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12月  Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2001年12月分】
 どれだけ食べたかな? 
今月 今年
 ・食べたラーメン   36杯   356杯 
 ・新規開拓のお店   11店   123店 


今月の自分勝手な好みランキングです。

【また行きたい】
 (11杯)
元がんこ三田(3杯)、太公望(2杯)、共楽
(2杯)、特一富屋青葉 新宿御苑八島 
【おいしかった】
(22杯)
旭屋三八一休軒集来(3杯)、
のりや 東京(2杯)、壱参ラーメン
げんこつや 三田宝亭中本 池袋
はしご 銀座玄々瓦家虎乃助
勢得三幸麺BARえにし狼煙屋
 
【まあまあかな】
 (3杯)
悦ちゃんらーめん山小屋 清澄白河
 
【もう行かない】
 (0杯)
 



12月31日(月) 今年最後の一杯

 大晦日である。当たり前ながら今年最後のラーメンとなる。本当は小平の「なにや」の毎年30・31日のみ提供される五色麺や、立川「鏡花」の限定メニュー(予約制)も行きたかったが、色々と用事が重なってそれは出来ない。

 一段落してから地元の「太公望」へ。昨日は遠くからの知り合い達が来訪し長時間居座ったらしい。それで最後にしっかりとラーメンを食べていったとは、流石ラーメン好きな人達である。

 食べたのはベーシックな醤油ラーメン(あっさり)と連れは塩ラーメン。ダシの風味がフワッと顔を出すキレのある醤油スープに心地よい硬さの縮れ麺の組み合わせは相変わらず。メンマはシンプルな味付けで出しゃばらないところが好み。特筆すべきは肩ロースチャーシューだろうか。脂が多いバラ肉のホロホロ仕立ても好きだが、肩ロースは煮込みすぎると本来の風味が飛んでしまう。ココのチャーシューはその微妙な加減を実現していると思う。つまみのチャーシューは軽くローストしてあり更に美味しさが増す。これが丼に入っていた際にはこの上ない逸品となるだろう。味見した塩は表面の脂が少ないので醤油よりもダシの風味をストレートに感じて醤油とは甲乙つけがたい。

(太公望の年末年始)
31日は15時までですでに終了、年始は4日から営業です。



 今年はこれで食べ納め。食べた杯数は昨年よりかなり少なかった。しかしラーメンという単純な食べ物を通じて新たに色々な人と出会い、人それぞれの考え方を感じることによって自分を再認識することもあったし、食べたことがなかったようなラーメンにも出会えた。なので実食は数は(↓)ながら自己満足感は120%(↑)である。今後もマイペースで食べ進むことは変わらないし、来年はラーメンだけでなく自分が好きな蕎麦・うどんに関しても充実させていければと考えています。


 今年一年でカウンタは9万弱から現在22万強なので、延べ13万を超えるアクセスがあったと驚くような数値。お気楽に始めたHPではあるものの、それだけ支持して頂いている方がいらっしゃるというのは本当に心強いものです。HPに来訪して頂いた方達に感謝するとともに、来年も継続してこのHPを更新していくつもりですのでよろしくお願いします。



12月30日(日) 沼田では・・・(ラーメンはなし)

 早朝から尾瀬岩倉にスキーに行く。スキー場に近づくにつれて雪が降ってきて道路もアイスバーンに豹変する。買ったばかりのスタッドレスタイヤが早くも役に立ったという訳だ。ゲレンデの雪質は思ったより上質でサラサラとしている。個人的には新潟よりも群馬の方が湿気が少なくて好きだ。その割りには今シーズン初ということもあり身体が全くついてこなくて、数本滑っただけで息が上がってしまって休憩。(^^ゞ そんな状況なので早めに切り上げることにする。

 沼田では何店かでラーメンを食べているがあまりパッとしない。そもそもラーメン文化があった地域でもなく、どちらかと近隣に水沢うどんがあるくらいなのだから仕方がない。無理にラーメンを食べることもないので本当は「イーハトーボ」に行きたかったのだが時間的にどうしても無理なので、何度か食べている「奥利根うどん本舗」へ。奥利根うどんというご当地うどんがあるのかは良く知らないがとにかくそういう店名なのである。100人程度のキャパがある大きなお店で自販機による食券制。店先にはガラス張りの製麺室を構え、厨房には常に打ちたてを供給しているようだ。

