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Man太郎の日記風ラーメンメモ 【2003年3月分】 |
今月の実食数 | ラーメン 22杯 (新規店 9店) 蕎麦 10杯・うどん 1杯 |
今年の実食数 | ラーメン 57杯 (新規店 23店) 蕎麦 42杯・うどん 5杯 |
今月の自分勝手なラーメン好み度です
【また行きたい】 (4杯) |
共楽、太公望、元がんこ三田、八島 |
【おいしかった】 (16杯) |
今昔堂、醤庫、柳苑新宿、一麺、上條、 影丸 田町、伊勢(2杯)、みのや、ひよりこ、 幸楽、松葉家、みどりや食堂、夢乃屋、 集来、多摩利屋 |
【まあまあかな】 (2杯) |
いちばん星 |
【もう行かない】 (0杯) |
3月31日(月) 麺なし〜 |
年度末という時節柄、なかなか思うように時間がとれず、結局昼食食えず。
その反動が夜に来るのかな、どうしても三田の「串揚げ たけちゃん」に行きたくなってしまった。今日は野菜・豚・鶏・を中心に平均的なオーダーとしてみた。結果は、もちろん言うことなし。味もさるころながら、お店の雰囲気が良いのはマルマル。
こんな満足感を1人だけで楽しんでいてはバチがあたるだろう、と知り合いをおびき寄せてご一緒する。が、そのヒトのペースが速いのなんの・・・。1時間飲んでいた自分に15分で追いつかれて、あっさりと抜き去られてしまった(笑)
気になったのは今日は座った位置が悪かったのかな、油のしつこい香りがプンプンで食欲減退。3杯+7串でお愛想と、少なめで終了。
その後、連れ立って「支那そば 八島」へ。さきほどの油を流し沈めてくれるような、冷やしトマト・中華盛り合わせ。サッパリとしてるので、さきどまで受付なかったお腹が活性化したのかな、それともキープ黄八丈のマジックか。丁度良い時間の電車で無事帰宅。
3月30日(日) 青梅 |
先日行って印象が良かった青梅の「麺屋 伊勢」へ。食べたのは、キレのある鶏ガラスープ・塩らー麺(700円)。醤油との見た目の違いは、アサリが追加されていることと、表面に白ゴマが多めにトッピングされていること。
前回に比べてダシが薄く、白ゴマの風味にかき消され気味。やや塩分が強く、まろやかさよりもシャープな味付けだ。そのせいか麺に甘みを感じる。
個人的には醤油の方が好きかな。
3月29日(土) 八王子 |
知り合いから煽られていた八王子・片倉の「らーめん 多摩利屋」へ。元稲庭うどん店で昨年9月にラーメン店にリニューアルしたとのことだが、意外にも店内は喫茶店に近い雰囲気だ。味は醤油と塩、つけめん(ざるらーめん)もある。
食べたのは味玉らーめん(600円)。味付玉子の黄身とピンク色のナルトの色取りが綺麗だ。透明感のある醤油スープは、突出したダシの香りはないが、バランスよく素材の風味を感じる。さっぱりとしているがコクが十分出ている上品系で好きなタイプ。ただし柚子は個人的には不要かな。
麺は縮れ麺で適度な硬さがありスープとの相性が良い。後半はややダレてくるがそれもまたよし、という麺だ。もしかすると自家製麺なのかな、確認し忘れた。
厚めに切ったバラ肉ロールチャーシューは、適度な硬さがあり噛み締めると肉の風味が広がってくる。味付け玉子の黄身はほんのりと半熟でしっかりとした味付け。ただしデフォで半分入っているのに丸1個が追加されるのはどうなんだろう。
味見した塩も同じような印象でレベルが高く、500円とはコストパフォーマンスが良い。至近距離には好きな八王子系の「えびす丸」があるし、片倉ではお店の選択に迷ってしまうなあ。
3月28日(金) 花見 |
「M亭(仮名)」にて2枚+1杯(300円×2+500円)。いつもどおりの味に超満足、もう1枚は食べられるが食後の余韻を楽しむには腹八分がいいのかも。退店時は6人待ちながら、入店時は1席だけあいていて待ちなしだったのでラッキーだった。
桜が開花しはじめたという飯田橋方面で、知り合いらとまずは「中野庵」にて飲む(初)。丁度良い広さの居酒屋で、ここならではのメニューが多いのが特徴。女将さんの気遣いが何とも心憎い。初めて来たお店とは思えない雰囲気に包まれて居心地がいい。なので冷酒を多めに飲んで単純平均で¥3kは安い。
