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 Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2002年7月分】
今月の実食数 ラーメン 24杯 (新規店 11店)
蕎麦 7杯・うどん 2杯
今年の実食数 ラーメン 167杯 (新規店 69店)
蕎麦 78杯・うどん 37杯

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(6杯)
元がんこ三田(2杯)、八島(2杯)、共楽 
【おいしかった】
(14杯)
桂花、SHIBA純連一休大山亭笑福軒
えびす丸まる紀麺楽あたり屋ぽっぽっ屋晴海
頑徹かわうち家萬笑
【まあまあかな】
(4杯)
出雲うまか蔵、某店、松蔵
【もう行かない】
(0杯)
  



7月29日(月) 夏だから・・・

 昼は会社近くの蕎麦店にて冷したぬきそば(750円)。揚げ玉の他の具は錦糸玉子、細切りの胡瓜・ナルト、しっかりと味が染み込んだ椎茸と盛りだくさん。元来、蕎麦そのものの風味が弱いし歯ごたえももう少し欲しいところなので、具を中心に食べ進むのに向いているお店かな。


 夜は江東区の居酒屋で飲む。築地が近いのでその時々の旬のつまみを味わうことができ、サンマ刺身(500円)、生桜エビかき揚げ(450円)といういつもながらの価格設定。圧巻は生ボタン海老(450円)、4匹盛られて新鮮で素材本来の甘さが何とも言えない。こんな価格で大丈夫なのかなぁ、とこちらが心配になってしまうほどながら、最下価格のつまみはもろキュー(150円)というお店だから適正価格?なのかな? まるで過去にタイムスリップしたような感覚になってしまう。ホッピーを飲みながらまったりと過ごして@¥2K也。


 夜は国立の「萬笑」にしてみた。(実はさぬきうどんの源@国分寺に行くはずが寝過ごしてしまったのだが。)昼夜限定各10食の特製肉ラーメンにしようと入店すると、冷しつけ麺 ごまだれ(650円)に妙にひかれてしまいあっさりと路線変更してそれにする。思いっきりわかりやすく書くと、しゃぶしゃぶのゴマだれにネギとニンニク風味をプラスし、ちょっとだけ酢と一味を加えたつけ汁。個人的には胡麻が好きなので非常に食べやすい。麺は普通の1玉と思われる量で、水で締めてあるので一本筋が通った歯ごたえがある。具は麺に盛られていて、チャーシューのかわりの鶏肉と、メンマ、茹でモヤシがトッピングされている。

 極太で歯ごたえのあるつけ麺が好みの人にはお薦めしないが、女性的なメニューだろう。個人的には気に入った。



7月28日(日) 羽村の自家製麺

 羽村の「麺喰処 かわうち家」へ(二度目)。食べたのは前回と同じく豚そば(500円)と、連れはつけそば(600円)。とろみのある綺麗な白茶濁スープは豚骨の臭みは皆無でニンニクなどの香ばしい風味がする。トッピングの揚げニンニクチップもアクセントとしてしっくりとマッチしている。麺は前回は少加水っぽいボソッとしたものだったが、今回はツルツルで適度なコシがあり変わったのかな? 一般的ではあるが前回の麺も変わっていたので個人的には捨てがたいものがある。

 連れのつけそばは圧巻。看板に「麺喰処」とあるとおり麺に特徴がありもちろん自家製麺だ。麺は2種あり玉子入りの白黄麺と唐辛子入りの赤麺のそれが1玉づつ盛られていて、推定200g×2ほどだろうか。水で締めるとこれほど食感が変わってしまうのか、と驚くほどコシがある。赤麺は確かに唐辛子入りでそれが激辛ではなく程良い刺激になるのが面白い。

 難点があるとすれば我々には麺の量が多すぎるということだろうか。(^^ゞ



7月27日(土) 福生の新規開拓

 読者の方から教えていただいた福生の「麺屋 頑徹」へ。味は支那そば・味噌・塩・地獄につけ麺と多様で食べたのは支那そば(500円)。透明感のある醤油スープで表面には節粉が浮いている。なので香りは鰹節の風味が強く、さっぱりとして甘みのある味付けになっている。麺は細めの縮れで後半はややダレてくるが、細麺なので仕方がないだろう。店名に麺屋とあるとおりメニューによって3種類の麺を使い分けているようだ。チャーシューは薄めながら大きくてお得感があるが、切り分けてから時間が経過しているのだろうか、風味があまり好みではなかったのが残念。



