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2月  Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2003年2月分】
今月の実食数 ラーメン 18杯 (新規店 7店)
蕎麦 16杯・うどん 0杯
今年の実食数 ラーメン 35杯 (新規店 14店)
蕎麦 32杯・うどん 4杯

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(2杯)
元がんこ三田壱参ラーメン
【おいしかった】
(12杯)
大学ラーメントモエ一風堂五反田
太陽堂がんや(2杯)、たんぽぽいなかむら
あじさい集来つじ田たまや麺楽
【まあまあかな】
(3杯)
三松、ルスツゲレンデ内、武家
【もう行かない】
(0杯)
  

2月28日(金) そ・ラ
 信濃町は左門町交差点にある「手打そばうどん そば清」に行ってみる(初)。看板には「打ちたて、茹でたて、揚げたて」とある。かけが280円でかき揚げ天そば(360円)は安く、スタンドではなく5席+7席のカウンタ席がある。

 しっかりとした和風が香るつゆは薄めの味付けで通常の路麺とは一線を画すものだ。蕎麦は一定範囲で太さにばらつきがあり蕎麦粉の割合も高い。揚げ物も極力作り置をしないようだ。もはや路麺ではないし、座麺店に見習って欲しい点があるほど。ちなみにうどんもレベルが高くつゆは異なるのだそうだ。



 先日訪れた新橋の「らーめん がんや」でもう一つの味である塩たまごらーめん(780円)。透明な褐色のスープは煮干しが強めに効いている。先日食べた醤油と印象が違い、キレの良い塩味だ。たぶん焼き豚のチャーシューの風味が良く感じられる。

 醤油・塩、どちらが好みかは個人的な嗜好の問題だろうが、両方ともレベルは高いと思う。ちなみに自分は僅差で醤油かな。


2月27日(木) そ+飲み
 路麺の「蕎麦 一心 たすけ」は、かけが250円と普通ながら、生麺の茹で立てを提供している。天ぷらそば(380円)は自家製の揚げ物(茄子、ゴボウ、春菊、かき揚げ、イカ、竹輪、コロッケ)から一品を選択するようになっている。

 いつもかきあげを指定することが多いので、今日は春菊天にしてみた。薄い衣をまとって見るからに軽めの様相。食べてみるとそのとおりで、素材が醸し出す多少の苦味を感じる。上品系のつゆに生麺ならではの蕎麦の食感はいつもながら。

 綺麗な店内にはジャズが流れている。この雰囲気は路麺では珍しいだろう。



 江東区はディープな飲み屋が多い。今日は知り合い達と2軒はしご。1店目は極めて良く行くお店、2店目ははじめて行くお店。酒もつまみもやばいぐらいに良かった。


2月26日(水) ラ+懐かしの味
 先日訪れた東銀座の「武盛」は、東京らーめん VS 横浜家系」と銘打っていたが、「横浜家系らーめん 武家」と味を一本に絞ってリニューアル。営業開始から4ヶ月、試行錯誤した結果なのだろう。品揃えは従前の家系のメニューをほぼ踏襲している。

 とんこく醤油ラーメン(600円)は、丼の淵に大きなのり3枚をまとい、スープは茶濁で定番のほうれん草もトッピングされており、見た目は家系。ただしスープは風味が弱く、鶏油(チーユ)は使用していないように思う。麺は太いが強い縮れ麺で、硬めながらモチモチ感がない。

 家系と言い切っているが、個人的にはちょっと違う気がする。



 夜は知り合いが企画してくれた東陽町にある「カムイ亭」にてジンギスカンを食べる催し。肉は生肉・ロールスライス・スペアリブと、生肉にローズマリーとオレンジを施したハーブの取り揃え。火種は炭火でジンギスカン鍋は穴あき(北海道では主に屋外で使用することが多い)。適度に油が落ちるので家庭用コンロでは使用不可な鍋で焼くという本格的なお店だ。

 生肉は癖がなくさっぱりしているのは良いが、北海道出身者からすると冷凍のロールスライスでも癖がなさすぎ。こちらではこの程度でなければ受け入れられないのかもしれないが、上品過ぎるかな、ましてハーブ風味は北海道では食べたことのない新感覚だがおとなしすぎる。逆に言うと、ラム独特の臭みが苦手な人でもこれなら食べられるだろう。鍋の周囲の野菜は肉の油で香ばしく仕上がっている。

