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Man太郎の日記風ラーメンメモ 【2002年5月分】 |
今月の実食数 | ラーメン 22杯 (新規店 11店) 蕎麦 11杯・うどん 2杯 |
今年の実食数 | ラーメン 115杯 (新規店 50店) 蕎麦 62杯・うどん 28杯 |
今月の自分勝手なラーメン好み度です
【また行きたい】 (3杯) |
共楽、元がんこ三田、八島 |
【おいしかった】 (17杯) |
天下一品 歌舞伎町、わかば、香名屋、 一陽来福、いすず、のりや 東京、 梟 銀座、梟 芝浦、池谷精肉店、 かわうち家、淡菜棒、無坊、こうかいぼう、 やまちゃん、山頭火 五反田、海友、 山猫屋 |
【まあまあかな】 (2杯) |
元屋、かづ屋 六本木 |
【もう行かない】 (0杯) |
5月31日(木) 沖縄そば
昼、大門の「集来」に行こうとすると至近距離に「沖縄元気料理 山猫屋」というお店ができていた。5月28日にオープンしたばかりで、簡単だがお店のページによると沖縄・博多にお店があるようで、東京は初出店のようだ。ランチメニューに沖縄そばやゴーヤーチャンプル定食があったので入ってみる。
食べたのは沖縄そば(650円)。沖縄で食べたものよりスープの透明感が高く、豚骨・鰹節の風味も弱めながら、雑味がなくすっきりとしている。合わせる麺は太い平打ち。表面のザラつき感とボソッとした食感が特徴的で沖縄っぽい。具は柔らかいバラ肉スライスとカマボコ・青ネギとシンプル。
夜のメニューは沖縄らしいものばかりで、飲み会に使ってみたいお店。何と言っても久米仙や瑞泉古酒のカメにはそそるものがある。
5月30日(木) ラ・ラ
昼、新橋方面に行こうとすると地下鉄が人身事故で止まっている。逆方向へは折り返し運転しているので五反田にする。かなり間があいてしまった「山頭火 五反田店」へ。ご存じ旭川に本店がある旭川ラーメンのお店で、都内にも数店あるが恵比寿が支店で他は同じ名前ながらFCと違いがある。ここは恵比寿の支店だから直系と言っていいのかな。
人気があるんだなあ、カウンタのみのお店としてはキャパが多い割にほとんど満席。食べたのは醤油らーめん(800円)。茶濁で脂が多めに浮いたスープは、ここ特有の風味があってまろやかだ。麺は黄色く中細の縮れで、旭川・加藤ラーメン製。少加水で独特の食感が楽しい。中でも目を引くのが大きくて分厚いバラ肉チャーシュー、ボリュームもさることながら適度な堅さと味付けが好みだ。
夜は八王子方面へ。夜だけ営業のお店に行くためで、八王子の「一麺」にも久々に行ってみたいところではあるが、それよりも宿題店減らしのため西八王子の「長浜らーめん 海友」へ。最近博多系のラーメンを食べることが多いなあと思いつつ壁にあるメニューを見ると、鰹風味のあっさりとした西八らーめん・らーめん・味噌らーめん・辛口の海友らーめん。ん〜、オーダー前からそそらない。(^^ゞ
たぶん博多系と思われるらーめん(500円)をオーダー。作る行程を見ていると、ザルに柄杓の底をあててゴリゴリとしている。誰のラーメン作っているんだろう? と周りを見渡しても食べていないのは自分だけ。それって長浜・・・?
出てきた丼の中は予想どおりの背脂チャッチャ系(ゴリゴリ系?) スープそのものは薄目の茶濁で豚骨類の臭みはなく程良い風味がする。味付けは醤油よりも塩の方が強いのかな。背脂の甘さは控えめで、さっぱりとした味わい。
麺は博多系の乾燥したものではなく、一般的な生麺と思われる。細麺ストレートだが博多系とは言えないが、適度な歯ごたえがある。小さめの肩ロースチャーシューは生姜の風味が印象的で味付けもしっかりとしている。これは博多系よりレベルが高いかな。あとは切っていないキクラゲと青葱のみ。
博多系らしさは麺の少なさだけとちょっと寂しいが、看板にある長浜らーめんというキーワードを無視すればそこそこのレベルだと思う。ただし背脂を使ったラーメンでは、至近距離にある「たつや」がバリバリの香月系なので、個人的にはそちらの方が好みかな。
5月29日(水) そ・ラ
昼は東銀座の「博多長浜屋台 やまちゃん 銀座店」に行くと10人ほどの行列。博多系なので回転が早いだろうと並びかけたが、客層に女性が多く時間がかかりそうだったのであっさりと断念して列を離脱する。至近距離にある「博多一風堂 銀座店」は、系統はカブるはずなのにお客を取られることなくいつもどおり地上までの行列。「尾道らーめん 柿岡や 銀座店」も数人並んでいる。「船見坂」も数人待ち。昭和通りを隔てて「梟 銀座店」、「共楽」は時間がかからないだろうが先日食べたばかりなのでパス・・・そんなことをしていたら時間がなくなってしまった。
なので「みちのくそば」へ。生麺使用のスタンド店で、天ぷら(かき揚げ)そば+温泉玉子(310円+50円)。同価格で生玉子もチョイスできるがこちらの方が好み。茹でたての濃い色をした麺と自家製揚げ物が特徴で、甘めで濃い味付けのつゆもスタンド店ならではのものだ。
夜は昼のリベンジで「博多長浜屋台 やまちゃん 銀座店」へ。1週間前にオープンし、本店は博多中洲の屋台らしいが、お気に入りの「呉朝明」の斜め向かいにも「やまちゃん」というお店があったはず。そこは有名人が多く来店しているらしくサインが多数貼ってあると聞いた。その2店の関係は知らないが、お店には中洲屋台の写真が飾ってあるので屋台の方の支店?になるのだろう。
夜も盛況でほぼ満席。味は長浜ラーメン一種類のみでトッピングが数種類あるだけ。ネギ大盛りの呼び方には各店苦労があるようで、ここでは博多ネギぼっこしという名称になっている。メニューを見ただけでは意味がわからないが、九州の人には通じるのかしら?