7月26日(金) 昼・夜

 昼は新橋の「九州ラーメン あたり屋」へ。6月にオープンしたお店で、元祖薬膳ラーメンなどと書いてあり、スープにはアガリクス・田七人参を使用していると書いてある。味は一種類だけで食べたのはラーメン(650円)。博多系らしい白濁スープにストレートの細麺の組み合わせ。薬膳ぽさは全くなく極めて普通。


 夕方は晴海でお仕事。となれば終了後は「ぽっぽっ屋 晴海トリトン店」。本店は小伝馬町にあってご主人は二郎堀切店出身。それらしい極太麺の豪快なラーメンで、個人的には麺が硬すぎてダメだった記憶がある。

 こちらは場所柄若い女性が1人でも来店しており、本店にはなかったトロリ杏仁豆腐や黒ごま豆乳プリンというデザートもあるし、窓から運河も見えてお店の雰囲気はかなり違う。メニューは本店とほぼ同じ構成で、本当は麺柔らかめ・脂少なめにしたいところだったがそれでは違いがわからないので本店で食べたのと同じくラーメンを無指定で(700円)。

 背脂たっぷりの醤油味はまろやかさがあって良いが、やはり自分にはコッテリし過ぎ。麺は同じく極太の縮れで硬めだが、本店ほど硬くなくて食べやすい。チャーシューの量が少なかったのはちょっと残念だったが、個人的にはこちらの方が好きかな。



7月25日(木) 

 昼は雨。駅から遠い場所には行きたくないが、この時期は直射日光ギンギンよりも今日のような雨の日の方が涼しくお店に行けるかな? と、「らーめん 勇」へ。ピーカンだと新橋駅からの道のりは直射日光とアスファルトの照り返しがきつくてお店に着く頃には汗まみれになるのだが、今日は汗少なめ・かわりにズボンが雨に濡れただけなので、こんな日の方が良い。

 食べたのは中華そば・アッサリ+味付玉子(750円+150円)。頻繁に来店している訳ではないが、ここ何連続か来店している限りではご主人はラーメンを作っていない。その影響かどうかはわからないが、丼が出てくる時間が異常に短かくて麺が硬い。硬めの麺は好きだが、それにしても硬すぎる。なのでなるべくゆ〜っ〜く〜り〜食べてスープに馴染ませるようにして食べ進んだ。合わせるスープは丸鶏ガラ+海産物などらしいが、スルメ・ホタテが強いのかな。昔と違って味付けも薄めになっているのは過去の日記に記述したとおり。個人的には従前の味が懐かしいものの、ここの味なのだから仕方がない。

 大ぶりでトロ・プリとした味付玉子は良いのだが、他店の味付玉子をはじめとするサイドメニューのレベルが上がっている現在において、これが150円という価格は納得してもらえるのだろうか、、、なんて、愚痴っぽくなってしまったが、完食してしまったのだからそんなに気にする必要はないのかも。あくまでもイチ押しのお店ながらの細かいチェックでした。(^^ゞ



7月24日(水) 休麺日

 夜は新橋のちょっとお洒落なお店で知り合い達と飲む。オーナーとは昔からの知り合いで、オープンしてからもう2年ほど経つだろうか、ちなみに先日のアド街でも紹介されていた。リザーブしてあったので難なく入店できたが、早々に満席となる人気店だ。つまみ類が豊富で上質、お酒も日本酒からカクテルまで多種揃えてあり、加えて暗めの店内は新橋に似つかわしくないお洒落な雰囲気を醸し出している。なので女性だけのグループも見かけ、新橋の飲み屋→焼き鳥・煮込み&ホッピーというありがちなオヤヂ天国のお店の中では異彩を放っている。つまみ類を多めにオーダーして1人¥5K弱というリーズナブルさも人気の一因かもしれない。ただし野郎だけで行く気は起きない (^^ゞ