 散々食べて飲んで@5k、やや高めながら満足度は高かった。



 その後、「支那そば 八島」に顔を出すも、お腹一杯で麺なしの飲み。徹夜明けの同行者がフツーに醤油ワンタンメンを食べていたのには驚愕だ。



2月24・25日(月・火) そ・蕎・蕎+α
2日分まとめてアップ。

◆路麺

新角@有楽町 月見そば(280円)
23時まで営業していることもあり、数年前は会社帰りの空腹を満たすために頻繁に通っていた。そば・うどんは茹で麺、ラーメンは生麺だったように思う。ラーメンに生玉子やコロッケをトッピングするなど、食欲を満たすためとはいえ今考えると無茶なメニューを注文していた。

揚げ物は確か自家製だったと記憶しているが、フライヤーはすでに火を落としていて作り置きのみだったのでパスした。ダシに和風風味の高さを期待してはいけないが、キリッとした醤油の風味と、路麺ならではの太目で優しい食感の茹で麺がほのぼのとしている。

最後の訪問から数年間隔があいてしまったが、見覚えのある店員さんがいたのには驚いた。



◆座麺

M亭(仮名)@浜松町 もり2枚+かけ1杯(300円×2+500円)
最近の日記にたびたび登場してくるので詳細は割愛するが、最近のお気に入りだ。隣のお客さんはもり2枚を食べ終えてから4枚追加。1枚は少量とはいえ6枚だと360gと結構な量になる(お勘定も1800円と高価)。無理してたくさん食べることはないが、そう注文してしまう気持ちは良くわかる。

会社近くの座麺 かきそば(750円)
季節限定メニュー。かき=牡蠣のことで、つゆでさっと煮込んだ牡蠣が5個とわかめも多めにトッピングされ、海の風味がたっぷり。元来蕎麦の風味が強くなく、甘汁が甘めなので、この程度手を加えた具と組み合わせることによって、より食べやすくなるのかもしれない。



◆飲み

江東区の飲み屋×2 (おおよそ@2.5k)
魚中心のつまみをつまみながらホッピー。珍しく白子の茹で加減を誤ったようだ。鯨刺はクセがなくさっぱりで、ここのお店では最高値の800円ながらつまみには最高。いいだこの刺身、しめサバなどなどを堪能し、適度な酔いも手伝って上機嫌で帰宅。



◆ラーメン

ん〜、食べてない(爆)



2月23日(日) つけそば
 青梅の「つけそば屋 麺楽」は、今や固定客もしっかりとついており、店内は開店から1年と思えない雰囲気が漂よい、もはや風格さえも感じる。そんな中にあり開店当時から変わらないお店の方々の接客の良さもあり、若者をはじめ、家族連れからご年配まで幅広いファン層なのが特徴的だ。

 つけそば(600円)のつけ汁は酸味・辛味抜き、体調に合わせて麺少なめでオーダー。麺はいつもながら光沢があって、見ためからそそる。麺だけを食べると、小麦のしっかりとした風味が感じられる。つけ汁は甘めの醤油ベースで、チャーシューから染み出た風味がよく効いている。

 数年前はつけ麺そのものを食することが稀だったが、レベルの高いお店ができ、この地区にも根付きつつあるのかな。つけ麺の経験値は高くないが、ここなら都内からわざわざ知り合いを引っ張ってきても期待を裏切らないだろう。



2月22日(土) 新店
 オープンが延期されていた中神の「中華そば たまや」に行ってみると、12日が開店だったようでまだ花輪が飾ってあった。カウンタだけの店内はシンプルな造りで、ご主人は魚釣りが趣味なのかな、尾長鯛の大きな魚拓が飾ってある。味は中華そば一種類でつけめんがあるのみ。

 中華そば・並(450円)をオーダー、並・大・特大のラインナップから予想どおりの刻み玉ネギトッピングの八王子系ラーメン。その割りに表面の油が少なめで味付けも比較的薄めながら、香ばしい風味と甘みを感じる醤油スープに仕上がっている。合わせる麺は尾張屋製麺の黄色っぽい麺、食べなれているせいもあるだろうが、組み合わせがしっくりとしている。スープの量がたっぷりで麺が食べやすいし、バラ肉ロールのしっかりとしたチャーシューもよかった。

 八王子系にしてはさっぱりとしたタイプで、こういう系統もいいですね。またつけめんを併せて提供していたり、味付け玉子や杏仁豆腐がメニューにある八王子系のお店は少ないので良いと思う。



 話は変わって、先日のルスツの模様を、日記の特別編としてまとめましたので興味のある人はどうぞ。(ラーメンの話題はほとんどありません) 画像も多少あります。(こちらから)



2月21日(金) 
 昨日の強風もやみポカポカとした日差しの中、魚らん坂を越えて「壱参ラーメン」にて壱参ラーメン(650円)。醤油・塩・味噌に、つけも醤油・味噌がある。ランチメニューはデフォだと醤油になるが、知っている人は少ないだろう、壱参ラーメンは醤油・塩ミックスで、チャーシューのかわりに角煮が入る。

