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 Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2001年8月分】
 どれだけ食べたかな? 
今月 今年
 ・食べたラーメン   28杯   249杯 
 ・新規開拓のお店   12店    93店 


今月の自分勝手な好みランキングです。

【また行きたい】
  (6杯)
八島(2杯)、太公望共楽 銀座一二三
元がんこ三田 
【おいしかった】
 (19杯)
いすず(2杯)、あ・うん(2杯)、高はし
一閑人MATCH-BO 三田山彦まるとみ
西山軒青い鳥オホーツクでうら
くじら軒小法師 五反田めん蔵
共楽 東陽町ひごもんず 武蔵小金井
げんこつ屋 三田
【まあまあかな】
  (3杯)
マリンアイランド岡島、すきや橋鏡花 
【もう行かない】
  (0杯)
 



8月29日(水) ラ&焼

 今日は水曜日ということで100円引きサービスの「いすず」@東銀座へ。普段は5・6割の入りだが、今日はほぼ満席と目的が一緒の人が多いようだ。体に優しいかどうかは別にして、少なくともサラリーマンの財布に優しいことは間違いないし、普段でも450円と決して高くはないものの、同じ品物なら安いのに越したことはない。

 そう、同じ品物なら良かったのだが、今日の麺は堅いというか完全に茹で方が不十分。堅い麺が好きな人にはこの位堅い方が好みという人もいるだろうが、普段と印象が違ったラーメンに感じてしまうほど。仕方がないので、ゆっくりゆっくりと食べ進んで麺がスープを吸って柔らかくなった後半にちょうど良くなってきた。


 午後から『仕事で』メールのやりとりしていた新宿勤務の方と意気投合して、夜は「若月」で飲むことに。ここのファンだという人を誘うと突発ながら更に仲間が加わり、都合5人が集合。来店しているお客さんの大半がそうであるように、仕事を終えたサラリーマンが帰りがけにちょっと一杯(酒+ラーメン)をやっていけるオアシス的な存在だ。

 焼きそばはいつもながらのボソッとした独特な食感の麺が引き立ち、餃子もビールと良く合う。私的にはちょうどよい夕食の量になったのでラーメン類は食べなかったものの、退店時にはお腹だけではなく精神的にも心地よい満足感を感じるという、お店が持つ不思議な力で明日への活力が充電されたような気がした。そう、オヂサン連中にとって、ココは癒し系のお店なのだ。(^^ゞ



8月28日(火) そ&ラ

 昼は昨日の日記に書いた泉岳寺近くの藪蕎麦。店内に藪睦会(やぶむつみかい)とあるのでインターネットを検索してみたら、神田やぶそば系列だったのね。細くて角がしっかりとした堅めの蕎麦はその硬さを噛みしめて食べることができ、風味が良い。昨日の蕎麦より100円高いが満足度は数段上だった。


 夜はこれまた昨日の日記から安易に予想できるとおり「元がんこ三田」へ行ってみると、今日は通常どおり営業中。食べたのは中華そば・アッサリ+味付玉子。いつもながらのダシが良く効いたしょっぱいスープがお気に入りで、しょっぱいけど美味しい・美味しいけどしょっぱい味があとを引く。

 お客さんが途切れた時間を見計らっての世間話タイム、ご主人&女将さんとも休みの間はのんびりと過ごされたようで、そんな会話も楽しかった。


 話は変わって、最近自宅に変なメールが来る。差出人なし・宛先なし・本文なし・添付ファイルが1つというもの。ウィルス対策は万全だし、間違っても開けることはないので今のところ問題は起きていないが、そもそもそのようなメールを発信すること自体、無礼千万である。よって、今後その手のメールについては、ここでメールヘッダの一部などの情報を公開することにしたのであしからず。



8月27日(月) そ&ラ

 昼は時間がなくて御田八幡神社近くの蕎麦屋さん(初)。もりそばが400円という立ち喰い並の値段に加えて、小さいながら生玉子は自由に取れるようになっている。肝心の蕎麦は・・・ん〜、あと200円出すから蕎麦粉の分量を1.5倍増やしてくれ〜。(^^ゞ その割に混雑しているのはランチメニューがあるからだろう。近くの泉岳寺のそばにある薮蕎麦系のお店がここら辺では一番本格的な蕎麦なのに、ランチメニューがないので昼でも比較的空いているという皮肉な結果になっている。(蕎麦を食べたい自分としては敷居が低くてうれしいのだが、、、。)


 会社の帰り道、長い休みから明けた「元がんこ三田」へ行ってみる。近づくとトレードマークの骨がかかっておらず、自分が日にちを間違えている? と思いきや、「クーラー故障のため28日から営業」と張り紙があってちょっとショック。駅へ向かう途中、未食の「麺ロード」「天下一」があるがどうしてもそそらないのでパスして、2年半ぶりに「名代らーめん げんこつ屋 三田店」にてげんこつらーめん。

 2年半のブランクというのは恐ろしいもので、自分の記憶が思いっきり歪曲していた。ココって豚骨ベースじゃなかったのね。丸鶏の風味と背脂の甘さが良く出ている。かと言ってしつこくなく、なかなか美味しいじゃん! 太めの麺もチャーシューも良いし、コリコリとしたメンマも好き。(注)お店のレポートは確かにそうなっている。間違っていたのは自分の記憶だけ。きっと、店名のげんこつ→材料のげんこつ(豚骨)に変わってしまったのだろう。


 以前に食べてから時間が経って間違った認識をしているお店、他にもあるんだろうなぁ。700店全てを再食する訳にもいかず、困ったもんだ。



8月24日(金) 熊本ラーメン

 夜は先日オープンした「熊本ラーメン ひごもんず 武蔵小金井店」へ。本店は西荻窪にあり、そこのご主人は新宿にある熊本ラーメン店出身のはず。武蔵小金井駅から徒歩2分と西荻窪同様に駅から近い。店内は広くとってあり、客席同士には余裕がある。厨房も広くて作業がしやすそうだ。

 食べたのは、ラーメン+ルータン(味付玉子)。本来なら700円のところを開店セールで200円引きとはうれしい。(いつまでなのかは聞き忘れ。)

