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Man太郎の日記風ラーメンメモ 【2003年11月分】 |
今月の実食数 | ラーメン 20杯 (新規店 6店) 蕎麦 15杯・うどん 5杯 |
今年の実食数 | ラーメン 231杯 (新規店 74店) 蕎麦 134杯・うどん 33杯 |
今月の自分勝手なラーメン好み度です
【また行きたい】 (8杯) |
青葉 中野、斑鳩、八雲、八島、 元がんこ三田、いぬい、共楽、 壱参らーめん |
【おいしかった】 (9杯) |
山頭火 五反田、船見坂、勇、 極麺王、風の玉三郎、小天狗、 青葉 八王子(2杯)、ZUND-BAR |
【まあまあかな】 (3杯) |
和家、麻布ラーメン 田町、魚らん坂 |
【もう行かない】 (0杯) |
11月30日(土) |
多摩御陵近くにある「そばうどん 恩方 やぶ」へ。五日市方面へのバイパスに面していて、バイパスができる前から気になっていたお店だ。入り口の脇には蕎麦打ち場を構えて本格的のようなのに、壁には多数のお勧めメニュー?が貼ってあり、ラーメン店では引いてしまいそうなお店だ。
せいろそばが500円と安く、店内も家族連れを意識したようなお店で、出てくる前はそれなりの蕎麦なのだろうと予想していたが、食べてみると細めで風味が強くなかなか。個人的にはやや粘性のある歯ごたえが気になるが、蕎麦一本に絞ったら更にレベルが高くなると思うのだが。(お店のレポート)
明日オープンの「楓」の様子を見てきた。以前はこんなお店で尾張屋製麺使用の八王子ラーメンを提供していた。その後「中華 一龍」に変わっていつのまにか閉店。隣の電気店にちょくちょく買い物に行くので改装工事がすすんでいたのは知っていたものの、「麺屋 武蔵」の関連店がここだとは思いもしなかった。
11月25〜27日(火〜木) |
出張のため明日は更新できません。なので3日分更新しておきたいところながら、遅い帰宅&明日の朝早いのでちょこっとだけ更新。
「ゆで太郎」@新橋 たぬきそば+生玉子(290円+50円)。生麺の食感が残っていて甘めながらすっきり系のつゆ。(画像)
「丹波屋」@新橋 ソーセージ天そば(360円)。宗田節?の効いたさっぱりとしたつゆに茹で麺。三種ある唐辛子から鷹の爪を入れると、汁に浸ったじんわりと効いてくる辛さがいい。(画像)
「麻布ラーメン 田町店」 豚骨醤油らーめん(650円)。本店では感動したこともあったのだが・・・。太めでモチモチ感のある麺は、つけ麺の方がいいかも。(画像)
「北海道らーめん 魚らん坂」 24日開店、味噌ラーメン(730円)。中華鍋で野菜を炒めてスープ・味噌を加えた熱々スープ。見た目は良いがダシというよりも味付けが薄い。(画像)
11月24日(月・祝) |
ドライブがてら厚木・七沢温泉の「ZUND-BAR」へ。ご存じ高座渋谷の「中村屋」の実兄のお店で、自宅から意外に近いのに初来店。11時半過ぎに到着すると40台ほどある駐車場が満車で5台待ち。店先のウェイティング表に名前を書き込んで表で待つようになっており、20組待ちで店内に入ったのは45分後。聞けば休日はいつもこんな状態なのだそうだ。
メニューはラーメンよりもカクテル類の品数が多いが、頼んでいる人は見かけない。夜は8時まで(スープ切れで終了)だし、どうしても中途半端な感が否めない。食後のデザートとしてモンブラン・ブランマンジェ(480円)や持ち帰りのソフトクリーム(250円)は多く見かけた。
鶏油(ちーゆ)らーめん(750円)はお店のトレードマークでもあるステンレスの器に入っている。極細麺は関連店である恵比寿の「AFURI」と同じように思うが、柔らかくてインパクトに欠けるのは残念。スープそのものの風味に鶏油が奥深さを与えて、炙りチャーシューの香ばしさがアクセントになっているのは良かった。オプションの平打ち麺(+100円)がおもしろいかも。
連れが頼んだ冬季限定平打ち柚子らーめん(850円)は、スープのベースは同じで、柚子を練り込んだ?平打ち麺とスープからも柚子の風味が香る。食感も良好でこの風味が好きな人にはいいだろう。チャーシューがバラ肉ロールになり、個人的にはこちらの方が好きだ。
退店した1時ごろには駐車場待ちが20台ほどと、すっかり行列店になったようだ。
11月23日(日) |
二度目の「中華そば 青葉 八王子店」にて特製中華そば(850円)。3時近くなのに待ち席には常に5・6人ほどのお客さんが首を長くして待機している。先日に比べると油が多めになり、味の印象も本店に近くなったように思う。麺の堅さも改善されていた。やはり初日ということで混乱していたのかもしれない。
お店に駐車場がないので普通のお店なら客足が鈍ると思うが、ここのお店には当てはまらないようだ。ちなみにお店から徒歩5分程度の社会保険事務所近くにあるコインPは、食べ終えて車に戻って100円と安かった。100円/30分かな?
