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 Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2000年9月分】
 どれだけ食べたかな? 
 今月   今年 
 ・食べたラーメン   32杯   311杯 
 ・新規開拓のお店   13店   150店 


今月の自分勝手な好みランキングです。

【また行きたい】 (7杯) 元がんこ三田(3杯)、壱参ラーメン(竈)
井出商店 
【おいしかった】(22杯) 海新山あぢとみ食堂恵比寿羅亜麺
だんだんスズキヤスオ(燻塩)、
揚州商人 立川店二郎 八王子野猿街道店
まるひろ(3杯)、太公望(2杯)、八島(2杯)、
新福菜館 本店○京あじゅち屋四天王
鏡花千人同心峰来軒 
【まあまあかな】 (3杯) えぞ盛運亭(塩)、谷ラーメン 
【もう行かない】 (0杯)  



9月30日(土) 

 昼は中神方面。「黄金ラーメン あたらしや」は相変わらずお客さんなし。近くの「大学ラーメン」もお客さんなしで閑散としている。

 結局先週に引き続き「まるひろ」。そう言えば江戸通りには西立川〜中神周辺にかけて、ラーメン店が多く存在し、行っていないお店も多い。まだまだ食べ歩きの対象が点在するのは嬉しいかな?

 食べたのは、中華そば+たまご。ココのたまごは暖めてあり、熱々の丼も相まって、スープが冷めにくいのはマル。独特の甘めのスープに適度な硬さの麺が美味しい。これでたまごが半熟なら更に満足度が高くなるのだろうが、充分い満足した一杯だった。


 これで今月の食べ納め。今月は、既食店>新規開拓だった。気候も食べ歩きに向いてきたので、来月はもうちょっとがんばろう!



9月29日(金) 立川にて

 メールにて女房殿と待ち合わせて立川の「揚州商人」。20時前で3割ほどのお客さんと空いているものの、時間が経つに連れ徐々にお客さんが増えてくるようだ。

 生ビール・老酒を飲みながら、飲茶などのつまみをいろいろ食す。結局、(自分は)お腹が一杯でラーメンは食べなかったが、飲みもラーメンも食べられるお店が立川に出来て、良かった〜 という印象だ。

 最近の日記は、ラーメンの話題も少なくて、随分と内容が薄いような、、、。明日からは新規開拓を含めて、何とかしたいものだ。(^^ゞ



9月28日(木) 三田

 昨日まで飲み会続きでなかなか更新ができなかったので、3日分一気に更新。(^^ゞ

 夜は「元がんこ三田」にて、中華そば・あっさり+味付け玉子。今日は薄味にしてみたら、やっぱりちょっと物足りなかった。やっぱりココの美味しさは、しょっぱい味なのだろう。

 ちなみに、10月6日(金)は夜の部(17時半から)は、仕込みのため休業と書いてあった。(とらさんスケジュールに書き込み済み)



9月27日(水) 有楽町

 有楽町で仕事だったので、昼に「谷ラーメン」に行ってみる。ココは半チャンラーメンが看板メニューのようだが、昨日の酒が残っていて、ラーメンのみ。(^^ゞ

 かなりアッサリとした醤油スープに太めのコシのある麺。ちょっと麺が強すぎる印象で、チャーハンがないとちょっと物足りないのかもしれない。



9月26日(火) オフ

 夜は「壱参ラーメン」にて、地下鉄開通記念オフ。(^^ゞ

 美味しい紹興酒+肴でしばし盛り上がった後、皆さんはラーメン。でも自分はお腹が一杯になったので、なし。まあ、ココならいつでも来られるから良しとしよう。



9月25日(月) 休麺日

 今日は麺類は食べたけど、ラーメンはなし。よって久しぶりの休麺日。

 本当は本日開店の「よってこや」@五反田に顔を出そうと思っていたのだが、色々とバタバタしていたのでパス。神田で東京一週間を早めゲットして特急電車で帰宅。この電車はタバコも吸えるしもちろんお酒もOK。乗り過ごすと甲府まで行ってしまうのが玉に瑕なのだが、今日のところは真面目に帰宅。

 明日は楽しみな企画があるので、お酒は控えめにしておこう。(と書き込みながら飲んでいるのだが、、、)



9月24日(日) 新規開拓のはずが、、、

 昼は今月はじめ頃にオープンした中神の「黄金ラーメン あたらしや」に行ってみる。お店の前に車を停めて店内を見るとお客さんゼロで、焼き肉丼やスタミナ丼というメニューもあるようだ。食べてみなければわからないのは重々承知しているが、「まるひろ」の誘惑に負けてそちらに行ってしまった。(^^ゞ