食券を店員さんに手渡す際に麺の堅さを聞かれ、たいていの人は堅め、少数が普通とオーダーしている。堅さの種類がどこにも書いていないが、ばりかた・粉おとしと更に堅い指定ができるらしい。
食べたのは長浜ラーメン・麺の硬さ普通+味付玉子(600円+100円)。麺の茹で時間が短いので短時間で出てくる。作る工程を見ていると表面の油はスープのピュアな油のようだ。褐色を帯びた白濁スープは粘性があるタイプではなくどちらかというと薄目でサッパリとしたもの。豚骨の風味はほんのり薫る程度でイヤな臭さではない。麺は極細ストレートでデフォだと(博多系にしては)柔らかいので堅めオーダーが良いだろう。
具はチャーシュー・青ネギのみとシンプルで、チャーシューは予想どおりペラペラに薄く風味がイマイチで、これを使ったチャーシューメン(+200円)は頼む気にならない。味付玉子は薄味というか茹で玉子の風味が残っている。と酷評したい部分もあるが、全体的には東京に合わせて味を変えてあるのかどうかは知らないが、食べやすい博多系ラーメンだと思う。
しかしこの麺の量でこの値段はどうだろう。デフォに替玉(+150円)をして750円というのは引いてしまうなぁ。個人的な好みでは、同じ750円ならば昨日のお店でひんぎゃ塩ラーメン+味付玉子の方が数倍満足できる。
帰り道、至近距離にある「福のれん 銀座店」に通りかかると、同系統の新店への対抗措置かどうかわからないが、店先に「6月3日(月)から9日(日)は替玉無料フェアー」と書いてあった。東銀座周辺はラーメン店が増えて激戦区になってきたにもかかわらず、昼の混雑ぶりである。共存共栄できるのか、力弱いものが負けてしまうのか、今後の展開から目が離せない地区になってきた。
5月27・28日(月・火) 蕎、ラ・ラ
昨日はラはなしで、昼は会社近くの蕎麦屋さんにてたぬきそば(600円)にサービスの生玉子をWで投入。たぬきのゴマ油の風味が特徴的であるが、そのもののサクサク感が弱いのがちょっと残念だが、このお店は冷たい蕎麦のつけ汁よりも、温かい蕎麦の甘汁の方が好みだ。
本日の昼は門前仲町の「こうかいぼう」へ(初)。昨年10月にオープンしたお店で、味は一種類のみで勝負している。食べたのは味付茹でたまごらーめん(700円)。味付玉子や煮玉子ならよくあるが、味付茹で玉子というのは聞いたことがないなあ。
スープの見た目は透明感のある茶濁で、透明な脂が浮いている。啜ると獣系の風味は直接感じられないほど和風魚系・特に煮干しが前面に出ているが、かと言って食べ進んでも強すぎず、逆に風味がなくなってしまう弱さもない絶妙なスープだ。また、味付けのベースである塩味には尖ったところがなくてまろやかさがある。見た目もそうだが、ありそうで経験したことがなかった部類だと思う。
合わせる麺は太め。適度に堅くてモチっとした食感が良いし、表面がツルツルとしている割りにはスープとの相性にも違和感がない。温かくてこういう食感なのだから、水で締めた麺を食べてみたいと思う人が多いのは納得である。(夏期にはつけ麺がメニューに加わるらしい。)
肩ロースチャーシューは厚めの切り方で柔らかくしっかりとした味の中に肉の風味を感じて、個人的に好きなタイプ。一番興味を持ったのが半熟ゼリー状の味玉の黄身、綺麗なオレンジ色をしていて目に鮮やかである。(ただし味付けは濃くてしょっぱめ)
お店の方々の大きな声での挨拶がわざとらしくなく、丁寧さが店内の雰囲気と味に映っているそんな一杯だった。
夜は神田の「支那そば 八島」に行くと知り合いがいらっしゃったのでご一緒させていただき、生ビール+キープ黄八丈ロックにつまみいろいろ。寝不足だったので早めに帰宅するため、締めに塩ラーメン・麺少な目。今日のスープは優しい風味で、個人的には飲んだ後にはこのくらいの方が良いかな、と思うくらいだった。
5月26日(日) 新規開拓
昼はとらさん会議室などで話題になっている小金井の「無坊」に行ってみる。太陽堂・狼煙屋と同様に元・際コーポに勤めていたご主人が脱サラして4月にオープンさせたお店だ。小さな小屋のような様相で交通量の多い東八道路沿いにあり、代書屋さんの近くなので教則本を手にしたお客さんもいる。
味は醤油・塩と、つけ麺の醤油・胡麻。トッピングが数種類だけでシンプルな構成だ。タマゴレタスチャーハンがあるのが際コーポの名残なのかな? 食べたのはデフォの無坊らーめんの塩で、女房殿は味玉らーめんの醤油。鶏ガラ+和風のダシなのだろうがそれを強く押し出したものではなく、仕上げにジュッと注ぐ香味油(ネギ油?)の香ばしさの方を強く感じる。食べ始めは味付けも薄目なので弱いか?と思いきや、食べ進むとどんどん旨さが湧き出てきて箸を休ませない。
合わせる麺は中細のストレート。光沢のある綺麗な麺でパスタのようにも見える。加水が高めなのか硬すぎない歯ごたえが心地く、麺そのもののレベルが高い。ラーメンよりもつけ麺に合いそうな麺だ。そう言えば青梅の「麺楽」はこれに近い麺だったなぁ。
バラ肉ロールチャーシューは柔らかくてしっかりと味がついているものの肉本来の風味が心地よく、メンマがわりの山クラゲはコリコリとした食感が楽しい。(山クラゲも際コーポ譲り?) 最近の新店はレベルが高いなぁ。
話は変わって地元至近距離の福生の話題。小金井街道や東八道路ほどではないが、田園通りも(レベルは別として)多くのラーメン店が在するが、ちょっとチェックを怠った間に変化があった。