11月22日(土) |
夜は神田のイベント、の前に西新宿の「東京麺通団」で遅い昼食。ざるうどん・小+げそ天をチョイス(290円+150円)。麺の出来にムラがあると聞いたことがあるが、幸い自分はハズレを引いたことがない。歯の進入を容易に受け入れないような一本筋が通った麺がいいし、またいりこが主張するつけ汁がまたいい。
あっという間に食べ終えてしまったので、かまたま・小+おでん2種(340円+200円)。茹で上げの麺でなければ玉子が半熟に固まらないので、若干の待ち時間を要するがこのうどんをこの値段で食べられるのなら大歓迎ですね。(お店の様子)
イベントは「支那そば 八島」の閉店後を貸し切って。実は諸事情により移転するため、この場所での営業は11月末までとなります。書ききれないほどある思い出深いこの店舗とさよならするのは寂しい限りですが、寂しいことがあればおめでたいこともあるわけで、新たなメンバーのお披露目があったり、普段は絶対に食べられない料理が出てきたりと大盛況。
来週はラーメンを食べに行かねば、と皆考えるでしょうが、2Fからの漏水でそれも危ういらしいです。電話で確認してから出かけるのが賢明でしょう。
11月21日(金) |
ぽかぽかと暖かい日差しの中、魚らん坂を越えて「壱参らーめん」へ。しばらく来なかった間に厨房の人が変わっていた。あの職人的なラーメンの作り方はもう見ることができないのかなあ。
ラーメンの味は醤油・塩・味噌と、醤油・塩ミックスの壱参らーめん(650円)。セットメニューを頼んでいる人が多く、そのラーメンはチャーシューがトッピングされた正油らーめんなので、見た目だけでなくスープも違うわけだ。煮干しの効いたスープがいいですねー、硬めの麺も良好。
改装工事中だった魚らん坂交差点角の「麺壱」が新店になって24日オープン予定になっていた。店名を「北海道らーめん 魚らん坂」といい、雰囲気は個人経営ではなく、また書かれていたこだわりはどこかで見たことがあるような・・・。(お店の様子)
夜は知り合いと巣鴨へ。先日訪れたお店の至近距離にあった手打ち焼きそばというのが気になって行ってみる。店名を「やきそばーHIT」といいカウンタだけの飲み屋さん。その割にラーメン・焼きそばのメニューの数が多い。麺は自家製で、オーダーの都度麺帯をパスタマシンで伸ばして切っている。焼きそばは茹でずにそのまま調理をしているようで、コシのある食感がおもしろいです。
ご主人一人で切り盛りしているため料理は時間がかかるが、のんびりとした雰囲気とご主人の温かい人柄なんでしょうね、「ただいまー」「いってきまーす」と挨拶を交わす常連さんが多いようだった。(お店の様子、お店のサイト)
11月18〜20日(火〜木) |
まとめてアップ。
三田の「蕎麦 一心たすけ」にてたぬきそば(330円)、11時までは生玉子がサービスなので投入。たぬきは新鮮で香ばしい油の風味が漂っている。茹でたての生麺の食感が相変わらずいいです。(お店の様子)
月島の「蕎羅」、久々なのでもちろんせいろそば(500円)。蕎麦の風味が高く、しっかりとした食感の蕎麦。鰹節たっぷりのつけ汁がまたあっている。やっぱりここのせいろ大好きだなあ、半分ほど食べたところでもう一枚おかわり(500円)。ここの1枚は150gでメニューには書いていないが大盛りは100円/30g単位で増量が可能なのだが、ここの蕎麦なら2枚は軽く感じてしまう。
25日から3月まで、せいろうどんはあつもりで提供するそうだ。確かに寒い時期は温かいうどんが美味しいが、ここのうどんは冷たい方が好み。そういう場合は申し出ればOK。また、蕎麦のあつもりは提供できないことはないそうだ。(お店の様子)
ちなみに駅からお店に向かう途中にある「めし屋」というお店は干物が充実していて、昼はランチ、夜はリーズナブルに飲めます。ホッピーがあって干物は持ち帰りが可能。
三田にありながらなぜか行っていなかった「うどん 小石川」へ。虎ノ門にもある料亭青柳の小山裕久氏と、そばやうどんを作るためにも使われる攪拌機の製造元、石川工場の石川隆治郎氏が始めた店だ。讃岐の粉を石川式攪拌擂潰機で水回しし、定低温のワインセラーで一晩ねかせた手打ちうどんというのがウリ。