 麺類は食べなかったけど、こういう満足度も悪くない。



7月23日(火) 蕎・ラ

 不快指数の高い中を出歩いた昼はどうしても熱い食べ物は食べたくない。なので日本蕎麦にする。月島の「蕎羅」にてせいろ(500円)。夏は人間だけでなく蕎麦も夏やせする厳しい季節であって、どうしても風味が低下しがちだ。蕎麦屋さんによっては季節が逆である南半球産の蕎麦を使用したり、昨年の新蕎麦を玄蕎麦のまま無酸素定温で保存したりするお店もあり、風味を保持するにはいろいろ苦労が絶えない。なのにここの風味は何でだろう?という位に上質で、季節による変動が少ない。自家製粉ではないので良い粉屋さんから供給して頂いているようだ。

 あぁ、大盛りにすれば良かった。


 夜は昨夜に引き続き「支那そば 八島」へ。最近は癒されたい気持ちが高いようだ。昨夜と同じように飲んで食べて、シメに塩つけそば・麺少なめ。水で締めた麺の食感と、つけ汁のダシ・チャーシューの風味の一体感が何とも言えない。これなら食欲が落ちても毎日食べられるかな。



7月22日(月) 休麺日

 ちょっとアルコールの入った状態で「支那そば 八島」に行くと、知り合いが既に美味しそうに生ビールを飲んでいたので同席させて頂く。キープ黄八丈+つまみいろいろ。こんなメニューあったかな?(未確認)もあって超満足ながら電車に間に合うように退店。

 あっ、麺類食べてないじゃん (^^ゞ



7月21日(日) 新規

 昼は読者の方から情報を頂いた「麺処 にぼしらーめん 松蔵」へ。八王子で煮干しを前面に出しているお店は珍しい。味は醤油・塩・味噌の3種類で、つけめん・冷しつけめん・冷し中華のラインナップで、店内も広いので客層は家族連れが多いようだ。

 食べたのは醤油味の味玉らーめん(650円)。透明醤油スープは煮干しの風味が前面に出ているが、どうもスッキリこない風味に感じてしまう。たぶん煮干しの下処理が不十分なのかもしれない。煮干しの風味を活かしながら大勝軒系のように油を上手に使った方向もあるかと思う。また、スープ・具とも全体的にしょっぱい味付けも個人的には苦手だった。


 その後、地元のお店で昼間からまったりとしている方と合流してまだメニューにない品物を食べさせて頂いた。前回は塩味で、今回は醤油味。ちょっとした手間をかけるとこういう風味になるのね。早く正式メニューに加えて欲しいものだ。



7月20日(土) 

 平日と違ってスーツを着ていないしクーラーの効いた車内なのに、この暑さにはぐったり来る。加えて疲れが溜まっているせいか食欲減退気味。こんな日は青梅の「つけそば屋 麺楽」でツルツルといきたいものだ。数少ない顔バレしているお店で、入店するなり「2月23日以来ですね!」とご主人からツッコミが入る。(^^ゞ

 満席で待ち時間5分ほどと混雑店になったんだと思いきや、「いつもはこんなことはないです」と謙虚なお言葉が返ってくる。行列のさばき方は手慣れていてかつ丁寧。厨房の中も忙しそうだが、チームワーク良く仕事をこなしている。楽しそうにこなしていてもちろん手抜きなどない。何とも羨ましい限りである。

 前回来店したのは開店間際でそれから5ヶ月になる訳だ。経験則からして営業時間・定休日やメニュー・値段が変わるのは極めて当たり前のはずなのに変更点は一切なしで、お冷やがセルフでなくなったのとお店の名刺が出来たぐらい。細かな点ながらサービスグレードが向上している訳だ。そんなところにもご主人のこだわりを垣間見ることが出来た。