まず田園南通りの「みんみん亭」。99年4月オープンの八王子系のラーメン店だったが閉店してテナント募集になっていた。開店当時はそこそこお客さんがいたのだが、最近はめっきりと少なくなっていたので心配していたところだった。
それから田園北通りの「長浜らーめん でんぼり」。この地区では珍しい長浜ラーメンのお店で2001年4月オープン。かわりに「天山」というお店が昨日オープンし、開店セールで1杯200円ということもあって行列はないが満席だった。味の方もさることながら、真摯なご主人だったのでがんばって欲しかったのに残念だ。この地域で博多系のお店が繁盛することは難しいのだろうか。
5月25日(土) ラ・蕎・ラ
昼は掲示板に情報を頂いていた小作の「麺喰処 かわうち家」へ。黒を基調としたシックな外観・内装で、店内の奥には製麺機が鎮座している自家製麺。日清製粉のナンバーワンの袋もあるのは期待が膨らむ。最近オープンしたばかりで花輪も飾ったままだ。
味は、豚そば・支那そば・つけそば(ごまだれあり)のラインナップ。番号を入力する自販機による食券制・・・、あれ、昨日のお店と共通点が多いような気がするなぁ。(未確認) 食べたのは豚そば(500円)、連れは支那そば(500円)。麺は昨日のお店と印象が近くて好み。
スープは、豚そば→支那そば を食べた自分の感想は、豚そばは粘性のあるクセのない味で、支那そばは節系が強すぎて、好みの部類ながらバランスに難ありで、豚そばの方が好み。
支那そば→豚そば を食べた女房殿によると、支那そばは節系の香りが強い引力となって好きな部類で、豚そばはクセがあってイマイチだった、と全く別の印象になるから面白い。
とは言うものの、レベルは高くて満足度100%。
夜は国分寺の蕎麦店「やぶ久」にて飲み会。(本来の目的は違うような気がする。) 蕎麦店ならではのつまみ、蕎麦がきや揚げ物類を堪能し、希少価値のある焼酎や日本酒を飲んで大満足。締めに十勝産挽きぐるみと黒姫産を楽しめる二種せいろ。黒っぽく蕎麦の風味が強めの前者に対して、舌触り・喉越しが良い後者と、個人的には双方とも好きで甲乙つけがたい。超満足でお店を後にした。
その後、まっすぐ帰れば良いものの、となりにある「淡菜棒」がどうしても気になって仕方がない人がいたので行ってみる。この付近で飲み屋などを数店持つ淡菜房グループのラーメン店である。(「ぼう」の字はわざと変えてあるらしい。) 味の基本は醤(じゃん)と白。醤はその名の通り醤油ベースで、白は豚骨ベースの組み合わせ。白は個人的に好きな白醤油なのか? と期待をしていたのだがそうではなかった。
食べたのは醤らーめん・半(550円−100円)。透明感のある醤油スープは、ダシの風味は弱めながら、香ばしさが良く出ていて好きな部類。麺がやや弱い印象ではあるが、早めに食べてしまえばヘタることは気にならない程度。
それぞれのパーツも全体のバランスも、入店前の印象とは違ってなかなか良かった。
5月24日(金)
久々に早めに帰宅して、地元の「池谷精肉店」へ。変わった名前だが、元・チェーン店の一番だったが自家製麺に切り替えるとともにスープも全く別物にして今年3月に再出発したお店だ。従来はつけめんと中華そば・とん塩のラインナップだったが、海塩らーめんが加わりそれに伴ってとん塩がとんそばと呼び名が変わったようだ。食べたのはそのとんそば(600円)。
まず、黄身がやや半熟の半分に切った茹で玉子と、三つ葉の緑が綺麗だ。見た目も重要なファクターなんだと再認識する。
白褐色のスープは豚骨・香味野菜などがベースと思われるが豚骨の臭みは皆無で野菜をはじめ材料のエキスが良く出ているようだ。多めの脂の他に背脂?ミンチと見た目はくどそうだが、実際はまろやかでさっぱりとした塩味になっている。
合わせる麺は、つけめんと中華そばは太い平打ちだが、こちらはやや細めのほぼストレート麺。加水が低いようで、多少ボソッとした食感があり粉っぽさもあるが気になるほどではなく、逆にそれが特徴とも言える。中華そばと同様に麺の量が多い。200gのようだが大盛り300gが無料なのは自家製麺だからこそできることだろう。それ以降は100g 50円で増量でき、特盛 +100円というのは500gのことか? 普通のラーメンは150g程度だから3杯以上の分量になる。
具ではホロホロに柔らかいバラ肉チャーシュー、メンマ、茹で卵1/2。全てに手間を惜しまず仕上げていることがわかるし、全体的なまとまりがあるラーメンだと思う。
5月23日(木)
本当は昼から帰ることが出来る(謎)にもかかわらず、夜遅くまでしっかりとお仕事。
22時頃の「かづ屋 六本木店」は人影もまばら。前回は本店の味との相違に落胆したので、日をあけてからリベンジとなった次第。デフォのスープの味を確かめたかったのでデフォの支那ソバ(650円)。前回に比べると多少ダシが効いているものの、和風魚系は弱くてたんたん亭系列にくくりつけるには無理がある。味付けも前回同様に尖った塩が突出していて好みに合わない。
お客さんの数だけでなく、本店に比べると心配してしまいそうな雰囲気だ。
5月22日(水)
最近ボケているのかなあ、昨日の日記に書き忘れていることを今日思い出した。先日昼は大門の「いきいきうどん」にて野菜かき揚げうどん(260円)。味が薄めでダシが薄目のつゆに加えて、かき揚げも薄目でクレープの皮かと思わんばかり。まして野菜類が少なくイマイチだった。(こんな印象なら忘れていても仕方がない?)
