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Man太郎の日記風ラーメンメモ 【2002年11月分】 |
今月の実食数 | ラーメン 22杯 (新規店 7店) 蕎麦 14杯・うどん 5杯 |
今年の実食数 | ラーメン 265杯 (新規店 105店) 蕎麦 112杯・うどん 62杯 |
今月の自分勝手なラーメン好み度です
【また行きたい】 (5杯) |
太公望(2杯)、特一富屋、元がんこ三田、 八島 |
【おいしかった】 (13杯) |
メンタツ、源八、赤とんぼ、大勝軒 小金井、 ATARIYA、千人同心、やまちゃん、縁や、 分田上、竹麓輔商店、萬福本舗(2杯)、 しばらく |
【まあまあかな】 (4杯) |
博多天神 新橋、長浜ラーメン屋、鬼、 むつみ屋 東京 |
【もう行かない】 (0杯) |
11月30日(土) 蕎麦店のうどん |
地元の「石臼挽き手打そば ひらの」へ。先日も来店して風味の高い蕎麦を堪能したところではあるが、ここは蕎麦だけでなくうどんもしっかりとしているので、かき揚げ天もりうどん(900円+税)。
筒状に揚げられたかき揚げはボリュームがあり、表面はパリッとして具はしっとり。別皿に盛られ、抹茶塩で食べられるようになっている配慮もうれしい。
うどんは細めながらしっかりとしたエッヂを持ち、ヨリが入っている。押し返してくるような弾力のある歯ごたえが特徴的。つゆは蕎麦と共通で鰹節の風味が強くさっぱりとしたもので相性も良かった。お店のレポはこちら。
夜は立川にてとあるプロジェクトの打ち上げ。2次会で訪れた南口のカラオケ店は、ビリヤード台3つに卓球台2つ、ソフトダーツも3台設置してあり、部屋もそれぞれ違ったコンセプトで構成されていて広い。利用した部屋はどういう訳かバスタブ設置と、従来のカラオケ店とはイメージが違った。北口は大手百貨店を中心に賑わっているものの南口はイマイチだったが、こういうお店が増えることは良いことで、北口とはまた違った賑わいになるのは歓迎。
11月29日(金) 博多系 |
「博多ラーメン しばらく 日本橋店」へ(初)。博多西前に本店があり、10月にオープンしたお店で、日本橋店とあるが水天宮前が至近距離となる。照明をうまく使ってあり、お洒落な雰囲気の店内なので、女性同士でも来店しやすいようだ。また、リフトを設置してあることから2F席もあるようだった。
食べたのはらーめん(580円)。白濁スープはサラッとしていて、豚骨の匂いも軽めでさっぱりとして食べやすい。同じ博多系でも先日のお店とは対照的なスープだ。
麺が博多によくある乾燥麺のようなものではなく一般的な麺に近い。それを極細にするために加水を高めにして食感の強さを強調しているのだろうか、そんな印象を受けた。スープをあまり飲まないうちに、替え玉・硬め(130円)。硬めにすると食感が余計に博多らしくなくどうも違和感があった。
そもそも博多ラーメンの麺は、茹で時間を短くするために極細麺にしてあり、のびるのも早いので量は少な目にしてある。麺をたくさん食べたい人は替え玉をするというシステムが広く浸透している訳で、替え玉はあるが大盛りはない。ここはメニューに「だぶるらーめん」があるということは、のびづらい麺を使わなければ実現できないことからも、一般的な博多の麺とは違うということが推測できる。
本店の麺もこういうタイプなのだろうか?
11月28日(木) |
昼は月島の「蕎羅」にてせいろそば(500円)。いつもと同様に高い風味にしっかりとした歯ごたえとの蕎麦と、鰹の効いたさっぱりとしたつゆの取り合わせが絶妙。ここの蕎麦は150gで、100円/30g単位で増量が可能。あっという間に食べ終えてしまい、+60gにすればよかったとちょっと後悔。
うどん好きの連れは初来店なので両方食べてみたいと、うどんのせいろ+かけ。味もさることながら、せいろを食べ終えるタイミングを見計らってかけが出てくる細かい配慮には頭が下がる。もちろん味もすこぶるお気に入りだったようでなによりだ。
ラーメンで150gの麺というと普通よりもやや多めの部類になる。まして300gなんてとんでもない量なのだが、ここの蕎麦なら2枚食べたことがある。お店で公表している麺の量は乾燥重量であって、ここのお店のような細い二八蕎麦の場合は茹で時間が30秒前後と短いので、茹で上げた際の重量増加が少ない。ラーメンの麺は蕎麦に比べると太いために茹で時間が長くなり、元の重量に比べて重くなる。場合によっては1.5倍程度になることもあるという。
もちろん、スープの油のあり/なしによるさっぱり/こってり感や、具の種類・量にも左右されるものだろう。また、個人的な好みか/そうではないかによる要素が多いだろうが、自分は蕎麦の方が多く食べられる体質のようだ。
夜は神田の「支那そば 八島」へ。キープ黄八丈を飲みながら、揚げワンタン・腸詰めなどなどをつまみつつ、知り合いとの会話もはずむ。電車時間の都合で結局麺は食べなかったが満足度高し。
11月27日(水) ラ・ラ |
最近時間に余裕がなくて最近ラーメンがおろかになっていた。なので今日はまとめ食い(?)