 オーダーはつけそば(600円)の麺少なめ。つけ汁の辛さ・酸っぱさが調整可能なことは表示してあるだけでなく、オーダー時にも再確認してくれるのがありがたい。前回は両方とも抜きにしたので今日は指定なしにしてみた。個人的にはギリギリの辛さ・酸っぱさ加減で抜きの方が好みだったが、普通の人は気にするほどでもないだろう。物足りない人は卓上の酢や唐辛子・胡椒(前回あったかな?)で味を調えるのが良いだろう。

 もう一つの特徴である自家製の麺。前回同様に表面が艶やかで綺麗な色をしている。前回の感想にも書いたが「美人系」の麺で、見た目からそそられる。蕎麦・うどんでは水で締めると劇的な硬さになるお店もあるが、ここの麺はそこまで極端ではないしなやかなコシを持っていて、小麦の香りも楽しめる上質のもの。

 これじゃあ並んで当たり前だ。納得して退店。


 その後、Sさん(仮名)から教えて頂いた青梅の蕎麦店の様子を確認するためお店に行ってみたら、Sさんの車が停まっている。(区内からご苦労様です!) 幾度となく通っている新奥多摩街道・奥多摩街道の分岐近くにあり、外観は雰囲気の良さそうなお店。なので絶対に気付いているはずなので、比較的新しいお店なのかな? 食してみたい気持ちだけは充分なのだが今日のコンデションでは無理だし正確な判断も出来ないので次回期待とした。Sさんによると、その後、蕎麦よしの@あきる野(ギリギリ入店)→石臼挽き手打そばひらの@あきる野(営業時間内ながら麺切れ終了)→手打ち蕎麦うどん雲水@青梅を廻ったらしい。何ともレベルの高い蕎麦の食べ歩きで羨ましい限りだ。(^^ゞ



7月19日(金) 

 昼は東銀座の「中華そば 共楽」にてデフォのそば(600円)。そばと言っても蕎麦ではなく中華そば。ココでは中華そば=そばで通じる。店員さん同士での会話、いわゆる隠語であろうがそのよう頼む人が多いので違和感はない。

 今日も暑い。入口を開け放してあるので店内も暑い(その方が涼しいというお店の配慮とは思うが)。暑いせいか夏季限定メニューの冷し中華(750円)を頼んでいる人が多く、麺の冷やし方は手が込んでいる。美味しそうではあるがたぶん酸味がある味付けだろうから個人的には頼まないのだが、そんな丁寧さが垣間見られるのは決して悪い気はしない。

 今日のスープは魚介系が強めで納得の味。麺は硬めで、いつものモチモチ感がなかったのは残念ではあるが、こういう味わいもアリだろう。


 ハードな・・・硬さとしてはバリカタより一段上のハリガネぐらいだろうか、そんな一週間がようやく終了。今週の睡眠時間合計は・・・ここにはちょっと書けない。(^^ゞ 夜は我が心のオアシス「支那そば 八島」へ顔を出して知り合いと一緒に飲む。時間に迫られて仕事をこなしている時もそうだが、ここでワイガヤやっている際はあっという間に時が過ぎてしまう。もちろん同じく時間が早く過ぎてしまうのなら、後者の方が良いに決まっている。

 帰りの電車、大抵は「○決」のあたりで目が覚めるのだが、今日は終点近くまで行ってしまって、かったるいのでタクった(¥4K也)。



7月17・18日(水・木) 

相変わらずのまとめレスになってしまいました。(^^ゞ

◆ラーメン
 「元・がんこ 三田」にて塩ラーメン(900円)。前回とは違ってキリッとしたスープ。味付けは相変わらず濃いめだが、若干スープの分量が多いせいか普段よりも食べやすい気がした。他店に比べると高めの値段設定ながら満足度は高し。


◆蕎麦
 四ッ谷の「政吉そば」にて、もりそば+小海老天2個(300円+80円)。今日の蕎麦はやや作り置きの感があったが、元来のレベルが高いので充分に許容範囲。小海老天にはほのかに暖かさが残っているし、つけ汁も鰹節の風味が豊かでさっぱりとした後味も良い。相変わらずのレベルの高さだった。



7月15・16日(月・火) 