飯田橋〜市ヶ谷方面のお堀沿いの夜桜を散策してから、備え付けのテーブルを囲み、中野庵自慢のさんま寿司をつまみながら一杯。さんまの酢の使い方が上手なのかな、生よりさっぱりとして食べやすくこれはおすすめだ。立ち食い・飲みが平気なメンバーだから椅子は不要で、しばらく歓談して解散。
肝心の桜は・・・二分咲きといったところか。ちょっと早かったが、まあ、たとえ満開であっても桜をずーっと見ながら飲むわけでないので結果オーライ。
3月27日(木) 讃岐うどん |
新橋に25日にオープンした香川愛媛せとうち旬彩館は、1Fが地元の名産販売のショップで2Fは「郷土せとうち料理 かおりひめ」という飲食店になっている。そこでは讃岐うどんが食べられる、と知り合いから情報があったので行って見る。
昼はうどんと定食類、夜は郷土料理が食べられるようだ。うどんは温がかけうどん400円から、ぶっかけ・釜揚げ・釜玉・カレー・鴨南蛮など、冷がざるうどん400円から、ぶっかけ・生醤油・ひしお味噌・鴨せいろなどと種類が多い。天ぷらも90〜300円で各種あり、最近増殖しているセルフではなく完全な一般店だ。麺帯を伸ばし切るという工程はガラス張りで見えるようになっている。
食べたのはじゃこてんうどん(600円)、讃岐らしい透明な褐色のつゆは、いりこは皆無だがだしが良く効いている。うどんは適度なコシがあって滑らかな喉越しがいい。冷やしたらきっと独特の強いコシが出てきそうな麺だ。ネギが普通の長ネギなのがちと残念ではあるが、なかなかのもの。夜の部も楽しんでみたいお店だ。
郷土せとうち料理 かおりひめ
港区新橋2−19−10 香川愛媛せとうち旬彩館2F(03-3574-2028)
営業時間は11:00〜23:00(1Fは10:00〜20:00)
定休日は書いていなかった
3月24〜26日(月〜水) |
遅い帰宅が続いたので、3日分をまとめて更新。
「中華そば 集来」@大門
手打ラーメン(550円)。油がほとんど浮いていない煮干の効いた熱々醤油スープに、手打ち風幅広平打ちのピロピロ麺がよく合っていて、舌触り・食感・喉越しがいい。ちなみにノーマルのストレート麺(−30円)もそれなり楽しめる。
「支那そば 八島」@神田
知り合いと遭遇したので一緒の席につく。歓談しつつ、生ビール・キープ黄八丈を飲みながら揚げワンタンなどなどをつまむ。〆は塩つけめん(麺少な目)、ほんわりとした柔らかい塩味と焼豚の香ばしさのつけ汁は他店ではなかなか味わえないだろう。
麺の話題ではないが、一応記載。
「居酒屋 うた」@有楽町
焼きトンが一本150円というのはやや高めだが、素材の新鮮さと有楽町という場所を考慮するとお得感がある。ホッピーは生樽なので、外(小瓶)はなしの一杯450円は高いか。食べ物は少なめだったこともあり@¥2.5kで満足。
「大衆酒蔵 山本」@豊洲
ここの日記では豊洲の・・・とか、江東区の・・・などと自主規制していたが、お店に了解を頂いたので晴れて正式店名を公開。ネタは築地から仕入れているので安くて新鮮なのは当たり前だが、もう一つの魅力は季節感のあるメニューを取り揃えてあるということが大きい。
前回知り合い達と来た際になかった、初鰹刺身や山菜天ぷらをつまみながらホッピー(中・外別々のオーダー式)を飲み、かなりの泥酔で@¥2.5k。
3月22・23日(土・日) 山梨食べ歩き |
知り合いの山梨別宅にお呼ばれ&食べ歩き。行ったのは次のとおり。
- とんとん(田富町)・・・太い縮れの手打ち麺と蒸しチャーシューに特徴があるお店。次のお店に焦点を当てていたので、いきなりパス。昼の開店時間に行ったにもかかわらず駐車場は満車だった。(以前行った際のレポはこちら)
- 中華料理 幸楽(甲府市)・・・ラーメン・ネギのかわりに刻み玉ネギ(500円)。前回に比べて魚系のダシも脂の香ばしさも少なく、普通のネギの方が合っていたかもしれない。麺が柔らかくてかなり残念。チャーシューは以前どおり秀逸。
- 大衆食堂 松葉家(韮崎市)・・・店名どおり昔ながらの食堂の雰囲気の店内、夜は地元の人が飲みに集うお店のようだ。ラーメン(450円)は大根のお新香と生野菜サラダが付いてくる。極めてオーソドックスな醤油スープ。
- みどりや食堂(韮崎市)・・・11時開店でほぼ満席となり、その後も続々とお客さんがやってくる。駐車場も店内のキャパも多く、売切れで閉店(土日は13時ごろか?)となる。ラーメン(450円)は動物系素材を感じる醤油スープに、ちと柔らかい縮れ麺。小さいながらバラ肉チャーシューはしっかりとした食感で醤油の味付けで、噛み締めるタイプ。