もり・かけが700円と高めの値段設定で、ランチタイムはご飯がサービスとなる。かまたま(800円+税)は玉子の黄身をトッピングしてあり、自分でかき混ぜて食べるようになっている。うどんそのものに味があってコシもあってよいが、うどんが熱くないので玉子を絡めてもカルボナーラ状にならない。「丁寧に作ってあるので時間がかかる」ようなことが書いてあるが、少なくとも出来上がった品は早く出してほしいものだ。
夜はコース料理やつまみが各種あり飲み会にはいいかも。ただし予約しておいた方が無難とのこと。卓上に置いてある黒七味、うどんには合わないがそれに合う料理があるのでしょう。
ランチタイムに「中華そば 共楽」に行くとやはり自販機は使われておらずいつもの後払い。やっぱりこのお店はそのほうが雰囲気が出る。中華そば(600円)は和風魚系の効いたいつものスープにモッチリした麺。今日のは安心して食べられる味。チャーシューは切れ端の分厚い部分だったので味が濃い。堅めだがこれまたおもしろい。
「中華そば 青葉 八王子店」は、会議室でも話題になっていた有名店である中野の支店。店内が広く、待ち席を配している。また客席よりも厨房の方が広く、本店では見かけない特大の釜がおいてある。ランチタイムをはずしたにもかかわらず5・6人待ちで、客層は若い人からご年配までとばらばら。どこで新店情報を知ったのだろうと疑問に思ってしまうほど次々にお客さんがやってくる。
メニューは中野と同じ。特製中華そば(850円)は見た目はほとんど同じ。味も魚系を強く感じる同系統の味ながら、スープが少なくて味付けが濃い。そのせいだろうかまろやかさに欠けて全体的な印象が違っている。麺の茹で方は明らかに柔らかい。
開店したばかりだからある程度は仕方ないだろう、そのうち落ち着いてくると思う。
11月17日(月) |
新橋の「日本亭」にてかき揚げそば(400円)+生玉子サービス。生麺を茹で揚げているように思うが、その割にはふにゃふにゃの麺。まあ路麺らしいと言えばそうなのだが、食後は舌へのダメージが大きいように思う。(お店の様子)
会社近くの座麺にてカレー南蛮うどん(750円)。ネーミングの割には長ネギは入っておらず、玉ネギと三枚肉のみだがどちらも好きなので全然OK。蕎麦店にありがちな粉っぽさのあるカレーではなく、香辛料の良く効いたもので濃いめの味付け。とろみをつけてあるので最後まで熱々でいいです。
ラーメンも美味しい季節になりましたが、カレー南や鴨南も美味しい季節になってきましたね。
11月16日(日) |
読者の方から情報を頂いた豊田駅北口の「そば処 訶訶庵(かかあん)」へ。駅前商店街にあってこの通りは何度も通っているのに気づかなかったなあ。シンプルな外観に切り絵や書を配した室内は静かなクラシックが流れている。
冷たい蕎麦は、せいろ・田舎・ダッタンがあり、それらを盛った三色そば(900円+税)にしてみる。せいろはかなり細く蕎麦の風味は強くないが、歯ごたえと喉ごしがいい。つけ汁はやや醤油が立ち気味の濃い味でちょん付けに向いているだろう。田舎は太めの平打ちで、ありがちな粘性の食感ではなくて好みのタイプ。ダッタンは喉ごしのほろ苦さがいい。
豊富なつまみやちょっと一杯セットなんてメニューがあったり、また地酒は時折変わるようでご主人は日本酒が好きなのかな、ゆったりと一献傾けてみたいお店だ。お店の様子はこちら。
11月15日(土) |
福生の「いぬい」へ。ランチタイムを思いっきりはずして来店したにもかかわらず満席で5分待ち。中華そば・小(400円)は多摩地区にしても安い。
相変わらずの柔らかい麺。しかしスープの旨みを吸い込んだような味わいがある。温度が低めで和風が効いた甘めの香りがするスープも八王子系ラーメンとしては変わっている。派手さはないがついつい食べ進んでしまうラーメンだ。
11月14日(金) |
巣鴨と言えば最近は「極麺王」に何度かかよっている。それがなければここまで足をのばさないことは確かだ。そのようにラーメンを食べ歩くようになってから初めて降り立つ駅が多いが、それも楽しみの一つで違った世界がある。自分の勝手な印象どおりだったり、はたまた全く違っていたりと、その地を徘徊するだけでも楽しさがある。
そういう意味もあって、たまには違うお店に行ってもいいかということで、駅からは至近距離ながら裏通りにある「餃子屋 小天狗」へ。