渋谷の「竹麓輔商店」に開店以来2回目の来店。当初メニューになかった、つけめん2種(鴨つけめん・カレーつけめん)よりも興味があった潮風らーめん(500円)にする。
透明感のある褐色スープに、青ネギ・桜の花びらだけのシンプルなトッピング。スープは煮干しがビンビンに効いていて熱々。単に煮干しが強いだけでなく、飽きさせない風味をこの温度の高さで維持させているのがすごいと思う。
夜は知り合いと南阿佐ヶ谷の「萬福本舗」へ(初)。昨年9月にオープンし、本格的博多ラーメンとして雑誌やラーメン本でも紹介されている。豚骨のラーメンの他には、オリジナルの味も提供している。
初来店なのでオーソドックスなラーメン(680円)。メニューに「博多なので麺は硬めで提供している」のようなことが記してあるので無指定とした。入店した際に豚骨の香りが鼻をくすぐるが、臭さはなく逆に心地よかったが、粘性のある豚骨スープも同じ印象だ。極細麺もなるほど硬めでスープとの適度な絡みも良い。
自分は博多での実食が少ないので違ったらごめんなさい。博多系にしてはチャーシューが脂が少ないのに柔らかくてパサつき感もなくてジューシーで、これはポイントが高い。
思わず「替え玉!」と言ってしまいそうだったが、とても気になっていたオリジナルのみぞれとんこつ(680円)を追加オーダーすると、この手のお店ではあまり見ない雪平鍋で大根おろしを暖めている。それを丼の底に入れてからスープ・麺を入れて、最後にトッピングにも使用しているので、大根おろしのサンドイッチ状態になる。
作成過程から類推すると、タレ・油・スープは先ほど食べたラーメンと一緒のはずなのだが、大根おろしがいい味を出して、さっぱりさ・まろやかさ・甘さが強くなって、具もシンプルにまとめられていている。個人的には、やや甘さが出すぎるのが気になったが、ベースのスープがしっかりしているので、気になるお店の一つに加わった。
11月25・26日(月・火) |
昨日は仕事で午前様となったので日記更新できず。なので2日間のまとめアップとなります。(順不同)
「泉岳寺 藪蕎麦」のたぬきそば玉落とし(650円+50円)は、甘めのつゆに独特のざらつきのある蕎麦の組み合わせ。もりそばで感じていた蕎麦そのものの風味は薄らいでしまうのは仕方ない。たぬきの胡麻油が香ばしく、油が浮かんでいる割にはさっぱりとしている。
JR神田駅構内の「田毎」(たごと、と読むらしい)。かけそば250円のスタンド店にて月見そば(350円)。生玉子が100円というのもどうかと思うが、つゆの味と茹で麺の歯ごたえも標準に達しいていないのでは? きぬさやと蒲鉾がせめてもの救い。
新橋駅・烏森口を出て、西口通り商店街を抜けたところにある「そば作 西口通り店」は初。かけそば・もりそばとも350円とスタンド店にしては高めながら、生麺を茹でて提供しているのでそれは仕方ないだろう。食べたのはかきあげそば(450円)。かき揚げは冬味バージョンになっているらしく、さつまいも・ごぼうが追加されているとのことだが、衣が厚いので極めて少量に感じてしまう。少量入った小海老がアクセント。
ここは蕎麦そのものが上品なのかな、次回はもりそば系を食べてみたいと思う。
ラーメンの食べ歩きをしていて楽しみなのは、もちろん美味しいラーメンに出会えた時もそうなのだが、共通の話題を持つ知り合いからラーメンだけでなく種々のお店の情報を得て、場合によっては同席するというのもの楽しみの一つになってきた。
そんな仲間と行ったのは神田の「中川」。関西風おでんの専門店だ。ダシがしっかりとしていながら味付けは薄めに仕上げてあるので、つゆが煮詰まってもからくならない。前半の薄味もよいが、後半の具に味・ダシが染み込んだ味が好みの人も多いと思う。
「支那そば 八島」は空いていた。知り合いがいたので同席しながら、やや深刻な話を聞いたり、その後現れた知り合いと語らったりで、あっという間に退店予定時刻になってしまった。やはり楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうものだ。
11月23・24日(土・日) |
とっても久しぶりに八王子の「分田上」へ。先週通りかかった際になかった行列ができている。相模原にある熊本ラーメン「大石家」出身。味だけでなく自家製麺も引きついており、厨房内の製麺器が誇らしげだ。同じ九州系の博多ラーメンと混同しそうだが、スープに豚骨の他に鶏がらも使用し、ニンニクの風味を強調しているのが異なる。
麺も博多ラーメンのように細くなく、ややボソッとした独特な食感。普通で170gとやや多めで、大盛りの240gでも同じ値段なのかな?(開店当時は+100円だった)。で食べられる人はお得感があるだろう。(ちなみにチーズトッピングも無料) 香ばしいスープと独特の食感の麺の組み合わせ、加えてよく煮込まれて柔らかいチャーシューが高レベルだ。