- あかつき食堂(敷島町)・・・前回行った際の日記がプリントアウトされて壁に這ってあるのには参った(笑) 連食は出来ないのでパスしてコーラ(150円)のみ。スープの味見をさせてもらったが、以前どおりのすっきりとした醤油スープ。もつ煮は味噌ベースで生姜が程良く効かせてあるのが特徴的で、冷えても美味しく酒の肴に最適なのだが、運転手なので泣く泣くパス。(以前行った際のレポはこちら)
- 甲府大勝軒(大里町)・・・かの有名な東池袋にある大勝軒出身。駅からは遠い場所にあり車でないと無理のようだ、甲府市大里町1661-2。(お店の外観) 東池袋に比べて麺の量はかなり少ないようだ。
- 夢乃屋(甲府市)・・・今回で3回目。メニューが従前と同じなのか違うのか、はたまた初来店の人は何を注文すれば良いのか迷うかもしれなくて、分厚いメニューはスリムにした方が良い。余計なお世話だろうが、厨房内をご主人一人で切り盛りするにはバリエーションを増やしすぎではなかろうか。こってりらーめん・醤油(650円)は、スープは複雑な風味で化学調味料を使用していないとは思えないできばえだが、麺が硬くて表面が滑らか過ぎるのかな、スープの持ち上げが少なくて絡んでこない。あっさり味だと余計その感があるかもしれない。
山梨で歴史のあるお店は、透明感のある醤油スープに縮れ麺を合わせに、巻かないバラチャーシュー、ナルト・ノリという具の組み合わせが多いようだ。車で走っていて山梨にはラーメン店が多いことを改めて実感する。また機会を捉えて行ってみたいものだ。
3月20日(木) |
東銀座の「麺菜醤餃 ひよりこ」、今月1日にオープンしたお店。前店は「福のれん」で電話番号が同じなので経営は一緒で提供形態を変えたものかな。HYORICOと書かれた看板をはじめ綺麗でお洒落な外観・内装でラーメン店には見えない。ひよりこは「日和子」=良く乾燥して身がしっかりした良質のしいたけのことだという。
ひよりこラーメン(780円)は、真っ黒いスープで「醤屋」の黒のように溜り醤油を使っているのだろうか、見た目に比べて濃くない味付けだ。焦がしネギの風味だろうか、香辛料のような風味がする。麺は多加水の縮れで北海道の味噌ラーメンに合うような印象だが、このスープでも違和感はない。チャーシューはバラ肉で丸めない長方形、柔らかく煮込んであり角煮のような醤油ベースの味付け。つまみによさそうだ。
社の飲み会の後に小腹がすいたので三田の「串あげ たけちゃん」へ。一人でも違和感がないしご主人も気さくだ。相変わらずサクッと軽い串揚げ、牡蠣・ベーコンが売り切れだったのが残念だが満足度が高く、1.5K/30分と激安。
3月19日(水) 国分寺→新橋 |
今月上旬にオープンした新橋の「中華そば みのや」へ。国分寺の「みやでら」というそば・うどん店は、夜はラーメン店(昼と夜の営業主体は別であり、夜は正確には「中華そば れいか」という屋号)になる。そのご主人がやっているお店だ。ちなみに国分寺のお店は、ごく近い身内の方が継続しているのだそうだ。
味は醤油のみで、最下価格のらーめんは550円。店内に入った時からそうだったように、透明感のある醤油スープは煮干の香りが強く効いている。味付けは醤油ベースで、コクよりキレが印象に残るスープだ。
麺は中細縮れで硬めの茹で方。まったく好みの問題だが、個人的にはやや硬すぎでスープとの相性がしっくりこない(まあ、柔らかすぎるよりは数段よいのだが)。チャーシューは小さめのバラ肉ロールタイプが2枚、胡麻油風味のメンマと国分寺の印象に近い。国分寺には2・3回行っているが、従前のスープよりも魚系それも煮干が強く油も多めになって、シャープさが増している印象だ。
この場所は、以前もその前もラーメン店だったがあまり長続きしなかったといういわくつきながら、従前のお店よりコンセプトがはっきりとしている点がわかりやすいので集客力があるだろう、繁盛してほしいものだ。
夜は先輩と新宿の「大衆居酒屋 やまと」(ぼるがの隣)。酒もつまみも店名どおり大衆居酒屋で極めて普通。@¥3kは新宿としてはまあまあか。それにしてもお客が少ない。2Fは団体が入っているものの1Fは後客なし。ずーっと先客2人と我々のみ、いつぞやは満席で入店できなかったことがあるというのに、世のサラリーマンは飲みを忘れたのだろうか。