 今日の厨房の中は見たことがない人、いつものiさん(仮名)の職人気質的な麺茹で・スープ注ぎが見られないのはちと残念ではあるが、それなりの腕を振るっているので一安心。もちろん味も遜色ない。

 スープは魚が強い醤油スープ。昨日のお店は魚系が強いまろやかなスープに対して、こちらは魚系をキレにしているので、文章では似ているかもしれないが全く両極端と言える。どちらが好きかは全くの個人的な味覚であるが、自分はこちらの方が好きかな。



 有楽町でよく行く一杯飲み屋は金曜日ということもあって店内は満席、暖かい時期だと店先の簡易テーブルで飲めるが、さすがにこの寒い時期は置いていない。ガード下のトンネル状のお店はあの煙が苦手なのでパス。

 至近距離にある「うた」は初ではないがほとんど来たことがなかった。焼き鳥/豚をメインとして刺身や一品料理も楽しめ、ちょっと飲むには手頃な雰囲気だ。大衆酒場なので接待や密談には不向きだが、想像していたほどの喧騒感はなく普通に会話ができる。

 店長は炭火で焼き物をこなしつつ、新規客の席の割り振りや店員への細かな指示をし、はたまたガラス越しに身振り手振りで呼び込みもこなすという超マルチな仕事人だ。聞けば今でこそ1日に800本程度ながら、かつては2000本の串を焼いていたこともあるのだそうだ。

 焼き鳥/豚は新鮮ならではの味、欲を言えば塩焼きは塩を少量にした方が好み。(塩少な目指定は、たぶんやってくれると思う) 刺身ではマグロブツが脂がのっていて美味。

 ビールから樽生ホッピーに切り替えて、レバー(塩)を軽め指定で焼いてもらう(お店ではレア焼き、で通るようだ)、食感は埼玉屋のレバーに近い感覚。もちろん白レバーにはかなわないが、半生状態で提供できるというのは品質を裏づけているのだろう。お勘定は@2.5K、場所とレベルを考慮するとかなり割安だ、また行かねば。



2月20日(木) そ・ラ
 浜松町の「M亭(仮名)」に行くと天候のせいだろうか、初めて待ちなしで着席。もり2枚+かけ1杯。(300円×2+500円)味は先日来記述しているとおりなので詳細は割愛するが、もりの1枚目はつけ汁なしで食べてしまった。今日も「こんにちは」で注文がとおる超常連さんが来ていた。食べるものが決まっているので、お勘定の1100円ちょうどを用意しているような気がする。



 麹町の「めん徳 二代目つじ田」の夜の部へ行ってみると外に8人待ち、あとでわかったが中で6人待ちで着席まで30分と、通常のお店より待ち時間が長めだが厨房の中の一生懸命さが伝わってくる。オープンキッチンの良さが出ているということだろう。

 味は一種類のみで、ノーマルとトッピング全部のせの2種類。らーめん+味玉子(680円+100円)にする。動物系スープと和風スープのダブルスープのようで、熱々の割りに魚系の風味が強く出ており、魚系それも節系が強いが酸味などはない。まろやかで非常にわかりやすい味だ。麺は適度な硬さで表面が滑らかなのが特徴。チャーシューもフレッシュでジューシー、味付け玉子は黄身が半熟で、見た目の鮮やかさがいい。

 初代は昔高円寺にあり、閉店後のれんだけは新宿の「のざわ屋」の店内にあるととらさん会議室に書き込みがあった。どこかで聞いた話だと思ったら、トップページから「めん徳」でサーチするとヒットする98/12/06のラーメン特番で紹介されていた話だった。店名はめん徳の二代目ということなのね。(初代が高円寺にあったということは、本日お店でも確認しました。)

 TVの放映内容を記述しておくと意外と役に立つのね。でも大変なので復活はありません。



 話は変わって、知り合いの協力でバナーができました。トップページの最下に貼ってありますので、リンクをしているページの管理者の方々、よろしかったらお使い下さい。


2月19日(水) ラ・そ
 大門の「中華そば 集来」は和風魚系、それも煮干が強く効いた熱々のスープと、手打ち風平打ち麺のピロピロ感とモッチリ感が織り成す独特なラーメンだ。そんな個性的なラーメンを無性に食べたくなることがある。朝からそんな気分でお気に入りの手打ラーメン(550円)を食べに出かける。

 今日のスープは上品系だ。煮干をしっかりと感じるがまろやかで上品さが漂っている。こういうスープも好きだが、個人的には角張った野性的なスープも好きだ。歯ごたえのある麺とどちらを組み合わせた方がいいのだろう、個人的には甲乙つけがたい。熱々スープなので丼からは湯気がもうもうと立ち上る。想像はつくだろうが表面の油は極めて少量で、ラードなどは注がずピュアーなスープに味付けをしただけのようだ。