 こちらは逆にほぼ満席と繁盛している。今日のスープは節系がビンビンに効いている先日に比べるとおとなしめで、丁度良い感じのスープ。遅い時間だと和風が強めになるのかもしれない。(未確認) 中華そばというネーミングがピッタリの一杯で美味しく完食。



9月23日(土) 多摩の宿題店

 昼は宿題店の「峰来軒」に行ってみる。小田急多摩線「唐木田」駅から至近距離にあり、住所は多摩市となる。地元から近いはずと思っていたのだが、今日はどういう訳かどの道路も激混み状態で、裏道を使っても1時間以上かかってしまった。

 2週間前の土曜日に様子を見に行った際には、14時半でとっくにスープ切れで終了していたこともあり、ちょっと心配しながら13時半過ぎに到着。15台とかなり広い駐車場が満車で2台待ちという状態で、雨にもかかわらず店外には10人程の行列が出来ている。なかなか空かない駐車スペースにようやく車を停め、店外の行列の最後尾に並んで店内の様子をうかがうと、店内にも10人程が待っているようだ。

 お客さんは地元の家族連れ、ご夫婦、団体さんが中心で、1人で来客している人はほとんどいない。壁のみにあるメニューを見ると、種類が多いが基本の味は正油・塩・ミソの3種類があり、あとは具の組み合わせで、五目そば・広東めんもある中華系のお店のようだ。確かに店内はご主人が振りっぱなしの中華鍋からの炒め物の香ばしい香りが充満している。

 周りを見ると、野菜ラーメンやタンメンを食べている人が多いようだ。自分のオーダーはそれに逆らうかのようにデフォルトの正油ラーメン。厨房の中の様子を観測していると、「作る能力>食べる能力」のようで、着席してほとんど待ち時間なしで丼が出てくる。

 透明感のある醤油スープに細めの縮れ麺で、具はチャーシュー、メンマ、ホウレンソウ、ナルト、ノリととてもベーシックで懐かしささえ感じてしまう組み合わせ。味もシンプルで程良い香りと野菜の甘みがする醤油味。麺がちょっと弱いが、許せてしまうような一杯だった。

 これで450円という価格設定は安いし、人気の野菜ラーメンは、野菜・肉炒めをトッピングしたもののようでボリュームもあって600円。このお店はスープ・麺そのものよりも具を楽しむラーメンのようで、今日も14時過ぎでスープ切れにもかかわらず、お客さんがちょくちょく来店する人気店のようだった。

 ちなみに食べ終わったのが14時半を過ぎていたので、1時間弱待って食べるのに10分程だった。具の多いラーメンは食べるのに時間がかかるし、お子様連れもいるので、そのくらいかかるのは覚悟しておく必要があるのかも。



9月22日(金) 夜・三田

 仕事で遅くなった夜は「元がんこ三田」。入店前から今日は塩にしようとは決めていたのだが、オーダーをしてから頼んだことのない味薄めにしてみた。

 気合いの入った麺茹で揚げを経て、程なく出てきた丼の中は、見た目は一緒で味は当然薄め。一般のラーメン店と比較すると並の塩辛さなので、普通ならこれが美味しいはず。だが、ココのカウンタで食すには物足りなく感じてしまい、意味は違うが「ガツン度」が低い。ホロホロのチャーシューやメンマ・味付玉子はいつもながらの味で美味しいので、もったいないことをしてしまった。

 食べ終わる頃にはお客さんがいなくなったので、しばし会話タイムを楽しんでから、お店を後にしたのでした。



9月21日(木) 八王子の宿題店

 変則勤務?のため、夜は八王子・堀之内の「千人同心」に行ってみる。外観・内装ともシックでお洒落な造りで、BGMはジャズとお洒落な雰囲気を醸し出している。

 メニューを見ると、味はらーめん一種類のみで、トッピングとつまみのシンプルな構成になっている。食べたのは、らーめん+味玉。お店の壁にお店の由来が書いてあり、それによるとスープは清湯らしい。なのでスープの印象はかなりあっさりとした風味。更に温度がかなり熱いので、余計に風味を感じづらくしているのかも。

 あっさりとしたスープに合わせている麺は細めで、硬すぎない茹で方。おとなしいスープにはこの程度の茹で方が丁度あっているのではないかな。チャーシューは小さいながら、しっかりとした味が付いており美味しくて、味玉も同様。細いメンマも同様に手の込んだ仕事がされていることが良くわかる。

 自分としては刻みタマネギトッピングのいわゆる八王子系としては、もう少しダシや脂の風味が強い醤油スープが好みなのだが、なるほどこういう味もありなのか〜と、実感させられた一杯だった。


 お勘定の際、レジ付近の壁にいろんな人の名刺発見。「雷文」の女将さんや一柳さんをはじめ、皆さん既に実食済みなのね。(^^ゞ 自分にとっては地元のお店のはずなのに、出遅れてしまったなぁ。