先輩と別れて都合の良い電車の待ち時間に小腹がすいたので、思い出横丁の「若月」。焼きそば(350円)は以前のおばちゃんがいなくなって、ご主人が同じ鉄板で同じように作っているように思うが、従前と麺の仕上がりが違うなあ。満足度は高いが以前の味が懐かしい。日本酒(300円)を飲んで計650円/30分と超安上がり。
3月18日(火) 青梅の新店 |
当会議室に情報を頂いた青梅の「麺屋 伊勢」へ。12日にオープンしたばかりでまだ花輪が飾ってあり、営業時間・定休日とも未定とのことだ。店名の麺屋らしくメニューはラーメンのみで、ライスはあるが餃子などはないラーメン専門店だ。
味は、キレのある鶏ガラスープ・コクのある豚骨スープがベースで、それぞれに醤油・塩・つけ麺がある。薀蓄によると、鶏は鶏7豚3、豚は豚7鶏3で、麺は細め・太めを使い分けているようだ。
食べたのは、キレのある鶏ガラスープ・醤油らー麺(650円)。透明感のあるスープは鶏ガラの風味がするが抑え目で、複雑な深みがある。味は適度な醤油の濃さで、甘みがある。さっぱりしているがコクがある、というのがピッタリのスープだ。
麺は中細の縮れで、一口目は柔らかい?と勘違いしたが、茹で方ではなくソフトな食感の種類の麺で、空気の含有率が高いのかな。スープに良く合う優しさがある。チャーシューもしっかりとしているし、かなり研究されたラーメンだろう。残りの5種類も食べてみたい。
3月17日(月) |
昼は田町の東口へ。梟・影丸が隣接して今昔堂もあり、同経営なのになぜか梟が混んでいる。違いは店先にある「自家製麺」の看板くらいしかないと思うのだが、客数差の真意のほどは不明だ。
小雨が降る寒い中で店外の行列は勘弁だし、梟なら東銀座でも食べられるので、隣の「影丸 田町」へ(こちらも東銀座で食べられるが・・・)。同系列を含めて未食?の味噌らーめん(650円)は醤油・塩に比べて50円増となる。
具ではモヤシが追加されていて、味噌は仙台味噌を中心に数種の味噌をブレンドして熟成、というような薀蓄が書いてある。茶濁のスープは味噌の香ばしさと多少の一味が浮いており、合わせる麺は醤油・塩と同一。狙いなのか、たまたまそうだったのかは不明だが、かなり硬めに茹でられている。後半も硬さはほとんど変わらずの頑丈さはどうなんだろう。
そう言えばここの経営母体は某ラーメン店。以前は出前もやっていて、のびない不思議な麺がTVでも紹介されていたと記憶する。その技術がここにも活かされているのだろうか。(真意のほどは全くわからない)
夜は会社の先輩と浜松町の「秋田屋」へ。オープンスペースの焼き豚中心の居酒屋で、いつも混雑している。今日は寒いので多少は空いているがほぼ満席、立ち席スペースも同様だ。運良くテーブルの端が空いていたので着席し、とりあえずだんごの残を確認してから、種々オーダー。
今日は寒いので熱燗オンリーで攻める。食の量の割に@2.2Kはおや? 酒が高かったのかな。
いつもの帰宅電車には間があるので「支那そば 八島」、偶然遭遇した知り合いらとキープ黄八丈を飲みつつ軽くトマト・鯵を堪能しつつ会話も盛り上がる。お勘定は申し訳なくて書けないが、次回はキープボトル(一升)が切れるので大盤振る舞いだ・・・でも1万円でお釣りが来るのは間違いない。ん〜、今日もラなし。
3月15・16日(土・日) 長野 |
土日は一泊二日で長野へ。今回は親族ら6人の旅行なのでスキーはなしで、観光地めぐり&温泉でゆったりというのが目的だ。
◆昼食(1)
穂高の「手打そば らーめん 上條」へ。フォトギャラリーを併設した洋館で、レストランと言われてもおかしくない内装で、蕎麦・ラーメンとは結びつきにくい感があるほど。(お店の公式サイトがある)
信州といえばまずは蕎麦である・・・のはずだったが、「化学調味料未使用、地元ブラウン系の鶏(自家配合飼料で平餌鶏舎で飼育)を中心に、県内産豚肉・数種類の魚節・野菜・干しシイタケ・利尻昆布に、北海道の鮭トバを加えた独特の風味とコク」というラーメンの薀蓄に惹かれて、冬葉(とば)らーめん650円。
適度な透明感のある醤油スープは、和風の風味が良く出ていて鶏の香りとのバランスがよく、食べなれているトバは前面に出ない隠し味程度。化学調味料未使用の割りに深さのある味わいなのは驚いた。具では丼の蓋と見間違えんばかりの肩ロースチャーシューが柔らかくて美味に仕上げてある。カイワレのように見えたのはそば菜と、信州らしさの演出が心憎い。