昨日は時間がなく更新できなかったのでまとめレス。(^^ゞ

◆蕎麦
 三田の蕎麦一心たすけにて冷したぬきそば(400円)。スタンド店ながら生麺を使用し、作り置きはしないので昼時は出来上がり待ちの行列ができるのが玉に瑕ながら、生麺らしい食感には代え難い。初めてオーダーしたメニューなので、たぬきだけでなくカイワレ・ワカメ・蟹かま・錦糸玉子・刻み海苔という具の多さに驚く。蕎麦そのものがしっかりとしているから、それらの具に負けないバランスが良かった。

 大門の小諸そばにて、もりうどん(210円)。このお店だけでなくスタンドそば店でめったにうどんはオーダーしないが、前回来店した際に隣で食べていたうどんが何とも美味しそうだったのだ。見た目ほどコシがなく食感が弱くて、たぶん作り置きなのだろう。完全に肩すかし。温かいうどんにすると更にコシがなくなってしまうのかしら? うどんのレベルが高かったらかき揚げもしくはジャンボかき揚げを追加オーダーしようと思ったのに、これでは食べ進むのがやっと。


◆その他

 神田の「支那そば 八島」に顔を出すと知り合いが多数で完全に飲みモード。生ビール+キープ黄八丈を飲んで知り合いや某店のご主人と濃い内容の会話を楽しむ。ディープな時間に帰宅となりラーメンはなし。(^^ゞ

 超久々に新橋のお洒落なバーに顔を出す。先日のアド街に紹介されたお店の姉妹店で、店内は新橋=オヤヂというイメージを覆すには充分なお洒落さがあるものの、かといってオヂサンさんが座っていても違和感がないという独特の雰囲気。店員さんの愛想の良さも女性に人気がある一因だろう。2次会はこれまた超久々に昔よく行ったスナックに顔を出すとお店のメンバーが快く迎えてくれる。たぶん1年前にキープしたヘネシーを飲みながらのんびりとした時間を過ごす。八島に続いて個人的な癒し系のお店なので、申し訳ないが2店とも店名は明かせないのだ。(^^ゞ



7月14日(日) 新規開拓

 とらさん会議室に書き込みのあった東村山の「麺屋 まる紀」へ。渡なべ@高田馬場などと同じく渡辺樹庵氏プロデュースのお店で、第4店めとなる。元もラーメン店(未食)でご主人も以前の方?のようだった。

 昨日開店したばかりで、割引付きの新聞の折り込みチラシ?を持参した近所の家族連れが中心で待ち15分ほど。人数の割りには待ち時間が長いのは経験則からして、麺の茹で時間が長い/麺茹でのお湯を頻繁に交換する/少ロットしか作らないなどが想定できる。このお店は最後の理由によるもののようで、混雑していても最大4杯のようだ。それも丼に茹で湯を注いで温めておき、寸胴のスープは都度鍋で再加熱してから注いでいる。それによって高温だと香りが飛びやすい和風魚系の風味を維持しつつ、熱々のスープを提供できるものと思われる。

 味は一種類のみで味付玉子・チャーシュー(お店の表記はちゃうしゅう)・メンマの組み合わせのみとシンプルなもの。サイドメニューのお母さんのお新香・手造り餃子・ぶたひき丼というのも気になったが、麺の量がわからないので今回はパスして味玉らぁめんのみ。スープは和風魚系、それも節系の香りが極めて強い。もしかしたら多摩地区で一番強いかもしれない。麺は渡なべとは違い、透明感のある多加水? 適度な硬さがある細麺でスープとのマッチングもなかなか。

 気になった点はあまりないが、個人的にはチャーシューはもう少ししっかりした味付けの方が好みで、また主張の強いスープは魚系が苦手な人にはツライかな、という程度。多摩にレベルの高いお店が出来たことは嬉しい限りだ。



7月13日(土) 八王子

 新規開拓も重要だがリピートも同じくらいに必要なこと。そんな訳で随分と時間があいてしまった八王子・片倉の「えびす丸」に行ってみる。開店してから1年半になる八王子系のお店だ。前回チャーシューが美味しかったのでチャーシューメン(700円)をオーダー。最下価格のラーメン(450円)に比べてバラ肉チャーシューが4枚追加され250円アップとなるがベースが安いのでお得感がある。