 白色に近い白茶濁スープにはお決まりのマー油が浮いており、啜ると豚骨の香りはほとんどせずニンニクの香ばしい風味とコクが広がる。味付けは塩ベースでややしょっぱめかな。麺はストレートで堅めの仕上げでスープと良くあっていると思う。後半、卓上にある生ニンニクをクラッシュ!すると、方向性が変わらずに力強さが増すという、ここならではのスープ。九州系にしてはチャーシューが大きくフレッシュで美味しいのも特徴的。

 通勤途上にあって夜遅くまでやっているので重宝しそうなお店だ。まあ、西荻窪もそういう環境には違いないのだが、途中下車するなら武蔵小金井の方が家に近いので立ち寄りやすい。


 昨日の日記に書き忘れた「中華そば 共楽 東陽町店」のネタ。銀座のお店は昭和31年創業で、現在のご主人は二代目となる。その方と一緒に厨房に入っていた若い人が中心となり東陽町を切り盛りすることになるのだが、銀座のご主人の自宅が東陽町なので、東陽町店の仕込みを行ってから銀座店も営業することになるようだ。また、夜はチャーシューなどのつまみも出せるというので、銀座では出来なかった楽しみ方があるかもしれない。



8月23日(木) 昼・おやつ・夜

 今日も蒸し暑い。ラーメンは食べたいが冷たい麺がいいなぁ(酸っぱいのはダメ)とお店の選定に悩む。新橋の「麺BAR」も良いが、大門の「集来」の手打ち麺でつけ麺があれば面白いだろうなぁ、とダメもとで行ってみると、冷し中華はあるがつけ麺はないようだった。

 第二候補は至近距離にある「さっぽろラーメン めん蔵」。こちらは前回来店時にざるがあることを確認済みで、札幌・西山製麺の冷やした麺を食べたことがないので興味津々。

 ざるラーメンは500円でデフォルトのラーメンより100円安。ざる蕎麦の中華麺バージョンというのがわかりやすいだろう。簀の子をひいた器に麺が盛られ、大きめの短冊状に切ったノリがトッピングされている。つけ汁はゴマ味噌?ベースで酸味はなく、表面に浮いた白ゴマの風味が口の中ではじけていい感じ。薬味は長ネギと洋辛子。麺は水で締めてあり、想像していたよりも柔らかめだがコシがしっかりとしている。堅すぎる麺が苦手な自分には、この程度の方が食べやすい。


 中途半端な時間帯でちょっとだけ暇が出来たので、本日開店の「中華そば 共楽 東陽町店」へ。お店に入ると、厨房・ホールには見慣れた人たちがいるので、銀座店がそっくり移転してきたように違和感がない。(ちなみに銀座店は日曜日まで休業のようだ。)

 味以外の共通点は、麺類のメニュー構成・価格が同じ。卓上の調味料。メニューが壁にしかない。BGMがない。ティッシュがない。イスが固定・・・などで、違う点を探すのに苦労しながら1つだけ見つけた。銀座にはライスがないが、こちらには置いてあり、14時半までは半ライスがサービスとなる。

 食べたのはデフォルトの中華そば。見た目はもちろんスープも麺も具も一緒で、違う点をあげるとスープがややあっさりしているかな?という程度。もっとも、銀座店でもブレがあるので、その範囲に収まるレベルなので「違い」とは言えないだろう。


 夜は立川の「らーめん愉悦処 鏡花」へ。期間限定想麺の梅香麺が8月末までのようで、それが目的だ。種類としてはラーメンではなくつけ麺で、つけ汁は独特の風味が鼻をつき、加えて自分には辛くて酸っぱくてかなり苦手な部類。

 麺は竹を縦割りにした器に盛られ涼しさを演出している。麺の中に青梅が練り混まれており、麺のみを食べると美味しい。水で締めてあるのでかなり堅めでコシが強く弾力があるが、練り混み麺にありがちな、箸ですくうとブチブチと切れるのが難点かな。

 スープの独特の香りはかなりクセがあり、自分にとっては辛い・酸っぱいよりもかなり苦手だったが、手間暇をかけて作ってあることは充分主張してくるので、「まあまあ」評価はかなり個人的な偏見があると思って下さい。



8月22日(水) 台風一過

 台風11号も過ぎ去り、夕方からは穏やかな天候となる。それにしても蒸し暑い。

 夜は神田の「支那そば 八島」へ。明日からご主人が入院のため2ヶ月程度お目にかかれなくなる、とあれば最優先で行かねば! ということを皆考えたのか、異常に知り合いが多い。

 飲む前にひんぎゃ塩ラーメン。いつもながらの優しくも主張があるスープはさすが! と思ったら、明日からお店を切り盛りする霞女史がスープをはじめすべてを作ったのだという。言われてもわからないほど遜色がない一杯だった。元来彼女は単なるお手伝いさんではなく、中国で難関といわれる調理師免許を持っているほどの、いわばプロ中のプロなのだが、それにしても恐れ入った。

 美味しいつまみで飲んだ後、早めに切り上げるご主人と一緒に神田駅へ。一昨年12月オープンの新しいお店ながら、美味しいラーメンを提供してお店をここまで有名にするためには相当の努力があったはず。ちょっとの間はそのがんばりを体調を整えることに傾けて、早く厨房の中のあの笑顔を見たいものだ。(麻雀大会もあるしなぁ、、、。)

 ということで、明日から八島は夜のみ(17時〜23時)の営業となります。麺類のメニューは今までどおり食べられる予定ながら、つまみ類は種類を縮小。餃子は霞女史が担当しているので、ラーメン作りに専念するため出せないかもしれません。ただしラーメンの味は従前と同じといって良いでしょう。この味の違いがわかる人は凄い舌の持ち主かもしれない。



8月20日(月) 有楽町&日本橋室町

 昼は有楽町の「すきや橋」へ。怪しげな階段を降りるとドアもなくガランとした空間が広がっている。イスや洋服掛けから想像するに元雀荘なのか? 殺風景であまりそそらないが、製麺機が置いてあるのにはちょっと期待。

 変わっているのは化学調味料の扱い。メニューには化学調味料未使用と書いてあるが、卓上の調味料の中にはそれらしき白い粉が入った瓶が置いてあったりする。未使用スープに自信があれば、卓上に置くことはないと思うのだが・・・。

