2月  Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2011年2月分】
今月の実食数 ラーメン 19 (新規店 7)
蕎麦 0 路麺 6 うどん 7
今年の実食数 ラーメン 28 (新規店 13)
蕎麦 0 路麺 6 うどん 13

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(5杯)
大至笑の家(2杯)、二代目にゃがにゃが亭
魚魚☆Ramen
【おいしかった】
(14杯)
いし井ポツリ東池袋大勝軒 昭島
サスケ香味徳ホープ軒 古川橋永楽
独歩カエル家立川や風龍.MAX 新橋
東興飯店
【まあまあかな】
(0杯)
    


 2月27日(日)
立川の「魚魚☆Ramen」では、『お昼のラーメンを始めてから3周年記念』として、当時の一番人気だったメニューを再現しているというので行ってみたところ、同じ目的の知り合いに遭遇。

特製すーぷ麺 2011Ver (1000円)は醤油と塩があり、二人で行ったので一杯ずつをオーダーしてみました。

醤油は、『アローカナ丸鶏+鰹・鰤・目鯛・鯵などの鮮魚、究極の醤油『蔵の雫』を使用した醤油タレ』とのこと。ベースのスープは奥に潜みつつも、時折顔を出すような繊細なスープ。鮮魚をダシに使うと、間違えると生臭みがでることもあって難しいのですが、それを難なく実現させてしまうのが凄いなあ。当時のラーメンに比べて、間違いなく進化しています。

塩は、当時はなかったメニューですが、鶏+鮮魚のダシそのものを味わうにはこちらがわかりやすかった。

ただ、個人的には醤油が大好きなので、『蔵の雫』の風味が強く印象に残りました。

化学調味料未使用で、ここまで印象深いスープはなかなかないです。このお店が愛されている理由が、より理解できた気がします。


 2月26日(土)
福生の「ら〜めん 煙」にて、未食のしろいぶし+燻製温玉(680円+150円)

くろいぶしの黒いスープとは色合いは全く異なり、こちらは白醤油ベースのすっきりとした味わいなので、燻香がより引き立っています。背脂が多めに浮いているが、しつこさは皆無。

麺は細麺ストレートで、サクサクとした食感はこちらのスープにも良く合います。

燻製味玉はスープに香りが移るとのことで、別皿で出されます。後半、スープに入れてみたところ、極めて燻香が強く、スープの印象がまた違ってきます。


薫香をラーメンに合わせるというのはなかなか面白い提案だと思います。以前、「ら〜めん 雫」の月・水に提供されていた「鶏の雫」で、化学調味料をあえて置いていたことがあり、耳かき程度の小さな匙にちょっとだけ入れてみたところ、味が激変したことを思い出しましたが、それに匹敵するぐらいの楽しみがあります。


 2月25日(金)
ランチに「横浜らーめん 笑の家」でラーメン・油少なめ・麺やわらかめ(700円)。

麺やわらかめなので、同じロットの中では、麺硬め・普通とはタイムラグをおいて最後に出されます。

豚骨のエキス・背脂の甘みに、鶏油は少なめにしたので弱いですが、全体のバランスを崩すほどではないです。麺やわらかめは自分一人だけでしたが、最近は麺柔らかめが多いです。麺硬めは時間がない時かな、


安心して食べ進める家系、ほんと重宝しています。


 2月23日(水)
ランチに「東興飯店」へ。ネットでは情報があまりないマイナーなお店なのですが、いつも混んでいます。10分ほどでカウンタ席に着席。

今日はタンメン(750円)

油でしっかりとコーティングされた野菜が激熱で、舌を軽く負傷してしまいました(笑) 
食べ始めは麺の茹でた香りが気になりますが、トッピングされた野菜と絡めることによって、本来の味わいになるのでしょうか。清湯ベースのストレートな塩味のスープです。



たぶん自分が好きだと思われるラーメンを求めて、常磐線・三河島の「二代目 にゃがにゃが亭」へ足を伸ばしてみました。

行徳・一之江にある「にゃがにゃが亭」は、以前はニュー新橋ビルの地下にもあって何度も食べています。その息子さんが店主で、初代がこってりとしたラーメンを提供しているながら、こちらは白河ラーメン風と全く異なるラーメンを提供しているらしく、興味津々で訪問した次第です。