 ここのラーメンを総じて語ると、ご主人の仕事に対する丁寧さが良く出ているということになろうか。スープはガツンと突出したインパクトで食べさせるのではなくて、ジワジワと押し寄せてくるダシの風味と甘めの油の一体感に加え、しっかりとした醤油味が何とも良い感じに仕上がっている。大きめに刻んだタマネギは水にさらしてからしっかりと水を切ってあり、柔らかくて辛さは皆無に仕上がっている。

 お勘定の際、ご主人が手すきだったのでちょっとだけお話を伺うと、「Man太郎さんですか?」と言われて、いやぁ〜、ビックリ。前回座った席まで覚えているとは恐れ入りました。(^^ゞ なんでも多摩本の似顔絵に似ていたからとのこと。(そんなに似ているかなぁ) なるほど、そういうことだったのねと、ココには書けない有意義な情報を頂いて退店。



7月12日(金) 癒し系

 ハードな週もようやく終わり、まったりとしたい気分。個人的には癒し系のお店と位置づけている「支那そば 八島」に行くと知り合いがいたので一緒させていただき、生ビール+キープ黄八丈+つまみいろいろ。ちょうどTVでぐるナイが放送されており、お店が18位で紹介され盛り上がる。

 シメに塩つけ麺・麺少なめ(700円)。個人的に苦手な酸味は皆無のせいもあり、つけ汁が妙にイイですね。タバコとライターを忘れたので近日中に再訪決定済み。(^^ゞ



7月9〜11日(火〜木) まとめアップ

 なかなか時間がなくて更新できずでまとめてアップ。

◆蕎麦
 新橋のスタンド店、そば八にてもりそば(230円)にかきあげ(180円)をトッピングするつもりだったのに、間違えてからあげ(120円)のボタンを押してしまった。(似てるでしょ?) 申告すれば取り替えてもらえるだろうが、スタンド店で鶏唐揚げがあるのも珍しいだろうとそのまま食べることに。ランチタイムなのでまとめて作り置きしているためか、以前食べたときよりも蕎麦がダレていたのが残念。このお店は朝の方が良いのかもしれない。


◆うどん
 饂飩 四国 田町店にてひやひや(550円)+かき揚げ(100円)。鰹節・昆布が良く出ていてじゃこの風味も感じて、冷やしたつゆの方が温かいつゆよりもダシの風味が強い気がする。うどんは硬めで歯ごたえが強く、モチッっとした歯切れ。これ以上モチモチ感が強いと個人的には苦手な部類になるのだが、そのギリギリといったところか。かき揚げは2種類あるようで、海老入りは+100円とのこと。食べた安い方はごぼうと人参の細切りで、カラッと揚がっていてサクサク感が良かった。卓上には青ネギ・天玉・おろし生姜・七味・白ゴマ摺りが置いてあるので、好みに合わせて味を調えられるのもGood。


◆ラーメン
 門前仲町の「笑福軒」(初)にてらーめん(正油) 600円。味は正油・塩・味噌があり、つけ麺や夏季限定の梅しそ塩つけ麺もある。雲呑めんもお店のイチオシらしい。濁った濃いめの醤油色で突出したダシは感じないがバランスの良いスープ。ただ特徴がもうひとつ欲しいところか。麺は見た目は即席麺のような細めの強い縮れ麺。適度な硬さがあるもの。大きいチャーシューが目を引くが、薄味で風味がやや気になった。

 某店。北海道・仙台・喜多方・東京・和歌山・尾道・徳島・九州に四川・オリジナルまで味が多岐にわたり麺も4種類を使い分けているようだ。食べたのは元祖しなそば(480円)。節系が主体のようで、悪くはないがどうもしっくりこない。まあ、スープが一種類でも大変なのにこれだけ種類を揃えるのは大変なのだろう。



