Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2009年7月分】
今月の実食数 ラーメン 22 (新規店 7)
蕎麦 0 路麺 1 うどん 0
今年の実食数 ラーメン 210 (新規店 81)
蕎麦 5 路麺 8 うどん 6

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(2杯)
特一富屋さくら
【おいしかった】
(20杯)
八七三家
二代目けいすけ 海老そば外伝
かわうち家三幸吉法師たま家
天下一品 五反田六角堂 武蔵村山
正ちゃんたけちゃん にぼしらーめん
たけくらべもみじ太助家丸嘉
西海 多摩センター大門家そら
喜神新橋 大勝軒


 7月31日(金)
涼しかったのでランチは品川の「麺処 喜神」へ。

醤油らーめん(600円)、醤油を生かした穏やかなスープながら物足りなさは感じません。今日はやや醤油が立ちぎみだったかな。

自家製の中細麺は210gとたっぷりな量ながら、しなやかさがあってするするとお腹に納まります。
これで600円とは、とてもお値打ちです。



場所柄、良く飲みに行くので存在は知っていたものの「新橋 大勝軒」へ初訪問。今年1月オープンで、東池袋大勝軒の山岸氏の書があったりと、大勝軒らしい雰囲気があります。(自販機ですけどね・・・)

それらしくラーメンともりそばがあり、個人的にもりそばのつけ汁がイマイチ苦手なのでラーメン・並(680円)を。並 150gと大 225gは同じ価格です。

熱々のスープは動物系と煮干しや節系の魚系のダシが良く出て、独特の香ばしさがある。味付けは醤油で濃くなくまろやか。なかなかきちんとしています。

ウェーブのかかった太麺は、モチモチよりも硬い食感で、すすりずらい麺。つけ麺向きだと思います。それにしても、小食ながら150gでは大勝軒らしさが薄れてしまったかな、ちょっと失敗。


 7月30日(木)
何と五年ぶりに神田の「めん屋 そら」へ。つけ麺がメニューに増えたものの、ほとんどメニューに変化がなく、ラーメンは650円のまま価格が据え置かれているというのは驚きです。

味玉醤油らーめん(750円)、細麺と平打ち麺が選択できるようになっていたので平打ち麺で。
相変わらずバランスの良い醤油が生きたスープは、脂が少なくさっぱりとしつつも奥深い。久々に食べましたが、個人的にかなり好みの味です。平打ち麺はしっかりとしたコシがあり、つけ麺のほうが向いているかも。

定期的に通っていいお店です。


 7月29日(水)
立川ラーメンスクエアの「創作麺工房 無限」が今月10日、家系専門店にリニューアルして「横浜家系 無限 大門家」になり、ラーメンとつけ麺のみのラインナップへ。

醤油とんこつラーメン(700円)を麺・味・脂は普通指定で。
豚骨がしっかりと主張し、背脂の甘みも十分に染み出ている。脂は少なめながら、いかにも家系というスープはなかなか再現度が高いと思います。

太いヨリが入り短い麺はかなり硬く、家系の麺としては個人的には違和感があったほど。好みでしょうが、柔らかめ指定が良いかもしれないです。肩ロースチャーシューは柔らかく家系としては上質なのもの。

今後が楽しみなお店。


 7月26日(日)
「らーめん西海 多摩センター店」、八王子・高尾は食べたことがあるのですが、本店?であるここは初。基本のラーメンは一種類で季節限定メニューが二種類とシンプルなメニュー構成です。

らーめん 角煮(680円)はチャーシューのかわりに角煮がトッピングされ、ちょっと豪華。ほんのりと焼きアゴが香り、アオサがスープに染みると潮の香りが広がります。

デフォのラーメンが480円というのは味もさることながらコスパの良さは素晴らしいことですね。家族連れが多いのにも納得です。


 7月25日(土)
日野(多摩モノレール・万願寺)からほど近い「丸嘉」は、たぶん8年ぶり。でもラーメンが50円しか値上がりしてないのは凄いことです。

前回と同じくラーメン(550円)、前回は自家製醤油の独特な味わいだったのですが、そうではなくなったのかな? それよりも、食べ始めは隠し味のセロリが印象的。

麺は毎朝作っているという、チリチリの細麺。流行の硬めではないのですが、延びている訳ではなく穏やかなスープに対しては、「これでいいよね!」と納得してしまうほどぴったりの相性。