看板メニューの餃子は、焼餃子・水餃子のほかにゆであげ餃子という気になるラインアップで、腸詰めや老酒も取りそろえた中華系のお店で中華そばがある。ラーメンでなくて中華そば、これが重要なキーワードだ。
中華のお店のラーメン=透き通った清湯(チンタン)スープに単調な醤油味、というのが個人的な印象なのだが、まず、出てきた丼の中の具は立体的な具の盛りつけに驚く。ラーメン専門店の顔つきをしている。肝心の味は、和風魚系がキリリと効いた醤油スープで、この手のお店で食べるラーメンとは一線を画すものだ。厚切りのバラ肉チャーシューが柔らかくて上質なのがまたいい。
さすが“中華そば”とこだわっているだけのことはある。塩ラーメンやつけ麺もあって気になるところだ。
11月12・13日(水・木) |
昨日更新ができなかったので2日分まとめてアップ。(順不同)
新橋の「丹波屋」の春菊天そば+玉子(350円+60円)。玉子は生・半熟を選択可能で半熟にしてみた。衣の薄い春菊のほろ苦さと鯖節(かな?)の効いたつゆがいいです。麺は茹で麺の路麺らしいタイプ。薬味は三種類ある中から青唐辛子の醤油漬け。さわやかな辛さがいいです。(お店の様子)
「富士そば」で、天玉そば(430円)、甘みはあるがキリッとしたつゆに生蕎麦の茹であげた麺になるのかな? 天ぷら(かき揚げ)は衣が多いのと味がイマイチ好きでないなあ。玉子が半熟なのは最近の流行なのかしら?
「芝大門 更科布屋」の生粉打ちそば(700円+税)、その時期の旬となる産地のそば粉を使用した十割で、今日は北海道・サロマ産。短めで均一の太さで、蕎麦の香りは強くなく上品というべきか。だがやはりつけ汁の甘さが苦手で、蕎麦湯で割っても甘い。味醂ではなく砂糖の甘さだと思う。これがここの特徴なのだが、すっきりとしたつけ汁で食べてみたいものだ。
「M亭(仮名)」は6月中旬から恒例の休みに入り、その際は「新蕎麦の10月初めまで」と予告があったものの先週もまだ休みが継続中。ご主人が高齢のため再開はないのか、と半ばあきらめていた。水曜日は定休日ながら様子を見に行くと張り紙が「しばらく休業」から「定休日 水曜日・土曜日・日曜日・祝日」にかわり、シャッターが半分あいていた。これは!と本日行ってみると予想どおり営業中! この暖簾を待ちこがれていました・・・。以前に比べて待ち時間が長いのは、厨房を手伝っていた女性がおらずご主人一人で切り盛りしているからだ。なので店内の誰も食べていない状況が長く続く。これだけ時間がかかると昼休みに食べにくることは無理かも。さらに敷居の高いお店になってしまった。
新宿で新鮮なホルモンを食す。立ち飲みスタイルで、満席の店内からあふれた客が店先にもテーブルに群がっている。半生も焼きもいい。煮込みが塩味ベースで一般的な煮込みと異なり、これまた上質ながら白金のお店の方がダシがしっかりとしている分だけ上手かな。
あっ、ラーメン食べてないや(笑)
11月11日(火) |
夕方異様な空腹感に襲われる。よく考えたら打ち合わせばかりで昼食抜きだった。おまけに朝は電車が遅れた(中央線は雨が降ると間違いなく遅れる)ので朝食も食べていなかったことを思い出すと、余計に腹ぺこ状態で、倒れ込むように「元・がんこ 三田」へ。雨のせいもあってお客さんが少ない。
塩ラーメン(900円)。今日のスープは濁りがあるが、その分しっかりと香るダシの風味と紫蘇風味の塩味がいい感じにマッチしていている。短時間で茹で上げた硬めの麺がよく合っていて、ほろほろのチャーシューがまたいい。ご主人&女将さんの優しい気遣いも心に染みますね。
気分を良くして投げに行くも、調子がイマイチなのでさっさと退散。
東京駅地下あるスタンド店へ。生レモンサワー(400円×2)はレモン半分を自分で絞るタイプで居酒屋によくあるもので、目新しさはないがまあまあ。野菜スティック(450円)はキュウリ・ニンジン・大根各2本づつで、マヨネーズか塩で食べる。塩は甘みのある塩でいいけれど、どう見ても量が少なくてC/Pが悪いだろう。タコやカニの懐かしいグリルドソーセージ(420円)とはどんなものかと期待したら、安いウインナーをそれらしい形に切ったて炒めただけ。仏蘭西風オムレツ(500円)はふんわり仕上げでドミグラス風のソースがかかっているが、なぜか中が水っぽい。具は少量のハムのみでなぜこんな水っぽくなってしまうのだろう? そのせいでせっかくのソースも生きてこない。玉子に下味をつけていないので余計かな。