 食べたのはラーメン。透明な醤油スープでチャーシューの煮汁をタレに使用しているのだろうか、チャーシューと同じような八角の風味がする独特なもの。味付けは濃いめながらさっぱりしている。麺は透明感のある細い縮れ。これだけ細いと後半はどうしてもダレ気味になるのは仕方ないだろう。デフォルトで大きいチャーシューが3枚入っているのは嬉しい。堅めの仕上げながら上品な味付けだった。

 もう少しスープに特徴があれば好きな味なのだが、特にチャーシューに負けている気がした。


 夜は神田「次朗吉」にてちょっとした飲み会。ココは昼はラーメンが中心のお店で、元々は新橋にあったお店が今月3日に移転し再オープンしたものだ。ラーメンは各種取りそろえてあり、おおよその味はわかっているのでパスして肴類をいろいろ頂く。つまみのチャーシューは柔らかくて、以前食べたラーメンにトッピングされていたそれとは一線を画するほど美味しく頂けた。



8月18日(土) 麻雀

 本日はとらさん麻雀大会で朝から池袋へ。十数年ぶりに牌を握ったが、最初はどうしちゃったの? というくらい調子が良くいきなりトップ。本人が一番驚くも、その後はずーっと4位キープと低迷。最終的には20人中15位だったのかな? まあ、勘が鈍っている割には上々の出来だろう。朝からヨッパーモードで楽しく打ちながら、某店から持ち込んだというチャーシューがムチャ旨だった。

 2次会に行く前に至近距離にある「あ・うん」で未食の鯛ラーメン。素材が持つ独特で甘めの風味が良く出たスープは後を引く優しい美味しさで、麺との相性も良かった。これで600円はかなりのお値打ちで、さすが築地で有名な割烹が関係しているだけのことはある。調布の「千ひろ」の鯛骨スープ麺とは違った方向性ながら、こちらもかなりのお気に入りだった。

 2次会はかなりヤバイ方もいたので、詳細は自粛させて頂きます。(^^ゞ



8月17日(金) 吉祥寺

 夜は仕事を早めに切り上げて吉祥寺へ。未食の「火乃車」という選択もあったのだが、それよりも敷居が高い「一二三」へ。もしかしたら3年ぶりかもしれない。見るとメニュー構成も値段もその当時のまま。

 変わっていないのはそれだけでなく、スープを啜った瞬間に口の中と自分が記憶している印象とがみごとに合致する。和風魚系の強い風味の熱々スープと、まるで蕎麦のような硬くてボソッとした独特のストレート麺の組み合わせは流石。また、具の茎わかめがこれほどスープにあうラーメンは珍しいだろう。

 それほど独特なクセのあるラーメンを作るご主人はというと至って普通で、逆にラーメン店主としてはかなり腰が低い人。スローなジャズの調べが流れる落ち着いた雰囲気の中で、個性的なラーメンを食すことが出来る。その様な逸品はここならではだろう。


 話は変わってインターネットプロバイダ。当HPはURLを見るとわかるとおり朝日ネットを利用している。最近変わった点が2つあって、1つは無料割り当てのHP容量。従来は50MBでそれでも充分だったのだがそれが100MBに拡大された(料金プランにより差はあるが)。現在約30MBを使用している程度なので、余裕がありすぎるほどでしばらくは安泰。もう一つはADSLの料金で、1.5MBながら2千円台に大幅値下げ。悩むところだが、もう時期8MBもサポートするようなのでそれまで待った方が良いのかなぁ。


 明日は長期戦になるだろうから、今日は早めに寝ようっと!



8月16日(木) 

(実際は翌日に書いています。)

 昼はとりあえず五反田まで行ってからお店の選定に悩み、未食の「喜多方ラーメン坂内 小法師 五反田駅前店」へ。冷しラーメンが3種あり、食べたのは喜多方和風冷しラーメン。温かいラーメンのスープよりも見た目は濃い醤油味で、脂は極めて少なめ。氷が浮かんだよく冷えたスープは和風魚系の香りがする甘めで、日本蕎麦のつけ汁のような印象。ただし、スープ・麺は良かったのだが、チャーシューが温かいラーメンと同じバラ肉なので、冷えて脂分が固まっているのはイマイチ。これだけが気に入らなかったが、全体的には美味しく食べられた。


 夜は新橋・レンガ通りにある「十割そばの居酒屋 七代 健美」にて知り合いと飲む。聞けば6月のオープンしたのだそうだ。夜は酒の肴が多数置いてあり、安めの料金設定ながらややチープ感があり一般的な居酒屋レベル。肝心の蕎麦は十割とは思えないツルツル感があり、コシは強いものの好みとは違ったのは残念だった。知り合いが連れてきた知り合いが、九段にあるラーメン店のご主人だったのにはちょっとビックリ。(^^ゞ 普段は長時間会話をすることが出来ないこともあり、すっかり長居をしてしまった。

一応お店のデータ
十割そばの居酒屋 七代 健美
港区新橋3−9−7 (03-3432-7633)
11時〜翌2時、定休日なし、カウンタ6席、テーブル4席×4、6席×1
せいろ・かけ 550円、天せいろ 980円、そば冷麺 680円など
日本酒 半田郷・飛良泉・立山・男山・上善如水・久保田千寿・土佐鶴 一合600〜820円


 蕎麦と言えば発売中のサライ。なかなか興味深い蕎麦の話題が載っていて面白い。興味のある人は立ち読みでも良いから目を通してみるべし。また、最近の日記では蕎麦・うどんのことも書いているが、これは突然食べ始めた訳ではなく、ラーメンだけでなく麺類全般が好きで従前から食べていたもので、それを日記に書いていなかっただけです。(言い訳モード)



8月15日(水) 

 昼はどこに食べに行こうかと考える。夏期休暇のお店が多いので、もしふられても次候補が選択できる東銀座へ。いつも行列が絶えない「一風堂 銀座店」、今日は空いているかも、という考えは甘かった。普段以上の行列で繁盛しており、即断念。(^^ゞ

 なので次候補の「中華そば 共楽」へ行ってみると、こちらは比較的空いており、すんなりと着席できた。食べたのはデフォの中華そば。いつもながらの強い魚系で、スープ表面の脂も多めの熱々。モチモチ感の自家製麺も相変わらずの歯ごたえ。今日のチャーシューはまあまあの風味というところ。