9月20日(水) 立川

 昨夜は会社の飲み会&某店で飲み会。すっかり酔っぱらってラーメンはなしだった。


 今日の夜は立川の「鏡花」。21時過ぎで先客4人、後から1人と空いている。東京一週間の「勝ち抜きトーナメント」に取り上げられたので、応援要請のチラシが置いてある。

 食べたのは今昔鶏想麺。ラーメンの作成はご主人でなく若い人になったが、麺上げがとても丁寧で気合いが入っている。しっかりとダシが効いたスープに、適度な硬さの麺が美味しい。食べられないだろうが、紫の小さな花がトッピングされるており、視覚的にも美味しそうになったのはマル。

 もっと、お客さんが多くても全然おかしくない味だった。



9月18日(月) 神田

 夜は神田の「八島」へ。青島(青唐)塩つけ麺と、アジのユッケ風油そばが新メニューに加わったとのこと。塩つけ麺は以前試作段階で食べたことがあるので、それがどう変わったのか興味があるところだ。

 まず違うのは器。陶器製のお洒落なものになり、この方が断然良い。小皿には薬味であるネギと青唐辛子のペースト。麺はラーメンと同じ物だが、冷水で締めてあるのでコシがかなり違う。つけ汁は温かく柔らかな塩味で相性も良い。このつけ汁の中では、短冊に切った焼豚の香ばしさがとても心地良い。

 麺を食べ終わってスープ割をしてもらうと、本来のスープの風味が実感できて2度美味しい。つけ麺の好きな人の中には太麺を好む人が多いように思うが、このメニューがどう評価されるのか興味ののあるところだ。ちなみに自分は細麺の方が好みなので、美味しく食べられた。

 スープには酸味が全くないが、ココのお店のウリでもある本来のスープの美味しさを充分に引き出しているメニューだと思う。辛いのが好きな人は、青唐辛子を少しずつ投入すると良いが、かなり辛いので入れ過ぎには注意が必要だろう。



9月17日(日) 大阪

 さて連休最終日。神戸のホテルで朝食をとって、オリンピックを見ながらしばしくつろぐ。昼過ぎののぞみで帰京するので、あと1軒行く余裕がある。大阪に来てから購入した KANSAI 1週間のラーメン特集や、最近出版されたらしいラーメン本などを参考に心斎橋近辺のお店を物色。結局大崎本に出ている「四天王」にしてみる。

 12時過ぎに地図を頼りにお店に向かうと、ちょっと場所が違うが行列がある。近づいてみると「一風堂」で、15人以上並んでいる。大阪でも人気が高いようだ。

 さて、「四天王」に入店してみると、こちらも満席で相席となった。店員さんにデフォルトのラーメンと、雑誌に出ている四天王ラーメンの違いを尋ねてみると、スープは同じで四天王ラーメン(+150円+税)には野菜炒めがのるだけとのことなので、今日のところはラーメンをオーダー。
メニューをメモっていると、相席した母子連れに変な目で見られているような気がするが、もう二度と会わない人達だろうし、気にせずメモる。出来上がりまでの時間は早く、さてデジカメ・・・と思ったら良くある突然の電池切れ。ラーメンを撮影する私を見て、いったいどんな顔をするのか興味があったのに、ちょっと残念。

 スープは白茶濁で大量の白ゴマが浮いている。スープそのものの香りは弱く、白ゴマがアクセントになっているがちょっと単調。食べ進んでから、壁に「薩摩ラーメンには黒胡椒とニンニクがあう」とあるので、まずは卓上のおろしニンニクを投入してみると、最初からその風味を出した方が良いと思うほどで、生ニンニククラッシュなら更に良く合うと思う。更に黒胡椒はどうだろう、、、何だか良くわからない味になってしまった。

 麺は細目のストレート。堅めの茹で方で、歯ごたえも良くスープとの相性は良いと思う。
もう一つのウリである鹿児島産黒豚を使用したというチャーシューは、小さめながら3・4枚。バラ肉を丸めたもので、とても柔らかく煮込んであるのは良いが、味は角煮+味噌のような味付けで濃すぎる。もう少し薄味の方が、本来の肉の風味がして美味しいかもしれない。


 地元に戻る途中に、ここ数日間のラーメンは濁ったスープが多かったため、透明な醤油スープが食べたくなって「太公望」にてラーメンを食す。相変わらずのダシの効いたスープはいつもながらなのだが、新鮮さがある一杯だった。

 ここ数日の日記は、新幹線移動中とホテルでのたっぷりある時間に書いているので、どうしても長くなる。普段もこの程度の時間があれば、このページももっと充実するのかもしれないなあ〜