 冷・温ともうどんは太く、もりうどん(450円)は歯ごたえの強い硬い麺でモチモチ感も兼ね備えた独特の食感。表面がザラついていて芯があるのでツルツルと食べるようなしなやかさはないが、これはこれなりの味わいがあるものだ。一方の温かいうどん、釜揚げうどん(550円)はかなり印象が違う。手切りなので太さにばらつきがあるので太い部分はモチモチ感があるものの、基本的には同じ麺を使っているのかが疑問に思えるほど柔らかい。値段にしては量が多めなのは満足感を高める要因ではあったが、うどんそのものは個人的にはちょっと・・・かな。

 昭和インターから尾瀬方面に向かう道に手打ちうどん(店名忘却)なるお店があったので次回はそちらにしてみようと思う。


(新車では初の高速走行になったのでそのインプレ)
 走行距離1000kmまではアクセルを控えめにしなければ、という自制心との戦いだった。アクセルを踏めばエンジンがスッと反応するうえに静寂性が極めて良い。もっとも100km/h で 2000rpm、140km/hで も2800rpmで巡航するのだから当たり前か。スタッドレスタイヤが発するノイズが気になるほどだった。
 ガソリンを給油してないので詳細はわからないがメータを見る限りでは燃費も予想以上に良さそうだ。もしかすると前車を上回っているかもしれない。
 下り坂ではしっかりとエンジンブレーキが効くし、やっぱり技術は日々進化しているんだなぁ〜。



12月29日(土) 多摩の新規開拓

 久々に多摩地区の新店へ。12月に開店した東大和の「狼煙屋」(のろしや)である。12月上旬にオープンしたばかりで、立川の「太陽堂」のご主人と一緒にお店を立ち上げた店主が独立した店だ。なので味の想像はおおよそついてしまうが、やはり食べてみないことにはわからない。

 14時頃で満席2人待ち。待ち席が店先に用意されているので冬は寒い〜。メニューはラーメンとつけ麺がベースでチャーシュートッピングが加わるだけの組み合わせでシンプルである。

 食べたのはらーめん。それほど濁りが強くない茶濁で脂が多め。褐色の粒々(魚粉だろうか?)が多量に浮いている。味は節系を中心とした魚系の風味が良く出ているまろやかな醤油味で、表面の脂が多い割りには後半まで飽きが来ない。モチモチ感のある麺も好印象。柔らかいチャーシューはしっかり味で、丸ごと入った味付玉子は黄身がトロトロの半熟。トータルレベルは高いと思う。

 今や同類の味を提供するお店が多々あるので目新しさは感じないが、その味もここら辺では味わえないので重宝すると思う。「太陽堂」そのものが「青葉」に影響を受けているので系統は似ているが、もちろん風味は違いどちらかというと「斑鳩」に似ているかも。もちろん一番近いのは「太陽堂」だけど。



12月28日(金) お気に入り2店

 今年最後の営業であるが夜は来店できないので「元がんこ三田」へ。ランチタイムなので混んではいるものの待ちはなくすんなりと着席して中華そば・あっさり+味付玉子。相変わらずのしょっぱさ、だけど後を引く美味しさ。硬めの麺にホロホロチャーシュー、、、しばらくこの味が食べられないのでいつもよりセーブしてゆっくりと味わいながら食べる。

 帰り際に年末のご挨拶をして退店。満足、満足!


 夜は先日の開店記念日にかけつけることができなかった「支那そば 八島」へ。20時前で満席5分待ち。示し合わせた訳ではないが顔見知り達が既に会話モード。飲む前に支那そば。今日のスープは魚系が強めにでたややコッテリバージョン。いや、霞バージョンというべきだろう。

 今年、このお店ではいろんなことがあった。大きな危機がありお店の存続が危ぶまれたこともあった。そんな状況で故人の遺志を引き継ぎ、ここには書けないような沢山の困難に打ち勝って繁盛店に立て直した霞女史のがんばりに心から拍手を送りたい。

 来年も美味しいラーメンを食べさせてくれることを約束してお店を後にした。



12月27日(木) 昼・夜

 昼は新橋の「麺BAR」にて爽健麺。ダシの風味は弱めでさっぱりとした白醤油ベースのスープで、細麺との組み合わせは相変わらず好みの部類だった。(チャーシューが入っていないのはやっぱり寂しいが、、、。)

