Man太郎の日記風ラーメンメモ 【2005年6月分】 |
今月の実食数 | ラーメン 18杯 (新規店 4店) 蕎麦 18杯・うどん 0杯 |
今年の実食数 | ラーメン 99杯 (新規店 21店) 蕎麦 72杯・うどん 18杯 |
今月の自分勝手なラーメン好み度です
【また行きたい】 (5杯) |
八島(3杯)、樽座、大喜、共楽 |
【おいしかった】 (12杯) |
チャーシュー家、がんこ 目黒、 だいちゃんラーメン、梅乃家(2杯)、 ますたに 田町、楓、なんつッ亭弐、 のりや東京、博多屋、いちや立川、 蔵 |
【まあまあかな】 (0杯) |
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【もう行かない】 (0杯) |
6月30日(木) |
昼は東銀座の「中華そば 共楽」にてお気に入りの竹の子そば、と言いたいところながら、以前のデジカメ画像がイマイチだった中華そば(600円)を撮りなおすことにしました。
どういう訳かメニューにはないオプションを頼む人が多く同席して、"麺硬め"、"油少なめ"、"油多め"。個人的にはデフォが一番のお気に入りだと思っているのですが油少なめは気になるところです。
今日のスープは魚系はやや穏やかながら本来の味を踏襲していました。チャーシューの中心部が赤っぽく、スープに浸して茹で上がり完了。スープとの相性が良いモチモチとした麺に対しては硬め・柔らかめの指定は不要かな。
夜は知り合いらと水道橋の立ちのみ、「うけもち」へ。先に到着したメンバーが店先の席を確保済み。今日は比較的涼しいのでここがベストポジションでしょう。ホッピー4杯(かな?)につまみいろいろで相変わらず満足〜。
「JB's BAR」でちょっとだけ投げて定期便で無事帰宅。(公式サイト/画像)
6月29日(水) |
前日に引き続き「Cafe & Dining Bar Elysee(エリゼ)」でもう一つのセットのトースト。小食の自分には丁度よいボリュームです。残すはカレーセットだけど、朝からそれはヘビーですわ。(画像)
すっかりと出遅れた夜は三田へ。27日に開店したという「四天王 田町店」でラーメンでも、と行ってみると、満席で2・3人の待ちがある状態。空腹極まりない状態に加えて、本店(大阪)の印象が個人的にはイマイチだったこともあって今回はパス。でもメニューの内容はかなり変わっているようですので確認してみることで。
5年前に食べた時とデフォのラーメンの価格が600円と変わっていないようでした。
さて定期便までの残り1時間で食事タイム、ということで「串揚げ たけちゃん」。知り合いらから煽られていたハモ。初夏ですねー、季節を感じます。が・・・昨日で終了したんですと・・・。
気を取り直して普段は置いていない合鴨(210円)、生姜だんご(110円)などお気に入りの串9本とウーロンサワー3杯(2杯は濃いめ指定の+100円)で、自分でもお勘定ができてしまう¥2.17k。
一人で一時間以上のんびりと過ごせるお店を確保していること自体がもはや財産だと思っています。ただし自分が逆の立場の時に、周りがお店の人と親密すぎだと初心者は居心地が悪くなってしまいますよね。なので自分はできるだけそんな雰囲気は出さないようにしつつ、例えば隣りあった人が初めて来店した人ならば、うるさくないほどにルールを伝える程度がいいのかなと。
自分はお店の回し者じゃないですし、むしろ最近は混雑していることが多く入店できなかったこともあります。なのでここに書くのも控えたいほど。でも今までここに記述してきた流れをいきなり変えてしまうことは違和感がありますので従前のとおり記述しておきます。(知り合いのほぼ公式ページ)
日記は更新していますが今週はまだラーメンを食べていないですなあ。サイトのネーミングに期待して来た方にはどうなんだ? という違和感があるでしょうが、義務感なしに自分の気のおもむくまま進めていきますよ。
6月28日(火) |
神田駅で朝食をとろうとするも、蒸し暑くていつもの路麺に食指が動かない(笑) なので、駅コンコース地下にある「Cafe & Dining Bar Elysee(エリゼ)」へ。いつの間にこんなお洒落な店名になったんだろー。自分の印象としてはカビくさいソファーの昔ながらの純喫茶店だったのに、今やライブもやっているようです。