 気になったのは、とらさん会議室にも書き込みがあった支店展開。店内のもポスター&名刺があった。この味が今までとは違った地域の人にも食べて欲しい気持ちが半分と、支店展開すると本店の味が落ちてしまうパターンが多いという心配が半分という、ちょっと複雑な気分。そんな心配は皆無だったいうことを願いたい。

【共楽 東陽町店のデータ】
江東区東陽町5−32−18 (03-3646-8022)
地下鉄東西線「東陽町」駅 四つ目通りを錦糸町方面に向かった左手、マクドナルドの隣り?
営業時間 11:00〜21:00、定休日不明
8月23日オープンで、23日(木)〜26日(日)は100円引きサービス。


 夜は神田の「支那そば 八島」に行くと、店外に5・6人の行列が出来ている。お行儀良く待ってから店内に入ると知り合いがいらっしゃったので、席が空いてからご一緒に飲みモード。会話も盛りあがり、アルコールを飲み過ぎたので麺類はなしだった。(^^ゞ (ちなみに19時半で麺切れ終了。)



8月14日(火) 夏休み(7) 行列店はやっぱり行列

 夏休みも早いもので今日が最終日となる。お盆で高速道路には渋滞が見られる、ということは普段の行列店は空いているかもしれないというかすかな期待を込めて、平日にはなかなか行けない横浜・センター北の「くじら軒」へ。

 自宅を出発するのが遅くなり、12時半に到着すると行列は店先のスペースでは足りなく、至近距離にある自動販売機の近くに10人程度と、トータル50人くらいか? 土曜日に比べると少ないとはいいつつも入店するまで約1時間と相変わらずの混雑ぶりだ。人数の割に待ち時間が少なかったのは、子供連れのお客さんが少ないというお盆効果だと思う。

 食べたのは未食の塩ラーメン。具はデフォルトのラーメンがベースとなっているので、その塩味バージョンとなるメニュー。透明感があるスープは、食べ始めは和風魚系のダシが強めながら食べ進むとそれが隠れて、柔らかい塩がまろやかに顔を出す。個人的には支那そば・ラーメンでは香辛料の風味がイマイチ好みではなかったが、塩はそれが弱めで素直に食べ進める味。なので塩ラーメンに関しては「また行きたい」でも良いほど。

 自宅からだと車で往復3時間、行列1時間、食べるのに10分と、なかなか行きづらいのだがチャンスがあれば覚悟を決めてまた行ってみたい。お客さんのオーダーで特に人気があったのは、特製スタミナラーメン・チャーシューメンのようだった。逆に夏期限定メニュー?の冷やし中華(さっぱり醤油味/ちょっぴり甘いゴマ味)を頼んでいる人がいなかったので、その様相はわからなかった。


(余談)
・炎天下で1時間並ぶための必需品。
 日傘 or 帽子、冷たい飲み物(自販機でも購入可)、うちわ or 扇子、ハンカチ or タオル。
・あった方が良い暇つぶしグッズ。
 本(マンガ本は店先に置いてある)・i-mode対応の携帯電話・それよりも話し相手が一番かな?



8月13日(月) 夏休み(6) 八王子

 お盆でお店の夏期休暇が多いだろうと予測しながら八王子へ。「藍華」、「でんでん」、「タンタン」に立て続けにふられてしまった。(各店のお休みの情報は、当HPの会議室にアップしておきます。タンタンは先日お店の前を通った際には「8月は休まず営業」と書いてあったのだが、予想通りお休みになっていた。)

 次候補の「でうら」へ行ってみると、土曜日はいつも行列が絶えないのに店外に誰もいないので、お休みかと勘違いしてしまうほど。メニューはカウンタの頭上にあり、「並・大盛・特盛」とあるだけでラーメンとも中華そばとも書いていない。なのでお客さんも大きさだけを告げるようになっている。

 食べたのは並。いかにも八王子系というオーソドックスな構成ながら、表面の油が少な目でダシの風味も弱めなので、八王子系の中ではあっさりとした部類になると思う。だたし単にあっさりとしている訳ではなく、食べ進むペースを落とさせない引力は充分。麺は尾張屋製麺の細麺を使用し、硬すぎない茹で方でスープとの相性が良い。八王子系の特徴である刻みタマネギは、大〜小が混じった切り方でシャキシャキ感が心地良かった。



8月12日(日) 夏休み(5) 網走〜北見〜女満別〜東京

(注) 8日〜12日までの日記を一気にアップしています

 夏休みの旅も今日が最終日。お昼過ぎの便で東京に戻るため近くを徘徊してから女満別空港へ。レンタカーを返す都合から早めに空港に着いたので、空港内の「オホーツク」へ。いかにも安易な店名で、メニューにはオホーツクラーメン(1000円)という海産物トッピングのそそられないものもあるが、まあ、とりあえず食べてみようかと入店。

 場所柄ほとんど期待度ゼロだったのだが、麺茹でに平ザルを使用していることにちょっとだけ期待感が膨らむ。食べたのはラーメン(正ゆ)。スープは鶏が前面に出たものだが、しつこさは皆無で心地よく食べ進める。麺は柔らかめだがしっかりとしているのは生麺ならではだろう。

 スープの量がたっぷり過ぎのため麺・具が沈んでしまいっているためデジカメでははっきりと写らないが、具はチャーシュー・メンマ・ナルト・ネギ。特にモモ肉チャーシューは脂が皆無の煮豚で、パサつき感が全くなくジューシー。極めて薄目の味わいながら、フレッシュでな味わいで良かった。チャーシューメンが+150円というのはかなりお得だと思う。

 今まで食べた空港のラーメンでは、那覇と同じ位に気に入ったラーメンだった。


 地元に戻ったのが夜になってしまい、これから食事を作るのも大変なので外食ですませることにすると、連れ達は肉を食べたいと言う。確かに北海道では肉類とは無縁に近い食生活をしてきたので仕方がないのだろうと、某チェーン店に送り届けて自分だけは「太公望」へ。自分の身体は肉類よりもひんぎゃ塩の方を欲しがっていたのだ。