 トッピングメニューである極玉。開店当初は味付玉子+海苔で150円だったのが、味付玉子のみで100円となったのでオーダーしやすくなったと思う。以前は味付玉子が食べたくとも、このスープに海苔は風味が強すぎて合わないので敬遠していたからだ。


 夜はとらさん会議室で話題になっていた恵比寿の「旨いらーめん喰堂 えにし」。話題といっても新店という訳ではなく、最近味が向上したラーメン店ということだが、もともと未食なので比較は出来ない。

 お店の雰囲気から美味しそうなオーラが出ている(ような気がした。) 味はえにし(和だし醤油)・塩(とりしお)とつけ麺(和だし醤油、スープ割り可)の組み合わせ。初来店なのでえにしらーめん+味たまごにしてみる。

 やや濁った醤油スープには脂とともに黒い粒々が浮いている(魚粉だろうか?)。スープは和風魚系・特に節系の香りに極めて強いインパクトを感じ、ただ強いだけでなく全体的に引き締まっていて最後まで飽きないスープとなっている。味付けは濃いめの醤油味で、個人的にはもう少し薄い味付けならば更に良いかと。

 具の方では、脂が少な目の肩ロース?チャーシュー。大きくて厚めに切ってものが3枚。柔らかくてしっかりとした味付けで良かった。また、追加の味付玉子は黄身がゼリー状の半熟。白身は深部まで色づいていて、味もしっかりと染みていた。

 この満足度で600円+100円は安いだろうし、恵比寿という場所を考慮するとかなりのお値打ち価格であろう。20時頃でお客さんが少なかったもののかなり個人的には好みの味で、味>お客さんの数の典型的なお店だった。次回も印象が良かったら「また行きたい」お店に昇格決定。



12月26日(水) 

 仕事の移動で大江戸線にのる。清澄白河ってこんなに近いんだ! と、とらさん会議室に出ていた「筑豊ラーメン 山小屋 清澄白河店」に行ってみる。お店のHPによると、九州を中心に支店やFCが多数あるようだ。

 入り口にある自販機で食券を買うシステムで見ると、昭和(むかし)・山小屋・黒・とんこつ・とんこつ味噌・地獄と味は多岐に渡っているので迷ってしまう。よくわからないけど名前がデフォルトっぽい山小屋ラーメンにする。

 麺の茹で時間が短いので出来上がりが早い。いわゆる九州系の豚骨スープにトッピングの高菜が印象的な見栄えである。味は豚骨がほのかに薫るそれらしい味で、味付けは濃いめ。加えて高菜の塩気が徐々に溶けだし後半はかなり濃くなってくる。さらにチャーシューもしょっぱい。九州系にしては柔らかい仕上げだったのにちょっと残念。後半スープはほとんど飲めずに退散。

 ラーメン店にしては珍しくスクラッチカードを配布している。味とともに見事にハズレだった。(^^ゞ


 夜は神田からお呼びがかかるも仕事が片づかずに閉店時間に間に合わず断念。結局夜はラーメンはなしだった。(またお誘い下さいませ!)



12月25日(火) 昼・夜

 昼は大門の「中華そば 集来」にて手打ラーメン。今日のスープは煮干しが適度に効いておりいい塩梅。麺は前回よりも硬めでモチモチとした独特の食感が心地よかった。


 夜は新規開拓をしたかったが風邪気味だったし夜は雪が降る可能性大ということで近場の「和歌山中華そば のりや 東京店」にて中華そば+味付玉子。前回に比べるとスープに粘性が足りないような気がしたが、前回のスープが普通じゃなかったのかな? 個人的には前回のようなとろみがある方が好きだが、今日の味も悪くない。



12月23日(日) 地元

 とらさん会議室に書き込みがあったカレーラーメンネタに触発されて地元の「三幸」へ。写真が残っているということは確かに食べたことがあったはずだが、メニューが変更になりカレーラーメンがなくなってしまった。(^^ゞ なので手打ちらーめん。1日限定30食らしいが遅い時間に訪れても売り切れていたことがなのはデフォの550円に比べて900円という高めの値段設定のせいかも。