長年愛用していたPCが逝ってしまった。(合掌) HDDを取り替えてOSを再インストールすれば復活するはずだが、この機に新モデルに変えてみた。Pen2-300MからPen4-2Gへ、98からXPとなり、その違いから予想外にデータの移行に手間取ってしまって外出できず。なので、昼は昨日届いたばかりの讃岐うどんの「田村」。昆布が強めに効いたダシは前回より好みかな。
11月22日(金) |
朝は新橋のスタンド蕎麦店「あずみ」で茸かきあげそば(380円)。海鮮かきあげとともに先々月からお目見えした新メニューだ。かき揚げにはもちろんきのこが入っているけれど、衣の割合が多く油をたっぷりと吸っていて朝食としてはちょっとヘビー。なので昼食はコンビニのお茶とおにぎりになってしまった。(体調のせいもあるが)
夜は「支那そば 八島」へ。今日はどういう訳か知り合いが多く来店する。生ビールに黄八丈ロックを飲んで、先週から新メニューに加わった麻婆豆腐。想像していたより辛さは控えめで自分には食べやすい。人気メニューのようで早めに売切れてしまうようだ。つまみとしても楽しめるが、ラーメン+ミニ麻婆丼のセットも魅力的だ。
シメに支那そば(600円)。今日のスープは比較的ライトで、この方が好きな人もいることだろう。電車内にて日記を書いていて思い出した、お気に入りの煮玉子を食べ忘れているではないか、何とも悔しい。
11月21日(木) |
超遅いランチのため新宿マイシティーのレストラン街(SHINKAN)7Fにできた「くじら軒」に行くと15時から17時は中休みらしい。まだ食べている人もいたが入店できずに断念。
次候補は知り合いに営業時間を確かめてから池袋東武百貨店のレストラン街(SPICE)12Fに11月18日にオープンした「縁や」。本店が札幌にあり、支店はなくここが初めてとなるはず。諸国ラーメン探訪区と題して、選りすぐりのお店を1年間限定で出店するという企画のようだ。
本店には2度行ったことがある。最初は99年でそのころは味は豚骨+和風魚系、羅漢果も使用し某有名店に習ったと聞いたことがあり、確かにその系統の味だった。その後新横浜ラーメン博物館主催のラーメン登竜門に出場して準優勝。2度目の来店はその後で、登竜門出品作品である海老風味たっぷりの海老そばがメインになり、以前の味は食べられなくなっていた。その後、復活した元味と登竜門の新味の2種類を提供して現在に至っている。ここもそのラインナップを踏襲したメニュー構成となっている。
食べたのは元味ラーメン・しょう油(730円+税36円)、茶濁スープはダシの風味がよく感じ取れ、基本的には昔食べたスープと同系統だがレベルアップしている印象。麺はやや太目・縮れの透明感のある多加水タイプで、しっかりとスープを受け止めている。本店とかなり味が近い、と思ったら厨房内に本店のご主人がいた。それだけ初支店に力を注いでいるということなのだろう。(お店のWebPageはこちら)
11月20日(水) 博多・讃岐 |
「博多 長浜屋台 やまちゃん」は昼時で5人待ち・5分ほどとすっかり安定したのかな、まあ隣の牛丼店も行列があるのだから真意の程はよくわからない。食べたのは、長浜ラーメン(600円)を麺硬め指定+ライス(ランチタイムサービス)。
ここの麺は硬めが合うと思うし、混雑時に早くできあがるという利点もある。油多めの白茶濁スープはクセが少なく、多目の青ネギが目にも美しい。チャーシューの風味がイマイチだが、博多系では仕方がないのかも。
夜は知り合いのご案内で、一昨日オープンしたという京橋のセルフ+スタンドの讃岐うどん店へ。店名は「びっくりうどん本舗」+「千円酒場 おてごろ屋」。夜の部だから後者になるのかな、もちろん夜でもうどんは食べることができて、アルコール+つまみがメニューに加わる。
生ビール(グラス・300円)もセルフ、といっても有能な自販機?で、冷蔵庫で冷やされたグラスを自分でセットしてお金を入れると、グラスが傾いて泡が丁度良い量でピタッと止まる優れ物で、見ているだけでも楽しさ満載。その他の飲み物やつまみはセルフで取るかお店の人に告げて、前金制で精算するシステム。先日のお店と同じくグループ客用に現金を入れるカゴが置いてある。
このお店の特徴は、とにかく安いこと。うどんはアツアツ・ヒエヒエ(ひやひやのこと)200円、カマタマ230円、カレーうどん300円。天ぷら類がほとんど70円、生玉子30円。つまみは100円〜300円。それがただ安いだけでなく、手造りっぽさが感じられ器を含めてチープさがないのもマル。揚げ物は随時揚げたてが補充されていた。
もう一つの特徴は、お店の人が明るくて気軽に話しかけられる雰囲気なこと。以前からの常連だったか?と勘違いしてしまいそう(一昨日オープンだからあり得ない)。また、仕事に流れ作業的なところが見うけられないのには感心した。もしイス席があったら長居をする人ばかりになるだろうなあ。
肝心のうどんは、やや細めながらしっかりと弾力のある食感。生麺ではないがこのレベルの冷凍麺はなかなかないだろう。つゆはダシの風味がたっぷりで、しっかりと讃岐している。体調がイマイチであまり食せなかったので再食必須。
昼はすでに行列があるのだそうだ。持ち帰りができるので至近距離に勤めている人がうらやましいなあ。自分の会社からだと昼休みのギリギリコースか? 待ち時間が長いとアウトだろうが、チャレンジしてみる価値は十分にある。