実はここは二度目の来店、昭和30年代をイメージしたような店内の造りと懐メロ、雰囲気は悪くないのだが、前回はホールの女性がてきぱきさばいていたのに比べて今日は不満感もあったせいかもしれない。
今日の日記は居酒屋の方が分量が多くなってしまった。まあ、現地で書いているので余計にそうなったのかな。いつもの電車の中では爆睡してたものの無事帰宅。
11月10日(月) |
再開してから2度目の「支那そば 八島」へ。新しいつまみメニューが登場して、夜はより飲み屋的要素が濃くなったような。もちろん待ち行列があれば早めに席を立つつもりだったが、冷たい雨が降っていたせいもあって、お店には申し訳ないがその心配は皆無だった。
しめに塩つけめん(麺少なめ)、つけ汁の風味の高さと青島産ひんぎや塩のキレのある味のコラボレーションがいつもどおりいい。つけ汁に酸味・辛みはなく個人的にはこの方が好みなので全く問題ないが、つけ汁にガツン度を求める人でも違った満足度があると思う。
本日の麺はこれだけなので、日記終了・・・でもまだ最寄り駅までは間があるので、牛丼ネタでも語ってみます。
日記にはほとんど書いていませんが、昼飯時間が短くて近くに路麺がないときは牛丼が重宝してます。短時間で片づけられるのと、並で280円というのが魅力なのはご承知のとおりでしょう。ただしチェーン店はどこで食べても味が均一なのが安心感もあり、つまらなくでもありです。そんな時には知っている人も多いでしょう、実はメニューには書いてないオプションがいろいろあってそれが楽しみの一つなんですね。
それらを組み合わせてみた結果、現在のお気に入りは、「並・ねぎだく・つゆぬき・玉子黄身だけ」に落ち着いています。通常の並の塩分控えめ+栄養アップバージョンになるのでしょうか。値段は並・玉子の280円+50円のみで、オプションは無料ということになります。オーダー時にバイト君によっては「?」という顔をされることがたまにありますが、少なくとも経験豊富な厨房内の人には今のところ通じています。
参考にしたのはこちらのサイト「つゆだくと私」。
麺関係よりも文字のボリュームが多くなってしまった(笑)
11月9日(日) |
八王子IC、「味源」の近く、元「天芯ラーメン」のあとに先月オープンした「風の玉三郎」へ。何とも変わった店名だが、会議室にも情報があったとおり福生の「一番」が展開するお店。確かに営業許可証にはその名称がある。
味は豚骨醤油塩と中華そばに味噌。最近本店に行っていないので同じラインナップなのかどうかはよくわからない。豚骨・塩(580円)は、豚骨の臭みは皆無で、豚骨のエキスが良く出ていて濃厚さがある。味付けはシンプルで、あわせる麺は博多系の極細麺。見た目赤っぽく、聞けば唐辛子を練り込んでいるそうで、お店では赤玉という名称で呼んでいる。それほど辛くなくて食べやすい。
複数で行ったので他のメニューを味見してみた。豚骨醤油はベースのスープは同じだが油の使い方が異なっていて、褐色の油が浮いている。それが影響しているのかどうかわからないが複雑な味わいになっている。麺はストレートの一般的な博多系(お店では白玉という名称)。同じ豚骨ベースながらどちらが好きかは個人の好みによるだろう。
中華そばは醤油ベースで透明感のあるスープでやや雑味を感じた。こちらはやや太めの平打ち縮れ麺。味噌はまた異なる麺を使用しているとのことなので、麺4種類にスープ2種類?を組み合わせているようだ。
価格設定が安い割に、豚骨の替え玉(赤玉/白玉)は11〜15時は無料、学生は時間を問わずサービスとなる。区内では天下一や無邪気が昨年あたりから店名を変えての展開を行って集客しているが、多摩地区では初?の試みになるのかな、今後が楽しみだ。
11月8日(土) |
日野・南平の「手打ちそば 遊山」へ(初) 質素できれいな内装はお洒落さがあり、家族連れも来店しやすい雰囲気がある。
10食限定という二八そば(700円+税)。細切りで均等な幅の蕎麦は風味があり歯ごたえ・喉ごしが良いが、水切りが甘いので特に後半は気になる。意識的にそうしている場合もあるが、個人的には好きな部類でない。つけ汁は鰹節が効き甘さ控えめのさっぱりタイプで良いのだが・・・。(お店のレポ)