アイスコーヒーが400円(だったはず)なのにモーニングセットが350円というよくわからない値段構成なのは「?」ですが、店内は明るく、店員さんの愛想が良くて朝から気分を良くして出社できました。これってお店選びに重要なことですよね。サンドイッチは手造り感があふれていてフワフワ。セルフながらオレンジジュースもついて、かなりお得感がありました。(画像)
夜は知り合いらと赤坂の「中国料理 群英閣(ぐんえいかく)」へ。近くには大きな中華料理店もある中でテーブル6席+大きい丸テーブルと中規模の広さで、2人〜10人までの様々な飲み会に対応できるお手頃なお店です。
料理の内容は後述の画像を参照して頂くとして、兎に角メニューが多い。その中から厳選したオーダーは総じて量がたっぷりで、その割りに味は素材の持ち味を生かした調理方法、大胆さと細やかさがあってなかなかです。今日は4人でしたがあと2人加えていて、もう数種類食べてみたいかな。
お勘定は@¥3.5k、明細を分析してみたところ半額がアルコールでした。なので料理は非常にコストパフォーマンスが良いと思います。平日は朝4時までの営業ということは、溜池山王駅から近いですし虎ノ門方面で重宝する人がいるのでは?(画像)
6月27日(月) |
知り合いに飲みのモーションをかけてみたところ、すでに飲んでいるということで合流。ひさしぶりです、飯田橋・西口の「中野庵」。
レモンサワー・ウコン割りをチビチビと飲んで、やっぱりこのお店ではずせないさんま寿司でしょう。年間通じて新鮮な秋刀魚を確保していることが凄い。酢・塩とも濃いめでつまみにちょうどよいです。(画像)
定期便までは少しだけ時間があったので新宿・思い出横町へ。大好きな焼きそばの某店に後ろ髪を思いっきり引かれながら、何年ぶりでしょうか、「つるかめ食堂」。
焼酎=キンミヤのロックに、レバー生姜炒め(350円)。焼酎は飲み慣れた味。レバーは味付け濃すぎで焼酎があっと言う間にあいてしまう(笑)
750円でさくっと退店(画像)
6月26日(日) |
青梅の「そば処 ことぶき」へ。吉野街道沿いにあり観光シーズンにはよく行列になっています。13時過ぎで満席、10分待ち。何回か来たことがありますが、レポート・画像がないので改めて来店。
ざる・かけが基本で、ざるそば(580円)。平打ちでややばらつきのある切り方。蕎麦の風味は弱めで、硬すぎずやや粘性のある歯ごたえで独特な食感。「玉川屋」@御岳に近いでしょうか。個人的には刻み海苔はいらないです。
流行の二八とは全く異なりますが、歴史を感じさせる蕎麦でした。(画像)
6月25日(土) |
さて宿題店減らしで八王子へ。しかし30度は暑い。第一目標は日野の「ぼんくら」だったのですが、満席のカウンタの背後に待ちがあって落ち着かなさそうな雰囲気。それよりも入り口開けっ放しですよ、暑さに弱い自分にはあり得ないシチュエーション。
なので次候補の北野駅至近距離にある「めんや 蔵」へ。先月オープンしたばかりのお店です。店先には札幌・西山製麺の名入りののぼりが立っています。味は醤油と味噌のみで、もちろん味噌らーめん(750円)。西山製麺関連サイトのお店紹介では"10年の修行で行き着いた味"とあって、直接見ないまでも調理プロセスの音で北海道系だとわかります。
表面に赤っぽい香味油をまとった熱々の味噌スープに、炒めた太めのモヤシ・キャベツ・挽肉が山になり、そこに大判のチャーシューが横たわっています。麺をすくい上げると半透明の多加水熟成の太麺と、札幌にあるお店がそっくり移転してきたかのよう。
個人的には味噌ダレの熟成期間をもう少し長くするとさらに味に深みが出てくるかな?とは思いますが、全体的にしっかりとした味噌ラーメンでした。元気の良いご主人と細やかな心遣いの女将さん(?)の雰囲気もプラスで、家族連れにもおすすめできるお店です。
6月24日(金) |
今日は初の真夏日となりとにかく蒸し暑かったです。
東銀座の「みちのくそば」で冷やしたぬきそば(260円+30円)。+30円は冷やしの追加料金で、数あるメニューの全てに冷やしができるらしい。
生麺の茹でたてで、太めのゴワゴワ系。これは温かいつゆよりも好み。ただつゆは温かい方が好きです。讃岐うどんでいうところの"ひやあつ"だとどうなるんだろう。(画像)