 決してストレートパンチがガツンと効いてくる訳ではなく、細かなジャブ・ボディーなどの小技の組み合わせがいろいろな方向から繰り出され、それがジワジワと効いてきて今日もTKOされてしまった。(^^ゞ


 今年の夏休みの「旅行」はこれにて終了。そう、「旅行」は終了だが、休みはあとまだ2日あったりする。明日は普段行けないお店に行ってみたい気だけはあるものの、1300km以上を自分1人で運転してきた影響はいかがなものか予想がつかない。今は全く疲れなど全く感じていないが、翌日がつらくなって来ることもあるだろうし、あまり期待できないかも。


 ※今日の走行距離 133km
 ※北海道での総走行距離 1,222km (自宅から羽田までの走行を含めると 1,330km)


ここからはおまけ。北海道ツアー ラーメン以外の余談集

(コンビニで見つけたモノ その1)
【ガラナ】
褐色のセクシーな小瓶に入った飲み物で、ブラジル産のガラナの実から抽出したエキスを云々・・・と書いてある。ガラナなんて植物は見たことがないよぉ〜と、怪しさ十分の液体を一口飲むと、なつかしい味がよみがえる。そう、北海道では自分が小さい頃からポピュラーな飲み物で、コーラよりも慣れ親しんでいたものだ。以前は栓抜きで開けるコルクキャップだったが、手で回すリングプルに変わったのはちょっと寂しい?

(コンビニで見つけたモノ その2)
【鮭はらす蒲焼き(缶詰)】
自分の北海度在住時にはなかったモノ。首都圏のコンビニではまず見ないだろうが、北海道の大手コンビニでは当たり前のように売っていた(日本水産製)。サンマの蒲焼き缶の鮭ハラスバージョンというのがわかりやすいか、タレの味付けもそれに似ているが食べてみると脂の質・多さが全く違った柔らかな鮭。首都圏で出品しても売れると思う。

(道路事情)
北海道はスピード取り締まりが厳しいらしく、覆面パトカーだけではなくヘリも導入しているという。また、首都圏では高速道路に設置されているタイプのオービスが一般道にも設置されており、そのうえ何の警告看板もない場合があるので要注意だ。たぶんセーフだったとは思うが、前後に車がなく対向車も来ない直線道を60km以内で走れということ自体が所詮無理な話だ。(^^ゞ

(フェリー)
稚内〜利尻、利尻〜礼文、礼文〜稚内は車(レンタカー)をフェリーに積んで移動した。運賃は運転手1名分(二等)込みで39,500円余りと高額になるものの、ワゴンタイプのレンタカーが各島で手配不可だったので仕方がない。
稚内発着は今春リリースしたという新しい船。フィルイーズ宗谷といい、Feel at ease(くつろぎを感じる)が名前の由来とのこと。確かに3500t余りの割には揺れが少なくて快適だった。

(フェリーの楽しみ)
フェリーが出航すると、即座に両サイドにはカモメがたくさん寄ってくる。乗客がお菓子をエサとして与えるためで、それを目当てに同行してくるのだ。さながら、網を引き上げる漁船に群がっているような様相であろうか。しかも投げたエサだけでなく、手に持ったエサも上手に取っていく。というよりは取り合っているというのが的確で、場合によって数羽があまりにも勢いよく接近してくるので、こちらが怖くなってしまうほどだ。エサの中ではえびせんが一番人気。なので船内の売店では数あるお菓子の中でもえびせんが一番の売れ筋商品になっている。乗船した際はお試しあれ。特に船酔いしやすい人には気晴らしになるのでお勧め。

(離島価格)
稚内から島に物資を運ぶためにはフェリーを使用するしかないため、それなりの輸送コストがかかる。そのコスト転嫁はどういう構造になっているのか興味のあるところだったが、酒・タバコ・書籍など定価が決まっている品は定価どおり。定価が定めていないものには格差があるのかもしれないが未確認。中心部から離れた観光地ではまれにジュース類の自動販売機が+20円になっているくらいだったので、体感できるほど具体的ではなかった。

(夏期繁忙期価格)
今回の旅行はほとんどが自前で手配したものが中心。航空券も正規運賃でしか手配できなかったほどで、これは夏期繁忙期ならではだろう。ホテルもそれに近いものがあって、朝夕2食付きのプランしか設定されておらず素泊まりは不可。なので利尻・稚内・網走の夜はラーメンを食べに行けなかったのだ。でもまあ地元の新鮮で美味しい料理がたくさん食べられたのだからよしとしておこう。




8月11日(土) 夏休み(4) 稚内〜宗谷岬〜網走

 旅も大詰めにさしかかり今日は一番走行距離が長い。その中での目玉は宗谷岬で、北緯45度41分14秒の日本最北端の地である。TVによると首都圏では帰省ラッシュが始まっているらしいが、こちらの道路はそんなことは皆無で稚内から1時間もかからずに到着。近くのお土産屋さんでは最北端到着証明書なるものも交付してくれる(100円)。それよりも興味があったのはラーメンのお店で、ここに近いほど日本最北端のお店となる訳だが、そのとおりの名前のお店があるとは商売上手だ。

 インターネットでいろいろ探してみてもオホーツク海沿いのお店の情報がほとんどなく、また実際に走ってみてもめぼしいお店は見あたらない。雄武に西山製麺を使用したお店と、興部に「特一番」がある程度で、美味しいラーメンはあきらめモード。昼は枝幸近くにある道の駅「マリンアイランド岡島」へ。セルフサービスの食堂があり、そろそろラーメンに恋しくなっているので、期待はできないが正油ラーメンを注文(600円)。やや濁った醤油スープはインスタントテイストで、縮れ麺は冷凍麺だろう。後半はダレダレになるものの、思っていたよりも美味しく食べられた。具はチャーシュー・メンマ・麩・ネギ。そういえば北海道では麩が入っていることが良くあり、これも一つの特徴なのかな。

 夜は網走湖畔のホテルにて、ご当地の食材をふんだんに使った料理でお腹が一杯&適量のアルコールで良い気分。食後、温泉につかってから酒をチビリチビリとゆったりとした時間をすごした。これがあるから旅行はやめられない。