11月7日(金) |
新橋の「かめや」にてあつもり+玉子(250円+50円)。メニューに表記はないが、最下価格のもりそばは茹で上げた麺でも頼むことができる。生麺を茹でてから冷水でしめた麺。それを再度暖めて湯切りと、いくつもの工程を経ているので風味が抜けてしまうのは仕方ないだろうが、路麺にしては食感・風味はなかなか。
節系の効いたつけ汁が麺の持ち味を引き上げているのかな。これからの時期には重宝しそうなメニューだ、
定期的に来訪している新橋の「らーめん 勇」。自販機の前で何にするか迷い、今日は味噌にしてみた。ここ本来のバランスの良い和風系は味噌の香ばしい風味に隠れてしまうが、それだけ味噌の香ばしさと隠し味の様々な食材が生きている。
麺は通常のものに比べて太めの麺を使用しており、「純連」などとは違ったさっぱり系の味噌ラーメンだ。
巣鴨の「極麺王」のラーメン(650円)は、背脂たっぷりながら見た目よりしつこくないスープに、極太の平打ち麺が生きている。強いねじれがあり簡単にすすることは出来なく、ワシワシと喰らうという何とも男性的なラーメンだ。
新たにメニューに追加された油そばも好評とのことだが、この強烈な麺が多少濃い味に合わせても負けない主張があるからだろう。いろいろな味と組み合わせてもおもしろいと思う。
11月6日(木) |
東銀座の「函館らーめん 船見坂」、開店当時行ったきりになっていたので再確認のため訪問してみる。近くのお店に行った際には行列を目にするので気になっていたところで、ランチタイムは安定した客数を確保できている。
オーダーの割合は、塩そば・あさりそばが大半で味噌・つけそばは少数。限定?の辛味噌は売り切れとそれも人気メニューのようだ。また11時〜14時の小ライスサービスを付けている人が多いように見うけられた。
以前食べたことのある塩そば(600円)、透明な褐色のスープは何が突出している訳でもないが、ほんのりと香るダシとキレのある塩味が特徴的だ。個人的にはスープそのものは良いのだが、麺と合わせた時の風味がイマイチ好みでなくてどうしても違和感を感じてしまう。スープは麺が味を変えてしまうことがあるのだ。その典型的な例と位置づけている。
ただ全体的には手作り感のあるラーメンでうまくまとめてあるのは張り紙にあるとおり。大手資本が展開していることは微塵も感じさせず、それに気づいている人はほとんどいないのではなかろうか。個人経営だろうがそうでなかろうが、自分が気に入ればよいのだ、それが一番だ。
次回来た際は何を食べようか。印象としては味噌は函館=塩なので優先順位は低く、あさりそばになるかな、このスープにあさりは相性がいいと思うのだが。
11月5日(水) |
中目黒の「支那そば 八雲」は自分の大好きなたんたん亭出身のお店。そのわりに日記を読み返してみると開店当時の3年前に行っただけと、お気に入りのお店としては情けない状況なので改めて来店。
大半のお客さんがオーダーしているワンタンが入ったメニューに、肉・海老ミックスの特製ワンタンが追加され、価格は中間のリーズナブルな設定だ。そのワンタンも大いに興味ありながら、あえて従前食べた支那そばにしてみる。600円は3年前と同じ価格なのは何ともうれしい限りだ。
透明感のある醤油スープの中に鎮座する麺はきれいな川の字に整えられ、箸をつけるのがもったいないほど見た目が美しい。従前のスープは和風魚系を前面に押し出したものから、全体のバランスで食べさせるものになっていた。最初からわかりやすいスープに対して、じわじわと押し寄せる奥深くかつ懐の深い味になっていた。
そのスープに最適な組み合わせの麺に変えたのだろう、縮れ麺からストレート麺に変わっていた。素人の勝手な考えだと縮れ麺の方がより繊細になったスープを持ち上げると想像するが、芯を一本残した食感と麺そのものの風味がスープとマッチして最後まで飽きさせないのがすごい。
最近流行である柔らかなチャーシューに対抗するがごとく、しっかりとした食感の焼豚は噛みしめるごとに肉本来の持ち味を感じさせる。昨日のご主人を料理人とたとえたが、ここのご主人はラーメン職人になるだろうか。