6月23日(木) |
夜は知り合いらと日本橋or茅場町の「支那そば 八島」へ行くとテーブルがやや団体仕様のフォーメーションに。キープ黄八丈を飲みつつ、レタスオイスター炒め・アジの辛子漬け・残り少くなった腸詰めに、なぜか生ものを食べたような気がしますが詳細割愛。
酔わないうちに支那そば(600円)、今日のスープはおとなしめでした。でも狭い範囲のバラツキなので数回食べただけではわからないレベルだと思います。味見した塩の方が旨みが素直に伝わってきたのが不思議。
二次会は一人で「青梅ライナー3号(G)」(笑) お気に入りのチューハイのつまみは、今日はこれにしてみました。(画像) さっぱり系でいいかも。
6月21日(火) |
神田西口の路麺「はせ川」にてたぬきそば(320円)。信州から毎日直送しているという生麺は駿河とろろがつなぎで、温かいつゆでもしっかりとした食感。つゆは前回同様におだやかでさっぱりとしたもの。
たぬきは純粋な揚げ玉でゴマ油の風味が心地よいです。見ると専用に揚げ玉を作っているようです。でも路麺のたぬきって揚げ物の作成過程のおまけでしょ? 春菊の破片とか焦げた玉ねぎとか、たまには海老のしっぽとか、そんなジャンクさがあるのが路麺の楽しみで、あまりにも上品すぎるのはどうなんでしょうか。
手間暇かけてレベルが高いことは理解できるのですが、個人的に路麺としては上品すぎるかな。これは好みですから仕方がない。(画像)
夜は限定メニューを求めて日本橋or茅場町の「支那そば 八島」へ。お目当ては夜限定3食という麻婆ラーメン(950円)。わかりやすく言うと、かけ支那そば+麻婆豆腐激辛バージョン。食べ始めはベースのダシが効いて適度な辛さながら、中盤以降は舌が麻痺状態で、まじめに口から火を噴けるかと思った(笑)
激辛ラーメンは大丈夫だったけど、これは自分の辛さの限界を超えてます。スープ完飲は無理。でも辛いのが大丈夫な人には心地よい辛さなのでは。夜3食のみ、急げ!
で、二次会はやっぱり「青梅ライナー3号(G)」(笑) 駅構内の売店でお気に入りのチューハイが復活してたー よかったです。(先日と今日の参考画像)
6月20日(月) |
三田の「蕎麦 一心 たすけ」へ。蒸し暑かったので冷やしたぬきそば(400円)、やや粘性のあるので、もうすこしサクッと歯切れが良ければさらに印象がアップするのでしょうが、それなりに楽しめます。(画像)
立川・アレアレア2の「いちや 立川駅前店」へ。醤油がこってり・まんなか・あっさりに塩というラインナップはいかにも元・がんこ十八代目。加えて夏のメニューのつけ麺二種。それにしても支店が増えましたね、公式サイトを見てびっくり。
あっさりらーめん+熟味たまご(700円+100円)、透明な醤油スープに細い縮れ麺の組み合わせ。食べ始めは煮干しが効いていて、食べ進むと色々な風味が顔を出します。ややしょっぱめで、あっさりという割りには表面の油が多めでした。
次回はしそ風味の塩かな。
6月19日(日) |
立川へ買い物に出かけたついでに宿題店減らしで「手打ちそば そば菜」へ。木と照明の使い方が上手で、清楚な店内にはピアノのBGMが流れていて落ち着きます。夜はさらに良い雰囲気になるのでは。
"男の隠れ家"04年9月号の"男のそば処"で東西18店が紹介されているうちの一店で、その中で紹介されていた"そばなそば"は手挽きの挽きぐるみで1日6〜8食限定だとか。もちろんそれが目的だったんですが、本日は玄蕎麦が切れてしまった(?)とかでなし。
なのでもう一種類の板そば(750円)、ネーミングは山形ですがそうではなく二八で、板+簀の子に盛られています。細切りで綺麗なホシが練り込まれ、適度な香りとしっかりとした歯ごたえ。つゆは鰹節が弱めながら甘さ控えめでさっぱりとして蕎麦との取り合わせがとても良く、まるでお手本のような二八蕎麦です。量が多めなのがうれしい。
もう一つの特徴は酒とつまみの多さ。特にそばがきが三種あって、鴨汁揚げそばがきや、要予約の粗挽きそばがきが気になるところです。また蕎麦打ち教室があって、石臼手挽きを体験できるコースもあるようです。(公式サイト/お店の様子)
6月18日(土) |
知り合いと蕎麦を食べに。