ラーメンのもう一種類である鬼汁らーめんは、辛味大根を使用した醤油味のつけめんタイプらしい。つけと釜揚げがあってそちらもおもしろそうだ。
とは言え店内のほとんどの人が注文しているのは蕎麦で、石臼挽きとある。最下価格のもりが800円はやや高めか。冷やし蕎麦に具沢山の天恵そば(1200円)には少量の水そばが付いてくる。信州そばではなく二八風で、蕎麦の風味は想像していたより強くない。その他の品も味見したが、辛汁・甘汁ともに甘さが強めなのが特徴的で、東京の蕎麦店のつけ汁を持ってきたい衝動にかられるほど。
蕎麦にも鬼おろし(辛味大根おろしで味わうメニュー)があり、付けあわせにチカがある。本州では馴染みが薄いが、ワカサギに似た北海道ならではの魚だ。トバといい北海道に縁のある人がやっているのかなあ、忙しそうだったので確認できなかった。
◆昼食(2)
岐阜・平湯温泉にある食事処で昼食。飛騨牛陶板焼き定食(2600円)は少々値が張るが柔らかくて美味しかったそうだ。そば・うどん類では、温はかけそば(500円)、冷はザルそば(750円)をはじめ種類が多く、食べたのはザル山菜そば(1100円)。
ざるそばの上に山菜6種類がトッピングされている。太さは均一の太さで蕎麦の風味は少なく、短く切れたものも混じっている。竹笊に朴葉を敷き蕎麦を盛ってあるので、見た目は良いが食べ進むほどに水切りが不十分なのには閉口。山菜は素材ならではの苦味などもあってまあまあだが、ベースの蕎麦がいかんせん良くない。
蕎麦専門店ではないのでこの程度なのは仕方がないだろう。画像はこちら。店名は忘れた(ことにしときます)。
◆宿
湯に三日入ると三年は風邪をひかないと言われている長野の白骨温泉、松本から車で50km、山道を抜けて1時間半ほどの場所にあり、歴史が古く鎌倉時代から続く温泉だ。古い文献では白舟(または白船)と記述されていており、舟=湯船を指す。ここの温泉の特徴である白濁したお湯を満たした浴槽から由来し、シラフネが地元の曖昧な発音でいつしかシラホネになり、白骨と字をあてたらしい。
宿泊は「白船荘 新宅旅館」(公式サイトはこちら)。慶応元年(1865年)開業で昭和25年には天皇陛下が皇太子だった頃に宿泊したのだそうだ。奇をてらったところはないが、由緒正しき日本旅館という印象だ。夕食は懐石料理で、例えば刺身は岩魚刺し・鯉の洗い・馬刺しと、土地の産物を中心とした食材でまとめるというコンセプトがはっきりとしている。味噌仕立てのボタン鍋もよかった。
お風呂は室内・露天が1つづつ。源泉を使用し温度調節なしの天然温泉で、青みがかった白濁のお湯が特徴的。飲むと胃腸にいいらしく、口に含むとピリピリとした薬品のような味がする。風呂上りはポカポカで硫黄に近い香りが長時間持続する。
携帯は通じるが切っておきたい、部屋にTVはあるが見なくて十分、そんな魅力がある温泉旅館でリフレッシュ。館内を浴衣で闊歩できるのがホテルと違うところで、個人的にはこちらも好きだ。シーズンにもよるだろうが、今回は@¥21Kと満足度が高かった。
今回は松本から西方面だったので往路・復路とも国道158号線を使用、その道沿いには手打ち蕎麦のお店が多く点在していた。観光地なのでもちろんハズレもあるだろうが、長期滞在してゆっくりとお店を廻ってみたい衝動に駆られるほど。長期は出来ないだろうが、いつの日かいくつかは行ってみようと思う。
3月13・14日(木・金) ラなし |
昨日は遅い帰宅で日記更新できなかったのでまとめ書き。
◆座麺
「M亭(仮名)」
火曜日が臨時休業で心配だったが定休の水曜を挟み木曜は営業していた。2枚+1杯(300円×2+500)。いつもどおりの味に超満足、もう1枚は食べられるが食後の余韻を楽しむには腹八分がいいのかも。入店時に知り合いと入れ違い、退店時に超常連さんと入れ違いだった。
◆路麺
「日本亭」@新橋
かき揚げそば(400円)、柔らかい麺とさっぱりとしたつゆの路麺らしいそば。そばを茹でていたので生麺だと思うが、そうだとすると茹でてから異常に時間がたっているか、茹で時間が長いのだろう。
「蕎麦 一心 たすけ」@三田
冷したぬきそば(400円)、閉店間際だったので作り置きでなく茹で立て。多少時間を要するがやはり茹で立てはいい。しっかりとした歯ごたえのそばに、自家製の揚げ玉が香ばしく油が気にならない。カイワレ、ワカメ、錦糸玉子、カニ蒲鉾と具の種類が豊富。
◆路スパ?