9月16日(土) 神戸

 大阪のホテルで朝食後、目的のお店の開店時間まではまだ間があるので、三宮で時間を潰す。北野坂〜オランダ坂って結構キツイ坂なのね。でも軟弱者の我々は駅からタクシーを利用してしまった。時間があればもっと時間をかけて歩き回ってみたい気もするが、今日のところは早々と切り上げる。

 JRで甲南山手駅まで移動し、徒歩2分で「あじゅち屋」に到着。周りは住宅地で、それも芦屋に近い高級に類するのだろう。店内のお客さんもそれとなく上品なような気がする。12時少し前でほぼ満席となかなかの入りのようだ。店内は荒削りの木を生かしてわざわざ古い造りに見せてある。厨房は広くとってあり、なんとなく新宿の「武蔵」に似ていないこともない。店員さんはそろいの赤いTシャツを着用しており、背中には「紀州和歌山らーめん あじゅち屋」、胸元には小さく「當」(当の旧字)とあるのは、まっち棒の當仲さんの頭文字なのだろう。

 中華麺は、源味(みなもと味)、熟成、淡成の3種類あるので、連れは源味を、自分は熟成をオーダーした。限定50個の半熟味付玉子というのが美味しそうだったのでそれをトッピング。

 さて、程なく出てきた丼は、両方とも和歌山らしく茶濁スープで、まっち棒だともっと豚骨の香りがするのだが、ココはほとんどしない。熟成の方が脂が多めになっているものの、両味は一口食べただけではほとんど変わりはない。麺は細目のストレートで、堅めではないが、きちんと芯が残っていて、しなやかな細麺という印象。

 チャーシューはバラ肉のロールタイプ。柔らかくてしっかりとした味が付いている。ナルトと万能ネギ?の小口切りはいかにも和歌山っぽさを演出している。味付玉子は黄身がゼリー状の半熟で、中までしっかりと味がついていて美味しい。

 全体の印象としては、昨日の2系統のどちらにも分類できない味。メニューも豊富で、チャーシューなどはこちらの方が食べ慣れているせいか美味しく感じる。和歌山のラーメンをベースに、いろいろな人に受け入れやすいように工夫してあるお店だと思う。

 夜は神戸のホテルに宿泊。神戸の名物を食べないと、さすがに連れが怒り出しそうな雰囲気なので、ラーメンはなし。神戸牛はさすがに美味しいけど、ラーメン10杯分に以上という値段は高いなあ〜



9月15日(金・祝日) 和歌山

 京都のホテルで朝食を済ませて特急で和歌山に移動。とりあえず営業時間がわからない「○善」(先日の週刊現代掲載店)に電話を入れてみると、今日は休みなのだそうだ。

 ではと、ガイドブックを物色して11時からやっている「○京」にしてみた。目立たない外観に屋台風の厨房と、どこか懐かしさを感じさせる店舗は、とっても居心地が良い雰囲気。壁にあるメニューをみると「中華そば、すし、玉子」のみで、大盛りもチャーシューメンもない。早ずしと茹で玉子は卓上に置いてあり、食べた分をお勘定時に精算するので、注文を伝えなくとも勝手に中華そばのオーダーがとおるようになっている。

 中華そばは、透明感のある濃いめの醤油スープには太めのストレート麺の組み合わせ。空いている割に出来上がりまで時間がかかるのは、麺が太いせいかな? レンゲがないので丼から直接スープをすすると、豚骨の程良い香りが最初に来て、醤油・コショウの風味が続けて感じられる。味はまろやかな醤油味。麺は四角い断面で、やや柔らかい茹で加減ながら、芯はきちんと残っているので、決してのびている訳ではなく、程良い歯ごたえが美味しい。

 暖簾に「出前迅速」と書いてあるとおり、ご近所には出前もやっている。その際はご主人がバイクで届けるようだが、そのために麺が太めなのかと勝手に想像。


 次の候補のお店の開店時間までにはまだ間がある。とりあえず電話で今日の営業を確認したら、TVで聞き覚えのあるご主人の声。14時半ころから営業開始とのことなので、南海電車で目的もないまま、加太という場所まで出かける。駅からしばらく歩いて海に行くと、のんびりとした漁港。防波堤では釣りをしている人が多く、蒸し暑さを除くと自分の田舎の風景を思い出した。

 さて、頃合いを見計らって和歌山市内に戻り、第一候補の「井出商店」。面倒なので南海の駅からタクシーで行ってみると、もっと奥まったところにあるのかと勝手に想像していたのだが、6車線の幅広い道同士が交わる交差点角にある。電話で確認したとおり15時前で既に営業を開始しており、20人近い行列が出来ている。行列の最後尾に並んだものの、あっと言う間に自分の後ろに10人程が並ぶという人気店。お店の外まで豚骨の香りがしてきて、自分はそのものの香りはあまり得意ではない。