まずは先週も訪れたあきる野の「柳風 遊心庵」(やなぎにかぜ ゆうしんあん)の生粉手打ち十割そば もりそば(1000円)。やっぱりいい蕎麦です、何もつけずに食べ進めるほど。(お店の様子)
日の出の「双柿庵」に着いたのが12時過ぎ、満席で40分待ちだそうで、すっかり人気店になりました。01年から行っていますが休日の昼でもお客さんに出会わないことがよくあって、連れとお店の存続を心配していたのが懐かしいほどです。いいものを提供し続ければ着実にお客さんが付くということですね。ご主人一人で切り盛りしているので仕方ありません。次回期待。
五日市の「そば小屋 あをき」、先日解禁になった鮎釣りでにぎわう秋川のほとりに佇むロッジ風の建物で、小さな看板があるだけの隠れ家的存在です。もりそば(750円)、「本日のおそば 会津産生粉」とありました。細切りで硬すぎなく滑らかさがある蕎麦にすっきりとしたつゆ。蕎麦湯が白濁ポタージュ系。静かで落ち着ける雰囲気も好きなんです。(お店の様子)
6月17日(金) |
四ッ谷の「政吉そば」で小海老天そば+玉子(480円+50円)、かけそばが300円ですから路麺としては高めながら、信州から直送の生麺を使用してきちんとした歯ごたえがあります。つゆはオーソドックスながら甘み控えめ。プリプリの海老は久しぶりに食べたけれどいいですねー。(画像)
東銀座の「博多屋台らーめん 山ちゃん」に行くと10人近い待ちがあってなぜか進みが遅い。なので向いにある「木挽町 砂場」でもり(500円)、街のおそば屋さんのような小さめのテーブルに相席なのでちょっと落ち着かない。(2F席は畳らしい) 蕎麦粉の割合は低めながらそれなりの風味と歯ごたえはよかったです。
砂場の蕎麦を久々に食べたけれど、相変わらずつけ汁が塩っ辛く、猪口に多めに入っているため蕎麦湯を飲むのに苦労します。でもこの場所でこの値段ですからね、ホールのおばちゃんともどもがんばっていると思います。
夜は知り合いらと銀座のドイツビアレストラン「ゲルマニア」へ。
料理では、シュパーゲル(ホワイトアスパラ)は太っ! そして味が濃くて北海道のそれとは明らかに違います。シュバイネハクセン(アイスバインのロースト)、カセラー(骨付きロースハム)などなど見慣れない料理ながら味付けが濃すぎなく肉の味とビールがよく合ってどれも食べやすい。
アコーデオン伴奏のライブに"Prosit!"(乾杯)の歌がまた盛り上げてくれますわ。飲み物は当然ビールでレーベンブロイにエルディンガー・・・ ビールはお腹が張ってしまいあまり飲めないはずなのに、なぜかここのビールはスーッと入っていきました。
6月16日(木) |
神田東口の「かめや」でたぬきそば+温泉玉子(300円+60円)、 ダシのきいたつゆにゆでたての生麺ならではのそばは相変わらず。 これからのシーズン、冷たいそばももちろんいけます。
となりの客の「ネギ超大盛り」(たぶん無料)をはじめて見ましたが、もう、富士山状態(笑) どこぞやの野菜増しができるラーメン店みたい。(画像)
夜は出遅れてしまったので三田へ。雨にもかかわらず「たけちゃん」はお店の外の席まで満席で断念。 なので、立ち飲み「立ち呑み処 祭・MATSURI」で巨人戦を観戦しながらホッピー(セット400円)。本当なら生で見られるはずだったのになあーーー残念。
カシラ・レバ・シロ(各120円)はなかなか。ポテトサラダ(250円)は量が多め。中おかわり(200円)を2回したら、ここのホッピーは「山本」並に濃くて回ってきた。(画像)
二次会は「青梅ライナー3号(G)」(笑) 駅構内の売店からお気に入りのチューハイが姿を消してしまってかなりガックリですよ。他のチューハイには食指が動かず蕎麦焼酎の水割りと白角の水割りですっかり良い気持ち。
6月15日(水) |
「支那そば しる幸」@飯田橋へ。
キープ・キンミヤ焼酎のレモンサワーにニラ玉などで知り合いとまったりー (画像)
「JB's BAR」に忘れ物を取りに。
ちょっとだけ投げて無事帰宅。
6月14日(火) |
新橋の「丹波屋」にて、たぬきそば+温泉玉子(320円+60円)
節系が効いたつゆに路麺らしいゆで麺。 ピッキーヌの醤油漬けが復活していたので迷わず投入。他に七味・鷹の爪がありますが、印象がかなり異なってフレッシュな辛さです 。(画像)