店名どおり千円で飲めるお手頃価格、加えてレベルの高さにびっくりした (^^ゞ
お店の情報。
店名:びっくりうどん本舗 (夜は、千円酒場 おてごろ屋)
住所:中央区京橋1-19-2 TEL:03-5250-5600
営業時間:7:20〜23:00 定休日:日・祝
11月18・19日(月・火) まとめで そ+ラ*2 |
昨日は午前様だったので2日分まとめてアップ。
大門の「六文そば処」にて玉子付き天ぷらそば(380円)。本来はかき揚そば(350円)+玉子(60円)なので多少お得になっている。甘さ控え目の濃い目のつゆにソフトな食感の茹で麺。温かいつゆには、極上(+20円)の冷凍麺よりもこれがスタンド店らしい。もりなら極上がお気に入りだ。
「鬼ラーメン 本店」。以前は神田に支店があったが現在は別のお店になってしまった。支店が他にあるのかは把握していない。
鬼ラーメン(600円)は、茶濁スープで豚骨ベースだろうが匂いは皆無。それ以外の香りも少なく味付けも薄くて物足りない。以前は背脂も入って粘性のあるスープだったと思うが、スープそのものを変えたのか、たまたまそうだったのかは不明。チャーシューはフレッシュさがないのでチャーシュートッピングはたぶんしないと思う。自家製キムチは取り放題となっているが、生白菜にキムチの素を和えただけで漬かっていないのはどうなんだろう。
自分には良いところが見つからなかったのだが、実は満席10分待ちとファンが多いようだ。どこかにその秘密が隠されているのかもしれない。
「支那そば 八島」に行きたい気持ちが極めて大なのに、寝不足と電車の時間の都合によって無理となり、東京駅にある「むつみ屋 東京八重洲店」にてしょうゆラーメン(650円)。茶濁醤油スープは見た目は月形本店を思い出させるが、その風味がまるで違う。この地で同じものを味わうことは無理だということはわかっていて食べていたつもりだが、今日のスープは完全にはずれで次回期待。
昨年に引き続き11月25日からむつみ屋各店で創作ラーメンが出されるようで、ここは麻婆みそラーメン。そそるようなパスしたいような・・・。
11月17日(日) 八王子系 |
昼は京王堀之内にある「千人同心」へ。開店当時に比べるとラーメン以外のメニューを絞り、営業も昼だけになった。また店内を禁煙にして家族連れでも来店しやすい環境を提供するなど、どれもお客さんが徐々に減っていくパターンの全く逆の施策であり、ラーメンに全力投球しているお店の姿勢が感じられる。それが功を奏しているのだろう、昼過ぎにもかかわらず満席で待ちが出来ている。それも家族連れが多いのが一つの特徴だ。
食べたのはらーめん+味付玉子(500円+100円)。従前に比べて和風魚系の風味を感じやすくなり、表面の香ばしい油と相まって奥行きの深いスープになっている。また肩ロースの煮豚からモモ肉の焼き豚に変え、脂身はないもののぱさつきがなくジューシーに仕上がってその完成度は高い。
正統派の八王子系とはまた一味違い、「○決」@東中神寄りのスープとでも表現するとわかりやすいか。伝統的な中に新しい味を取り入れた八王子系ニューウェーブ?とでも言おうか。もちろんどちらが好きかは個人の好みだが。
11月16日(土) 地元にて |
昨日は所用のため会社休み。遠くに出かけられな状況だったので自宅にて通販の讃岐うどん(山内)。もちろんご当地で食べた方が美味しいに決まっているだろうが、冷凍麺・スープでここまでしっかりとしているのは十分評価できる。2玉でも少ないくらい。次は田村だったはずで、今から楽しみだ。
本日の昼は地元の「太公望」にて塩ラーメン(600円)を味薄め指定で。もちろん無指定でも良いがこの方が本来のスープの風味が感じやすいのかと考えた次第。時期的な都合もあり具が多少変化し、現時点では岩海苔・若芽となっている。スープからまろやかに薫る和風魚系との相性も良い。最近麺をやや太めに変えたようで、薄味だからこそ麺の風味も同時に楽しめたのは正解だったかも。(もう少し細いタイプに戻すようだ)
話は変わって、直近で発売されたラーメン本では首都圏の125店が紹介され、その中に地元のお気に入りのお店が3店掲載されている。以前にも書いたと思うが秋川駅周辺はちょっとしたラーメンの激戦区になっている訳だ。ただし記述されている情報に古い部分があって、「太公望」の魚干物の定食がなくなってからすでに1年以上経っている。ご主人も困惑しており、現在はメニューにありませんのでご注意を。
11月14日(木) 讃岐・大阪を東京で |
最近ブームとなっている讃岐うどん。安い・早い・旨いと三拍子揃っているのが人気の一つで、最下価格が130円という大門の「いきいきうどん」へ。看板の表記が変わり、店名は「いきいき亭本舗」というのが正しいのかもしれない。食べたのは野菜かき揚げうどん(260円)。透き通ったつゆにエッヂが立ったうどんは見た目はそそるのだが、ダシの風味も味付けも薄い。開店当時から薄目ではあったがだんだん薄くなってきているように思うし、冷凍麺はコシが弱い。