本日の夜は「元がんこ三田」にて塩ラーメン(900円)。お客さんがいなかったのでちょっとだけお話モード。最近忙しくて、、と愚痴っていると、出てきた丼の中の具が多いような気がする。食べ終わってから仕事に戻らなくてはいけないことを告げたから、気を使ってオマケしてくれたのかなぁ?
たまに薄味指定にすることもあるけど、塩はデフォの方がインパクトがあって好きだな。(ちょっとしょっぱいけど・・・)
5月20・21日(月・火)
最近は自分の時間が全くなくて昼・夜ともどこにも行けない日が続いている。2日間で食べたのは新橋の「かめや」のみと超寂しい状況。睡眠不足で食欲がないので揚げ物類はパスして、あつもり+玉子(300円)をオーダーしたら先客の1人が壁のメニューを再確認して不思議そうな顔をしている。まあ、もりそばはあるけどあつもりは書いていないから仕方がない。
お店の方は何の違和感もなく茹でた蕎麦を蒸籠に盛る。(当たり前だ) つけ汁に温泉玉子を入れて完成と、その間15秒ほど。冷たいもりも良いけどあつもりもイケますなあ。つけ汁の風味の高さが大きな特徴だろう。そう言えば、ここって日本料理店の関連店だっけ?
5月19日(日) 蕎麦
昨日の疲れがどっと出た。まあ、前々日の睡眠時間が3時間+長時間の飲みだったので仕方がない。昼近くに起き出してどこかへ行こうとするも、ラーメンよりも蕎麦の気分だったので八王子の「車家」にする。もちろん多摩の蕎麦本掲載店で、14時を過ぎているにもかかわらず駐車場は満車、店内は満席と相変わらず混雑している。
明治時代の旧家を福島から移築したという大きくて天井が高い店内は席数のキャパも多くて繁盛している。系統としては一茶庵系ながら、メニューも冷・温の蕎麦・うどんが各種取りそろえてある。
食べたのはこのお店では田舎そばとなる、寒晒し出羽の細切り(1000円+税)、連れはデフォのおせいろ(900円+税)。同時に出てきたので比較がしやすい。まず見た目の色の違い。田舎は全粒挽きぐるみなので濃い色をしている。せいろは白っぽく見えるがどちらも十割、数本味見するとしっかりとした食感と風味の高さのレベルの高さに驚く。田舎は多少太めで、せいろと同様に風味が高くしっかりとした歯ごたえ。十割にしては滑らかな食感と喉越しが大きな特徴だ。
合わせるつけ汁は濃いめの味付けで鰹風味たっぷり。甘さを押さえたスッキリとしたもので、蕎麦との相性が良く、そのマッチングが素晴らしかった。
久々に食べたけど、レベルの高さを再認識した。
5月18日(土)
今日はとらさん主催の麻雀大会。場が5つ立つという大人数が集結。自分は半荘1回目で早くもトンでしまい、初和了が2回目終了時の親倍満のみと超スロースタートが影響してか、結局大きくマイナスで終了。まあ、こんなもんでしょ。
その後、打ち上げで飲むも、朝から飲んでいたのでか〜な〜り〜ヨッパーで帰宅。
あっ、一応無事帰宅でした。(^^ゞ
幹事をはじめご参加の皆様、ご苦労様でした。次回も参加しますのでよろしくです。o(^-^)o
5月17日(金) 昼・夜
昼は銀座の「中華そば 共楽」にて中華そば。いつものように常連っぽく「そば」とオーダー。以前いたホール担当の女性がいなくなったのかな、ちょっと寂しい。
今日のスープは和風が強すぎなく丁度良く、チャーシューは中心部がピンク色でスープに浸すとその色が消えるという、両方とも自分の好みにピッタリ。+250円のチャーシューメンにしなかったことを後悔した。
まあ、こういうことがあるから食べ歩きが楽しいのだ。超満足。
夜は5月13日にオープンしたという昼は田町の「梟(ふくろう) 芝浦店」へ。先日実食した銀座のお店と同様に天下一系のお店。ただし従来とのお店との違いもかなりあって、こちらはどうなんだろうと来店した次第。
同じ店名ながらやはり従来の天下一系とは違って銀座のお店に似ているが、麺の選択がない・特製餃子がないなどの違いがある。麺が同一かどうかははっきりとわからないが、スープと麺の相性が悪いという全体的な印象は全く同じで後半は飽きてくる。
ただしチャーシューはその都度切り分けているのでジューシーでしっかりとしたもの。これだけ大きくボリュームがあるチャーシュー、自分は1枚で十分だが+250円にするとどうなるのだろう?