 ※今日の走行距離 371km



8月10日(金) 夏休み(3) 利尻〜礼文〜稚内

 午前中は利尻島をぐるっと一周の観光。天候が目まぐるしく変わり利尻富士が見えたのはほんの一瞬だったが、その姿は何ともいえない綺麗さ。空気に透明感がある分、余計に山の緑と空の青さが鮮やかに映えるのだろう。

 昼は利尻・鴛泊の料理屋さん。メニューにはラーメンもあるが、やはり利尻と言えばウニ丼だろう。食材の活きの良さが引き立つ旨さ。隣の人がオーダーしていた利尻ラーメン。ホタテ貝1枚・カニの足1本・大きなエビなどの具が山盛りになっている。なにもラーメンに乗せなくてもという感じ。(^^ゞ

 その後フェリーで礼文島に渡る。利尻と違って高い山がないかわりに丘陵が幾重にも折り重なったような地形をしている。岩肌の露出が少なく、一面緑の絨毯を敷き詰めたような違った美しさがあり、お隣りの島なのに様相は随分と違う。また、こちらは島の西側は道路がなくて一周するこはできないので、そちら側は未開拓の地?

 夕刻のフェリーで稚内に戻って1日が終了。夜はホテルにてこれまた美味しい料理を堪能。「ランチョン」が気になるところではあるが、お腹がきつくて外出できず。(^^ゞ

 ※今日の走行距離 163km



8月9日(木) 夏休み(2) 旭川〜サロベツ〜稚内〜利尻

 今日は移動距離が長く、そのうえ利尻に渡るフェリーが最終便のため、万が一間に合わなかったら最悪の結果となるので早めに旭川を出発する。ただし実際に走ってみると、稚内までやや遠回りをしてサロベツ原野に立ち寄っても300km近い道のりを6時間ほどで走破できてしまう。高速道路がないのにその程度の時間で行けてしまうのは北海道ならではだろう。

 稚内駅前には、食べ物屋さんと夜の飲み屋街が雑居しているような一角があり、ラーメン店だけでなく至近距離で種々のお店を選択することができる便利な場所になっている。ラーメン店の目的は数軒あったのだが「ランチョン」はお休みだったので次候補の「青い鳥」に行ってみると、なんとも歴史を感じさせる外観。それに萎えてしまって、連れは全員他の食べ物屋さんに行ってしまった。(^^ゞ

 お店に入ってみると外観のチープさはなく昔ながらの食堂風で、静かに時間が流れているような、いかにもいごごちが良さそうな雰囲気。食べたのはメニューの一番右の塩ラーメン。

 今まで食べたラーメンの中でもこんなに透き通っているスープは初めてか?というくらいの極めて透明なスープは、突出したダシの風味もなくストレートな塩味で、何の変哲もないメンマの風味や単なるネギの味がスープの中で強いアクセントになっていることに驚愕するほどさっぱりとしている。それなのになぜか最後まで飽きがこないという不思議なスープで、まるで魔法にかかったようで信じられない。そんな味わいのスープと、堅くなく柔らかすぎない食感の麺との相性が絶妙だった。

 やっぱりお店の外観にだまされてはいけないのだ。


 稚内〜利尻・鴛泊までは、50km強・1時間40分の小さな船旅。夜は鴛泊のホテルにて、ウニ・ホタテ・カニ・エビをはじめ地元産の海産物をこれでもか! とふんだんに使った料理に舌鼓を打ち超満腹の幸せな気分。新鮮な食材の旨さを最大限に生かすためのシンプルな調理方法や、逆にシンプルなほどごまかしがきかないことを再認識できたのは良い経験だった。

 ホテルの近くの食堂ではカニラーメンなるメニューが食べられるようだが、1+1が2にならないところが食の奥深さなのか、それらは別々に食べた方が美味しいに決まっているので、利尻の夜はラーメンはなし。TVを見ずに持ち込んだ酒をチビチビのみつつ、まったりとした時間を過ごす。

 ※今日の走行距離 292km



8月8日(水) 夏休み(1) 東京〜千歳〜北竜町〜旭川

 今日から夏休みで親族6人で北海道へ。メインの目的は利尻・礼文なので、本来であれば稚内空港または旭川空港から島へ直行するところだが、ワゴンタイプのレンタカーを手配できず新千歳空港から車で北竜町を経て旭川へ。

 旭川に到着したのは遅い昼となり、とりあえず5条通りの「天金」へ行ってみると暖簾がかかっておらず、どう見てもやっていない様子。張り紙なども一切ないので、定休日なのか近隣の火事以来営業していないのかも不明。至近距離にある「蜂屋 5条支店」は予想どおり定休日だった。

 「天金」は「旭川ラーメン村」に行けば食べられるだろうが、また仕事で旭川に来る時までお預けとして、次候補店へ向かうことにする。ただ問題はラーメンに詳しくない人に教えてもらったので、店名がわからないということ。(^^ゞ とりあえず聞いたとおりに国道40号線をひたすら北進。なかなか見当たらず隣町の比布(ぴっぷ)に入ったところにお店があったものの、外観はまるでドライブンインの様相で定休日はなし。経験上この手のお店は当たりが少ないことはわかっているものの、連れもいて皆空腹だったことも手伝って半分しぶしぶ入店。

 店名は「まるとみラーメン」。後でわかったことだが、元々は旭川市内にあった人気店が移転したもののようだ。店内の様子を観察すると、加藤ラーメン(4条21丁目の製麺所)のカレンダーがあって、さっきまでの萎えた気持ちが一気に吹き飛び、それが期待感へと変わっていく。

 味は醤油・塩・味噌・辛味噌につけ麺があり、食べたのはメニューの一番右の醤油らーめん。茶濁スープに透明な油が多く浮いたスープは、豚骨+多少の魚系(鯵節?)に、表面に浮かぶラードの香ばしい風味がバランスが良くて食欲をそそる。味は醤油ベースでまろやかな甘みが生きており後半まで飽きない。このスープを文書で表現するのが難しいが、複雑な味なのにスッキリしている、といったところか。(余計わかりずらい?)