こういうノスタルジックなラーメンは、古い街並みと同じぐらい貴重だと思います。


 7月23日(木)
月島に先月オープンした「太助家 -TASUKIYA-」へ。隣の鮮魚・一夜干しの焼き魚定食がなかなかのお店、「めし屋」には何度か行ったことがあるのですが、その息子さんのお店だとか。

メニューは、ラーメン・つけ麺が一種類ずつで、限定15食の○特こってりラーメンというシンプルな構成。初めてなのでもちろんラーメンで。味付玉子を付けてみました(750円+100円)

やや茶濁のスープは突出した風味はないものの旨味がじわりと出ている鶏ベースで、無化調らしいさっぱりとした味わいが口の中に広がります。その特徴を最大限に生かすように、味付けは濃くなく仕上げてあります。

麺は細めで硬め。浅草開化楼のしっかりとした麺なのですが、個人的に穏やかなスープに対しての相性は強すぎかな?

とは言え、完成度が高いのは確実。限定の太麺を使ったラーメンや、つけ麺も気になります。


 7月22日(水)
久米川の「麺蔵 もみじ」は二度目の訪問。20時ごろで常に3・4人が着席していて、入店から退店まで自分一人になることはなかった。駅から近いこともあるでしょうが、それだけでなくここで普通に晩ご飯を済ますお客さんが多いのかもしれません。静かに活気のある状態でうまく回っているとでも言うべきでしょうか。

今日は未食の海老塩らーめん(700円)にしてみました。

ほんのりと薄い褐色を帯びたスープのベースは鶏と思われ、表面の油が少ないためさっぱりとしていますが、海老の頭を使用したような香ばしさが特徴的です。食べ進むと風味が薄れるものの、食べ始めはインパクトがあって取っつきやすい。甲殻類アレルギーがある人は除いて、これは「やめられない、止まらない・・・」のスナック菓子に近い感覚?

ラーメンの味が7つあって今日は2つ目ながら、前回の地鶏醤油ラーメンとは全く異なった味わいを楽しむことができました。残りのメニューも食べてみたい。そう思わせる一杯でした。


 7月21日(火)
花小金井の「麺屋 たけくらべ」は二度目の訪問で、未食の豚(とん)ふうらーめん(590円)を夜のみ提供の中太麺で。

前回の和ふうは節系・煮干しが効き、油はほとんど皆無なのに対して、豚ふうは豚骨を主体とした濃厚さと表面に浮かぶ油の甘みと香ばしさがアクセントになっています。

とても対極的ですが、共通しているのは化学調味料未使用ということ。なので、食後はもたつかない爽快感があります。よく考えられたラーメンだと思います。


 7月20日(月・祝)
調布の「たけちゃん にぼしらーめん」は久しぶり。12時過ぎでほぼ満席で、時々数人の待ちができるというちょうど良い具合に回転しているようです。

スペシャルラーメン(1000円)は、ラーメン(790円)にチャーシュー1枚(110円)と味付玉子(110円)がトッピングされているので、単品で追加するより10円お得。微妙だなぁ(笑)

店名どおり煮干しが効いていますが、それだけでない素材の味わいがじわじわと出てきて後半もダレずに食べ進めるのは流石。安心感さえ感じます。

麺は三河屋製麺のサクッとした食感。個人的に好みの麺です。チャーシューは分厚いのに柔らかでしっかりとした味付け。コリコリのメンマも好み。

どれも上質なのに、どれもが突出しない。そのバランスが素晴らしいですね。


 7月19日(日)
鶴川の「尾道らーめん 正ちゃん」はたぶん10年ぶりだと思います。13時で満席5分待ち。お客さんが多いだけでなく年齢層が幅広いですね。

未食だった塩ラーメン、見た目は透明感のある褐色で醤油とは全く異なったツラ構えで油も皆無。魚介系のダシがきっちりと効き、物足りなさはありません。麺は醤油と同じ自家製の白っぽい中細麺。強すぎずスープとの相性が良いです。

醤油が大好きですが、たまには塩もいいですね。


 7月18日(土)
武蔵村山に先月オープンした「博多長浜らーめん 六角堂」に行ってみました。基本は長浜ラーメン・つけ麺、昼限定の魚介豚骨・夜限定の黒豚骨というメニュー構成です。