5月16日(木) 蕎麦
昼は芝大門 更科布屋にて生粉打ちそば(700円+税)。本日の産地は、信州黒姫産。以前日記に書いたが、ここのご主人は夏から秋にかけての新蕎麦の収穫地が北から南下していく様を「蕎麦前線」と呼んでいる。それに合わせて生粉打ちそばに使用する蕎麦の産地を定期的に変えて提供している。
堅めの食感と滑らかな喉越しは従前どおりだが、蕎麦の風味が弱くて同じお店でないように感じる。このシーズンは新蕎麦は食べられないのはわかっているものの、それにしても不満が残る。自家製粉ならば蕎麦の実の保存方法に問題がありそうだ。
5月15日(水) 新店
4月25日にオープンしたという昼は東銀座の「梟(ふくろう) 銀座店」へ。入り口近くにメニューが書かれてあり、醤油・塩 600円、ライス 0円、特製餃子 200円。どう見ても最近増殖している天下一系のお店なのかな。、、、と思いきや、自家製麺とも書いてある。これは同系列の他店ではないことだ。
開店してから日が浅いこと、またランチタイムのせいかU字16席カウンタは満席で待ち2人の3分程度。自販機で醤油らーめん+味付玉子(600円+100円)の食券を購入し着席すると、細麺か太麺かを訊ねられたので個人的に好きな細麺にする。周囲を観測すると麺の堅さも指定が可能なようだ。
細麺の茹で時間が短いせいかあっという間に深めの丼が出てくる。スープは茶濁で透明な脂が浮いている。ダシ・油の風味の主張は弱く、味付けは塩気が強めの醤油味。まろやかさ・キレのどちらにも分類できないもので引力が弱い。
そのかわりということではないだろうが、チャーシューがデカイ! 丼のほとんどを覆い尽くしてしまうかの大きさでしかも厚い切り方。肩ロースを使用してこれほどボリューム感があるのはなかなかお目にかからない。柔らかでしっかりと味付けされていて気に入った。
ご自慢の麺はやや細目の縮れで堅めの茹で方。個人的な印象を言わせてもらうと、スープの主張が弱いせいかこのスープの中では麺が強すぎてバランスが悪かった。
メニューの品揃えは極めて天下一系であるが、スープが違うこと・自家製麺で種類が複数あること・卓上の小さな壷の中身は中華風の唐辛子と胡椒がミルタイプであるなど細部に違いがあることから、本当に天下一系? という印象だった。
同名店が田町にもできたようだしチェックしてみなければ。
#なんだ、宿題店が増えただけかぁ?
5月14日(火) お手軽
昼は時間がなくてどこへも行けずお手軽に済ます。(最近多いなあ)
夜も遅くなったので東京駅で手軽に済ます。駅地下の「和歌山中華そば のりや」へ。首都圏に和歌山ラーメンを知らしめたと言っても過言でない、大井町に本店があるお店の支店。開店当初は大井町のご主人や奥さんが応援に来ていたが最近は見ないので、味の方も落ち着いてきたのだろう。
味付玉子が売り切れで残念で、中華そば(630円)。ここだけでなく至近距離にある「むつみ屋」も10時過ぎの方がお客さんが多いのかも。
見た目はいつもながらの茶濁スープではあるが、ちょっと味が薄いかな。麺も若干柔らかめ。まあ、それほどはずしている訳ではないので、ブレの範囲内と言えるだろう。
5月13日(月) 休麺日
平日にラーメンを食べない日が多くなっている理由の一つに昼休み時間が短いということが要因で、本日もそのとおり。15分じゃどこにも行けないよね。
夜は江東区の行きつけのお店で飲む。旬の素材をお店に出すために仕入れはもちろん築地。そこで良質かつ安価で提供するために、ご主人はかなり強引に値切っているらしい。今日のお薦めは生桜エビかき揚げ(400円)、生タコから揚げ(400円)、旬そら豆(300円)に定番の自家製しめ鯖(400円)などなど。
合わせる飲み物はもちろんホッピー。中・外、中・中・外・中と十分堪能して1人¥2.5Kといういつもながらのお勘定に満足だ。申し訳ないが、このお店だけは実名を明かしたくないので、これで勘弁して下さいませ。
帰宅途中に小腹が空いたので7−11に寄ると、つまみコーナーに鮭とばがあって懐かしくて買ってみる。見た目が綺麗すぎる飴色で、原材料を見ると聞いたことがない横文字の並んでいる。元々は北海道の北部・東部で塩漬けした鮭を寒干しした保存食であり、原材料は鮭・塩のみが正解。確かに見た目には美しく見えるが、こうなってしまうともはや加工品だな。
本当に美味しい鮭とばを食べたいのなら、標津漁協の売店が最強です。(超ローカルネタ)
5月12日(日) 蕎麦
八王子にPC関連の買い物に行ったので、至近距離にある選択肢はラーメンの「おがわ屋」か蕎麦の「徳兵衛」となり、女房殿の意見に従って蕎麦。石臼挽きのお店は数々あれど、そのための離れを持っているお店は少ないだろう。
せいろそば(800円+税)も良いが定期的に改変される白板メニューの変わり蕎麦も面白い。今日は特選田舎そばとけし切りそば(いずれも800円+税)。食べたのはせいろと特選田舎。せいろは一茶庵系で、なるほどね! といつもながらの食感と風味がある。田舎は平打ちの太めながら滑らかさがあってこちらもレベルが高かったものの、個人的にはせいろの風味の方が好みかな。
買い物したのはHDD。安いジャンク品の80GBを購入したら、自宅のPC環境では32GBまでしか認識しないでやんの。(^^ゞ それでも従前の14GBよりはましなので入れ替えてみる。ベンチマークでは従前よりもGood!だし、気に入ったのは静寂性。本当に読み書きしているのかな? というおとなしさだ。
5月11日(土) 大失敗!