 流行のラーメンも魅力的であり、食べてみると確かに種々の工夫をしているのは痛いほどわかる。そんな中でここのラーメンを食べ終えていつも思うのは、昔ながらの味に触れることにより、流行に惑わされすぎないよう自分の並行感覚が保たれているということもあるということ。最近はオープンしたお店は様々な工夫で差別化を図ることが多いが、こういうシンプルなラーメンにも大勢のファンがいるのは確かなのだ。



 小伝馬町の「かけそばや 郷」は昼もいいが夜も楽しめるメニューがたくさんある。かけそばが270円から食べられるお店とは思えないほどつまみを豊富に取り揃えてある。価格的には路麺であるがそれを超越したレベルだ。

 昼は行列も抱える人気店、理由は行ってみると容易にわかるのでお楽しみとしておこう。



 その後、「支那そば 八島」に顔を出して、帰宅リミットだたので、短時間で退店した。



2月15〜18日(土〜火) 北海道スキー
 4日間ルスツへスキーに行ってきました。食事はホテル内ばかりで麺類はほとんどなかったので、以下の3杯のみ。


 ルスツの様子は改めてまとめることにしますが、安くないし遠いし疲れるけど、来年も行くと思います。北海道でしか味わえない滑りがそう思わせるのでしょう。それにしても脚がパンパンに張って、明日は筋肉痛だろうなあ。(ルスツの模様はこちら



2月14日(金) 座麺
 寝不足の割に朝から腹が減って、通勤途中の新橋で路麺「おくとね」。本当は舞茸天がおすすめなのだが、ボリュームがあって朝食としてはちと重いのでパスしてたぬきそば(340円)。揚げ物類が自家製なので、たぬきはフレッシュさがある。鰹だしが程よく効いたつゆに冷凍麺の組み合わせで、生麺や茹で麺とはまた違った食感が楽しめる。以前に書いたことがある釜玉うどんも冷凍麺ならではの食感でイケる。ただし釜玉そばは、そばの風味がかえって邪魔に思えてしまった。



 夜は会社の飲み会後に「支那そば 八島」へ。来週の月・火は来られないので顔を出しておこうとなった次第。繁盛しておかしくない時間にかかわらず知り合い5人のみと閑散としているのは珍しい。バレンタインデーのせいなのか、と勝手に想像していたら次々とお客さん来店で満席状態となる。金曜日は遅い時間に混み出すのかな。キープ黄八丈+揚げワンタンなどなどのつまみもあって楽しい時間を過ごすが、短時間だったので麺まで至らず退店した。



 明日から北海道にスキーに行きますので、日記の更新は早くて火曜日になります。宿泊地がルスツという山奥にあるリゾート地なので、周囲にはラーメン店が1軒(*)しかありません。観光地的な要素もあって、ラーメンだけでなく食べ物のレポは期待できません。

(*)レポートにある、「いなかむら」。観光地っぽくなくしっかりとしていた。

 北海道のゲレンデでは、サホロ・ニセコ・ルスツ・キロロと廻りましたが、ゲレンデの広さ・長さ・心地よい斜度・適度な難易度の点において、ルスツが自分に一番合っているようで、今回で4回目(5回目?)となります。今週はスキー場周辺は雪が多く降っているようで、パウダー、欲を言えばアスピリンスノーを期待♪



2月13日(木) 座麺!
 浜松町の「M亭(仮名)」に行くと2人待ちといつもとさほど変わらないものの、ガラス越しに見える店内には食べている人がほとんどいない。案の定入店まで時間がかかり、他の人もそう思っているかもしれない。しかしそれに対して文句を言う人などいない、そんなのんびりとした空気が流れている。

 今日はもり2枚+かけ1杯(300円×2+500円)。蕎麦の強い風味にしっかりとした歯ごたえと、滑らかな喉越しで満足度が高い。つゆなして半分、つゆをつけて半分、さらに薬味で楽しみながら1枚とあっという間になくなってしまった。程なく出てくるかけは木製の蓋つきのお椀。こちらも鰹風味が強い甘汁(といっても甘さはない)で、程よい歯ごたえの蕎麦に良くあっている。

 今日のオーダーは前述のとおり、もり2枚+かけ1杯。略して2枚と1杯でも通じる。注文の仕方にいろいろあれど、「こんにちは」だけでもり2・かけ1が出てくる人がいた。自分は今日でここは3回目だが、毎回顔を見かけているような気がする。超常連さんなのだろう、毎日来ているのかな。