 壁に背脂追加可能と書いてあったのでそれにしてみる(無料)。見た目はいつも通りのスープで透明な脂が多めになっている程度。いわゆる背脂(白身)は入っていないので、背脂から抽出した脂(やっぱり背脂というのか?)を追加してあるのだろう。背脂特有の甘さは感じずに香ばしい風味がさっぱりとしたスープとよくあっている。

 自家製手打ちの極太平打ち麺は相変わらずのモチモチ感充分。表面がザラついているのでツルツルではなくワシワシと食べるという表現の方が良いかも。これでつけ麺があったら面白いと思う。



12月22日(土) そ

 胃が疲れているせいか、気分がラーメンより蕎麦だったので地元の「石臼挽き手打そば ひらの」にてかき揚げ天もりそば(900円)。筒状の大きなかきあげは一見重そうに見えるが、食べてみると中までサクサクで軽く揚がっている。桜エビの風味と野菜の組み合わせが良く、特にさつまいもの甘さと食感が良いアクセント。肝心の蕎麦はもちろん風味が高くて1/3はつけ汁をつけずに食べてしまった。


 さて今日は新車納入日。11月の日記にも書いたけれど、これです。(色も同じ) 従来と同じシリーズとはいえ車重が約2トンと重くなり、いくらV6でもどうかなぁ(試乗せずにオーダーしたので運転は初)とちょっと心配だったがアクセルを踏み込むと敏感に反応してスムーズにふけ上がり、重さを感じさせない仕上がりになっている。エンジンもさることながらミッションもシフトアップ時のショックが皆無で、全く別の車と言ってよいだろう。何と言ってもV6の静寂さが段違いである。硬めのサス+扁平率55のタイヤの組み合わせはしっかりとした中に柔らかさがある特筆もの。麺にたとえると「ぽっぽっ屋」ではなく「勢得」に近い印象かな、ラーメン好きの人にはわかってもらえるだろう。(わかんないって!)

 従来は愛称・オデ吉と呼んでいたのでオデ吉2世にしようかと思っていたのだが、フィーリングがとても女性的なのでちょっと合わないなぁ。オデ姫(仮)にでもしておこう。(^^ゞ

 また、前車購入時にはできなかった希望ナンバー制度を利用して2桁の縁起の良い番号にしてみた。意味は違うが神奈川で入院中の赤いパジェロとある部分で共通している。なので来年からHPのタイトルを変えることにしました。(ウソ!)



12月21日(金) 

 ランチタイムをはずした時間に東銀座の「中華そば 共楽」。中途半端な時間で半分ほど席が埋まっており、入れ替わり立ち替わりお客さんが来店するというのがこのお店の凄いところ。推測するに一見さんよりも常連さんの方が多いように見えた。

 食べたのはわんたんめん。デフォの中華そばはレンゲがついてこないが、こちらには最初から付いてくる。理由はワンタンの皮を箸でつまみ上げると破けてしまうほどに柔らかいのでレンゲを使った方が食べやすいためだろう。小ぶりの肉が入って極めてシンプルな味付け。これが5個入っている。

 今日のチャーシューは堅い筋があるだけでなく肉そのものも歯ごたえも強くて中の下といったところか。スープは昼に比べてこってりさを増しており、食後長時間たっても口の中からその風味が消えないというものだった。

 個人的には昼下がりのスープが一番好きかも知れない。


 夜は社の忘年会。体調がイマイチのせいか飲みが進んでいる途中から二日酔いのような頭痛が・・・なので早めに退散。それでもタクシーは行列ができて普段より混んでいた。さすがに年内で一番の繁忙期である。



12月20日(木) 

 夜は「元がんこ三田」。入り口を開けると丁度満席。それも若い女性4人+オヂサン4人という変わった構成。女性が多く来店することは以前からそうなのだが、たいてい若い男性がいることが多いので珍しい光景だった。

 食べたのは中華そば・アッサリ+味付玉子。最近はやや薄を頼むことが多かったので今日はデフォルト。いつもよりしょぱいスープは、後半になるにつれて塩気が増す。が、うまさがあるのでそれほど苦にならない。自分だけかもしれないし錯覚かもしれないが、ココの味付玉子を食べた後の方が塩気が強く感じてしまうのでなるべく後半に食べるようにしている。逆にチャーシューは早めに食べる。これには理由があるのだがココではちょっと書けない。(^^ゞ