 期待の麺は少加水ではなくて一般的な縮れ麺だが、適度な堅さとモチモチ感を兼ね備えた食感はスープとの相性も良かった。具は肩ロースチャーシュー・メンマ・ネギとシンプルながら、メンマは「梅光軒」を彷彿させるような太さでボリューム感があり、その割に柔らかく具の中では特筆もの。お店の外観で判断せずに食べてみなければわからないものだ。


 夜は次候補の「青葉 本店」は水曜日休みなので断念し、ホテルからほど近い「西山軒」へ。店内はカウンタのみで旭川のラーメン店としては比較的小さめにな部類になるのだろうか。壁には芸能人のサインが100枚ほど飾ってあり、有名人御用達のお店か? メニューがカウンタ背面にしかないのでメモるのが大変。なのでサインを見るふりをしながらの作業を繰り返す。(^^ゞ

 食べたのは普通正油ラーメン。ココの特徴は何と言っても表面に浮いている脂の香ばしさだろう。「蜂屋」ほどクセはないが、それが前面に出ているという点では似た系統に属すると思う。麺は中太の縮れ麺で、堅めではないがモチモチとした食感がありホッとする味だ。チャーシューがイマイチ好みではなかったが、旭川ラーメンの種類の多さ、レベルの高さを再認識できた。

 それにしても旭川市内を徘徊すると多くのラーメン店が目に入ってきて、さすがご当地ラーメンと呼ばれることだけのことはある。長期滞在してもっとたくさんのお店に行ってみたい、旭川はラーメン好きをそんな気持ちにさせる街だ。

 ※今日の北海道での走行距離 263km



8月7日(火) 新店

 昼は出先から戻る途中に、末広町の「中華そば 山彦」にようやく行くことができた。先月中旬オープンで、お店の真裏にある「鶏つね」が経営しているお店とのこと。

 なので、食べた山彦そばは鶏ベースのスープの塩味。勝手な予想では鶏風味が前面に出たものかと思いきや意外に風味は控えめ。個人的な好みでは、鶏の風味が濃すぎると見た目よりもかなりしつこく感じてくることが多かった経験上、この程度の方がさっぱりと食べられてそれはそれで良いのだが、それにしても後半は物足りなくなる。加えて塩の味付けが濃く、どうも引力が持続しなくて箸の進みが徐々に鈍ってくる。

 スープとの相性を考慮した適度な堅さの麺や、柔らかでフレッシュなチャーシュー・「鶏つね」ならではの鶏団子・シャキシャキとした青菜など、他のパーツからはいかにも丁寧に作られた一杯ということが十分に伝わってきたので、朝イチスープのせいか、または自分の体調のせいかもしれないので、今日の評価は暫定ということにしておきたい。また、次回行く際は時間帯を変えて行ってみようと思う。

 営業時間は11時半〜19時までとあり、どこかで17時までと見たような気がするのだが、思い違い? それとも変更になったかな? いずれにしても何とか滑り込める時間まで営業しているのは助かる。


 話は変わって、昨日の日記でお店の夏期休業の話題を書きましたが、当HPも夏休みに入ります。(^^ゞ 明日から北海道に行くため早くとも更新は日曜日となりますが、ルートは道央〜道北〜道東。そうすると、有名処は旭川くらいなのでラーメンに多くは期待していないのですが、日本最北端のラーメンも経験したいなぁ〜、などと思っております。報告をお楽しみに!
 (トップページにあるメアドへのメールと記帳ノートは、北海道からでも Read/Write が可能となっています。)



8月6日(月) うっかり・・・ (^^ゞ

 ほとんどのラーメン店は夏休みを取る。お店によってその理由・時期・期間は様々で、中野の「青葉」に匹敵する(それ以上の?)長期休業となる「元がんこ三田」へ行ってみる。昨年は11日(金)〜27日(日)までだったので、そろそろかな〜と行ってみると入口に骨がない。そのかわりに「6日から26日まで夏期休業」の張り紙が・・・。その後ご主人からTELがあり、先週連絡するつもりを忘れてしまったとのことだが、チェックしなかった自分に原因があるので、かえって恐縮してしまった。それよりもとらさんスケジュールを確認しなかったのがもっと失敗だったかな。


 時間がなかったので至近距離にある「MATCH-BO rahmen style cafe」にて中華そば。今日のスープは味付けが濃くてしょっぱい。それに増してチャーシューが更にしょっぱい。それがどういう訳か3枚ほど入っており、トータルでは食べ損ねたお店よりもしょっぱかったのでは?

 お店にチラシが置かれるようになり、それによると、
・1F カフェテイストのヌードルショップ
  その名のとおり、ラーメンがメイン。
・2F メインキッチン+ウェイティングスペース
  ドリンク、カクテルはOKなようだ。
・3F メインダイナー
  様々な料理が食べられるカフェ。
・4F Open Loof
  南国リゾート風オープンテラス。3F・4Fはラーメンも可。
 なのだそうだ。昼にはランチも提供していて、その際は3Fに案内されるようだ。また、このお店の情報は今週発売のTokyo1週間にも掲載されている。ちなみに休みは11日(土)〜15日(水)と書いてあり、とらさんスケジュールにもアップされていた。


 夜は「支那そば 八島」へ。20時前で店内はかなり空いており、いつもと比べると静かな店内。珍しく手の空く時間が多いご主人といろいろ会話をしながら、ひんぎゃ塩ラーメンを食す。いつもながらの味で、スープの最後まで素直に飲み干せて底にある結晶が綺麗。(^^ゞ

 こういうのを丁度良い塩梅というんだろうなあ。満足感120%でお店を後にできた。ココは18日(土)〜20日(月)がお休み。20日の夜はまた神田に行くつもりなのだが、他店に行かなければならないのはちょっと痛い。



8月5日(日) 再食

 お店のレポートをみると、新規開店時に一度だけしか行っていないお店が多い。なかなか行けないのも事実だが、近所のお店には出来るだけ数回行ってみよう、ということで八王子の「一閑人」へ。

 開店当時はカウンタ席のみだったが、テーブル・小上がりが追加され十数席が増えている。メニューの方は基本は変わっていないが、夏季限定 冷しらーめん(味噌辛味風、数量限定、辛味抜き可)が追加されていた。これだけでも来た甲斐があるというものだ。