 夜は会社のヒトと、久しく行っていなかった有楽町の交通会館地下へ。地下鉄有楽町線への連絡通路に近い場所に、頑固なご主人が切り盛りする刺身の旨いお店(中村屋だったかな?)があった。ずーっとお店を閉めていて再確認してみると、やっぱり看板が取り外されている。何度も行ったことがあるが、兎に角刺身が新鮮で値段も手ごろ。着席時にカウンタめがけて山葵を投げ置くというのは鮮明に記憶している。

 気持ちがすっかり刺身だったので至近距離にある居酒屋にする。ここも刺身類を中心に魚介類の料理を得意とする店でそれなりの味を楽しめるが、どれも少な目の盛りで900円と高め。安くて新鮮な味を楽しめるお店をいくつか知ってしまったためか、余計そのように感じるのだろう。関さば・白子・ほっき焼きなどを食したが、どれも味は無難。売り切れだったイカフ焼きはイカのゴロと身をからめて焼いたものらしい。なんでも電話予約するお客さんもいるのだとか。

 そこの女将さんに閉店したお店の情報を聞くと、2年ほど前からほとんど閉店状態だったそうだ。安くて新鮮な刺身類を提供するには体力が必要なようで腰痛が悪化して閉店した模様。いつも行列があり、長居をしすぎるとご主人から「うちは飲み屋じゃない、食べないのなら帰れ!」と言われたこともある。常に行列が耐えないお店だったので、常連さんも多かったはず。お店が閉店したことにショックを受けた人は多いだろう。



2月12日(水) 路麺!
 超遅い昼食は有楽町駅から至近距離の「天久利」。新橋・有楽町・新宿・渋谷などにもお店があるチェーン店だ。

 向かいのお店は現在でも飲み屋さんだが、以前は「力士」という飲み屋さん。ここは同名の超至近距離の支店(?)で、ちょくちょく利用していた場所だ。ホッピーが置いてあってつまみ類も安く1人¥2kで満足感があった。特に遅くなった夜にちょっとだけ飲みたい時に重宝していたなあ。席の配置は変わってしまったが、横長の狭い店内のスペースにはその当時の思い出がオーバーラップしてきて、なつかしさがある。

 オープンから日が浅いということもありもちろんきれいな店内で、自販機による食券制。固定椅子8席のカウンタだけの配置となっている。そば/うどんをメインにして、かけ300円をベースに種々のメニューを取り揃えてあり、揚げ物類は極力作り置きをせずに揚げたてを提供するというのがウリのようだ。そのため待ち時間が発生することもあると但し書きがあるが、個人的には大歓迎である。

 かき揚げそば(400円)のかき揚げは熱々、加えて一般的なかき揚げの2倍はあろうかという厚みに驚く。野菜類を中心とした具もたっぷりで、厚みがあるのに中心部までしっかりと火が通っている。やや焦げ目があるものの、これが実質100円というのは路麺界に一石を投じるといっても過言ではなかろう。程よい出汁が効いたすっきりとしたつゆに、そばは生麺なのかな。これならば揚げ物以外との組み合わせも期待できるが、揚げたての誘惑を払拭できるか自信がないほど。

 チェーン店ならではのノウハウを生かした長所が良く出ていると思う。



 夜は知り合いの人達と三田の串揚げ「たけちゃん」へ。曜日のせいなのだろうか、前回に比べてすいていて、あっさりと奥のテーブルに着席。入り口に近い立ち席・簡易テーブルではなかったが、奥の席は最初のオーダーは1人5本以上という制限があるものの、ここのさっぱり系揚げ物類ならば極めて容易なこと。カキ・もち豚・生しいたけ・ぎんなん・・・などなど。レモンサワーを飲みつつ食も進む・・・が、いくらなんでも同行者のように15品は無理だ。

 その後、至近距離のチェーン店に場所を移して、超さっぱり系つまみと熱燗・焼酎お湯割で〆とする。2店ともこれでいいのかというほど超格安。



2月11日(火・祝) 青梅線沿いの新規開拓
 当会議室に情報を頂いた、小作の「ラーメン たんぽぽ」に行ってみる。場所はすぐわかったが、赤いテント、、、自分が苦手とするラーメン店に外観が似ているのでひいてしまいそうになるものの、入店した際の煮干しの香りにホッとする。

 メニューが多く定食・丼もの・つまみもあるので、食堂と飲み屋さんの中間的存在なのかな。ラーメンは、醤油・塩・味噌にトッピングとの組み合わせで、カレーラーメンというものある。初めてのお店なのでいつものように正油ラーメン(500円)にする。

 煮干しの香りが心地よく感じる醤油スープはさっぱり仕立て。温度が高すぎないためか、風味の強さが良く感じられて、お店の外観からは想像の出来ない味だ(失礼!) ただし麺が弱く、後半はダレてつらいかな。加えて2枚入ったチャーシューにジューシーさがあると全体的な印象がかなり変わってくるはずだ。