長浜ラーメンをトッピングがお得な特製で(800円)
豚骨がしっかりと染み出ているものの、もちろん臭みは皆無で、余計な油を入れないピュアな豚骨スープです。博多系の中ではこってりのあっさりの中間的な印象。

麺は博多系の極細ストレート麺で、ばりかたにしたのですが予想以上に硬めです。その上は、ハリガネ・湯気とおし・粉落としまで指定できますが、これ以下の茹で時間ではどんな食感になるんでしょうね。

大判の海苔3枚・チャーシュー3枚・味付玉子が追加され、+150円といのはお得感があります。


 7月17日(金)
たまに食べたくなる「天下一品 五反田店」のこってり中華そば(680円)、ねっとりと舌にまとわりつく超粘性のスープが特徴的です。麺が絡み合って食べづらいのが難点かな。

丼の内側には「明日もお待ちしてます」とありますが、個人的に毎日は無理(笑)


 7月12日(日)
多摩センターの「横浜家系らーめん たま家」は初訪問。家系は横浜の「吉村家」を元祖とする家系ですが、最近は多摩地区でも多くの家系のお店が存在します。

ここは看板にあるとおり家系の源流に極めて近い「本牧家」出身とのことです。なので、八王子市内で言えば、「縁家」が本牧家直系、「甲州家」も同じ流れを汲んだお店になります。

メニューはラーメン(醤油)と味噌、つけ麺も同様の二種を基本として、麺は定番の太麺だけでなく細麺をチョイスすることもできるようになっているのは目新しい。「本牧家」と言えば、味噌じゃなくて塩なんですが、そこはスルーで(笑)

らーめん・太麺(650円)はさっぱりと仕立てていますが、家系の三大要素(豚骨・鶏油・背脂)を押さえつつも、しつこさを引き算したような印象でした。ご年配の方でも食べやすいことでしょう。

麺は太くて短い家系ではポピュラーな麺。細麺(と言っても、普通のラーメンにしてはかなり太いです)も味見してみましたが、食べ慣れているせいか個人的には太麺のほうが好みかな。

でもあくまでも個人の好みですからね、細麺が好みだという人がいても全然おかしくないです。本格的な家系ですから、もちろん味の濃さ・油の量が調整できるので、「自分の好みのラーメン」を見つけることができるのではないでしょうか。


 7月11日(土)
八王子・北野の総合卸売センターにある「中華そば さくら」へ。目的は前回売り切れていた焼きそばを食べるためです。ここは自家製麺なのですが、焼きそばは専用の手切り麺で、ようやくありつくことができました。

キャベツ・モヤシ・ニラ・ニンジン・豚肉などを中華鍋でさっと炒めて、麺と絡めて仕上げています。モチモチ感とボソッと感を楽しめる超幅広麺は食感が面白いです。この食感は他店にはなかなかない。

連れと行ったので、お気に入りの中華そばも。
鰹節が最初から最後まで主張しつつも、エグ味・酸味は全く感じません。表面の油がないこともあって、スルスルと食べ進めてしまいます。

もう、ラーメンはこれでいいんじゃないのか? ってほどの個人的なお気に入りです。


 7月10日(金)
武蔵増戸の「三幸」で、らーめん(650円)。限定の超幅広手切り麺はもう提供していないのですが、普通麺だけでなく細麺があるのでそちらをチョイス。

普通麺でも細麺なので、見た目はあまり変わらないように見えますが、食べてみると確かに細い。足が早いかもしれませんが、これはこれで成立しています。凄いなあ。



福生の「吉法師」のつけ麺が充実してきたらしいのであらためて訪問してみたところ、とろつけ・さっぱりつけ・コク味噌の三種類の味に、全粒粉麺・白麺・春よ来い・黄金麺を組み合わせ。スープ割りが単なるスープで割るだけでないというものになっていました。

とろつけ麺(790円)を春よ来いで。麺は平打ちで250g、小麦の風味がしっかりと香り歯ごたえ十分の麺です。つけ汁は豚骨ベースで、濃すぎない醤油味。ネギがたくさん入っているので、豚骨ベースながらさっぱり感があります。

スープ割りは和風と韓国風の二種類があり、和風にしてみました。
焼き石が数個入り沸騰しており、刻み海苔たっぷりで出てきます。それでなく、おかゆ?おもゆ?のようなお米を加工したものが入っています。