以前はほとんど見かけなかった待ちもランチタイムは常時5・6人と人気はあるようだが、この味で満足してもらえるのだろうか。お店のレポはこちら。
夜は知り合いのお誘いで飯田橋の串かつ、澤田へ。関西出身の女将さんが1人で切り盛りして21年になるのだそうだ。大阪名物の立ち飲み・食いの串かつのようにキャベツは食べ放題、ただしソースはバット入りではないので二度漬け禁止ではない。牛肉・豚肉・蓮根・玉ネギ・うずら玉子・牡蠣などが1本130円と安い。衣が厚めの割りには軽い食感。見るとフライヤーの油は極めて透明で毎日新しいものを使用しているからだろう。
その後「支那そば 八島」に移動してキープ黄八丈に揚げワンタンなどをつまみながら飲むも、終盤は記憶が危うい部分があって詳細は割愛。(^^ゞ
11月13日(水) 蕎麦・蕎麦 |
朝は神田の「かめや」にて看板メニューの天玉そば(410円)。天=かき揚げ(100円)、玉=温泉玉子(60円)を温かいかけそばにトッピングしたもので、ボリュームのあるかき揚げと自分の大好きな温泉玉子の組み合わせがお気に入り。ただし、本日は体調がイマイチのせいか、昼過ぎまで満腹感がただよっていた。
夜は知り合いのお誘いで「京橋 恵み屋」へ。基本は十割を提供するスタンド蕎麦店で、夜は立ち飲み(イスもある)となるお店だ。料金は前金制なので、複数人客のためにお金を入れるための小さなザルが用意してある。オーダーが運ばれる都度、店員さんがその中で精算していくという、Cash on Delivery の合理的なシステムだ。
とにかく安価なつまみが豊富で、300円メニューとしては、厚焼き卵・そばみそ・板わさ・蕎麦湯やっこ・やきとり(缶)・うるめ・えいひれ・もろきゅう・さつま揚げ・・・。生ビール(グラス)も蕎麦焼酎蕎麦湯割りも300円で、それのアイスや蕎麦焼酎ダッタン蕎麦茶割り(400円)は他店では目にしない品である。
締めに恵みもり・並(450円/昼間は300円のようだ)。茹で釜の上には麺帯を絞り出す製麺機を備え、東銀座の「十割そば 郷(さと)」と同様の方式ながら、あちらは白く、こちらは褐色。同じ十割ながら当然こちらの方が蕎麦らしくて好みだ。個人的な印象としては二八に近い食感・喉越しを持ちながら深い風味を持つ蕎麦で、昼間は行列必須というのもうなずける。また、味見した石臼もり(並・600円)は、さらに褐色の田舎風で、どちらが良いかは好みだろう。
またディープなお店に踏み込んでしまって参ったなあ(嬉しい)。
お店のWabPageはこちら。
11月12日(火) 蕎麦・ラーメン |
昼は三田のスタンド店「蕎麦 一心たすけ」へ。かけが250円でよく食べるのは天ぷらそば(380円)。自家製の揚げ物(茄子、ゴボウ、春菊、かき揚げ、イカ、竹輪、コロッケ)などから一品を選択するようになっていて、どれも大きくてボリュームがある。今日はその中でも小ぶりになるアジ天。
生麺らしい食感の蕎麦に甘みを抑えたつゆの組み合わせはさっぱり系。先日の「やしま」にはかなわないが、自分の好きな部類だ。ちなみに以前昼食時をはずして来た際に、茄子天が品切れだった時は3分待ちで揚げてくれた。また2・12・22日は生玉子サービスとなり、もちろんそれを見越して本日来店した次第。
遅くなった夜は新店開拓はあきらめて「元・がんこ 三田」にて、中華そば・アッサリ味のややうす指定(700円)。10月末までは十周年記念の100円引きで、それも終わり通常の価格に戻っていた。今日のスープは甘みが出ずにキレがあるご主人好みのもの。硬めの食感の黄色い縮れ麺とホロホロチャーシューは相変わらずだった。
で、ダッシュで東京駅に向かいぎりぎりで青梅ライナーセーフ。それにしてもコンコースに立ち寄る時間がないときは、喉が渇いているのにビールなしというのは寂しいなあ。ホームからの転落事故があって以来、ホームの売店からは酒類が消えてしまっているのだ。いつになったら再開されるのだろう。駅売りが無理ならせめて車内に自販機を置いて欲しいものだ。
11月11日(月) |
昼はしばらくぶりに新橋の「長浜ラーメン屋」へ。店名どおり味は一種類のみでトッピングが数種あるだけの博多系ラーメンのお店だ。前回来た際は店内だけでなくスープもかなりの豚骨の香りがしたが、今日は比較的おとなしめ。前回は夜だったはずなので、時間による違いがあるのかもしれない。
ラーメン(580円)を硬め指定+替玉・硬め(130円)。スープは濃厚タイプではなくライト感覚のスープに属するだろう。脂は比較的多めで乳化率が低いスープなのかな。麺は博多らしい細麺ストレートで歯ごたえのあるもの。チャーシューがバラ肉ロールタイプ。煮込み時間の少ないようで、厚みがあって噛み応えがある。一般的なチャーシューというより二郎の肉に近い印象だった。
前回は壁に3玉以上食べた人の名前が張り出されてあったが、それはなくなっていた。そのかわり替玉を30分で10玉食べると無料(だったかな?)のような貼り紙があった。名前が書かれていないので、成功者はいないということか?