 面白いのが薬味、長ネギの小口切りと玉ネギのみじん切りが入っていて、両方入れるているのは珍しいだろう。お店の雰囲気から想像するに、夜はまた違った面白さがあるのだろう。



 「タンポポ」といえば、伊丹十三監督のラーメンを題材にした映画があったなあ、面白くて何度も見た。モデルとなったお店は京都だと思っていたがこんなページがあった。真相はいかに。



2月10日(月) 座麺・新橋の新店
 昼は時間がなかったので会社近くの座麺にてカレー南ばんそば(750円)。粉っぽさがなくスパイシーな風味がお気に入りだ。味付けが濃いので途中から無料の生玉子を投入して塩辛さを中和させる。寒い時期はとろみのあるつゆ物は身体が暖まって余計に美味しく感じるのかな。



 夜は新橋に先日オープンした「らーめん がんや」へ。埼玉・北坂戸から移転してきたばかりで、店先には「地養鶏、豚骨をふんだんに使った動物スープと、九十九里産煮干等をふんだんに使った魚スープを掛け合わせた、化学調味料を一切使用しない天然だしのスープ」のようなことが書いてある。味は醤油・塩とつけ麺をメインとしている。

 食べたのは醤油味である支那そば(680円)。透明感のある油が少な目の醤油スープは、動物系より魚系、それも鰹節などの節系の風味が強い。味付けはほんのりとした甘みを感じる醤油味で、個人的に好きな味で食べやすい。系統としては東中神の「まるひろ」に近い印象だ。

 麺は細めのストレートで、多加水のような透明感がある。芯を一本残した硬めの茹で方でスープとの相性も良い。チャーシューは煮豚でなく焼き豚だろう、適度な歯ごたえがあって噛むごとにジューシーな肉汁が出てくる。近いうちに塩を食べてみよう。



2月9日(日) 地元の座麺
 地元の「石臼挽き手打ちそば ひらの」へ。いつもなら駐車場が一杯であることが多いが今日はすいている。こんなことは珍しい。スウェーデンハウスにクラフト風の器と蕎麦店らしからぬ様相ながら、もりそば(600円)はしっかりとした二八で歯ごたえ・風味が良い。

 新メニューのふんわり手作り杏仁豆腐(300円)は、オレンジソースがかかって甘さ控えめのさっぱりとしたタイプで、自分でも食べられる。お店のレポートはこちら



2月8日(土) 立川
 先日下見した中神の「中華そば たまや」に再訪したがシャッターが閉まったままで、さらにオープンが遅れているようだ。



 至近距離に「石臼挽き手打蕎麦 又達」があるし偶然発見した路麺もあったが、気分がラーメンだったので西立川の「太陽堂」にする。満席で2人待ちと普段に比べてすいているものの、行列は絶えることがなく次々とお客さんがやってくる。

 ラーメン(650円)のスープは茶濁で動物系と和風魚系が融合した風味。以前に比べて魚系が突出しなくなりバランスが良くなったように思う。モチモチ感のある麺もいい感じ。味付玉子が1個入ってこの値段は安いよなあ、行列にも納得だ。



 立川に行ったのはオデ姫がリコールとなったため。ナビの電気系統に不具合があって電源オフでも微量電流が流れるから、とどうでもいい理由だったが、随分とディーラーに顔を出してないこともあって持ち込んでみた。

 対応に時間が必要なので代車を拝借したらこれが新アコード、それも17インチ−45のタイヤ(ADVAN)を履き、マフラーを両サイドに配置したモデル。サスはタイヤに負けずにしっかりとしたセッティングで、抜群の直進安定性にコーナリング時のロールが少ない。パワーユニットは2.4LのV−TECで、低回転ではややトルク不足の感はあるが中〜高回転の吹けは申し分なし。シートのサイドサポートもしっかりとしているのでマニュアルで楽しんでみたい車だなあ。



2月7日(金) 座麺・路麺
 気分は座麺だったので、「芝大門 更科布屋」にて生粉打そば(700円+税)。新そば第一弾がニセコ、第二段は北海道斜里産で、本日は福井県坂井産。

 見た目は普通ながら重量感がある。風味はほんのりとしているので歯ごたえ・喉越しを楽しむそばだな。いつもながらつゆが甘みが強くあまり好きな部類ではないので、ちょっとだけつけて食べ進む。(お店のWebPage



 路麺は三田の「蕎麦 一心 たすけ」。中途半端な時間だったので作り置きはせずに注文が入ってから生麺を茹でている。3分ほど待つことになるが、茹で立てを食べれるのだからうれしい待ち時間だ。