 ここで、裏技?をする方を目撃。厨房のある裏口?に直接中華そばを2ヶオーダー&お勘定。どうやら駐車場に停めてある車の中で食すためのようだ。行列に並んで店内で食すよりも、かなり早めに出前?を取ることが出来ると見た。

 さて、程なく入店した店内は、壁に向かったカウンタ5席が2列とテーブル8席、それと小上がり?のような小さなちゃぶ台に2席で、その小さな席に通された。店内も豚骨の香りが充満しているが、行列の際に充分嗅いで慣れているせいか違和感は全くない。

 食べたのはデフォルトの中華そばで、出来上がりまでの時間は早い。スープは茶濁で、表面近くは脂が多いためかやや白っぽい。ココもレンゲがないので丼から直接啜ると、強目の豚骨の香りがする粘性があるスープ。味はまろやかな醤油味で、豚骨臭が程良いアクセントになっている。
麺は細目のストレート麺。適度な堅さで、麺の表面がツルツルしており、濃厚なスープを持ち上げすぎない適度な絡みが絶妙。メンマの味付けがちょっと強すぎるのが気になったが許容範囲。こんなお店がご近所にあったら、通ってしまうだろうなあ。


 1店目の「○京」は元祖車庫前系の「○高」の系統で、2店目はいわゆる「井出系」。同じ和歌山ラーメンだが、どちらが好みかと言われると非常に悩むほど両方とも美味しい。日によって違うかもしれないが、今日のところは井出系かな?

 和歌山を後にして、大阪にて宿泊。さすがに夜はラーメンはなしで、ゆっくりと過ごす。



9月14日(木) 京都

 昼は久々に新橋の「勇」。自販機をみるとまだ味付玉子が残っているので、中華そば・あっさり+味玉子。カウンタの中を見ると、ラーメンを作っているのが張替さんでないのは、初めての経験。本人は奥の方で、味噌の仕込みに注力している。(季節メニューの味噌は、18日から始まるようだ。)

 作り手が違うとはいえ、見た目は当然ながら一緒。今日のスープはややスルメ?が強めに出ているような気がするが、相変わらずキレのあるスープは流石。堅めの麺も、柔らかいチャーシュ−も美味しい。

 さて、売り切れのためなかなか食べられない、いわば念願の味玉子を半分かじってみる。黄身は微妙な茹で加減の半熟で美味しいのだが、二黄卵のはずが一つ。見た目はがっかりなのだが、実際に食べてみると味に遜色はないし、これはこれで完成されたサイドメニューだと思う。完食してお店を後にした。


 夜は、のぞみで京都に移動。余談だが、明日から連休ということもあり混んでいる。全席指定で満席のはずなのに、車両間のデッキに居座っている人がいるほど。のぞみに立ち席が可能になったと聞いてはいたが、これで普通席特急料金(だったかな?)は払うのは、自分だったらパスだろうなあ。これも連休+台風の影響なのかもしれない。

 京都着が21時半過ぎになったので、駅近くの「新福菜館 本店」に行ってみると隣の「第一旭」が定休日のせいもあるが、行列が出来ている。ココは2F席を含めて50席を超えるキャパがあるので、行列の割にはすんなりと着席。(相席)

 食べたのは、中華そば(小)。同じ席に座った方々は(並)だったが、丼の大きさは違うものの、麺の量はあまり変わらないような気がする。ココのラーメンらしく黒に近い濃い醤油色のスープに、やや太めのストレート麺。九条ネギが多めにトッピングされている。

 美味しいのだが、ラー博の方がもっとコク・微妙な甘みがあったような気がする。周りを見てみると、さすがにスープまで完食する人は少ないようだった。



9月13日(水) なし

 今日はヒマがなくて休麺日。

 明日の夜から関西方面に遊びに行ってきます。ラーメンがメインではないものの、出来るだけ廻ってきたいと思ってます。結果は日曜日にアップ予定ですのでお楽しみに!



