【今年の感想(2008年)】

食べたラーメン  315杯 
新規開拓のお店  95店 


2008年をふりかえってみて (2008/12/31)

◆実食数
昨年に比べて、実食数315杯(+110杯)・新規開拓店95店(+32店)と大幅に増えて、300杯を越えたのは01年以来のことです。(理由は後述します)

新規開拓率がここ数年30%前後というのは狙った訳ではなく、新規開拓とリピートの比率はこの程度がちょうど良いペースだと思っています。


◆実食数が増えた理由
徒歩圏内でランチが食べられる三田に、「らぁめん 丸」「むらさき山」ができて、そこに行く機会が増えたことと、そこから派生して、「天空」「杏樹」など周辺のお店に行ったことが杯数を押し上げているものと思われます。

ランチに三田で、レベルの高いラーメンが食べられるようになったのは嬉しい限りです。


◆印象に残った一杯 
  1. 前述の「らぁめん 丸」「むらさき山」

    前者は醤油が一番好みながら、和風魚系ががっつりと効いた味噌とオーダーをいつも迷います。つけ麺は強い粘性のあるどろどろ系で、食べ終えるにはおかわりが必須という独特のものです。食べ終わる頃に出されるジャスミンティーなど、ホスピタリティが高いのもお気に入りの理由。

    後者はお手軽に食べられるお店として重宝していたのですが、10月にTV放映されて以来、ランチタイムは常に20人ほどの行列ができてからは足が遠のいてしまっていますが、飽きの来ないラーメンなので、またぜひとも行きたいお店です。

    二店とも2月オープンで若いお店ながら、この二店ができたことによって、三田のラーメンのレベルが一気に引き上げられたと思っています。

  2. 新規開拓店

    • 「ど・みそ」@京橋・・・味噌ラーメン専門店で、06年オープンながら初訪問。北海道味噌ラーメンではなく独特の味わいながら、店主の想いがひしひしと伝わってくる一杯。新作・限定を次々と投入していて今後とも眼が離せません。

    • 「はやし」@渋谷・・・粘性のある茶濁スープは流行のWスープとは一線を画し、油に頼らない丁寧さには驚愕。単一の味のみで勝負という潔さ。昼だけの営業という敷居が高いながらも、またぜひとも行ってみたいお店になりました。

    • 「いしはら」@西荻窪・・・大好きなたんたん亭の創業者が06年開店。食べ進むほどに滋味深さを増して、海老わんたん・肉わんたんとの相性がとにかく素晴らしかった。夜は飲めるのですが未訪問、これが来年の大きな宿題です。

    • 「ほん田」@東十条・・・22歳の店主が提供しているとは思えない透明なスープの中からは様々な風味が押し寄せてきて、2月オープンながら早くも人気店になったことには頷けました。まだまだ進化するだろうと予測できて、今後とも楽しませてくれる予感があります。

    • 「アイバンラーメン」@芦花公園・・・アメリカ人店主が作り出す一杯は、想像を超えた完成度の高さでした。日本人よりもラーメンに真摯に取り組んでいるかもしれない。なかなか行けない場所ながら、最訪問必須となりました。


  3. リピート店

    • 「麺や 七彩」@都立家政・・・次々と新しい味に取り組んでいるのですが、どれもはずさないのはベースがしっかりとしているからでしょう。年末放映のTV番組では上位にランキングされるとともに、難関を越えて全員に「参った!」と言わせたのは至極納得。場所的には厳しいながら、すっかりお気に入りになっています。

    • 「らーめん 大喜」@湯島・・・いつもどれを食べるか迷ってしまいます。それぞれのスープに合わせた自家製麺には毎度唸ります。行列店にかかわらず奢ることなく、飄々と七変化を繰り出してきます。今後どんな引き出しを開けてくるのかの楽しみがあります。

    • 「支那そば 八島」@茅場町 or 日本橋・・・開店したての00年から通っていますから、ここは私にとっては心が癒されるお店なんです。たんたん亭系の流れを汲みつつも独自の進化を遂げた味。つまみが多種でどれもお気に入りなので、日記に書いていないことがあるのは麺まで到達できなかった日ですね。

    • 「やきそばーHIT」@巣鴨・・・03年に行って以来、久々に訪問してみたところ、麺の進化に驚愕しました。オーダーの都度麺帯からパスタマシンで切り分ける麺は生き生きとしています。この製麺方法で、この食感が出せるのは凄いことです。どのメニューも好きなので、2・3人で行って食べ分けるのがいいです。

    • 「麺屋 臥龍」@三軒茶屋・・・個人的には芋焼酎の師匠のお店。ここならではの焼酎と、そのの飲み方を教えて頂きました。裏メニューのつまみも心に残ります。〆の軍鶏白湯のスープはしつこくなく物足りなさもなく、飲んだ後でもスッと入っていきます。季節限定の、冷やし・味噌もさすがと言わざると得ないでしょう。


  4. 多摩地区のラーメン店

    新店はあったですけど、上記と比べるとおとなしめだったのかな。もちろん、リピートを欠かせない「太公望」「特一富屋」は例年どおり満足度でしたが、その他の気になったお店を列挙します。

    • 「麺行使 伊駄天」@立川ラーメンスクエア・・・いくつもの味を提供していますが、「濃厚魚介系らー麺 本節肉そば」は、スープと醤油の組み合わせが自分の好みにピッタリ! 他のメニューも食べてみましたが、その感動には届かなかった・・・。

    • 「青樹」@羽村・・・ご存知、「いつ樹」のセカンドブランドで、月曜日だけの営業です。煮干したっぷりの醤油スープはインパクトがあってわかりやすいラーメンだと思います。個人的には、この味で独立しても良いと思っているレベルです。



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