知り合いらと水道橋の立ち飲み、「うけもち」へ。最近混んでいますね、表の一斗樽を陣取る。玉子焼き・ふぐ卵巣はもちろんですが、きゅうり+独特の味噌がお気に入り。ホッピーですっかりいい気持ち。(公式サイト/画像)
そのまま流れて「JB's BAR」で投げ。何度も来ていますが、食べ物は初です。ダーツバー専門店とは違い、もともとが飲食店ですからしっかりとしたものを提供しています。
そういう意味では神楽坂の「Heavy Foot Club」と同じ流れですね。(公式サイト/画像)
なぜか八王子IC近くの「博多屋」へ。平日夜だけの営業なので、ずーっと宿題だったお店です。ラーメン(550円)、しっかりとした博多系白濁スープにそれらしい極細麺。博多系にしてはチャーシューがしっかりとしているのは特筆すべきでしょう。
おでんもあって、博多屋台の雰囲気です。タクシーを待たせてでも食べるべき。
6月13日(月) |
昼食が3時過ぎになったので、"品達ラーメン"の「なんつッ亭 弐」へ。さすがにこの時間帯だと行列はないですが、他店に比べて圧倒的に客が多いです。らーめん(680円)、マー油が効いた豚骨スープは相変わらず。見た目よりさっぱりと食べ進めます。チャーシューが上質。
夜は東京駅の"ラーメン激戦区"にある「のりや 東京店」で中華そば+味付玉子(630円+100円)、今日のスープは濃厚な方で前回よりは満足。いつもこうだといいのですがね。
6月12日(日) |
地元を車で走っていたら偶然新しい蕎麦屋さんに遭遇。以前は映画のロケ施設だった場所で、2日にオープンしたばかりなのだそうです。手作り感あふれる外観・内装で、心地よいジャズが流れています。岩手・二戸の「そばえ庵」出身で、県の食の匠に指定されている米田カヨさんが師匠なのだと。蕎麦は岩手県内にある三ヶ所の契約農家で栽培したもののみを使用。そのため量が限られるので1日20食限定で、メニューは生粉手打ち十割そば もりそば(1000円)のみ、揚げ物はなしといういさぎよさ。
綺麗な蕎麦で、一定範囲でバラツキのある太さで短めの田舎蕎麦です。蕎麦のしっかりとした風味だけでなく、とにかく蕎麦本来の甘みを強く感じます。硬すぎない食感が余計に甘みを強調するのでしょうか。こんな蕎麦は食べたことがないかも、っと何もつけずに半分近く食べてしまったほど。檜原の山奥の水のみで打っているそうです。
つゆは濃いめで鰹節類がたっぷり。蕎麦湯は茹で湯ではなく蕎麦打ちに使っているのと同じ蕎麦粉を使っているそうで、こちらも楽しめました。
店内が我々だけだったのでしばしご主人とお話しさせて戴きました。例えば器は古い九谷焼などを使用するなど蕎麦だけでなくいろいろな方面に造詣が深く、それぞれの分野で知り合いが多いそうです。なので蕎麦屋でジャズライブなんてことが実現するかもしれません。「柳風 遊心庵」(やなぎにかぜ ゆうしんあん)という店名にはご主人の思いが託されているのでしょう。蕎麦は一種類だけですが、ご主人とのふれあいを含めるとスローフードと言っていいと思います。特にジャズ好き・蕎麦好きな人にはお勧めです。
(お店の様子)・・・話しに熱中していたもので、お店の外観を撮り忘れてしまいました(笑)
6月11日(土) |
買い物で八王子に行ったので、「らーめん 楓」へ。12時ごろで待ち6人。"楓一新"となったので塩と決めていたのにもかかわらず限定メニューの春野菜のラタトゥユつけ麺(900円)が気になってそれにしてみました。(2005年春期間限定、1日20食)
まずつけ汁が出されます。その真っ赤な様相に一瞬ギョッ!とするも、ラタトゥユですから辛い訳はなくてトマトベースの優しい味付け。酸味はあるものの酢ではなくトマトの自然な酸味ですから個人的には全然OK。春野菜=ナス・アスパラ・黄ピーマン・タマネギにウインナーのスープ感覚です。
麺はラーメンとは異なり太麺で表面がツルツルとしています。つけ汁との組み合わせは間違うとスープスパゲティながら、本来のスープの風味が生かされているのでそこがイタリアンとラーメンの境界線なのかと。アルデンテという食感は乾麺だからこそできるのであって生麺では無理。モッチリした歯ごたえがそれに匹敵するのかな。しっかりとした麺でした。
つけ麺というジャンルにもいろいろな味が出てきましたね。ベーシックなつけ汁ももちろん良いですが、人それぞれの嗜好は多種多様ですからこんな味があるとさらにつけ麺ファンが増えるのではないでしょうか。あとは誰もが好きなカレー味とかね。