 食べ終わるころに女性1人、それも初めて来たような感じだった。入口の牛骨を提灯に変えてからお店の雰囲気が変わってきたかも。


(年末年始の営業・休業情報)
年末は28日(金)まで。年始は10日(木)から営業開始予定。



 年末もあと約1週間で仕事は駆け込みの忙しさ。さすがに2日で5時間しか寝ていない今朝はもの凄く眠かった。今夜は早く帰ってさっさと寝ようと思っていたのだが帰宅するとそれほど眠くない。今夜も夜更かししそうな雰囲気。(^^ゞ



12月19日(水) 

 年末も押し迫った中でどうしても食べておきたい今年の大宿題店「自家製中華そば 勢得」へ。入口には「太麺で量が多いので、細麺を食べたい人は他店へ」と張り紙があり、ちょっとビビる。(^^ゞ お店のお薦めはあつもりとあるが、その経験が少ないので今日のところはラーメン。

 まずは麺の茹で時間の長さに驚く。5分程度茹でていたのではないだろうか。見た目は細めのうどんと言った方がわかりやすい極太・ストレート麺。表面は滑らかである。これで堅かったら歯が立たないのでは? と恐る恐る口に運んで口を動かしてみると、良かった! それほど堅くなく、適度なモチモチ感が心地よい。それに麺に味があるのだ。こういう麺は他店ではなかなか味わえない。さすがこだわりを持った自家製麺だ。

 スープは独学で「べんてん」「池袋大勝軒」をよく食べて研究したと聞いていたし、店内は煮干しの香りが心地よく薫ってくる割りにはスープからは突出しておらず、とてもバランスの良いスープ。

 特筆すべきはチャーシュー。脂分がないモモ肉のように見えるが、噛みしめるほどに口の中にジュワーとした肉汁が出てくる。もったいないのでちょっとずつ食べ進んでも印象は変わらない。モモ肉なのかバラ肉の脂身を切り落としたものなのか、部位がわからない。


 などと思いながら食べ進んでいたが、自分の最も苦手とする極太麺のうえ量が多い! お腹がきつくなってきて後半はツライ。私をはじめ小食の人は少なめのオーダーも可能なのでそれが良いだろう。腹八分目が一番美味しい印象が残るものである。



12月18日(火) 昼・夜

  昼は三田・慶応仲通りに昨日オープンしたという「らーめん 鐵(TETSU)」。花輪が飾ってあり12時半で5人待ち。天下一らーめんのあとに出来たお店で、領収証によると電話番号もそのままなので経営者が一緒なのかな?

 食べたのは醤油らーめん。店内は和風の香りが充満しているのにスープからはほのかに香る程度。温度がかなり熱くて、もしかすると熱すぎて風味が飛んでしまっているのかも。さっぱりとしてやや複雑系の醤油味といった印象。

 麺は細いやや縮れ。これがなぜか違和感がある。麺の味なのかスープの味付けが薄いのかとにかくスープとの相性が「?」であった。

 このお店の系統が都内に増殖しているが、不思議と同じ味と思わない。食べた印象が残っていないのかばらつきがあるのか、自分の体調によるものなのかは不明であり、それについては今後調査したい気もするが、自分の中ではハマル味ではなくお手軽に食べることができるお店という位置づけなので実現は難しいかも。


 夜は飲み会の前に「中華そば 青葉 新宿御苑店」。白い暖簾は中野と統一感がありメニューはもちろん一緒。店内がややお洒落っぽいところが違うところか。

 特製中華そばのスープは、中野・飯田橋よりも魚系の風味が強く出ているかもしれない。温度はレンゲを使うほどでもなく、かといって丼から直接啜ると熱く感じる。熱くもなく温くもないので、強い和風魚系のを演出するためには適温と言って良いだろう。

 麺は堅すぎずモチモチとした食感で丁度良い茹で加減で、スープとの相性が良かった。麺は製麺所の名前が印刷されたビニールに入っていて中野と同じと思われるが、お店の方は製麺所が見えないよう丁寧に裏返していたので、お店の気持ちを尊重して「不明」としておこう。(もしかしたらHPのどこかに記述してしまったかもしれない。)