今でこそお客さんがひっきりなしに来店する行列店となり、それに対応するために厨房内には数人がそれぞれの役割を分担しているが、開店当時は厨房の中はご主人一人、客も自分一人だったと記憶している。新宿の武蔵も竈をはじめほとんどのお店は開店当時はそんなものだ。そういう状況に焦って価格を下げたり、いくつもの味を提供しがちだと思う。一時的にお客は増えるかもしれないが、長期的視点に立つと逆効果だろう。石の上にも三年なのだ。
11月4日(火) |
「NRE&めりけんや」はJR駅構内に増殖してきたセルフのうどん店。一杯190円から讃岐うどんが食べられるというのがお店のウリだ。
かけ・並+なす天(290円+100円)の麺はとりたててコシが強いわけでもないが、滑らかな食感なので食べやすい。ダシにはいりこが皆無ながらまあまあの風味。お手軽に食べられるのがいいですね。(公式サイト)
「らーめん 山頭火 五反田」にて塩らーめん(800円)、しばらく来ないうちにチャーシューめんがメニューに追加されていて、+200円でチャーシューが2.5倍になるのだそうだ。元来のウリであった+400円の限定トロ肉とどちらが好きかは個人の好みによるところか。
独特の風味があるスープは、思い描いていた印象より薄い感じ。このお店ならではのクセがオブラートに包まれているような気がする。麺は旭川直送の加藤ラーメンのものらしく、少加水のボソッとした歯ごたえがよくあっている。
隣の女性2人組、食べるのかしゃべるのかどちらかにしないと麺がのびてしまう・・・というのはおせっかいかな、少加水麺がスープを吸って2度楽しめるということを知っていて、わざとそうしているのかも?
「九段 斑鳩」では12月下旬(予定)まで限定メニューを出している。個人的には期間モノはどうもやっつけ仕事のような印象があって敬遠しがちだった。もちろんそんなお店は希有だと願いたいが、このお店に関しては興味津々。もし売り切れていても普通のラーメンで十分リカバリできるし、とダメ元で行ってみると売り切れておらず、またいつもの行列はなしとかなりラッキー!
傳右衛門らー麺(770円)は、その名のとおり愛知県知多郡・伊藤商店の傳右衛門醤油を使用したものらしい。醤油好きの自分としては、それがここの通常のラーメンとどれだけ違うのか、はたまたは共通点があるのかが非常に興味あるところである。
見た目はスープの色や薬味類が多少違う程度ながら、スープをすすった一口目から全く違うものであるのが簡単にわかる。強烈な鰹節の風味が香ってくるのだ。そして時間差でややクセのある溜まり醤油の味、思いっきりわかりやすく表現すると大豆の風味が残った味噌のような、今まで口にしたことのないような醤油だ。それを鰹節の風味がカバーしつつ、トッピングされた粒状のレンコン揚げの香ばしい風味が追い打ちをかけてくる。
もちろん全てのお店がこの醤油を使用すればおいしいラーメンが出来る訳ではない。ここのラーメンのベースがしっかりとしているからこそ出来るものであろうし、この味わいを引き出すことができるご主人は、まさしく料理人であると再認識した一杯だった。
11月3日(月・祝) |
宿題店が溜まりまくりながら、何となく遠くに行くのが億劫で近くの新店「ラーメン 和家」へ。先日オープンしたばかりで以前は「ぽん太」という中華系のお店だった。道路区画整理のため近くに移転したのは知っていたが、先日上記のお店に変わっていた。
店名に家がつくが家系ではなく、メニューにはチャーシューメンだけでなくバラチャーシューメンも、つまみにはメンマ皿があってもしや?・・・と出てきたラーメン(550円)は、予想どおり刻みタマネギトッピングの八王子系。表面の油が香ばしいのはいいのだが、スープがあっさり目の醤油味。ほんのりとした動物系のダシだけでは後半飽きが来るのは否めない。製麺所はわからないが少なくとも尾張屋製麺ではなく、普通の中華麺のような香りはあまり好きでなかった。
見た目はそうなのだが、ラーメンの分類はどうしましょうかね。暫定で「醤油」ということにしておきますか。
新店があれば閉店してしまうお店もあって、滝山街道沿いの「ハンター料理 山小屋」は看板が取り外されていた。珍しい猪ラーメンが食べられ、ネタには持ってこいのお店だったのだが・・・。
11月2日(日) |