 季節限定メニューも良いが辛いのは苦手なのでパスして、正油らーめんをオーダー。尾張屋製麺の麺とは思えないほどの少加水麺で独特のボソッとした食感。スープの風味も似ているので、食べ進んでいくとどうしても「山頭火」とダブってくる。この手の味は好きなのだが、都心でも食べられるので自分にとってはどうしても引力が弱くなってしまう。

 ただし、味見した味噌は味噌が前面に出た濃い味で、こちらは印象がかなり違う。また、麺は同じ麺なのだが、この手の味噌味との組み合わせを食べ慣れていないせいか、違和感があるのは否めなかった。

 13時過ぎで家族連れを中心にほぼ満席と、ご近所の方にも人気があるようだ。当然お子様もいるので、店内が騒然としてBGMのジャズも霞んでしまう。落ち着いて食べられないのは仕方がないと覚悟を決めて行った方が良いかと。



8月4日(土) たまには・・・「そ」 (^^ゞ

 立川に買い物に行く途中、地元の睦橋通りにたくさんの花輪が飾ってあるお店を発見。ラーメン店ではないが、「手打ちそばうどん 弁天屋」とある。地元のお店なのでチェックしておこうと立ち寄ってみる。

 広めの駐車場を用意してあるが、どう見ても普通の民家。(とは言ってもかなり広い敷地) その離れを改築したような造りで、日本庭園の中にひっそりと佇んでいるような様相。店内は全て座敷席で、木札が鍵になっている下足箱に靴をしまって店内へ。天然木を活かしたテーブル席はついたてで仕切られており、席数は30以上とキャパは充分。

 メニューはもり・ざるがベースで、温かいものは置いていない。それぞれにそばとうどんがあるので、もりそば・もりうどんを連れと一つずつオーダー。出てくるまでの待ち時間が比較的長くて、店内の様子を観察するには余りあるほど。木彫りの人形をはじめいろいろな装飾品が置いてあるのは、ちょっと雑然としているかな。

 そばは極太で短くて縮れており、かなり硬く歯ごたえがある。ただ単に硬いだけではなく、その中にモチッとした食感があるのがちょっと変わっている。つけ汁は鰹節の風味が強く、濃い醤油味だがしょっぱさは少なくまろやかに仕上げてある。変わっているのは付け合わせ。麺のサイドにはスイカと食用菊が鎮座し、ホウレンソウの酢の物?の小鉢が付く。

 そば湯は極めて透明に近くて蕎麦の風味は弱め。つけ汁が鰹節風味なので割ってみると予想通り鰹が前面に出てくる。あくまでも好みの問題だが、蕎麦そのものの風味を強く印象づけるためには、もう少し鰹節の風味を押さえた方が良いのでは? 味見したもりうどんは、うどんにしては標準的な太さながら、こちらも極めてコシが強かった。

 この地にあって、もりが1100円という価格はどうかと思うが、周辺にある他店では食すことが出来ない独特の食感なので、興味のある人は味わってみても損はないだろう。



8月3日(金) 飯田橋界隈

 比較的涼しくなった夜、飯田橋駅付近を徘徊してみる。「青葉」は10人近い行列と暑さ知らずの様子。「びぜん亭」は外から良く見えないがそこそこの入りのようだった。「さごじょう」では夏メニュー(?)のつけ麺(700円)、サラダ冷し中華(800円)、五目爽麺(850円)が食べられるようだ。

 目的は「にゃがにゃが亭」のつもりだったが、あるお店を思い出して方針変更。ずいぶんと昔に食べたことがあるがレポートを作成していない「中華そば 高はし」へ。こちらも19時過ぎで5人待ちと相変わらずの人気。食べている人が出て来てもすぐに店内に案内はしてくれず、全員が食べ終わってから一斉に着席させる入れ替え制になったようだ。記憶が曖昧だが前回はそんなことはなかった気がするが、比較的空いていた時間帯だったのかも。外で並んでいる際にオーダーを取るのは以前と同じ。

 ココは雲呑麺や高菜麺が有名で、お客さんは皆さんそれを食べているかとうと、そうでもなくて各メニューがほぼ均等に出ているようだ。食べたのは中華そば+醤蛋。透明感のあるスープは豚骨・鶏ガラの香りが程良く出ており、味付けは薄目の塩味ベースで食べ始めは薄すぎると感じるくらい。麺は堅めの茹で方ではないが、薄味スープのせいか不思議と違和感がない。厚目に切ったバラ肉チャーシューも良かった。

 ご主人は四谷の「こうや」出身とのことで、ベースは似ているので「こうや系」とも言えるがその味わいはかなり違うかな。自分には表面の脂が多めに感じたが、はまる人の気持ちがわかる一杯だった。店内が暑いので涼しくなってからまた行ってみたい。



8月2日(木) 池袋

 夜は池袋だったので、「手打ちめん処 あ・うん」へ。今年の1月にオープンし、経営母体は築地の割烹「竹若」とのこと。(行ったことないけど (^^ゞ HPはこちら。)

 味は白玉(塩味)、赤玉(ピリ辛味噌)、黒玉(醤油味)とつけ麺のラインナップで、初来店なのでいつもながら醤油ベースの黒玉にする。オーダーしてメニューなどをメモっていたら、標準のメニューに書いていない「鯛ラーメン」があるようだ。割烹が関係しているのだからそちらの方が良かったか?

 スープは茶濁のいわゆる豚骨醤油。風味そのものは弱いが、表面にたくさん浮いた揚げネギの香ばしさが心地よく、それが全体をまとめている印象。表面の油も少なくて見た目よりさっぱりとしていて好みの部類。ただ麺が細麺で柔らかめの茹で方で弱くて、どうもしっくり来ない。具も悪くなかったので麺が残念だった。

 チャンスがあれば、鯛ラーメンも食べてみたい。


 
8月1日(水) 100円引き

 水曜日ということで東銀座の「いすず」へ。ココは水曜日はラーメン類が100円引きとなるのだ。普段でさえデフォルトのラーメンが450円と安いのに、さらに100円引きというのはよりお得感が増す。なので今日はいつもよりお客さんが多い気がする。

 味の方はいつもながらの生姜の効いたストレートな醤油味。麺の茹で加減も硬すぎずに良かった。お客さんは半チャンセットを食べている人が多いようだった。(こちらも100円引き)



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