 青葉に似せたとか手本にしたというお店があるが、丼の中に繰り広げられたスープ・麺・具の一体化・バランスを真似するのは極めて難しいということが良くわかる一杯だった。


 お店に向かう途中にあった「佐高」ってここに移転したのね。初めて知った。


 その後赤坂にて飲み会。会場になったお店は十数年前にたびたび訪れていたお店から至近距離にあったので、会場に顔を出す前にその様子を見に行くと・・・タイ風料理店になっていた。一応お店の中を確認してみたが、どう見ても全く違うお店。独身だったので看板まで居座り、ちゃきちゃき江戸っ子のママさんによく「ペペ」のラーメンをご馳走になったことがもう出来ないとは何とも寂しい限りである。

 そこへ行くためのランドマークであったホテル東急観光もとっくにないらしい。時代の流れを改めて実感るなあ。



12月17日(月) 昼夜ともあっさり系

 昼は大門。更科布屋の生粉打ち蕎麦「黒姫産蕎麦使用」という張り紙が美味しそうで、かーなーりー後ろ髪を引かれつつも、かーなーりーご無沙汰しているお店に向かう。駅から大門方面に向かうと途中にいつの間にか「げんこつ屋」が出来たのね。店内には行列もあった。その先を左折すると「らーめん鬼 本店」には外にも行列が、、、。

 ここら辺は立ち食い蕎麦屋をはじめほとんどのお店に待ちが出来るのだから不思議ではない中で、目的の「瓦家」は8割ほどの入りと比較すると空いている。メニューは開店当時から変更はなく、時間を問わずライスが無料サービスとなった程度。

 以前との味を比較をしたかったので基本のラーメンに玉子(50円)をプラス。価格からして茹で玉子かと思いきや黄身の中心部分に半熟っぽさを残したしっかりとした味付玉子だったのは意外。スープはあっさりとした風味で後半はやや引力が弱くなりつつあるものの悪くないと思う。

 個人的は鬼よりはこちらの方がかーなーりー好み。(^^ゞ


 夕刻仕事を終えて帰宅したい気持ちが強い中、夜の打ち合わせのために帰社、、、の前の腹ごなしをしておこうと先日中休みでふられた「らあめん 虎乃助」へ。聞けば今週から中休みなしの通し営業となったとのことで前回は何とも運が悪かったようだ。

 食べたのはデフォルトらしい虎乃助らーめん(らあめんだったかも)+味付玉子で650円+100円だったと思う。自販機から遠い席に座ったので自販機を見ただけで品揃えや価格を覚えるという芸当は到底できるはずがない。そのかわり味はメモなしでも覚えている(はず)。

 スープは透明感のある薄い醤油色。照明のせいか黄金色に輝いて見えるのは表の看板と統一感があり、いかにもその手の専門家が参画していると思わせる。表面には少な目の脂+背脂の組み合わせ。味はおそらく豚骨・鶏ガラブレンドで煮干し・節系・昆布などの風味がして、味付けは薄目の醤油味でさっぱりしている。

 合わせる麺はやや平打ちの縮れで後半ダレ気味になるが何とかがんばって持ちこたえていて、スープをはじめチャーシュー・メンマも味は悪くない。あっさりとしたスープに青葱の組み合わせはやや違和感アリだったがそれよりも疑問だったのは岩海苔(?) 乾燥したものではなく生のタイプを使用していると思われ、乾燥ものほど風味が強く出てこないものの、あっさりとしたスープとの組み合わせという点ではどうしても邪魔に思えてしまう。

 ここからは全くの個人的な意見でなので、気にならない人は何ともない領域なので読み流して欲しい。

 まずはトッピングの味付玉子の食券を出した際に「デフォで半分入っている」と教えて欲しかった。つまり丼の中には1/2に加えて丸1個が入っていた。玉子大好きな立場からすると、嬉しい気持ち半分・寂しい気持ち半分。

 もう一点は味には全く関係ないが領収証を置いていないのである。単に置いていないのなら仕方がないが、領収証を要求した際に店員同士のいろいろなやりとりがあって・・・どう見ても責任者が不在である。お店の外観も店内も美味しいラーメンが出てくる雰囲気が充分なのだが、、、。例えるとハードは良いがソフトにバグありという状況かな? どうも厨房の中が空回りしているような印象を受けた。

 味は悪くないのでそんな些細なことが余計に目立ったのかもしれない。(ん〜、今日は仕事で鬱憤が溜まっているせいか、かなり辛口の日記になってしまったかな。ちょっとだけ反省!)