知り合いから煽られていた「スパゲッティ&カレー ジャポネ」はカウンタ15席だけのオープンスペースのお店で、有楽町駅から程近い銀座INZ3の1Fにある。和風・中華風・洋風を中心にしたスパゲティー12種類とカレーが楽しめる。豊富な味のバリエーションだけでなく、500円から食べられることに加えて、レギュラー(並)→ジャンボ(大盛り)→横綱と量が多くなり、レギュラーでも200g程度とボリュームがあるのも人気の理由なのだろう。
ジャポネ・レギュラー(500円)は、太いスパゲティと豚肉・青菜と少量の玉葱を炒め、醤油ベースで味付けをしたシンプルなもの。食べた印象はパスタというより焼きうどんに近いかな。見た目は量の多さを感じさせないが、後半はきつくなる。量そのものよりも油(マーガリン?)の脂っこさと、食べはじめの炒めた香ばしさが後半は鼻につくようになり、味が単調に感じてしまうせいがあると思う。
近くで横綱を食べている人がいたけど、見ただけでお腹が一杯になりそうな量だ。噂によると横綱をクリアするとその上の量に挑戦できるそうで、自分には無縁だがチャレンジ的要素もある。(注)クリアしても何も出ないです、自己満足のみ(笑)
レストランのパスタを座スパとしたら、ここは座席はあるが路スパ。そばでいう立ち食いそばに近い要素があるお店で、座では味わえない雰囲気がある。はまってしまう人がいてもおかしくないなあ。横綱&その上(仮称)をクリア、もうすぐ全メニュー制覇予定の知り合いのサイト。
土日は長野の温泉に行くので、更新は早くて日曜日になります。
3月12日(水) 祝!復活 |
慶応仲通り商店街の道路工事が完了し、全て煉瓦敷きになり雰囲気が変わった。もう一つ変わったのが「元・がんこ三田」のトレードマークである牛骨が復活したこと。BSD騒動があって2001/9/21以来スープに牛骨を使用してなかったが、先月19日から毎週水曜日に限り従前のスープを出すようになった。
復活して今日で4回目で、ようやく行くことができた。食べたのは中華そば・アッサリ味・やや薄指定(700円)。この程度の塩分が一番顕著にスープの味わいがわかるのかもしれない。その差は歴然で、独特の懐かしい風味が蘇っている。牛骨未使用になった直後の日記に、さほど差がないように記述してあるのが恥ずかしいなあ。
3月11日(火) そ・ラ |
浜松町の「M亭(仮名)」に行くとシャッターが降りたまま。張り紙もないし定休日は明日だ。詳細は謎のまま次のお店、「六花 たべりゃんせ」へ。入り口近くに製麺機を備えた自家製麺のお店。椅子席を備えながらかけが300円からと路麺に近い価格設定だ。
食べたのはかき揚げ・鶏ササミ天・南瓜天がトッピングされている三種かき揚げ天ぷらそば(380円)。自家製の麺は粘性のある硬めの歯ごたえで、つなぎに秘密があるのだろうか、かなり変わっている。個人的には嫌いではないが、合わない人がいてもおかしくないほど他店では味わえないそばだ。
多摩の夜だけ営業のお店は、場所柄なかなか行くことができない。意を決して八王子の「一麺」へ。繁華街にあり飲んでから来店する人に合わせてさっぱりに仕上げてあるが、修行先が有名店である楢原の「みんみんラーメン」という正統派八王子系ラーメンだ。
その特徴である油の風味と甘みを感じる濃い目の醤油味、お決まりの尾張屋製麺の硬めの麺、手切りと機械切りミックスの玉ネギに直系らしさが出ている。もっと頻繁に来ないといかんなあ。
3月10日(月) ラ・ラ |
「くしろらーめん 柳苑 新宿店」、釧路はかなり以前に短期間ながら住んでいたので非常に懐かしい地名である。本店が市内住吉町とのことで、住んでいた場所から遠くないので食べたような気もするが不確かであるし、もっとも食べたのが本店だとしても味は覚えていない。メニューは近日公開のものを含めると、味噌2、塩2、醤油1につけめんも提供するようだ。
味噌ラーメン(780円)は表面の油はほとんど浮いていない。モヤシとひき肉をニンニクで炒めた(?)具がトッピングされ、その香ばしさと味噌の風味が混じりあい、純連などとはまた違いオーソドックスな味になっている。あわせる麺は太くて強い縮れ麺で、しっかりとした歯ごたえでスープに負けていない。チャーシューは肩ロースとバラ肉各1枚で、どちらもしっかりとしたもの。
不満な点は卓上に胡椒しかないこと、北海道では一味唐辛子が必ず置いてある。(ちなみに実家がそうであるように、北海道には七味はない)それと780円という価格かな。
あるラーメン店に行ってみると、入り口にスープのできが悪いと但し書きが書いてあり、値段は普段どおりだが大盛りはサービスとなっている。それがイヤなら帰ればいいのだが、個人的にはどの程度のものか興味があるので食べてみることに。確かにスープの見た目も風味も違うが、わからない人がいてもおかしくないというレベル。営業するか否か店主は迷ったと想像するが、お店が開いていてよかったと思う人も多かったはず。
3月9日(日) 長野 |
