしょうね。

ドリンクは一手間加えたハイボールが中心で、どれも面白さがあります。特にレモンピールが付いてくる「王様のレモンハイボール」がお気に入りでした。

店長が各種料理の経験者なので、つまみはバラエティーに富んでいます。詳細は画像を御覧ください。

シメにはその名の通り「〆のラーメン」を(480円)
動物系に煮干しが効き、弓削多醤油らしい柔らかくて適度な甘みがある味。見た目より濃くないです。麺は細麺ほぼストレート。香りがよく、適度な硬さがあり滑らか。

量は少なめで、〆にピッタリ。


開店、おめでとうございます!