6月10日(金) |
関東もいよいよ梅雨入りして、そぼ降る雨の中を知り合いらと湯島の「らーめん 大喜」へ。今日の目的は昼夜15食限定のみそらーめん(780円)、毎年違った味噌ラーメンを提供していて今年は特別に2つ目の味となります。
味噌の香ばしさの奥で煮干しがフワッと効き、表面の背脂と丼の底に潜んだ挽肉がアクセントになっています。もちろんそれだけではないはずですが、自分の舌ではそれ以上の詮索は無理(笑) 麺は普通の太さのストレートで、一見味噌とは合わないように見えますが硬めでサクッとした食感が楽しく、とろみのあるスープとマッチしています。
このお店らしい一品でした。個人的には前回よりもかなり好み。もう時期季節メニュー(新メニュー?)が投入されるらしいです。
6月8日(水) |
一昨日に引き続き「竹岡らーめん 梅乃家」へ。ラーメン+玉ねぎ(500円+50円)、デフォの玉ねぎは細かいみじん切りですが、トッピングの玉ねぎはザク切りでそれも量があってレンゲで何杯もすくえるほど。その割りにからくないのは水にさらしてあるからでしょう。
先日は気づきませんでしたが蘊蓄が書いてあって、甘さはお店特製の"スイートボム=甘い爆弾"という焼酎に梅シロップをブレンドしたもののようです。やはり自分には甘くて後半は卓上の山椒をふりかけながら食べましたが、自分には合わないかも。
夜は江戸川橋の某蕎麦店へ。桜えび刺身・しらすは静岡・由比港直送でなかなかなんだけれど、醤油の質がよろしくなくて残念。それにしても今年は桜えびをよく食べているなあ。そば味噌は白味噌で瑞々しいけれど、厚さをもう少し薄くしてしっかり焼いた方が好きかな。出し巻き卵は醤油を少量いれてあるようでちょっと変わっている。そばコロッケは中身はジャガイモ・衣に蕎麦の実が少量。日本酒は田酒・赤城・〆張鶴・黒龍など。
さて、肝心の蕎麦は三種類あって、蘊蓄によると
とあるのですが、三種の見た目は太さの違いこそあれ、蕎麦の風味が弱く印象はほとんど変わらなかったような・・・。歯ごたえは良かったけれど、期待が大きすぎたかな。こういうこともあるよね、それが食べ歩きのもう一つの楽しみでもあります。
- 江戸そば − 国内産のそば粉を石挽きし、粗びき40%、細挽き60%の割合で極細に打った蕎麦。色は白く手打ちのこし。
- 田舎そば − 長野県産のそば粉を石挽で挽きぐるみ(甘皮)50%にしたもので色は黒い。
- 津軽そば − 古くから青森県津軽に伝わる蕎麦で現在では製法が複雑なために消滅した幻の蕎麦をみごとによみがえらせた蕎麦。許諾特許。
6月7日(火) |
夜遅くなってしまい閉店時間ぎりぎりに「元・がんこ 三田」へ行くとトレードマークの骨が出ていない。売り切れ早じまいか?と思いきや、ドアに「スープ不出来につき臨時休業・・・」と張り紙が。珍しいなあー。
時間がないので、至近距離にある「京都銀閣寺 ますたにラーメン 田町店」へ。
店内はほぼ満席。ランチタイムはいつも長い行列ができています。ラーメン+味付玉子(650円+100円)、表面は背脂たっぷりながら見た目ほどくどさはなく、その甘みのある風味が楽しめます。中間層はさっぱりとした醤油味、下層はピリ辛が顔を出してくるという三層スープというのがお店のウリです。
スープの出来に波があるようにチャーシューもそうで、ここは後者。今日のチャーシューはジューシーかつフレッシュで上質、このチャーシューなら増量したかった。
6月6日(月) |
夜は高輪台の「竹岡らーめん 梅乃家」へ。西武球場前に続く2店目の展開。ただ千葉県・竹岡の同名店と直接は関係ないようでした。
ラーメン(500円)、濃い醤油スープに刻みタマネギトッピングは竹岡ラーメンに近いですが、竹岡は乾麺ながらここは生麺です。ダシの風味は前面に感じず、見た目よりは醤油味が濃くないですが甘さが引き立ちます。麺は適度な食感。チャーシューはしっかりと味がついています。
ここからは好みの問題、食べ進むにつれて甘さが気になってきて後半は甘ったるく感じてしまいます。蕎麦つゆの味醂の甘さはOKなので、たぶん砂糖なのかな。前述の成り立ちですから竹岡のお店と比較してはいけませんが、少なくともこの甘さはなかったはず。