夜は先週金曜日に引き続き月島。月島というとご存知もんじゃが有名で、確かにその手のお店が多く存在しそれを目当てに来る人も多いが、実は築地に近いということもあって、岸田屋をはじめオヂサン御用達のお店も多く存在している。
今日のお店は自分は初。ご多分に漏れず刺身などの魚介系メニューが多い。インドまぐろ能天とろぶつ(本当は脳天だろうがわざわざ記述を変えてあるようだ)は、数口噛むと口の中で溶けてなくなるほどで、通常のトロよりも脂・味が濃い。お店の中では最高価格(鍋類を除く)の千円ながら、値段なりの満足度があった。しめ鯖は軽く酢で締めてある程度で中心部は赤い。足が早い食材なので新鮮だからこそできるものなのだろう。
牡蠣はなんと北海道厚岸産。個人的には非常に懐かしい地名である。養殖牡蠣が有名で、広島のように貝を紐で海中にぶらさげるのではなく、遠浅の海底に稚貝を直まきするという方法をとっている。なので自然に近い状態で育つためか肉厚の身が特徴的だ。牡蠣フライは、一見カニクリームコロッケか?と思わんばかりの大振りで、丸々とした身にクセの少ない風味。醤油・ソースよりもレモン汁のみの方が素材の風味が直接伝わってくる。
探せばまだまだ魅力的なお店がありそうなディープな地区、それが月島だ。
11月10日(日) |
西葛西の「やしま」へ。スタンド蕎麦店ながらレベルが高いと評判のお店だ。10時半過ぎと中途半端な時間にかかわらず満席で賑わっている。かけが250円で、業務用の生麺(イナサワ商店製)を使用している。つゆが美味しいと聞いていたのでトッピングは生玉子(+60円)だけにしておく。風味がよく甘さを控えたすっきりとしたつゆに適度な硬さの蕎麦の組み合わせは、スタンド店の中ではかなりのレベル。これならわざわざ足を運んでも損はないだろう。
さて、メインイベントであるBBQは50人以上の大所帯。焼き肉・汁物・焼きそば・お好み焼き・デザート・・・ちょっとした縁日もびっくりの品揃えだ。中でも個人的に一番楽しみにしていたのはジンギスカン。何年ぶりにになるのだろうか。ラム肉の生・冷凍、どちらも特徴があって良かったが、冷凍の方が独特の臭みがあって懐かしかった。タレは北海道で有名なベルとそらちの2種類を用意するなど本格的。やはりジンギスカンにはこのタレが欠かせない。
結局昼前から夕方まで食って飲んでしゃべって・・・もう楽しすぎ。おかげで目覚めたら小手指だった。有楽町線が西武線直通だったようで、市ヶ谷で乗り換えるはずが大きく寝過ごした。所沢〜国分寺に出るころには休養十分で小腹が減ってきたので国立の「ATARIYA」へ。基本的には夜は中華系つまみを中心とした飲み屋さんだが、ラーメンだけでもOKと快い返事が返ってきた。
さっぱりとした醤油スープに細いストレート麺、良く煮込まれた肩ロースチャーシューと飲み屋さんのラーメンとしてはよかったが特徴に乏しいかも。某HPによると揚げネギがトッピングされていたとの情報もあるが、確かにその程度のインパクトが欲しいところだ。麺はラーメン(600円)と大盛り(+50円)のみだが、一品料理のメニューが豊富でそちらも試してみたいお店だ。
11月9日(土) 地元 |
地元の「特一富屋」へ。遅い昼時ながら次々とお客さんが来店する。開店当時はどうなることかと思っていたが、今やすっかり安定したようだ。
いつも醤油なので久々に塩にしてみる。ここのスープは2種類あり、豚骨・魚系スープは醤油・味噌に、鶏ガラ主体のスープを塩に使い分けている。なので醤油は鯖節の風味が強いこってりめで、塩は透明感のあるさっぱりとしたスープと全く違った味わいを楽しむことができる。
麺は醤油と同じく旭川から直送している加藤ラーメン製。加水が低いボソッとした独特の食感は醤油もいいが塩との相性も悪くない。
話は変わってADSL。プロバイダ+イーアクセスもようやく12M対応になって昨日NTTの工事終了。送られてきたモデムに取り替えてあっさりと接続完了。速度を測ってみると2.6M? 8Mの時には3.8〜4.5Mは出ていたのでRWINを再調整してようやく4〜7Mくらいになったけど、随分と速度にばらつきがある。まあこれ以上早くてもPC本体がついていけないだろうから、よしとしよう。
11月8日(金) 蕎麦・うどん |
仲間と月島の「蕎羅」に行く。8月下旬にTV放映された後は早じまい状態が続いていたが、最近は落ち着いたようだ。蕎麦焼酎の蕎麦湯割りを飲みながら、揚げ蕎麦、蕎麦味噌、豚焼き、鶏焼き、板わさをつまみながらゆったりと過ごす。
せいろの蕎麦・うどんにかけそば。二八の蕎麦がしっかりとしているから鰹風味のつけ汁との相性も抜群だ。初めて食べたかけの甘汁のレベルの高さに驚いた。1日15食程度しか作っていないうどんは弾力のある歯ごたえと滑らかな喉越しが特徴的。もり・かけが500円というのはかなりお得だろう。
まだ早い時間だったので神田の「支那そば 八島」に顔を出し、キープ黄八丈を飲みながら揚げワンタン。今日は番人がいない。たぶん西新橋のお店に行ったのかな。そのかわり知り合いが来店して一緒に飲むも、終電の時間になってしまったのでお先に失礼。
11月7日(木) 東池袋系大勝軒 |