7月8日(月) ラ・ラ

 熱い!と書きたくなるほど暑い! そんな昼は涼げな地下に潜ったお店が良いなぁ、と久しく行ってなかったニュー新橋ビルB1へ。「菜菜」(なな)と「うまか蔵」があるが、より時間が経っている後者にしてみる。

 店名には枕詞がいくつかあって、「九州ラーメン」・「上海料理」・「中国家庭料理」とどれが本当なんだとツッコミたくなる。そもそも九州ラーメンといっても種類が多いし、どこか中途半端なアピールだ。麺類はラーメン・味噌ラーメン・チャンポン・皿うどんに夏季メニューの冷し中華もありと多種にわたっている。

 食べたのはラーメン(600円)。綺麗な白濁スープに揚げネギが浮いてニンニクの風味が効いている。具に細切りキクラゲがのっていることから、熊本ラーメンを模したものなのだろう。スープはインスタントテイストながら揚げニンニクなどの風味に助けられて悪くない。麺は表面がツルツルとした細目のストレート。肩ロースチャーシューはまあまあ。

 暑いせいもあるが、冷し中華を頼んでいる人が多かった。九州ラーメン=熊本・長崎のことかな? と店名の冠を勝手に推測した。


 暑いというキーワードで思い出されるのが「元がんこ三田」。夏季休業を2・3週間とるのが通例となっているのだ。なぜそれほど長いのか以前聞いたことがあるが、冷蔵設備がイマイチであのホロホロチャーシューがうまく出来ない・・・などなど味の維持そのものに問題があり、不十分なものは出せないからと言っていた。また、冗談交じりで暑いと働きたくないからとも言っていたが、店内で一番換気が悪くて熱気のこもる厨房の中で長時間緊張感を維持するのは大変だろうから、まんざらウソではないかな?

 そんなお店の夏季休業は決まったのか、とのぞいてみる。中華そば・アッサリ味+味付玉子(700円+100円)。夜遅いせいもあるが今日のスープは甘みが強く出ていて個人的にはこれはこれで好きな味なのだが、ご主人が目指す路線ではないのは確か。他のお客さんがいたのでお互い口には出さなかったが、目線でなんとなく理解し合えたような気がした(あくまでも推測)。

 肝心の夏季休業は、8月10日(土)〜25(日)とのこと。
 (とらさんスケジュールに書き込んでおきました。)



7月7日(日) 多摩

 多摩の宿題店減らしのため、保谷(住所は西東京市)の「白河手打ちラーメン 大山亭」へ。95年ごろオープンの白河ラーメンのお店であり、首都圏でも最古参の部類になる。カウンタだけの小さなお店だ。

 メニューは醤油・味噌と、油そば・冷しつけめんのラインナップ。白河ならばと醤油ラーメン(500円)に、連れは冷しつけめん(600円)にする。透明な濃いめの醤油スープは、ダシが醸し出すコクよりも醤油のキレで食べさせるもののようだ。硬めでコシがあるとの事前情報のご自慢の麺が柔らかかったのが残念だった。チャーシューはお決まりの周囲がピンクのモモ肉。流行のチャーシューと比較すると硬いと感じてしまうが、こういうものなのだろう。

 味見した冷しつけめん。普通のつけめんと違い、その名のとおりつけ汁を冷やしてあり酸味・甘みをベースの醤油スープに加えてあるようだ。水で締めた麺はつけの方が硬めではあるが、もう一本コシが欲しいところで、つけ汁との相性は悪くはないが、個人的には冷し中華っぽい味でちょっと苦手だった。

 お店へは土地勘がないのでナビ誘導に従って難なく到着したものの、道が狭くてここら辺の食べ歩きにオデ姫はちょっと苦手のようだ。(^^ゞ



7月6日(土) ラ・ラ

 なかなか宿題店が減らない。とりあえず大型宿題店の高田馬場の「純連 東京店」へ。同じ字でも新横浜ラーメン博物館にあるのは(すみれ)で、こちらは(じゅんれん)。なので首都圏初の支店ということになる。本店は2店とも札幌にあり、(すみれ)は中之島で(じゅんれん)は澄川。(じゅんれん)は長男が、(すみれ)は三男がやっているとのことだ。