昨夜は飲み過ぎで午前様、朝はケータイの着信音で起きる・・・ゲッッッッ!、待ち合わせ時間じゃん。すいませんです。<m(__)m> 1時間半遅れで東大和の「東京らーめん 元屋」へ。
QタローさんのHPによると、元はラーメン 和(東大和店)で、2001/06/05に脱サラしたご主人がやっているお店。試行錯誤の度合いを確認のため来店となった次第。
メニューは、醤油・味噌とそれぞれのつけ麺の組み合わせ。自分はラーメン(550円)を、女房殿はつめ麺(650円)の食券を購入する。お客さんが少ない割りには時間がかかるのは、一度に作る杯数が少ないのかな。それだけ丁寧に仕事をこなしているということなら良いが、そういう雰囲気は伝わってこない。
濁りのある濃いめの醤油スープに油はほとんど浮いていなくて、スープから染み出たピュアーなものかもしれない。看板に「煮干し和風らーめん」とあり確かにその香りはするのだが、その他の風味が強くて雑味と感じてしまうのだろうか、スッキリしないし方向性が見えないスープで自分はダメ。(変な酸味も気になったし、、、。)
麺は細めの縮れ麺で後半はへたってくるし、スープとの組み合わせが悪いのかな。具は肩ロースチャーシュー・メンマ・ノリ・ワカメ・青葱。チャーシューは柔らかくて良かったが全体のレベルを引き上げるに至らないのは、自分の好みでないスープの中では仕方がないだろう。
味見したつけ麺は、麺は同じと思われ、食べやすい硬めなのが良かった。ただ、つけ汁は酸味があり味付けは濃いめ。好みの問題だろうが、こちらも自分の好みとは違った。
夜は飯田橋のお好み焼き屋さんにて飲み会。お客が焼くスタイルなので、作り手によって仕上がりの味が全く別物になるケースもあり、どの食べ物でも作り方によって仕上がりがこれほど異なることを改めで認識した。
5月10日(金) 月島と言えば、、、
GWが明けた。サラリーマンにとっては次の長期休暇はいつなんだ! と気になるこの頃、もう一つ気になっていた月島の「岸田屋」に行ってみる。女将さんが左腕を骨折したのでしばらく休業していた。4月初旬にふられて張り紙に「5月7日から営業」とあったので行ってみる。
看板の灯りはついているものの、暖簾は店内に仕舞われている。恐る恐る入店するとしっかりと営業中。ただし刺身類がメニューからなくなり、それらのメニュー札は全て裏返してあるのはちょっと残念だが、マンガ・美味んぼで紹介された牛にこみ(400円)は健在。醤油+赤味噌?のような独特の味付けが材料に良く染みていて良いですねえ。オプション(無料?)でネギがトッピングされるようだが、個人的は要らないかな。
蛤焼き・鰻白焼きなどに加えて日本酒も飲んですっかり満足。お勘定が一人2000円というリーズナブル(過ぎる)のもお薦めだろうし、深く入り込んでみたいお店だ。
その後同じ月島の「蕎羅」に顔を出すもお腹が一杯でパス。連れのもりそばを味見したけど、つけ汁が不要なほどの風味が良いです。(もちろん、つけ汁の鰹風味も捨てがたいです。) 焼酎の蕎麦湯割りを飲みながら、蕎麦だけでつまみになりそうな逸品。
その後、三次会に突入して朝早く帰宅。(^^ゞ
5月9日(木)
昼は全然時間が取れなくて会社近くの蕎麦店。もりそば(500円)を頼んだのにどういう訳か海苔がかかって出てきた。作り直しても良いと言われたが時間がないのでそのまま食べることに。もともと風味が弱い蕎麦なので海苔の風味しかしないが、こういう食べ物だと言い聞かせて食べ進む。つけ汁もしょっぱいだけでイマイチで、ここはランチタイムは小さめながら生玉子が取り放題ということもあり、温かい蕎麦の甘汁の方が良いようだ。
夜は東京駅かいじ119号ジャストの時間だったので、ビール+つまみを買い込んで車内へ。いつの間にか新型車両になっていた。レッグスペースが広くなって、リクライニングが背面だけでなく座面も動かせるのは良いですね。ただしあまり快適すぎると乗り過ごしの可能性が高まるかも? でも、もう山梨には行かないゾ!
5月8日(水)
昼は東銀座まで足を延ばす。ただえさラーメンを安価で提供している「いすず」である。水曜日は全品100円引きなので、デフォのラーメンが350円になる。安く提供していながら内容は通常どおりなので、この味が好きな方にはおすすめかな、個人的にはこういう生姜がガツンと効いたスープも好き。(もちろん食べ慣れているせいでもあるが。)
夜は昨夜に引き続き「支那そば 八島」に行くと知り合いがいたので合流して一杯。いや、いっぱい飲み過ぎた。記憶が曖昧で麺を食べたような食べないような、、、。(誰かとシェイクしたんだっけ? 一緒にいた方、DMで教えてくださいませ。)
帰りの中央線は途中で架線事故のため長い間止まっていたらしい。日記を書いていたはずが、いつの間にか熟睡していて気づいたら立川だったが1時を過ぎていた。これ以上眠ると取り返しのつかないことになるだろうからタクった。
5月7日(火) 休麺日
昼休み20分ではどこにも行けない。至近距離の食堂にて腹ごなしするも、750円オーバーでこの味とは情けない。あくまでもお腹を満たすためのモノであると割り切る。
遅くなった夜は閉店間際の「支那そば 八島」に顔を出すと知り合いがいたので同席させて頂き、まずは生ビール。プハ〜ッ、と喉だけでなく身体全体が喜んでいるわい! その後お気に入りの味付け玉子1/2×4や佃煮類などをつまみながらキープ黄八丈を飲んでいたら、どういう訳か食欲が全くなくなって、ラーメンまで届かず。(^^ゞ
何か変だが明日あたりその反動が来たりして、、。(暇であることを祈る) いつものように車中で日記を書きメールをチェックして、今日も乗り過ごさず無事帰宅!