当会議室にも情報が寄せられていた「大勝軒 小金井」へ。以前にも記述したが、同名ながら大勝軒には系統がありその生い立ちは全く違う。その一つは丸長系。荻窪の丸長から派生し、中野・代々木上原−東池袋−滝野川・北習志野など。もう一つは永福町系でこちらは関連店が多く存在し、多摩地区では一橋学園・昭島・増戸などがあり、前者は自家製麺の太麺、後者は草村商店の麺を使用している。このお店は前者に属し、東池袋系ということでは多摩地区初となる。
元は和食のお店?だったのかな、広い店内でキャパが多く駐車場もたっぷり。それなのに昼食時は満車・満席と盛況だ。お店の造りからして家族連れでもOKの大勝軒ということになろうか。広いテーブル席に案内され着席すると、向かいに多摩本プロジェクトで一緒だったH氏がもりそばを食べていたのはなんとも奇遇だ。最近増殖しつつある東池袋出身のお店は全て廻ったというから、流石テレチャン決勝進出者、食べ歩きに対する意欲と行動力が数段違う。
食べたのは中華そば(650円)、周囲でもりそばを食べている比率は東池袋に比べると極端に少ない。多摩地区ではつけ麺(お店ではもりそば)の認知度が低いのだろうか。東池袋に比べると、まろやかさがある魚系スープはややさっぱりめで、モチモチとした食感とツルツルとした喉越しの太麺は東池袋よりは細めになっているが、全体的な印象は非常に近いものがあった。
新小金井街道は従前からラーメン激戦地区なのだがさらに拍車がかかるのかもしれない。また、12月には八王子にも東池袋系大勝軒がオープンするらしいのでそちらも楽しみだ。ただし個人的には麺の量が多すぎで、食後は動けないくらいにお腹がパンパン(^^ゞ 東池袋は公称260gで同等の苦しさだったので、量も同程度だと思う。
ちなみに店名をどう扱うか迷った。東池袋なども「地名+大勝軒」が一般的かもしれないが、看板・暖簾にその記述がないので「大勝軒 小金井」とした。五十音別の分類もその方が検索しやすいかと。ちなみに領収証では「(フォント小)小金井 (フォント普通)大勝軒」となっている。
11月6日(水) そ・蕎・飲みで、ラーメン無し |
新橋駅ビル内にある「あずみ」。JR関連では同名のお店を展開しているスタンド蕎麦店ながら、ここは寿司も食べられる(昼のみ)というのが珍しいのでTVで紹介されたこともあったはず。その店先に秋の新作として大きいポスターが飾られて気になっていた、海鮮かき揚げそば(400円)を食してみる。
ポスターでは甘海老と帆立となっているが、小海老と小貝柱と言った方が様子が伝わりやすいかも。衣の割合が多いのはご愛嬌として、揚げたてだったこともあって風味はなかなか。茹で麺なので歯ごたえや風味を期待してはいけないのだが、麺箱には丸山製麺とある。ラーメンの麺でも有名なあの丸山製麺なのかな。
先日大門に飲みに行った際に、風情のある造りのお店が気になっていた蕎麦店、「浜松町 嘉一(かいち)」。どこかでこの店名を見かけたはずなのに思い出せず、メニューを見てすぐにわかった。至近距離にある「煌味家(こうみや)」の関連、正確に言うと「本陣房」の系列と言うことになる。
もり蕎麦(700円+税30円)はそれらのお店と同じく、重ねた蒸篭2枚に小分けされて出てくる。硬めでかつ弾力のある歯ごたえと、しっかりとした蕎麦の風味が心地よくスルスルと納まってしまい、大盛りにしなかったことを後悔する。(大盛りは蒸篭が3枚重ねとなり1.5倍)。鰹たっぷり風味の濃くないつけ汁はお店の違いはほとんどなく、薬味の葱・辛味大根・山葵も同様だ。
これで蕎麦湯の風味さえ、正確に書くと湯桶さえ別物にして頂くと最後まで満足度の高さが持続するのだが、ピュアな風味が最後に欠落してしまうのが非常に残念だ。(詳細な理由は割愛)
お店の関連Web Page はこちら
夜、神田の「支那そば 八島」に顔を出すと知り合いが1人。そのうちに1人増え、更に増えて最終的には5人になった。ここに集まる約束をた訳ではなく偶然に来店したのだが、そんな雰囲気に押し流されて黄八丈を飲みつつ、冷やしトマト・揚げワンタン・味付玉子・・・。気づけば帰宅に丁度良い時間だったので麺は食わずで、今宵も激安価格で申し訳ないほどのお勘定。
11月5日(火) 赤坂 |
とらさん会議室に書き込みのあった赤坂の「ラーメン 赤とんぼ」に行って見る。ご存知のとおり赤坂は賑やかな街ではあるが、一本裏通りに入ると風情のある料亭がひっそりと佇んでいたりして、その両極端さが一つの特徴でもある。お店はその中では落ち着いた場所に位置している。7月末にオープンし、周りの雰囲気に合わせた配慮なのだろうか、木を活かした明るく小奇麗な造りになっている。
味は醤油一種類のみで、バリエーションとしてつけ麺がある。薀蓄には「煮干・鰹・昆布をふんだんに使った無化調スープ」とある。食べたのは醤油ラーメン(600円)。広口の器に入ったラーメンのスープは薄めの白茶濁。啜る前から煮干し・鰹節などの和風魚系が薫ってくる。この手のラーメンの中ではその風味がかなり強く、えぐみ・苦味も感じるほどなので逆に強すぎるのかもしれない。などと記述するとバランスが悪そうなスープに思えるかもしれないが、個人的には嫌いなスープではなく何とも不思議な味わいだ。