9月12日(火) 昼・夜

 昼は魚らん坂を越えて「笑の家」に向かうものの、火曜日が定休日だったことをすっかり忘れていた。突然雨も降りだしてきたので「盛運亭」へ。前回までは醤油味のラーメンを食べていたので、今日は塩ラーメンにしてみた。作り方を見ていると、醤油ダレの替わりに粉末の塩を入れるという極めてシンプルな作り方で、具の構成も同じ。

 スープは弱い風味のさっぱりとしたもので、味も薄目でかなり醤油とは違った印象。食べ進むと単調さが気になってきたので、途中からコショウを入れて何とか食べ進んだ。チャーシューの濃いめの味付けが一つのアクセントになっているような印象だった。


 夜は「竈」。20時半頃で先客2名のみとがらんとした店内で、こんな光景は初めて見た。その後次々とお客さんが来店したので、ほんの一瞬の光景だったのかも。

 燻塩は売り切れたばかりとのことで、デフォルトの竈ラーメン。今日は以前から思っていた、麺柔らかめにしてみた。デフォルトは硬すぎる感があるので、自分にはこっちの方がスープに合っているような気がする。チャーシュー・くんたまも相変わらずの美味しさだった。



9月11日(月) 神田

 夜は久しぶりに神田の「八島」。ある方と待ち合わせて2人のはずが、いつの間にか5人で飲み会モードで、相変わらず美味しいつまみで盛り上がる。

 シメに試作メニューを頂いたが、なかなかの完成度。スープをはじめとする素材がしっかりしているだけでなく、研究熱心なご主人の工夫がにじみ出ていると思う。あとは細かい点の改良だけという、誕生直前の状態かな? 正式メニュー登場が待ち遠しいところだ。



9月10日(日) 地元の新メニュー

 昼は地元の「太公望」に行ってみると「つけ麺」ののぼりがある。いつの間にか新メニューが追加になっていたので、早速食べてみる。

 つけ汁はラーメンと同様のダシ・醤油ダレを使用し、味を濃いめしして、少量のユズ胡椒と酢を加えてあるとのこと。ラーメンに比べて温度が低いので、ダシの柔らかい風味が良く感じられ、ユズの風味と良く合っている。酢をほとんど感じないが、味を自分に合わせてくれたようだ。

 麺はラーメンで使用している縮れ麺(太い方)を使用。水で締めてあるので、よりコシが強く、ツルツルとした喉越しも良い。麺の量はラーメンと同じ1玉で、値段も同じ。大盛りが+50円というのはお得(ご主人からすると失敗)で、更に特盛+100円がメニューに加わった。具の構成は同じで、麺には刻みノリ・チャーシュー・味玉子1/2がのっており、つけ汁にはメンマとワカメが入っている。

 つけ汁の「ガツン度」は極めて低いが、お店のウリであるダシを充分に活かしたメニューだと思う。辛い物・酸っぱい物が苦手の自分にはとても気に入った。


 話は変わって、先日石神氏が来店したそうだ。ココと「もうつぁると」に立ち寄ったようだが、仕事とは言え、わざわざこんな田舎まで大変なことだ。



9月9日(土) 食べ歩き

 昨日は飲み会のため休麺日。

 本日は都内から人を交えて、八王子近辺を食べ歩き。都内からの車組は大渋滞のため大幅遅れとなったものの、合流して食べ歩きのスタート。

「分田上」・・・実食済み+連食ができないのでいきなりパス!

「ラーメン二郎 八王子野猿街道店」・・・分田上の隣りに先日オープンしたお店で、元ラーメンショップ(未食) 12時前から満席と混んでいるが、他店との大きな違いは客層で、子供連れが多いこと。略称が決まっていないが、ファミ二郎が適切なほど。味の方はデフォルトでも脂が多く、多量の極太麺と相まって後半はかなりキツイ。住宅地の中で人気店となれるか今後注目してみたい。しかしこの2店を連食出来るヒトって、いったい、、、。

 (ファミレス・・・休憩。アイスティーのみ)

「西海」(多摩センター)・・・高尾にもお店がありそちらは実食済みだが、ココは未食。ただし二郎のダメージが残っていてパス (^^ゞ 14時過ぎで行列5・6人と人気店のようだ。

「峰来軒」(唐木田)・・・とらさん会議室に書き込みがあったお店。西海に並んでいるメンバーを残して様子を見に行ってみると、14時半で丁度スープ切れ終了だった。広い駐車場にプレハブ風の建物で、店内はカウンタのみ(店先にテーブルがあり、そこも使えるようだ) 女将さんとちょっとだけお話しをしたが、なかなかそそるお店。優先度高く、早めに実食必至。

「王民王民(みんみん)」(豊田)・・・久しぶりに食べたかったが、まだダメージが・・・。

「まるひろ」(東中神)・・・16時頃で先客2人のみ。中華そばのスープは前回に比べて鰹節の風味が強めに出ていて、好みの味だった。完食。

「三幸」(国立)・・・ここから参加のメンバーを交えて飲み会&シメに油そば・中華そば。予約してあった奥の個室は落ち着いて飲めるし、大騒ぎしても他のお客さんに迷惑もかからないので最高。つまみでは皮ショウガが一番うけていたようだ。もちろん油そばもGood! でした。


 峰来軒を除き、5店全クリしたヒト1名。相変わらずの爆食ぶりには驚愕(記録更新中)。遠いところから参加頂いた方々、ご苦労様でした!