中華そば(680円)、動物系を中心としたさっぱりとしたスープに、香ばしく甘みのある醤油との組み合わせ。シンプルながら奥深く、後半も引力が落ちないばかりか、上がっていくような不思議な魅力。キラキラと輝く透明な油がそれに寄与しているのかもしれないですね。

麺は平打ちの縮れで、硬さよりもしなやかなピロピロとした口当たりを楽しむタイプで、白河という観点からしても、スープとの相性が抜群に良いです。箸が止まらず完食。


チャーシューを2種仕込んでいるなど関連店との共通点が多々ありますが、それがどこかを追求することはどうでも良くって、久々に感動したラーメンでした。なかなか行けない場所にあるものの、今後ともぜひ頑張ってほしいです!


 2月22日(火)
新橋で飲んだ帰りがてら、「風龍.MAX 新橋店」で、未食の塩とんこつラーメン(600円)

デフォのとんこつラーメン(醤油ベース)に比べて、こちらは帆立・鶏などの塩味ダレと、異なる風味に振ったのでしょうけど、個人的には合わなかったです。海苔の上の魚粉を入れても、納得感は少ない。


また行くと思いますが、次回はやっぱりデフォ・麺カタで!


 2月21日(月)
飲んだ帰りに小腹が減ったので、乗り換え時間に「立川や」へ。

そういえば、とんこつのこってりを食べたことがなかったので、とんこつスープ・らーめん・こってり味(600円)
白濁の豚骨スープの上に、背脂がたっぷりと加わっています。食べ始めはいつもに比べて油の風味が加わり、おっ!っと思いつつも、食べ進むほどにペースがガクッと落ちてきます。

満腹感ではないのですが、油のダメージで、ごめんなさい。食べきれませんでした。

完全にオーダーした自分が悪いです。申し訳ないです。
夜中まで営業しているので、重宝させて頂いているのは、今後も変わらないです。


 2月20日(日)
圏央道日の出ICからほど近い「らーめんと餃子のカエル家」公式ブログで、季節メニューがあるということで行ってみました。お昼時なので、ポツポツとお客さんが入ってきます。駅からはかなり遠く、お店を偶然見つけて入ることはまずないでしょうから、常連さんが多いんでしょうね。

あぶり黒しょうゆらーめん(650円)、その名のとおり、見た目はかなり黒っぽい醤油スープです。厨房を直接見ることはできないため、音だけで想像するに、中華鍋で玉ねぎなどと醤油を炒めてスープを作るようです。焦げた風味はないですが、焼き肉のタレのようなフレーバーがあって、見た目ほど味は濃くなく甘みがあります。ほかにはなかなかない味付け。

麺はさっぱりとした塩味であるラーメンと同じ細麺なので、このインパクトのあるスープに対しては、もう少し強めのほうが合っているとは思いますが、それは個々人の好みなので。


ラーメンだけではなく接客も温かく、地元のお客さんに愛されているお店です。また、帰宅後に確認してみたところ、いくつかのメニューの価格が下がっていたり、スペシャルの具が多くなっていることがわかりました。そのご努力には頭が下がる思いです。


 2月19日(土)
「麺や 独歩 〜DOPPO〜」へ初訪問してみました。住所は立川市ですが、西武線の武蔵砂川・西武立川と、青梅線の東中神・中神の中間あたりと、車じゃないと行きにくい場所にあります。まして、カーナビの誘導に素直に従ったところ、工事中の行き止まりで迷走するというハプニング付き。大回りしてようやく到着。

昨年11月から居酒屋さんが、昼間は店名を変えてラーメンを提供しているとのこと。魚介中華そば・油そば・つけそばを主軸に、面白そうなご飯物もあります。

魚介中華そば、麺が300gということなので、小盛りで(700円−50円=650円)

鰹節などの魚介系が強く主張する醤油スープで、後半までそれが持続します。その強さから、油が少なめのわりにはコッテリ感を感じるほど。さらに、海苔の上には魚粉がトッピングされているのですが、後半スープに溶かし入れたものの、ベースの魚介系が強いので、明確な違いはよくわからなかった。

そのような特徴的なスープに反して、麺は普通の中細縮れ麺。適度な硬さはありますが、スープとの相性は好みが分かれるかも。また、広口で背の低い丼なので、香りを楽しむには良いですが、温度が下がるのが早いことをどう受け止めるかによって、それぞれの印象が違うと思われます。ただ、ベースのスープはしっかりと芯が通っているのは確かなので、今後ともがんばってほしいです。