なんて書いてしまいましたが、自分は甘味類は全く食べませんので、普通の人ならOKなのかもしれません。次回は黒七味を持参してみようか、という味でした。
この場所は元「メンタツ」で、醤油も塩もさっぱり系ながら和風のコクがアクセントになって好きなお店でした。ただ営業が不定期になってからは日記には書いていませんが、幾度ふられたことか。
ほとんど居抜きでこのお店になった訳で、それはそれで全く問題ありません。ただお店の両サイドに掲げてある蘊蓄がそのままなのはどうなんでしょう。少なくとも今のお店の味を正確に表現しているとは思えませんが。(外観の比較)
6月5日(日) |
八王子の「麺や 樽座」へ。開店当時はお客さんが皆無ということがしばしばありましたが、今日は小上がりを使ってもほぼ満員で時々待ちができる状態でした。こんな場面は初めて見ましたが、このお店の実力だとこれくらいのお客さんが入って当たり前で、以前の閑散とした状況の方がおかしいと思ってましたから。
味噌らーめん・油多め(750円)、海老油の層の中から麺をすくい上げると湯気とともに香ばしい海老が薫り立ち食欲をそそります。濃厚な味噌・炒め野菜・挽肉の熱々スープに多加水(熟成?)麺が良く合います。開店当時はやや物足りなさがあった味噌味ですが、今は全くそんなことはなく間違いなくレベルアップしています。理屈抜きで素直に旨い。
醤油に関しては麺が味噌と同じだったのが普通の太さのほぼストレートになり、その方がいいと思います。あと変わったのはイスが一斗樽から竹のイスになったことかな(笑) 今後とも目が離せないお店です。
6月4日(土) |
GWに行ってふられていた神奈川・津久井の「蕎竹庵 すぎはら」へ。サイトで検索すると01年12月オープンで、柏の「竹やぶ」出身らしいです。
城山町の住宅街の中にひっそりと佇んでいるお店で、BGMのない店内は落ち着きます。厨房は直接見えないもののその工程が手に取るほどわかってしまうほどの静寂さ。
限定の手挽きそば(800円)、自家製粉の手挽きでかなり細めでホシが練り込まれています。蕎麦の風味はしっかりとして、細い割りには歯ごたえが強い。つけ汁は鰹節がしっかりと効き甘みと醤油のまろやかさがあって、この組み合わせはかなり気に入りました。
連れのせいろそば(800円)は電動石臼の自家製粉で、利休鼠というんでしょうか、多少緑色がかった蕎麦でこちらもレベルが高い。
量が少なめだったのでかけそば(800円)を追加。小振りの器につゆと蕎麦・別皿に葱のみとシンプル。鰹が良く効いた風味のいい熱々のつゆに、たぶんせいろと同じ蕎麦の組み合わせ。細い割りにはそれなりの歯ごたえがあって蕎麦の風味も薫ります。
いい蕎麦でした。蕎麦湯は粘性白濁のポタージュ系でこれまたお気に入り。
その画像をお見せしたいのはやまやまなのですが残念ながら店内の撮影はNGです。直接足を運んで頂くしかありません。今回は蕎麦の量が不明だったのでつまみは頼まずでしたが、次回は自家製のにしんなどを試してみます。(お店のレポ)
6月3日(金) |
夜は大門の「だいちゃんラーメン」へ、たぶん4年ぶり。車庫の中に屋台を引き入れたような様相で夜だけの営業です。屋台のラーメンで豚骨スープは珍しいでしょう。スープは一種類ながら、納豆+白菜キムチ=ナンダムラーメン、白菜キムチ+大根キムチ=とんからラーメンとユニークなメニュー構成。
だいちゃんラーメン(600円)、余分な油が浮いていない豚骨白濁スープはややコクが薄いながらも許容範囲で、味付けはしょっぱめ。細めの麺は今日は確認できませんでしたが丸山製麺だったはず。適度な食感があってスープとの相性は良好。トッピングは小さめのバラチャーシューが4枚ほどと青ネギ・白ゴマのみのシンプルな構成です。
看板にあるとおり"さっぱり味の豚骨スープ"と、飲んだ後に食べるにはもってこいのラーメン。帰宅してから確認したところ、前回訪問の4年前とメニュー構成・値段が全く変わっていませんでした。すごいなあ。でもこれからの季節は扇風機はあるものの冷房なしはキツイかな。
6月2日(木) |
日本橋or茅場町の「支那そば 八島」へ行くと、テーブルが団体予約仕様のフォーメーションになっていて、知り合いが多数。実は初めて会う人がメインなんだけど。
昼食抜きの超空腹状態だったので飲み過ぎないうちにひんぎゃ塩ラーメン(650円)、ただでさえレベルの高いラーメンに加えて空腹が手伝って一気に完食。