 食べたのは(冷やし)納豆そば(400円)。冷水で締めたそばに挽き割り納豆・うずらの玉子・刻みノリがトッピングされている。かけ汁はもりと共通の辛汁のようだ。しっかりとした歯ごたえが生麺らしい食感。下手すると一般の座麺店よりもレベルが高いかも。



 会社を出るのが遅くなったので新店訪問はあきらめて、「支那そば 八島」へ。生ビール・キープ黄八丈を飲みながらつまみいろいろ。知り合い達と話が盛り上がり、閉店時間までダベっていたがラーメンはなし。

 先日訪れた「トモエ」の関連店が北千住にできて、味がよかったと煽られる。とらさん会議室によると、西八王子の弟さんが宇都宮で「支那そば 巴」を、妹さんが日野の「支那そば トモエ」、そのお姉さんがやっているというから、4兄弟ともラーメン店を営んでいるのだそうだ。



2月6日(木) 駅麺・座麺・ラ
 立川駅には「奥多摩そば」が3店ある、2・3番ホーム(青梅線)、4・5番ホーム(中央線上り)と、食べたことがなかった6・7番ホーム(中央線下り)。かけが260円からで、おでんそば(380円)を一押しにしているのも同じ。以前はどうか知らないが現在はNRE系の経営となっているようだ。

 たぬきそば(340円)の食券を買ってから厨房にフライヤーがないことに気づくも、時すでに遅し。市販のきれいすぎる揚げ玉は風味も味も好きでない。薄めのつゆは適度な風味ですっきりしたタイプだ。揚げ物以外のオーダーが良いのかも。



 昼は浜松町の「M亭(仮名)」にてもり蕎麦3枚(900円)。1枚60gのようなので180gとなる。ラーメンで180gといえば自分には量が多めだろうが、ここは少なく感じる。もっとも重量は茹でる前であって、ラーメンは茹でることによって量が多くなりがちであるが、蕎麦は比較的変わらないせいもあるだろう。

 そういえば月島の「蕎羅」でせいろを2枚(計300g)を食べたことがあった。もちろん蕎麦のレベルが高くなければ食べられないだろうし、それはここも同じ。時間に余裕があればかけ蕎麦を追加してもいいな、というほどの満足度。完全にはまってます。



 遅くなった夜は「元がんこ 三田」で中華そば・コッテリ味・やや薄(700円)。コッテリを食べるのは久しぶりで味を忘れている。基本は同じだが一面を覆う背油が追加されるが、見た目ほどしつこくなく甘みが強めになる。アッサリ味とは印象が違うので好みがあるだろうなあ、個人的にはアッサリの方がスープそのものを味わえるので好きかな。

 とらさん会議室に「赤い提灯で看板のないお店」とここの話題が出ていたが、以前は提灯ではなく牛の大腿骨をぶらさげてあった。BSD騒動後、材料に牛骨を使わなくなったのを機にトレードマークを提灯に変えた訳だが、その頃に近所の人が多く来店するようになったと聞いたことがある。黒い壁に小さな窓、赤色にライトアップされた牛骨だけでは何のお店かわからなかったようで、提灯にして初めてラーメン店と知った人が大勢いたようだ。

 店名ではないが、髭を蓄えた一見がんこそうなご主人は実は優しく、数回顔を出すと顔を覚えていて一言声をかけてくれる。これが疲れた身体には効くんだな。また、現在は系列から外れているが、末広町のご主人とは昔からの知り合いなので、現在でも付き合いがあるようだ。



2月5日(水) 早く食べる裏ワザ?
 昼に「博多一風堂 五反田店」へ行くと7人待ち。まあこれ位なら寒空のなかで並んでいてもいいか、と待つもさすがに冷えてくるなあ。空腹感も増してますますラーメンが恋しいモードになってくる。

 博多系のお店では麺の茹で方を硬めと指定できることが多いが、ここは「粉おとし・ハリガネ・バリカタ・固め・ふつう・柔め・バリヤワ」と広範囲に指定することができる。硬めの麺が好みの人や、時間がなくていち早く食べたい人には硬め指定が良いでしょう。今日の自分がそうでした、白丸元味(600円+税)をバリカタ指定で。

 普通でも適度な硬さがあり、固めは歯ごたえが増す。その上のバリカタだから生っぽいのか?と思いきや、想像してたほど違和感はない。これならハリガネはたぶん食べられるだろうが、粉おとしって茹でるのかなあ? 食べてみたいもののちょっと怖い。



 夜は会社の飲み会で銀座八丁目のチェーン店。店内は照明を暗めにするなどの工夫があるようだが、値段の割りに食べ物・飲み物は特筆することなし。最近ディープなお店の満足度を知ってしまったことを差し引いても、チェーン店の薄さが目立った。二次会に誘われたが、大人数過ぎるようなので離脱。行ってないので何とも言えないが、飲んで仕事の話に終始するのは勘弁だ。