麺は細めの平打ち。歯ごたえのある硬さを保持しており強い風味のスープに負けず、適度にスープを持ち上げてくれる。具はオーソドクスながら、全体のバランスを考慮した一体感のあるものだった。
和風の表現方法を少し変えると印象がかなり変わってくるだろうし、もしかしたらそちらの方を好きな人がいてもおかしくないほど特徴のあるスープだった。また、せっかく赤坂という場所にあるお洒落なお店なので、女性向きのデザート類があると面白さが増すと思う。
お店のWeb Pageはこちら。
11月4日(月・祝) 地元 |
昼は地元。「麺 池谷精肉店」は5人ほどの待ちがあり、空腹状態だったので並ばずに食べられるお店に切り替えることとして、「特一富屋」は先日食べたので「太公望」にする。秋川駅周辺は選択肢が多いので助かる。
店内はほぼ満員、ちょうど空き席ができたのですんなりと座れた。食べたのは醤油ラーメン(600円)。ふんわりとした優しい風味の醤油味スープに硬めの麺、フレッシュなチャーシューもいつもながら。脇役ながら手裂きメンマもレベルが高い。これらはラーメンの具でも良いが、酒のつまみにも合うんだな。
連れが頼んだ塩ラーメン、こちらはよりスープの風味をダイレクトに近い状態で味わうことができるので、こちらもお気に入り。
お店とは直接関係ないけど、至近距離にある某信金の駐車場。今日行ってみたら店舗の営業時間以外は使用できないようになっていた。どうみてもお客さんがいるわけない夜間でも満車と、マイカーの駐車場がわりに使っていた人もいたはず。締め出しは当然と言えば当然だろう。
11月3日(日) 立川の八王子系 |
10月中旬の開店直後に読者の方からDMを頂いていたにもかかわらず未食で、その後当会議室にも情報をアップ頂いていた立川の「中華そば専門 源八」へ。多摩地区で看板に中華そば専門と銘打つお店はほぼ八王子系と言って間違いなく、ここも例外でなかった。味は一種類のみでトッピングの組み合わせのみというメニューでもそれが伺い知れる。
初来店なのでデフォの中華そば(500円)。見た目、層になった透明な油をまとった濃い醤油スープに刻みタマネギトッピングのいかにも八王子系ラーメン。油が香ばしい風味を醸しだし、食べる前からそそられる。スープは和風魚系のややクセのある風味になっているので、自分は大丈夫だが苦手な人がいるかもしれない。
気になったのは刻みタマネギの辛さが取れていないこと。甘めのスープの中でその辛さがどうも気になってマッチングが良くない。もう少し細かい切り方にするか、水にさらす時間を長めにした方が良いかも知れない。もう一点はチャーシュー、小さくて薄すぎなのはどうなんだろう。
自分が大好きな八王子系なのでちょっと辛口になってしまったかも。和風の効いた八王子系ということでは、西八王子の「トモエ」、豊田の「武富屋」、立川の「満天花」などがあるが、ここはそのどこにも似ていない独特な味を出している。そう言う意味では他店との差別化があって良いかな。
11月2日(土) 蕎麦 |
気分的に蕎麦だったので地元の「石臼挽き手打そば ひらの」へ。スウェーデンハウスに薪ストーブ、クラフト風の器と蕎麦店らしからぬ様相ながら、しっかりとした二八のもりそばが600円(外税)からと安価で堪能することができる。個人的にはあきる野市内の蕎麦では「そば よしの」とここが最もお気に入りだ。違いはよしのはメニューも少なく通好み、ひらのは小上がりもあってファミリー的な要素が多いことだろうか。
もりそばだけでなく温かいそばも揚げ物類は別皿に盛られ、抹茶塩で食べられるようになっている。もちろんつゆに入れるのも良いが、パリッとした状態で、またつゆに油を浮かせないまま食することができる配慮も心憎い。
蕎麦だけでなくうどんも弾力のあるコシを持ちそちらもお薦め。もりそばを食べてから追加でもりうどんを追加すると1枚400円と裏ワザ的オーダーも受けてくれる。ひらののレポはこちら。
11月1日(金) 昼・夜 |
昼休み、新橋で食事前の用事に意外と手間取って短時間で食事をこなすために「博多天神 新橋店」にてラーメン(500円)。茹で時間が早いので出来上がりまで1分かからないのでは? 博多ラーメンは嫌いでないけれど、ココのスープはどうも自分の求めている味と方向性が違うようだ。
首都圏で博多系は東高円寺の「ばりこて」が良かった。移転前の成瀬時代の方がレベルが高かったという声も聞くものの、とにかく衝撃的なスープだった。しかし一回しか行ってないのはいかんなあ。参考までにお店のWeb Page。
夜は高輪台の「らーめん メンタツ」へ。8月にオープンし、初回の醤油は鶏が強く、2回目の塩は素材の風味が弱くて残念だったのでインターバルをあけて来店となった次第。
前回納得できなかった塩らーめん(600円)、綺麗に透き通った褐色を帯びたスープは和風魚系の風味が良く出ている。強すぎなく物足りなさもなく最後まで楽しめるものになっていた。作成過程を見ると、スープを8割程度入れた中に麺を入れ、具をトッピングしてから最後に小さい寸胴からスープを追加投入している。これが和風系のスープなのかな。味付けは角が取れた塩味で上品な中に主張があった。やはり前回は本来のスープではなかったようだ。
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