12月16日(日) 

 昼は地元の「特一富屋」にてお気に入りのラーメン(醤油)。

 ここのラーメン、時間をおいて食べてみると改めてかなり個性的であることを再認識する。旭川系と言いながらも首都圏で食べられるお店で言えば「山頭火」とはかなり鰹節・鯖節の風味が強く味付けも濃いので方向性が全く違う。麺の印象で近いのは「旭龍」、スープではお店の生い立ちも考慮すると「蜂屋」に構成が近いと個人的には思う。

 という濃厚和風魚系醤油味+旭川直送の加藤の硬めの麺+柔らかいチャーシュー。ん〜、何とも言えない。ここまで好きになったのは、97年に47回来店しこの味が擦り込まれているためでもあろうが、人によっては味が濃い・油が臭い・麺が堅いとの意見も聞いたことがあるので、好みは人それぞれなのである。

 年末年始の予定を訊ねたところ、年末は31日15時頃まで、年始は未定とのこと。寒くなったにも関わらず大汗をかきながら仕事を進めるご主人を見て、年始ぐらいゆっくりやすんだら? と自然に声をかけてたつもりだったが、女房殿の言うとおり余計なお世話だったかも。(^^ゞ



12月14日(金) 

 昼は大門の「中華そば 集来」。煮干しが効いたスープと平打ち麺の組み合わせは個人的にかなりお気に入りの部類。前回に比べると若干魚系の風味がやや弱めながら、あわせる麺が適度な硬さで、何とも言えない好みの味。


 夜は飲み会のため予想どおりラーメンはなし。



12月13日(木) 

 とりあえず更新だけ。

 昼食時間15分でラーメンは無理っす (^^ゞ

 夜は飲み会。結局ラーメンはなし。
 う〜む、なんともさみしい限り、、、。

 明日も飲み会なので、今日と同じつまらない書き込みかも。(^^ゞ



12月12日(水) 

 昼は時間がなくて会社近くの「台湾料理 龍(ろん)」。(チープなレポートだが、更新するほどではないので放置しておこう。(^^ゞ ) とにかく手早く食事を済ませた時には重宝するお店である。昨夜のダメージが残っていたので、シンプルなものを食べたかったのだがランチメニューでは麺類が2種類しかない。牛肉つゆそが(800円)は「牛肉」といキーワードがそそらないのでパスして、ボリュームが幾分少な目の五目つゆそば(700円)。

 ここのお店の麺類は「味わう」という目的ではなく「空腹を満たす」ものだと割り切ればそこそこ食べられる。なので、麺のにおいが好みでないとか、醤油スープが単調などという細かいことはあまり気にせずにお腹を満たすという目的に徹する。個人的にラーメンという分類にすることが疑問で「ラーメンではない別の食べ物」にしたいほどではあるが、どう見ても「中華系スープの中に麺が入っている」いわゆるラーメンなので実食1杯とカウントしておく。


 夜は予定どおりの多人数の忘年会。実はこの手の飲み会が苦手である。普段からそうであるがアルコールが入ると飲みに専念しがちで、料理が二の次になることが多いためヨッパーになってしまうのだ。空腹状態で飲みモードの突入するのは明らかに身体に良くないこともあり、最近は飲み会の前にある程度胃の中を満たしておくことにしている。

 という前提で、腹ごなしとして「中華そば 共楽」。実は昼と夜の味の違いを確かめてみたいという下心があったことは否めない。いつもながらの熱々のスープの中でしっかりとした麺が負けていないという総合的な印象は同様ながら、昼では強く感じる和風魚系の風味が顔を隠してしまい、そのかわりに表面の油の風味がまったりとして、まるでバターのような風味がする。

 いつもの昼の味とは違うものの、それはほんの些細な部分的な印象であって、このお店の自分の評価が変わるほどのことではない。


(余談) 共楽にて
 常連さんらしき方、着席するなり「ビールとそば」という注文。ビールってメニューに書いていないが実は置いてあったのね。つまみはココご自慢のメンマ。ん〜、美味しそうな組み合わせだ!