お店のお薦めの食べ方として、
・絶対にかき混ぜず「のり」と正油を味わう。豚骨が消えて和の味になっていると成功。
・白ゴマを1〜2杯入れる。これもかき混ぜない。
・ラストはワサビを入れかき混ぜる。ワサビはかなり多めに。ツーンと来るところが一番美味しいところ。
だそうです。

麺を食べ終えてから、もう一度楽しめるというコンセプトは面白かった。


 7月9日(木)
先月オープンした東京駅地下の東京ラーメンストリートはとても人気があって、実は先日の夜に訪問したのですが、あまりの行列にめげてしまいました。特に、「六厘舎」は100人待ちですよ。本店に行った方が早いのではないかと(笑) でも、夜は営業していませんからね。

今日はお休みなので、ランチタイムをはずして行ってみたのですが、やはり凄い行列。なので、比較的待ちが少ない「二代目けいすけ 海老そば外伝」にしてみました。20人で20分ほどで着席と回転は早いようです。ラーメンは海老と伊勢海老の二種で、つけ麺もあります。

伊勢海老そば(850円)、海老の味噌の風味がたっぷりで香ばしく、生臭さは全く感じません。ただ、海老が強すぎてほかのダシがよくわからないほど。多めの柚子がアクセントになっています。
麺は平打ちで加水が低く、やや硬め。もう少し柔らかくても良いかもしれないです。

全くの個人的な感想ですが、毎日食べるには特徴がありすぎかも。



夜は羽村の「麺喰処 かわうち家」へ久々の訪問。店名のとおり自家製麺のお店です。

未食の塩ラーメン(500円)。最近の原材料高騰のなかで、開店してから7年経っても最下価格のラーメンは値上げせずに提供しているというのは凄いことだと思います。

すっきりとした透明感のあるスープで、和風魚系が効き奥深さがあります。トッピングされた様々な薬味が良い仕事をしているという印象。自家製細麺ストレートは適度な茹で上げで、相性が良いです。

元気一杯でフレンドリーに対応されているご主人。その雰囲気は間違いなく味にプラスになっていますね。しかし、このラーメンをどうやったら500円で提供することができるのだろう・・・。


 7月7日(火)
新橋・駅前ビル1号館の「八七三家」で、ラーメン 並・普通(650円)。

表面の油が少なめなので家系にしてはさっぱりとしているものの、豚骨のコラーゲンがしっかりと染み出て、唇が多少くっつくほど。鶏油が標準だと少なめなので、もう少し多めにすると印象が変わるのかもしれません。全体的には丁寧で女性的な家系という印象で、これはおおいにアリだと思います。

麺は適度な硬さで短めのいかにも家系というもの。普通で適度なモチモチ感のある茹で加減なので、個人的にはスープとの組み合わせがちょうど良い。チャーシューは家系にしては上質なのは好印象。

麺の固さ・味の濃さ・脂の量を、「多め」だけではなく「やや多め」までの細かい指定にも対応しているので、次回は味やや薄め・脂やや濃いめで食べてみようと思います。また、ランチタイムだけでなく、14〜16時のトッピング無料サービスというのは太っ腹。


 7月5日(日)
久しぶりに檜原の「御食事処 瀧」で、未食のタンメン(750円)

キャベツ・モヤシ・ニラ・ニンジン・キクラゲ・豚肉・ナルトを中華鍋で炒め、スープを注ぐので熱々のスープです。ストレートな塩味は炒めた香りと野菜の甘みが出ています。
太め縮れで手打ち風の麺は、もっちり感があり相性が抜群に良いです。


店内は賑わっていました。ラーメンだけでなく定食や丼物なども提供していて、いろんな楽しみ方ができるのも人気の理由なんでしょう。


 7月4日(土)
ハードな一週間で、ラーメンを食べる機会がなかなかなくて、更新ができませんでした。

今日のランチは秋川駅前の「特一富屋」で、お気に入りの正油ラーメン(650円)

相変わらず熱々の豚骨魚系のガッツリとしたスープはいいなあ。後半も印象が変わらない。麺は旭川の有名な製麺所から直送の少加水麺。今日はちょっと加水が少ない気がした。

同行者のつけ麺を味見したところ、醤油ベースのつけ汁は、酸味・辛味がしっかりと効いていました。麺は同じ。個人的にはこの麺はつけ麺よりもラーメンに合っていると思っているので、食べ慣れていないせいでしょうね、やや違和感がありました。

でもまたお邪魔すること必須です。