残り少ないスキーシーズン、日帰りで長野(といっても県南)のブランシュたかやま(公式サイトはこちら)へ。諏訪ICから1時間ほどの場所にある。ゲレンデの規模は大きくないが、スノボー滑走不可なので比較的すいている。雪質は硬めのバーンに新雪が薄く積もった状態で、ベタつきがなく凹凸も少ないので滑りやすかった。
帰路の途中で長野のラーメン本を参考に諏訪IC近くのお店を物色。古くからの人気店もそそるが、その至近距離にあり昨年オープンしたという「醤庫」にしてみた。板塀を貼った外観に、内装はなつかしい看板を飾り、波トタン板を使用したレトロ調に仕上げてある。BGMにジャズを用いるなど都内にあってもおかしくない趣を演出している。
あっさり醤(じゃん)は中華そばと銘打ち、東:濃口醤油(にぼしと魚醤油)と、西:薄口醤油(昆布とかつお)から味付けを選択するようになっている。こってり醤は東京とんこつ。限定のすっぱから醤はトムヤムクン風に、つけめんもある。ラインナップは多いが、店名どおり醤油味ベースで化学調味料は使用していない。
食べたのはこってり醤(650円)。まず表面に浮かぶ多量の背油と層になった透明な油に驚く。東京とんこつらしいが都内でもなかなか見かけない油の量だ。背油に隠れてよく見えないものの、ベースのスープは濁りも少ない濃い目の醤油色。豚骨ベースのようだが臭みは全くない。背油の甘みを抑え目にして香ばしさを前面に出しているのを感じ取ることができる。具では厚めのメンマの歯ごたえが気に入った。
連れのあっさり醤・東は表面の油も少なく、魚系のダシも出ているが個人的な好みとは違ったようだ。チャーシューはこってりはバラ肉ロールに対して厚めの切った肩ロースと、スープとの相性を考慮した工夫が見られる。デザートもよかったようだ。
3月8日(土) 地元のお気に入り |
なぜか今年になってから行っていなかった地元の「太公望」へ。中途半端な時間だったのでお客さんは少ない。醤油ラーメン(600円)を今日は味薄め指定にしてみた。麺は縮れ麺と細麺があるが、無指定だと中太の縮れ麺となる。
スープは優しい中にしっかりとした素材の風味があり、化学調味料を使用していないのに深くて複雑なうまさを感じる。麺は従前に比べて若干太めでやや平打ちになり、表面の滑らかさがアップしたのですすった際の唇の摩擦がよりいい感じになった。チャーシュー・手裂きメンマは酒のつまみとしてもよいが、もちろんラーメンの具としても秀逸。
本日の日経新聞の第二部に紹介されていたお店のように、ガツンとした印象を前面に出したスープとは全く正反対に、素材そのものの風味がじわりと顔を出してくる奥深さのあるラーメンもいいですぞ。
(画像にある具は玉子が変わり、現在は半熟味付玉子が半分になっています)
3月7日(金) |
夜は先輩と軽く飲んで早めに帰宅。途中ひさびさに立川駅南口方面に行ってみる。「旭川拉麺 いちばん星」にて未食のとんこつ正油らーめん(600円)。
表面の油が多く背油も浮いている。香ばしさのある油は後半まで風味が持続するが、スープとの相性には好みがあるかもしれない。
3月6日(木) 蕎麦・癒し系 |
先日新メニュー確認済みの新橋の「あずみ」、季節により入れ替わるポスターの秀逸さにさそわれて入店し、桜海老を連想させるさくらそば(430円)。想像していたのは桜海老のかき揚げだったのだが、意に反して揚げ玉・大根おろし・刻みノリがのっているだけ。揚げ玉は海老の風味はするが桜海老は数個と寂しい。これでかき揚げそば(340円)比+90円という価格差はどうなんだろう。
昼は最近はまっている「M亭(仮名)」へ。一昨日の日記にも書いたとおりお店が2連休だったので混雑覚悟で行ってみると空き席があるという珍しい状態。なので2枚+1杯(300円×2+500円)は普段より早く出てきた。
蕎麦はいつもながらで満足度が極めて高く、いまさら追記することはなく再食必須。お客さんの中にもり6枚を頼む人がいて、それは3枚づつ時間差で出されていた。ちょっとしたことだろうが、その心配りがうれしいじゃありませんか。
夜は「支那そば 八島」。いつもならちょうど混みだす時間にもかかわらず、店内には知り合いと2人だけという状況になる。珍しい、雨だからか?と語り合っているうちに、次々と席が埋まり短時間で満席となる。今日は出足が遅かったようだ。揚げワンタンに味付玉子などなどをつまみにキープ黄八丈を飲みつつまったりとした時間を過ごす。
知り合いとの会話や店主の笑顔がいい雰囲気。仮に仕事で落ち込んだとしても、それにめげることなく立ち向かっていけるような、明日からの活力を得ることができる。そんな心に暖かいお店だ。話に夢中で麺を食べることを忘れ、帰宅時間切れで泣く泣く退店。ここがランチに来られる場所だったらなあ。
3月5日(水) 呑み |
夜は中途半端に出遅れてしまい麺類なしで、知り合い達と三田の「串揚げ たけちゃん」へ2連チャン。ほぼ満席のカウンタの隙間で飲みつつ、徐々に人数分の幅を確保。といっても取り合いになるような殺伐さは皆無で、あくまでも譲り合いの精神に則ったもの。そんなところにもお店のアットホームな雰囲気が良く出ている。
揚げものは昨日同様軽くて満足、知り合いの中ではナスの評判がよかった。つまみの高い満足度に知り合い達との楽しい会話が加わり、立ち飲みで2時間半と長めになったが全く苦でなかった。お勘定は@¥2.6Kと懐にも優しい。