 とある用事をこなさねばと「支那そば 八島」でキープ黄八丈を飲みながら揚げワンタン、小一時間ほど顔を出してから無事帰宅。麺はなしだった。



2月3日(月) ディープな飲み屋
 会社近くの「三松」は6人入ればキツイ店内の路麺だがラーメンもある。久しく食べていないのでラーメン(350円)、それだけでは寂しいのでコロッケ(90円)をトッピング。極めて狭い厨房には小さいながら寸胴がある。

 鶏ガラベースのさっぱりとしたスープ、醤油の味付けが濃いがこの値段にしてはがんばっていると思う。コロッケはジャガイモベースに野菜・コーンが少量。スープに浸しても厚みがあるので中が冷たいまま。ラーメンとの相性は「?」かな、ソーセージ天の方が合うかも。

 コロッケラーメンといえば、有楽町の「新角」。こちらも路麺でコロッケラーメンが食べられる。遅くなった会社帰りには随分とお世話になったなあ。久々に行ってみるか。



 夜は王子の居酒屋「やまに」。以前はカタカナだったが箸袋に記述してあるとおりひらがな表記になったとのこと。創業65年の老舗で昨年11月に建て替えられたばかりの綺麗な店内は満席。2Fは40席あり宴会も可能なのだという。

 ホッピーを飲みながらくじら刺し・イカ刺し、レバから揚げにハムカツ、、、。なつかしの鱈白子(タチ)を生で食べられるのは珍しい。そんな訳でラーメンもあるのだがお腹一杯になってそこまでたどり着けず。お店の人たちも明るいし安価でいいお店だ。関連ページはこちら



2月2日(日) 八王子
 昨日に引き続いて路麺探索。高尾・西八王子駅周辺をそれぞれ30分以上歩き回ったが見つけることができなかった。立川駅南口にあったはずなので今度はそちら方面にしてみよう。(豊田駅北口に1軒あるという情報を頂いた)



 探し疲れてお腹も減ったので西八王子の「トモエ」でラーメン(500円)。店内に入ると魚系の香りが立ち込めている。濃い目の醤油スープに透明な油が層になっているが、ラードや背脂ではなく腹脂を使用しているのは珍しい。香ばしさがあって量の割りにしつこくないのが特徴で、八王子系ラーメンにお決まりの刻み玉ねぎも合っている。

 麺は田村製麺の細縮れ麺、画像で見るより実際は細く感じる。スープが強いので負けてしまいそうに思いがちだがそうでもない。歯ごたえを感じしっかりとした味付けのチャーシューも良かった。細麺が好きな人にはお奨め。


 
2月1日(土) 徘徊
 29日にオープン予定だった中神の「中華そば たまや」はオープンが遅れているようだ。(今日の様子はこちら) 外観は出来上がっているように見えるので味の完成待ちなのだろうか。中途半端な状態で開店させないのは的確な判断だろう。



 中神と言えばいつも賑わっている「元祖長浜 大学ラーメン」に行ってみる。博多系のお店らしく味は一種類のみ。もちろん麺の硬さを指定することができるので、ラーメン・無指定+替え玉・かため(600円+100円)。

 とろみがあるスープは豚骨のいやな臭さは皆無で、豚骨の風味が良いアクセントになっている。味付けはやや濃い目で、替え玉の2杯目がちょうど良い濃さになる。博多から取り寄せていると思われる極細麺は無指定でも適度な硬さがあるが、硬め指定はさらにポキポキとした食感が楽しめる。

 特筆すべきはチャーシュー。博多系でこれほどジューシーかつ柔らかくしっかりとした味付けに仕上げてあるチャーシューは珍しい。チャーシュー麺は+300円ながら、このチャーシューならオススメ。



 お店近くの状況としては、至近距離にあった「ホープ軒」が閉店、すでにテナント募集となっていた。また東中神駅方面に「立喰いそばうどん おがわ屋」というお店があった。以前からあったのかなあ、気づかなかった。(満腹だったのでパス)

 そう言えば立川以西で、駅構内に立ちそば(駅そば)はあるが、前述のような立ちそば(路麺)を見かけないが存在するのだろうか? それでは探してみますかと可能性が一番高いと思われる八王子駅周辺を徘徊してみる。「富士そば」があるのは知っていたが、JR北口・南口・京王八王子駅周辺でも発見できなかった。八王子駅周辺には存在しないのかしら?

 今度は他の駅周辺をじっくり探してみますか。(今日の成果はこちら
 可能性としては西八王子が高いか? 読者の方々からの路麺情報もお待ちしています!



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