5月6日(月・振替休日) 埼玉のうどんと言えば・・・
埼玉のうどんと言えばまず「イーハトーボ」が思い起こされるが、All About Japan のうどんのページで紹介されていた「鬼うどん 金勝」も気になっていたので行ってみた。花園ICを降りイーハに入る小径に後ろ髪を引かれる思いを断ち切って通り過ぎ、それほど遠くない場所にある。
国道沿いのドライブインのような様相なので、はっきり言ってそそらない外観ながらうどん専門店。12時前に到着すると先客ゼロ。おい、大丈夫かよ〜、っとちょっと不安感がよぎる。オーダーが入っていない割りには厨房の中で男性1人+女性数名が無駄口なく黙々と各々の仕事をこなしているのが印象的だ。
うどんは温・冷をベースに各種取りそろえてあるが、それぞれに太いうどん「鬼」と細いうどん「姫」を選択するようになっているのが変わっている。せっかくここまで来たのだから両方とも食べてみたいのは必然だろう。なので鬼の特徴を最も引き出すであろうもりうどん(600円+税)と、温かいつゆを味わいたかったので連れはかけうどんを姫で(580円+税)オーダーする。
うどんの茹で時間の違いからだろう、かけうどん・姫が早く出される。つゆの見た目は讃岐?と思わんばかりの透明感のある薄目の褐色だ。味はしっかりと和風魚系のダシが効いていて、看板に「讃岐」と掲げても問題ないくらいの味わいである。お店としては細いというが一般のうどんと同等の太さがある。食感は硬くはないがしなやかなコシがあってツルッとした喉越しも良い。
難点は最初から摺った白胡麻がトッピングされていること。このつゆには胡麻風味は不要というより邪魔だと思ったので食べる前にレンゲにのせて全て取り除いた。
時間差でもりうどん・鬼が登場、、、ふ、ふ、ふとい! 一辺が1cmというのはオーバーだがそれ近くある。噛みきれるのかなぁ、と恐る恐る口に運ぶと予想外に硬くない。硬くはないがしっかりとした主張があって、ちょっとした粘性もある食感が変わっている。個人的にはこれ以上粘性があると苦手な部類となるのだが、硬さと粘りの度合いが絶妙で好きな部類だ。そういう面ではイーハの暴力的な硬さよりもこちらの方が好きという人がいてもおかしくないかもしれない。
つけ汁は節系のほんのりとした風味が香り、甘さは抑えめでスッキリとしている。ただしこちらも難点があって、麺に比べてつけ汁の味が薄く感じてしまう。うどんの主張が強すぎるのでそう感じるのかもしれないが、鬼にはもう少し濃い味付けの方がバランス良く食べ進めると思う。(未食だが姫にはこのくらいでよいのかもしれない。)
帰りは一般道を使用したので、街道沿いには埼玉県内のうどん・蕎麦店の多いことを改めて認識したが、それにしてもこんな山奥でレベルが高いうどんを食べられるとは驚きだった。一般道でも自宅から1時間ちょっとの道のりなのでまたチャンスを見つけて行ってみたい。その際は、もりうどん・姫またはかけうどん・鬼という今日とは別のパターンを試してみたい。
話は変わって、当HPの記帳ノート。以前からレスを付けづらいのでどこかに移行しようとは思っていたのですがなかなか気に入ったところがなくて躊躇していたところ、ちょっとだけ良さそうなところを見つけたので試験的に立ち上げています。正式な移行は混雑時の動作状況や使い勝手を確認してからにしたいと思いますが、とりあえずこんな感じです。正式オープンの際にはメッセージを一斉削除しますので、今のところはいろんな書き込みをどうぞよろしくです。
5月5日(日・祝日) 暑い時には・・・
5月上旬だというのに暑い。こう暑くてはラーメンを食べたくとも腰が重くなってしまう。ならばと前回来訪から時間が空いてしまった「一陽来福」へ。
元は八王子中野山王にあった「麺福」が諸事情により八王子楢原の超有名店「みんみんラーメン」の向かいに移転し、それを期に従来からあったつけめんをメインに押し出すようになった。もちろん従前の八王子系ラーメンもあるが、つけめんを頼んでいるお客さんが多いようだ。
以前と比べてメニュー内容に大きな変更はなく、にんにくつけがなくなったかわりに胡麻つけが加わり、元々細めだが更に細い麺が用意されたくらい。食べたのはその細つけめん・小(500円)。普通のつけめんと比べると確かに細いが、極細という訳ではない。水で締めてあるので適度なコシがあり表面が滑らかで食べやすい。
自分はつけめんが苦手である。理由はつけ汁に酸味・辛みを効かせているお店が多く、それが苦手だからだ。ここのつけ汁は表面に一味がかかっているが見た目より辛くなく、以前味見した際に酸味も自分の許容範囲だったので安心して食べられる。また、半熟茹で玉子の綺麗な黄身がなんとも印象的である。
つけめんの1玉は少ないなあ。(大盛りが可能で特々の3玉・850円まであり) あっという間に食べ終えてスープ割りをしてもらってご馳走様。数少ない顔バレしているお店だからという訳ではないが、至近距離の「みんみん」もお薦めながらこれからの季節はさっぱりとしたつけめんもイイですぞ! (ちなみに今日のみんみんはこんな感じ。暖簾が変わったかな?)
5月4日(土) 蕎麦・蕎麦?