3月4日(火) ラ+単独呑み |
昼は浜松町の「M亭(仮名)」と決めていたら知り合いから緊急DM、今日は臨時休業なのだそうだ。楽しみにしていたが仕方がない、明日は定休日なので木曜日以降に行ってみることに。情報提供の知り合いに感謝。
田町東口の「中華そば 今昔堂」は開店当時に一回行ったのみだったので再来訪。前回なかったワンタンが限定各30食としてメニューに加わっていた(雲呑麺800円、海老雲呑麺850円、ミックスの特製雲呑麺が820円)。それらは醤油ベースのようだったので、未食の塩そば(600円)にする。
ラーメンにはいろいろなタイプがある。食べ始めの印象が後半まで持続するもの、食べ始めの印象は弱いが、食べ進むにつれて特徴が出てくるもの、、、もちろんそれらをさらに詳細に分類することもできるので、言い過ぎかもしれないがラーメンの数だけ違った味わいがあると思っている。
ここのラーメンは、食べ始めは強めの風味が感じられ、途中から風味が変わってくるという意味ではいいのだが、それが香辛料の風味。なのでせっかくの和風魚系が引っ込んでしまって後半は単調な味わいになるのが残念。大手資本が展開する割に具には手作り感があって悪くないのでもったいない気がする。
夜は中途半端に遅くなり、新規開拓もかったるい。空腹に加えてちょっと飲みたい気分なので三田の「串揚げ たけちゃん」へ。今日で三度目、一人で来店するのは初ながら、お店の雰囲気はわかっているし従前一人のお客さんが少なくなかったので安心して暖簾をくぐる。レモンサワーにアスパラ・たらの芽・牡蠣・生しいたけ・銀杏などと野菜類を中心に攻めてみた。ふっくらとした衣がさっくりと揚がっており、軽くてお腹にも優しい。油が上質だから目の前で揚げ物をしているというのに鼻につく匂いは全くない。なので素揚げもいける。
お勘定のシステムが独特で、わかってしまえば非常に単純なので暗算で計算できる(詳細は行ってのお楽しみ)。サワー3杯と串8本を食べて¥2Kでお釣りが来るというリーズナブルなお店だ、と思ったら某散策系雑誌に紹介されたとのこと。当分は混むのかな。
3月3日(月) そ・ラ |
東銀座の「中華そば 共楽」で中華そば(600円)。今日のチャーシューはピンク色の脂が少ない部位でそれも大きく、大当たりの日だ。麺はいつもながら適度な硬さで、モチモチ感もあっていい感じ。スープの和風の風味もいつもとかわらず。味付けは若干薄めかもしれないが、卓上のタレを追加するほどではない。
そういえば卓上に置かれている胡麻ラー油を一度も試したことがない。本来の味を重視してきたため胡椒はめったに入れない、よってラー油も同様だった。それよりもここの味には黒七味の方があうかもしれない。香辛料の風味が極めて強いため、料理によっては元来の味をぶち壊してしまうこともあるが、相性ピッタリの料理もあるのは確か。一般的に味噌や濃い味・風味の料理と相性が高いようで、従来と違った味の世界が広がり、目から鱗となることもある。何にでもあう万能の調味料ではないが、相性のよい料理と結びつくと魔法の調味料になる。
黒七味は、このお店から至近距離にある松屋銀座店の地下乾物売り場で入手できる。ちょっとお高めながら興味のある方はお試しあれ。(原了郭のサイト)
「天久利」@有楽町、たぬきそば+生玉子(380円+60円)。お客さんが出入りが少ない時間だったのでタイミングが悪かったのかな、作り置きの麺のようで先日と歯ごたえがまるで違う。たぬきの風味もイマイチ。つゆの温度が熱すぎるのではないかな、もっともぬるいよりはいいか。
食べていないが、JR新橋駅のあずみで、桜えびのかき揚げと春野菜が季節メニューとして提供されているようだ。
ん〜、どうしても雛祭りネタがないなぁ。
3月2日(日) お気に入りの蕎麦 |
読者の方から情報を頂いた高尾方面のラーメン店に行くも、駐車スペースが見当たらない。甲州街道沿いなので路駐はできないし泣く泣く断念。西八王子と高尾の中間に位置するので駐車スペースが確保できないのはツライ。
ならばと久しく行っていない西八王子の「手打そば 山泉」へ。国分寺にも同名の蕎麦店(さんせん)があるが、こちらは「やまいずみ」と読む。ここのお店の大きな特徴はつけ汁、1週間以上熟成させた濃い口の陣馬つゆと、お店で削った本鰹の豊かな風味の高尾つゆのどちらかを選択するようになっている。
高尾つゆの鰹風味も良いがずっしりとした陣馬つゆがお気に入りなので、十割そば+陣馬つゆ(1000円+税)。細切の蕎麦は緑色がかって風味が高く歯ごたえもしっかり。先端部分をちょんづけすると風味がより感じられるようになる。連れの山泉そば(800円+税)は二八で、こちらも十分な風味がある。十割に比べると太めに切ってあるせいか、歯ごたえが強めなのが特徴的だ。
つまみ類や日本酒をはじめコースもあるので夜にゆっくり来てみたいお店、西八王子駅から徒歩でも来られるのでいつか実現させてみたいなあ。(お店のレポートはこちら)
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