 2月18日(金)
会社帰りに東京駅丸の内南口のTOKIAにある「トナリ」でタンメンにしようとしたら、20人以上並んでいました。本店は東陽町にある有名店とはいえ、ここまで人気があるとは想定外でした。外から見たところカウンタは15席以上とキャパはありますが、少なくとも30分はかかりそうなので次回期待で離脱。


ということで、丸ビル地下にある「らぁめん 永楽」へ。大井町にも同じ表記のお店がありますが、関係はないはず。

らぁめん(750円)、表面に油はほとんど浮いておらず、豚骨・鶏ガラの白濁スープに魚介系を加えたWスープでしょうか。綺麗に乳化した茶濁スープはとてもまろやか。若干、鶏の方が強いのかも。軽くウェーブがかかった太麺は適度なモチッと感があり、スープと良く合っています。量は多くないので、ご飯をサイドメニューに頼んでいる人が多い。


嫌いじゃないラーメンですが750円は丸の内価格? まあ仕方ないのでしょうが。


 2月17日(木)
ランチに久しぶりに「ホープ軒 古川橋店」で、ラーメン(700円)。本店は千駄ヶ谷にある歴史のある有名店です。

臭みのない豚骨をベースに背脂の甘さを感じ、表面の油が多いこってりとしたスープです。麺は灰色を帯びた太麺ストレート。短めなのはどことなく家系を彷彿させます。卓上のネギは入れ放題なので、スープを重く感じてきた後半は多めに入れてみました。


ここは嫌いじゃないのに久しぶりの訪問となった訳ですが、その理由はニンニクを入れられないから。スープに絶対に合うのはわかっているものの、お仕事中の平日ランチでは無理。それだけが心残りです。


 2月16日(水)
最近TVなどで良く見かける、銀座一丁目の「牛骨ラーメン 香味徳」へ初訪問。都内では珍しい鳥取のラーメンで、本店も鳥取。何でも昔から鳥取は牛の産地なんだとか。ご当地ラーメンは、どれもが地元に根付く理由がある訳ですから納得です。

味は数種類ありますが、どれも牛骨スープをベースにしているようです。

香味徳ラーメン(700円)、牛骨ベースの透明感のあるスープは、想像していたよりもクセがないです。最初からかかっているブラックペッパーが意外と邪魔にならないばかりか、それが洋風のイメージになってきます。すっきりとしているが物足りなさはなく、食べ進むにつれて奥深さが出てくるという、なかなか考えられたスープだと思います。

麺は縮れのある細麺。適度な硬さがあり、つるつるしすぎない表面で、スープを適度に持ち上げてくれ、スープとの相性が良いです。


牛骨を使ったスープということでは「がんこ」がありましたが、牛骨をメインで使用するという点では新しいのではないでしょうか。今後の展開に興味津々です。


 2月15日(火)
浜松町・貿易センタービル地下の「サスケ」に初訪問。昨年8月オープンで、江戸前つけ麺・中華そばがメニューの中心になっています。夜19時で14席カウンタは半分程度の入り。

江戸前中華そば(680円)
動物系のスープに煮干しなどの魚介が効いた味わい。後半までそれが持続して飽きないようになっています。麺は多加水細麺ストレート。つるつるとした表面で、箸ですくいにくいほど。サクッとした歯切れが特徴的です。


「江戸前」というネーミングはよくわかりませんでしたが、個人的には好きな部類のスープでした。


 2月13日(日)
先月オープンした「東池袋大勝軒 昭島店」へ。駅至近にある「昭島大勝軒」は永福町系、そこからほど近い場所に東池袋系の大勝軒があるという、なかなか珍しいシチュエーションになっています。

13時過ぎで満席、5分待ちと賑わっていました。店内には山岸氏の書や店主との写真が飾ってありますので、本流の流れを汲むのでしょう。入口の左手にはガラス張りの製麺室がある自家製麺です。

メニューは、もりそばと中華そばを主軸として、トッピングが数種とシンプルな構成。麺が300gとのことなので、中華そば・麺少なめ(700円)。

表面に油はほとんど浮いておらず、煮干しなどの魚介が強めに効いた香ばしさのある茶濁スープ。太麺との相性を考慮してか、味付けはやや濃いめです。

太麺はほぼストレートで、丸みを帯びた断面。茹で時間が長め。つるつるとした表面で、モッチリとしつつ歯切れが良いです。麺少なめにしたのですが、300gはもりそばなのかもしれません。麺少なめ=2/3と勝手に想像して、中華そばのデフォは250g程度ではないかなと。