 札幌の(じゅんれん)が未食でここも初なので看板メニューの味噌ラーメン(800円)。茶濁の味噌スープながら(すみれ)と比べると赤っぽさがなくて一般的に想像できる味噌ラーメンの色。スープそのものの香りよりも、味噌の香ばしさ、挽肉・野菜類を炒めてスープを作る際の香ばしさ、多目の油の風味がよく出ている。味付けは独特でまろやかな味噌味。

 トッピングの野菜類は味噌スープで煮込んであるので、シャキシャキ感を残した物ではなくしっかりと味がついているのでスープとの一体感がある。麺は森住製麺の北海道らしい麺だ。本店を食べていないので仮としておくが、個人的には(すみれ)の方が好みかな。


 夜も宿題店減らし。地元にありながら18時〜翌3時という営業時間のため行けていなかった八王子の「一休」へ。間口は狭いが奥行きがある年季の入った造りで、ご主人一人でやっているようだ。味はラーメン(醤油)・タンメン(塩)・味噌の3種。ブラックチャーハンというのが気になったが今日は我慢してラーメン(500円)にする。

 出てきた丼で一番目を引くのがタマネギ。八王子系でよくある刻みタイプでも、星の家や武富屋のようなスライスでもなく半分に切った薄い輪切りをバラしたもので存在感がある。歯ごたえはあるが辛さはない。

 これでスープが濃い醤油味ならば間違いなく八王子系と分類してもおかしくないのだが、薄目の醤油であっさりベース。ただ独特の甘めの風味が良く効いていて八王子系でも良いかな? という印象。チャーシューは薄めのバラ肉ロールを半分に切ったものが4枚のっていて、こちらもビジュアルにうったえるものがある。やや柔らかい麺がどうもスープとあわなかったのが残念。

 情報を頂いたのがかなり前なので、DMだったか掲示板のかは失念してしまいました。情報提供をくれた方へこの場にて御礼申し上げます。



7月5日(金) 休麺日

 全然時間がなくて・・・。



7月2〜4日(火〜木) まとめ

 更新する閑がなくて、ここ3日間のまとめアップ。(^^ゞ

◆蕎麦
 芝大門 更科布屋 生粉打ちそば(700円+税)
 生粉打ちは定期的に産地を変えており、本日の蕎麦は北海道・北竜産。歯ごたえと蕎麦の風味が以前と比べて弱めで、もう少ししっかりとした蕎麦が欲しいところだ。

 かめや@神田東口 もりそば+玉子(250円+60円)
 スタンド店そばにしてはしっかりとした蕎麦で、つけ汁も和風が良く出ている。温泉玉子もお気に入り。

◆ラーメン
 「SHIBA」@三田
 前回は醤油ラーメンで、今回は支那そば(580円)。醤油に比べると表面に浮いている黄色い鶏油が強く効いている。麺は細いやや縮れ。つけ麺も取りそろえてあるが、食べている割合は高くないようだった。


 
7月1日(月) ラ・ラ

 昼は先日訪れた「そば処 出雲」へ。かけそば・うどん230円、もりそば・うどん300円、揚げ物類80円から各種ある(スタンド?)蕎麦店である。ラーメンも取りそろえてあり、350円からトッピング各種ある。

 初めてなのでラーメン(350円)にしてみる。こういうシチュエーションで濃厚な豚骨・和風スープが出てくる訳はなくて、予想どおりの透明な醤油スープ。鶏が強めに出ていて、たぶん業務用鶏ガラスープを使用していると予想するが、意外に化学調味料を感じず悪くない。


 夜は乗換駅で途中下車して、かなり久しぶりに「桂花 新宿店」。食べたのはなつかしい太肉麺。強く効いたマー油が香ばしく、硬めでボソッとした食感の麺が良く合っていた。太肉(ターロー)が柔らかくしっかりとした味付け。生キャベツのシャキシャキ感がGood!

  初めて食べたのは20数年前で、その頃は新宿に来る都度必ず食べていた。最近パッタリと食べていなかったけど、懐かしい味わいが蘇った。



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