(一応お店のデータ)
峰来軒(ほうらいけん)
多摩市鶴牧2−25−8
小田急多摩線 「唐木田」駅 南方面、徒歩2・3分。
10:30〜15:00(スープ切れで終了)
定休日 日曜日・祝日



9月7日(木) 立川

 遅くなった夜は「揚州商人 立川店」にてラーメン。今日はスープが薄いような気がするが、気のせいかな?



9月6日(水) 秋季限定メニュー

 夜は「竈」にて、今月1日から始まった秋季限定メニューの燻塩ラーメン。(期間限定の辛竈ラーメンは終了していた) 20時過ぎでほぼ満席ながら、待ちはなく比較的空いている。とはいっても、ひっきりなしにお客さんが来店する状態。周りのお客さんのオーダーは、塩と竈(醤油)が半々程度の比率のようだった。

 スープはやや透明感のある白濁で、やや褐色。醤油と同じ様な魚系の香りが強い風味。味はもちろん塩味で、とてもまろやかに仕上げてある。なんでも4種の塩(伯方の塩・内モンゴル産精製塩・内モンゴル産粗塩・室戸沖海洋深層水の塩)をブレンドしたのちに燻製を施してあるのだそうだ。

 麺は醤油と同じだと思うが、比較するとやや柔らかめの茹で加減。従来の麺が硬すぎるのでは? と感じる事がある自分としては、こちらの方が好み。具の方はほぼ同じだが、ネギが長ネギから万能ネギ?に変更となるようだ。

 塩ラーメンはスープがダイレクトに感じられるものだと思う。この風味の塩はココでしか食べられないだろう。評価の方は、次回食べて、たぶん★★★となるだろう。



9月5日(火) ますたに似

 夜は未食の「スズキヤスオ」に行った。気にはなっていたのだが、雪が谷大塚は帰宅の際に寄るにはかなり遠回りになるため行ってなかったお店。急に行こうと思いたったのは、来週の東京1週間に紹介される予定だからと、何とも情けない理由による。(^^ゞ

 大田区の高級住宅地を歩き進むものの看板も見えないので、本当にラーメン店なんかあるのか不安になる。徒歩9分、暗い住宅地の中にポッカリと灯りがついている。見ると、フツーの家のアクリル屋根だけの車庫に、軽トラックとテーブルを持ち込んだような造りで、周りの雰囲気からするとちょっと異質。店名だけでなく造りの方も変わっている。

 当然オープンスペースなので「真夏に来店しなくて良かった」が正直な気持ちだったが、中華料理店以外ではほとんど見かけない、冷えたジャスミン茶というのも嬉しいし、蚊取り線香が懐かしい。

 雨のせいもあるのか、20時過ぎでダレもいなくて後からもゼロ。聞けば開店の19時頃や22時過ぎに混み合うことが多いのだそうだ。メニューはラーメンとチャーシューメンと味は1種類で、あとはトッピング類のみ。麺の堅さなどの細かい指定も可能になっており、その内容は「ますたにラーメン」そっくり。美形の奥さんに尋ねたところ、ご主人は日本橋の「ますたにラーメン」出身で、お店の場所はご主人の実家の敷地なのだそうだ。

 食べたのはラーメン。スープは茶濁だが、表面に背脂が浮いているため白っぽく見える。底の方はピリ辛と、三層になったスープもかなり良く似ている。麺も良く似ていて、違うのはノリが入っていることと、チャーシュー。厚めの切り方の肩ロースで、柔らかくて風味が良く、自分としてはこちらの方が好みだった。全体では、こちらの方がスッキリした味わいだと思う。


 来週の東京一週間の対戦相手は立川の「鏡花」のようだ。そちらも美味しいが、自分としてはココの方が若干好みかな〜? どちらにしても迷うところだ。



9月4日(月) 昼・夜

 昼は久々に魚らん坂を越えて「壱参ラーメン」にて正油ラーメン。涼しくなったので、このお店にも来やすくなった。味の方は和風魚系風味が強く、相変わらずのキレがある醤油スープで美味しい。それに合わせた堅めの麺も良く合っている。

 お勘定の際に恵比寿店のことを尋ねようとしたのだが、女将さんじゃなかったし、ご主人も忙しそうだったので、その機会がなかったのは残念。そろそろ開店する時期ではないだろうか?