東池袋系の大勝軒は数多くは食べていないのですが、ここはきっちりとしていると思います。


 2月8日(火)
久しぶりに立川ラーメンスクエアへ。6周年感謝イベントとして、全店600円のラーメンを提供しています。

 ◆桂花 : 感謝ラーメン
 ◆晴 : 汁なし晴二郎
 ◆いちや : 昔そば
 ◆和っつ : 和山(わざん)
 ◆えんや : しおそば
 ◆桜みち : 特選たまり醤油そば
 ◆侍 : 博多長浜ラーメン

どれも興味があったのですが、九州系のラーメンを提供している「麺屋 侍」が、あえて博多長浜ラーメンを提供するのは面白そうだとそれにしてみました。

本場博多長浜屋台 博多ラーメン・バリカタ(600円)、麺の茹で時間が短いので、あっという間に出てきます。
豚骨がほどよく染み出て、表面の油は皆無。やや味付けが濃いのは替え玉を想定してのものでしょうか。麺は極細ストレートでいかにも博多というもの。硬めのポキポキ感があって本場に近い印象です。

具材はかなりシンプルで、博多のそれに近い。これが600円ならいいと思います。


 2月4日(金)
「横浜らーめん 笑の家」でラーメン・麺やわらかめ+ライス(700円+ランチ無料)。

家系で一番食べているのは間違いなくここ。豚骨・背脂・鶏油のバランスがいい。いつ来ても安定感があります。やはり麺は柔らかめのほうがモチッと感が増して、スープとの相性はこちらの方が好みです。

大判の海苔をスープに浸し、柔らかくなってからご飯に巻いて食べるのがいいですね。


 2月3日(木)
御茶ノ水の「ラーメン 大至」はほぼ1年ぶり。メニューは夜だけの提供だったつけ麺が昼間も食べられるようになり、辛味噌ラーメンが新たに加わっていました。しかしラーメンは価格据え置きのまま。メニューによっては価格が下がっているものもあるなど、ちょっと考えられない値段構成です。

ラーメン(650円)、従前と変わらず、鶏をメインとした深い味わい。温度が熱々なのに、しっかりと風味が香り、後半までそれがしっかりと保たれる。2010/6に麺を浅草開化楼に変えたとのこと。日清の小麦、「傾奇者」を使用。硬くない茹で上げで、麺そのものの味に加えて、口当たりの良さ・しなやかさ・滑らかさが増したようです。

味はさることながら、コストパフォーマンスの良さが光ります。夜にのんびりと飲んでみたいお店です。


 2月2日(水)
昨年の3月オープンながら、大門の「麺や ポツリ」へ初訪問。お店は認識しているものの、ランチタイムはいつも行列になっているので、この時期になってしまった次第です。

味玉中華そば(780円)、表面に適度な油が浮いた透明感のあるスープは、鰹節など魚介系がじわりと漂い、インパクトよりもバランスで食べさせるタイプです。独特の甘味が加わって後半まで飽きない味わい。強引に当てはめると、「○決」@東中神に近い印象。もちろん、大好きな味です。


ここの薬味、長ねぎの小口切りと、玉ねぎのみじん切りが入っているのですが、最近、玉ねぎの小口切りって流行なんですか? 玉ねぎ増し(+50円)があり、八王子系ラーメンに慣れ親しんだ人には違和感がないとは思いますが、まだ一般的ではない?


 2月1日(火)
東銀座の大好きな「共楽」を振り切り、至近に昨年12月にオープンした「銀座 いし井」へ。「二代目 つじ田」出身。
メニューは、つけ麺と中華ソバをメインにしています。

中華ソバ+味玉子(750円+120円)、表面に油はほとんどなし。比内地鶏を使用しているとのことなので、鶏白湯・豚骨+鰹節しなど魚介系になるのか。綺麗に乳化して非常にまろやかな味わい。

麺は太目で軽くウェーブがかかり、適度な茹で加減で、モチッとした食感があります。


チャーシューをはじめ、丁寧さが伝わってくる一杯でした。