珍しく休日出勤、それも新宿から特急電車で向かうという変則的なもの。電車の待ち時間に新宿西口の「かめや」に向かうが定休日なのかな、あいていなかった。讃岐うどんの「東京麺通団」は先月26日から10時開店になってしまったし・・・という訳で「スタンドそば 一茶」へ。
スタンド=立ち食いではなく背の高いスツールに座れる。生麺使用で揚げ物は自家製で、かけが250円からという良心的な値段設定だ。たぬきそば+玉子(300円+50円)、玉子は温泉玉子も選択可能ながら、たぬきには生玉子でしょう! コシは弱めながら生麺らしい食感があり、甘さのある濃い目のつゆがいい感じ。もう少し麺の量が多くてもいいかな。
仕事終了後、遅い昼食場所を物色。通勤でいつもとおっているものの、途中下車することがめっきりと少なくなった中野北口へ。ブロードウェイはいまや別名ラーメンストリートとも言われるほどお店が多くなった。その草分け的存在である「中華そば 青葉」へ。TVでは長蛇の行列の画をよく見るが、5人ほどしか行列がなく最後尾に並ぶ。が、よく見ると、店内にはカウンタ席を取り囲むように10人ほどの待ちがある。店外のスペースが少ないため仕方がないが、背後が気になってどうしても食べるのが早くなりますね。(ちなみに食べ終えるまでの所要時間は約30分)
特製中華そば(850円)、鰹節・煮干しなどの和風魚系が強く香るスープ。これだけ強いと臭みやへたをすると酸味が出たり、後半はしつこくなったりすることもあるが、それが皆無、和風のキレと動物系のまろやかさは他店ではなかなか食べられないだろう。適度な硬さがありモチッとした食感のある麺、柔らかくジューシーなチャーシュー、黄身がトロトロの味付玉子、繊維質を残しつつも柔らかいメンマ。どれもがレベルが高いがそれていて一体感があるのは秀逸。
帰宅してから以前のレポートを読み返してみると随分と違う点がある。まだラーメン食べ歩きを始めたばかりのころなので間違った記述かもしれないが・・・
・表面の油 多め → ほとんど浮いていない
・バラ肉チャーシュー → 肩ロース、これは間違っていたと思われる。
・中華そばに味付玉子1/2が入っていた? そうだったかなあ・・・? 少なくとも現在は入っていない。特製は味玉2/2とチャーシュー2枚が追加される。
・価格50円アップ → 50円しか値上げしていないことをほめるべきか。
・おにぎり200円 → そんなメニューもありました。
・席数 10席程度 → 13席と増やしたようだ。
・閉店時間 23時 → 売り切れまで(18時前後) 確かに22時過ぎに食べていた
当会議室で話題になっていた八王子店のことが記述してありました。(徒歩13分なのだそうだ) また「独立を前提とした研修生を極めて少人数ながら厳選の上募る 横浜or地方の方歓迎」のようなことが書かれており、飯田橋・中野鍋屋横町・新宿御苑・蒲田・八王子に続く支店展開があるのかもしれない。
ブロードウェイ別名ラーメンストリートの様子はこちら。デジカメを持ち合わせていなくて、夕暮れだったせいもあって見づらい画像もあります。
11月1日(土) |
気分は蕎麦だったのでご近所の「蕎麦 よしの」へ。蕎麦屋さんらしからぬ洋風の外観・内装で、広い窓には鮮やかな緑が映え、天窓からの自然な光を取り込んだ明るい店内には静かなクラシックが流れている。改装したのが3年ほど前かな? 小さい店内に小上がりとテーブル、10人で満席になるような以前の建物が懐かしい。
手挽きせいろ(800円)は、甘皮の挽きぐるみで蕎麦の風味が極めて強く香り、滑らかさとしっかりとした食感があり、つゆをつけなくとも十分なほど。つけ汁は鰹節が効いた薄目の味付けで、蕎麦との取り合わせがいい。もう一つの特徴は白濁で粘性がある蕎麦湯。まさかこの中で蕎麦を茹でないだろうから、別に仕込んだものだろう。風味があってこれがまたいい。いつも器が空になるまで飲んでしまう。
ここは秋に収穫した長野信濃町黒姫の玄そばを無酸素で5度で冷蔵保存、その日に使用する分のみを自家製粉して手打ちにしている。この時期は新蕎麦なのでさらに蕎麦の風味を強く感じるのだろう。遠くの有名店も行ってみたいが、身近にお気に入りのお店があることはいいものです。(お店の様子)
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