 帰り道は、26日に出来る地下鉄の「白金高輪」駅を経由してみる。これが出来ればお客さんも来やすくなるなるだろう。その先にある「味千ラーメン」は完全に閉店。1F全面改装中で10月上旬には焼肉店となるようだ。


 夜は神田に行きたかったので、とらさん会議室に書き込みのあった「えぞ」に行く。20時半頃で先客2人、後から2人。7席のカウンタのみなので、丁度1席ずつ席を空けて座る状態。厨房を見ると寸胴は置いてあるものの、社食やゲレンデの食堂にあるような四角い鍋?からスープを注いでいるように見えたので、帰ろうかと思った。それとも煮込みすぎないようにするための工夫なのだろうか?

 味は、醤油・味噌・塩バターの3種類と冷やし中華。たまたま通常600円のところをサービスで全品500円とのことで、醤油ラーメンをオーダー。大きめで広口の丼で、透明感のある濃いめの醤油スープに、透明な脂が多めに浮いている。甘みはあるが、コクはイマイチの印象。

 麺は普通の縮れで食べはじめは堅めだが、後半はダレてくる。具はチャーシュー3枚、メンマ、茹でモヤシ、茎ワカメ、ネギと具だくさんなのだが、チャーシューとメンマの風味がイマイチよろしくない。

 神田には、とびきり美味しいラーメン店がなかなか出来ないのは寂しい限りだ。



9月3日(日) 府中の筑豊ラーメン

 昼は読者の方から推薦を頂いていた府中の「だんだん」に行ってみた。看板には「九州筑豊ラーメン」とあり、首都圏では「ばさらか」がそうだが、ご当地には行ったことがない。府中街道沿いにあって目立つ外観。

 カウンタのみのお店で、着席するとコップだけが出され、卓上にあるポットの水をセルフで注ぐという変わった方法。また、お勘定は卓上の入れ物にお金を入れて、お釣りもセルフになっているというのも、他店ではほとんど見かけない。壁には「豚骨を8時間じっくり煮込むため、スープ1日100杯限り」と書いてある。

 食べたのはデフォルトのだんだんラーメン。麺の茹で時間が短いので、出来上がりまでの時間は早い。見た目は予想どおりの白茶濁スープだが、透明な脂が層になって背脂も浮いており九州系ではあまり見かけない。一見はいわゆるギトギト系なのだが、スープを啜ってみると豚骨の香りがほとんどせずにサッパリとしているのは意外。

 麺は細麺ストレートで、適度な硬さで美味しい。チャーシューは九州系のラーメンにしては美味しい部類だと思う。食べ進むと、スープが単調に感じてくるので、用意されている生ニンニククラッシュをしたり、紅生姜、激辛高菜を加えると風味が変わって面白い。

 クセのない九州系ラーメンという点に関しては、好みが分かれるかもしれないが、食べ慣れるとそれ自体がクセになってしまう味なのだろう。



9月2日(土) 埼玉オフ

 今日は埼玉方面のオフ。17・8人で車5・6台?という、凄い人数で行ったお店は次のとおり。
 (詳細はレポートを参照して下さい)
「あぢとみ食堂」・・・見た目はフツーの食堂。なのにラーメンはかなり美味しかった。
「大盛軒」・・・既食店であり、連食は出来ないのでパス。所用時間1時間となったのは、ご主人のトークが爆裂したためのようだ。自分は車の中で熟睡。(^^ゞ
・「とうふ工房 わたなべ」@都幾川村・・・美味しい豆腐類を買った人多数。ちゃんと氷や発砲スチロールの容器も頂けた。
・ファミレス@坂戸・・・休憩・コーラのみ。
「恵比寿羅亜麺」・・・自家製麺の平打ち。和風の香り+ピロピロ感の麺が良いです。ただ、自分的には脂がちょっと多すぎるかな?

 初対面の方もいらっしゃって、充分な会話が出来ない人もいたとは思いますが、またの機会に、ゆっくりと話しましょう! (デジカメ画像アップは明日以降。)


 
9月1日(金) 昼・夜

 昼は夏休み明けの「元がんこ三田」にて、中華そば・アッサリ。休養充分のご主人の気合いが入った一杯は、ダシが充分にしみ出たスープに、相変わらずしょっぱめの味付け。硬めの麺にホロホロチャーシューがたまらなく美味しく完食。

 混んでいたので、ちょっとだけ会話をして退店。


 夜は「海新山」にてオフ会。雑誌やTVに良く出る有名店なのに実は行ったことがない。食べたのは超コラーゲンラーメン(塩)。メニューには書いていないが、醤油・塩・味噌があるとのこと。

 具にいろいろな食材が少しずつ乗っている。スープは薬膳っぽい。実は苦手なのだが、それが強すぎなくて良いアクセントになっている。食べたことのない、複雑な味。麺は細いチリチリ麺。柔らかいがのびている訳ではなく、こういう種類の麺なのだろう。

 値段は1500円と高いが、ココでしか味わえないラーメンだと思う。


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