日の出の双柿庵にてもりそば(900円+税)。しっかりとした歯ごたえと蕎麦の風味の高さは秀逸。出身である無庵を抜いているかもしれないほどレベルが高く、極めて満足。
先客ゼロで後からも人は来ないものの、個人的には先日の山梨の蕎麦店よりもこちらの方がお薦め。ラーメン店もそういう傾向があるが、人気店=自分に合うとは限らないのだ。
夕方、新宿の新店「麺酒房 香名屋(かなや) 歌舞伎町店」へ。参宮橋(初台?)に本店がある蕎麦屋さんの系列のお店で、従前はショットバー?だったのかな? 白い壁にお洒落なカウンタが印象的だ。味は一種類のみでつけめんもある。蘊蓄によると、豚骨・鶏ガラ・牛骨未使用で本鰹を煮出したスープは無化調・無添加。麺は熟練した蕎麦職人が打っているらしい。
食べたのはデフォの黒豚らーめん(700円)。濃い醤油色のスープは強くない節系の香りと甘みのある醤油味が印象的で、蕎麦の甘汁のような印象。合わせる麺は少加水なのかな、硬めでボソッとした食感がして、具の短冊状のネギと豚肉がより肉南蛮そばの印象に近づけている。なのでメンマが奇異に思えるほどだ。
「一二三」とはまた違った蕎麦のようなラーメンで変わっている。麺がおもしろい食感なので、つけめんはもりそばのようになるのかな? 次回食べてみようと思う。また、入手しづらい焼酎・森伊蔵などやつまみ類もあるので夜も楽しめるかも。
5月3日(金・祝日)
羽村の「中華そば わかば」へ(2回目)、メニューは中華そばと大盛りしかなく、外観は普通の民家のような造りだ。穏和そうな女将さんと丁寧に仕事を進めるご主人が印象的である。
今日のスープは前回より和風魚系が抑えめで動物系の風味が強め、味付けも醤油が強いように感じたので前回の方が好みだった。
5月2日(木)
昼は浜松町から田町方面に行った場所にある、そば処 更科 浜松町にてもりそば(470円)。先払い方式なので着席してから気づいたのだが、特製手もみ仕上げ 更科そば(680円)というのが気になった。手もみ仕上げ=縮れ麺という単純な発想しかできないが、まさかそれはないだろう。
やや細めのエッジのある蕎麦は硬めの食感で風味もある。ただしフレッシュでなく古いような感じの香りだったのが残念。あとはつけ汁の量。蕎麦に少量しかつけないので食べ終わっても猪口に半分以上残っている。蕎麦湯で割っても濃くてほとんど飲めない。少量にするか徳利で出してほしいものだ。
夜は新宿で飲み会の後、小腹が空いたので「天下一品 歌舞伎町店」にてこってり・並。以前は苦手だったのだが最近は美味しく感じる。粘性のある鶏ベースのスープが独特で、はまる人の気持ちがわかるようになってきた。
昼は時間がなくて新橋駅地下の立ち蕎麦、日本亭。生麺を使用しており揚げもの類は自家製で、最下価格のかけそばは280円。食べたのは冷しかき揚げそば(400円)。毎週水曜日は11時からコロッケが無料(100個限定)となるので、麺の上がボリュームたっぷりだ。
麺は風味は弱いながらも生麺ならではの硬めの食感があり、つゆは節系の香りは強くないが雑味のない濃いめの味付け。かき揚げは冷えていたが、つゆの上に浮かんでくる油も少なくてパリッとした歯ごたえと香ばしさ、タマネギの甘さが良く出ている。コロッケはコーンがポイントかな。レベルが飛び抜けてたかいという訳ではないが、スタンド店としては中の上といったところか。
夜は超遅くなって帰宅時間が最も短い青梅ライナー(500円也)の時刻ピッタリなので、ビール・つまみ類を買い込んで車内へ。これが夕食というのはかなり寂しい限りであるが、まあ仕方がない。
かいじ号のようにたばこが吸えるとさらにポイントアップなのだが、フツーの中央線でアルコールを飲むのはさすがに人の目が気になってできないし、PCをのぞき込まれることもなくて気兼ねしないのが良いですね。JRもいろいろと増収策を考えているんだなぁ。
かいじと言えばいろいろと思い出がある。ここには書いたことがないはずで、自宅到着にはまだまだ時間があるので、恥をご紹介しておきましょうか。東京駅21:44発甲府行き、かいじ119号は特急料金をプラスすると定期が使用できるので昔からよく利用している。この電車が飲み会1次会終了時刻とタイミングがあうこともあり良く乗って、良く乗り過ごしていた(笑) 目覚めて降りた駅は、大月・石和温泉・終点甲府など。
大月は怪しげな女将さんが営んでいるバーに初めて立ち寄った際、あと30分で閉店ということを了解してからあるバーボンをストレートでオーダーしたら、たまたま女将さんが一番好きな種類だったらしい。女将さんも同じバーボンを飲みだして意気投合し、結局始発まで居座ってしまった。その後も顔を出す都度30分限定のはずなのだが、結局3時間ほど長居させてもらった。
これはいい方。夜の石和温泉駅前は何もない。コンビニで立ち読みをしていても1時間が限度。駅の待合室で始発を待つのだが冬は寒いですゾ! たぶんここでの出来事だと思うが、寒い待合室で震えてると保線区の方に声をかけられ、事情を説明したら詰所は温かいから来いという。始発時刻まで温々と過ごし、おまけにコーヒーまでご馳走になったことがあった。
一番多く夜の訪問をしているのが甲府。駅からほど近い一杯飲み屋に初めて行った際に、気さくなご主人とお話をしていたら函館出身だった。高校野球などの北海道ネタで盛り上がり、当然閉店時間は無視OK。同郷はいいなあ(実家とはかなり遠いが)と、道産子の暖かさを改めて知ったお店でした。帰り際ご主人から「もう二度と来るんじゃないぞ!」「わかった!」と言いつつも1週間後に顔を出したら呆れていた。(自分自身にも呆れてたんだけど、、、。)
食べ物の話題から脱線してしまいましたが、たまにはこんな話題もおもしろいかと。ちなみに最近は電車では寝ません(日記を書いているので寝ている暇がない)。なので、残念ながらので乗り過ごしていないんですよねぇ。だから高尾の屋台も遠い目で見てます。
おまけネタ。
中央線じゃなくて山手線。従前は品川区に住んでいたので最寄りは五反田。たぶん新橋で飲んだはずが1時過ぎに終点の池袋で起こされる。その日はたまたま国鉄が民営化した日なんですね。だから、国鉄からJRに変わった瞬間に電車に乗っていたということもありました。(寝ていたので4月1日の瞬間は知らないけど、、、。)
何とも電車の揺れが好きなようだ、、、。
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