熱い会話が続く中を戦線離脱して、定期便で無事帰宅。
6月1日(水) |
(5月31日の日記と合わせて2日分を記述しています)
新橋の路麺、「日本亭」で冷やしたぬきそば(450円)。茹で上げてから時間が経っているのかな、やや粘性がある状態の麺。錦糸玉子に山菜と具がたっぷり。天かすは普通。乾燥ワカメは不要。(画像)
大門の「チャーシュー家 巧味創房」にて前回に引き続き期間限定の春香巧らーめん(780円)。味は塩ベースで、赤穂天塩とモンゴル塩を使っているそうな。
まろやかさよりもシャープさを強調した塩味で好きな部類です。ただここのスープは魚系が強いのがウリな訳で、それが紫蘇と合っているかというと微妙。
「元祖一条流がんこ 本家客分 目黒店」へ。元「どどん」@三田→小樽の「がんこ」の流れを汲む元祖一条流の支店で、がんこの系図が掲示してあります。駅ビル地下のカウンタだけのお店で、黒いお店ではなくトレードマークの骨が壁に飾ってあります。
醤油ラーメン・あっさり(700円)、透明な醤油スープに丼の両縁にチャーシューをまとったいかにも"がんこ"という見た目です。スープは牛骨が強めに効いていて独特の風味と甘さがあって、元「どどん」は何度も食べていたのでその時の印象とはかなり異なってちょっと意外でした。
塩・味噌・鬼味噌・鶏骨・冷やし塩と品揃えが多いのがもう一つの特徴です。
知り合いらと月島にもんじゃを食べに行きました。自分にとって月島へ行く目的の半分以上が蕎麦で、残りが居酒屋。もんじゃはたぶん3回目と経験が極端に少ないです(笑) もんじゃストリートには数多くのお店が軒を並べる中から「風ぐるま」へ。関連サイトによると昭和39年創業と40年以上の歴史があり、もんじゃにトッピングメニューを取り入れた最初のお店なのだとか。
もんじゃ=チーズもち・切りイカ・ほうれん草コンビーフ・カレーにんにく。知り合いの素晴らしい手さばきで土手が決壊することなど皆無、まるでプロだ。カレーはたっぷりのすりおろしにんにくが効いて面白いですが、生にんにくで食べてみたいところ。鉄板焼きの帆立・お好み焼き豚玉もいただいて満足!(画像)
そう言えば先週の"アド街"は月島で、例えば刺身の安い「魚仁」や絶品煮込みの「岸田屋」が紹介されていましたが、自分の知っているお店の紹介がなくて残念さ半分・紹介されなくて良かった気持ちが半分。まだまだ語り尽くせないほどふところが深い街ですよ。
たまたまホッピーの話題になったので豊洲の「大衆酒蔵 山本」へ移動すると、何と先客に知り合いが! でも本人はあまり覚えていないらしい(笑) そういう自分もここのホッピーの濃さにやられて後半の記憶が危ないです。
一番印象に残ったのはひさびさに食べたクジラ刺し(950円)。もろきゅうが150円というお店のメニューの中では最も高い品になるでしょうが、ただただ絶品でそれだけは忘れまい。(画像)
知り合いらと払方町から神楽坂に移転した「蕎楽亭」(きょうらくてい)へ、もちろん移転後は初。木を生かした店内は明るく、加えてキャパも増えました。しかし便利な場所にあるため夜は予約が必須のようです。
酔わないうちに十割そばをつまみで。自家製粉の挽きぐるみで黒っぽくホシが練り込まれています。食感・喉ごしは申し分ないものの、この風体ならばもう少し蕎麦の風味が強くてもいいのかなと。鰹節が強めに効いているつけ汁とのバランスが気になるところです。
画像にアップしたつまみはどれもよかったですし、加えて日本酒は福島を中心にここでしか味わえないお酒を堪能できます。数人でいろいろつまむのがよろしいかと。ここは蕎麦屋なのか飲み屋なのか?(画像)
神楽坂という場所は楽しむところがたくさんあります。前店で満足したもののもう一軒、「MASU MASU」(ますます)。裏通りにあるのに店内はほぼ満席と人気があるようです。
種々あるつまみから名古屋系で攻めてみました。手羽先は大きく甘めのタレでなかなかでした。味噌カツはボリュームがありました、もちろん八丁味噌系。またホール担当の女性の明るいこと、居心地がいいですわ。(画像)
改めて日記に書き起こすと、本当に2日間でこれだけ行ったのかと驚いてしまいます。さらに両日ともその後のお遊びがあって、かなりハードでした(笑)