12月11日(火) 

 タイミングが悪く食べ損ねた遅い昼は、とらさん会議室に書き込みのあった「らーめん 虎乃助」。地図で見ると新橋駅から近いように見えるが、実際に歩くと横断歩道の関係から結構歩くのね。到着するとシャッターが降りている。(^^ゞ 書き込みにはなかったが中休みのようだ。

 寒風吹きすさむ中、凍えてしまう前にしばらく行っていない「らーめん 玄々」。未食メニューはあるものの、前回納得できなかった玄流塩ラーメンを再食。

 透明感のある薄い醤油色で、蘊蓄に書いてある丸鶏よりも和風魚系の風味が強く出ている。味付けは塩というより醤油ベースに近い印象。温度が低めなのは風味を重視しているためか。さっぱりしているが、やや味付けが濃いのが気になる。

 結論としては、前回とかなり印象が変わって美味しくなったのでは。味付けが薄めにすると更に自分の好みに近づくかもしれない。

(メモ)開店当時はなかった(と思われる)メニュー。
 げん流とんこつラーメン 680円、つけめん 780円


 夜は「支那そば 八島」にて、ごにょごにょ・・・
 沢山飲んだけど、結局ラーメンは食べなかった気がする。(^^ゞ



12月10日(月) 辛・辛

 昼は池袋の「蒙古タンメン中本 池袋店」に行ってみる。本店が上板橋にあり先日オープンしたばかりの支店だ。

 食べたのは看板メニューである蒙古タンメン。メニューをみると辛さが5段階で表示してあるのは親切な心遣い。ちなみに食べた蒙古タンメンがレベル3と中間で、レベル5の北極ラーメンは見るからに真っ赤で激辛のようだ。

 見た目は肉野菜炒めに肉なしのマーボ豆腐を乗せてあり、レベル3とはいえかなり辛そうだ。またマーボ豆腐があんかけ状になっているので熱くて冷めにくい。あんかけを除いてスープだけを啜っても、七味・胡椒がしっかりと効いているピリ辛で、あんかけが溶け出すとさらに辛くなる。食べ進むとここのスープの凄さがわかってくる。単に「あつっ! からっ!」だけで終わらずに、その後に美味しさが顔を出してくるのだ。

 こんなに辛いのに何でだろう、何がそう感じさせるのだろう。ニンニク?野菜?油?と考えているうちに食べ終えてしまった。辛いのは苦手なはずなのにお店を出てからしばらくすると、また食べてみたいなあと思い起こさせてしまう不思議な引力を持った味だ。


 昼のラーメンに触発されたのか、今まで辛いラーメンの経験が少ない割りに続けて辛いラーメン。最もお気に入りは「真好味」の四川味噌だが営業時間が短くて敷居が高い。夜は食べられないので、次点である「支那麺 はしご 銀座本店」にてだあろうだんだんめん(漢字だと太肉坦々麺だが、お店では「たあろうたんたんめん」でなく「だあろうだんだんめん」と表記している。)

 こちらも同様に辛いが、やっぱりその味わいは違うものだ。昼は七味・胡椒のスパイシーな辛さに対して、こちらは紅油(ふぉんゆ:自家製ラー油)が中心の辛さにゴマダレ・少々の酸味の組み合わせでさっぱりとした辛さである。

 こちらの方が辛さの立ち上がりが早いが、引くのも早いような気がする。太肉は豚肩ロースの煮豚で、厚く切ってあるが柔らかく仕上がっている。八角の香りが特徴的かな。坦々麺は全て普通辛、中辛、大辛がチョイスできるのは嬉しい。



12月8日(土) 新Version

 昼は地元の「太公望」へ。12時過ぎで行列はないもののほぼ満席と繁盛している。

 食べたのは先日スープだけ味見した醤油ラーメン・こってりという新バージョン。同じスープを使用しつつ、味付けをやや濃いめにし、表面の油を多めしたものだ。メニューには書いていないが、醤油ラーメンを注文した際にはどちらかを選択するようになった。

 表面には透明な油が層になっている。そのため熱々スープながら全く湯気が立たず、麺を持ち上げるとフワッと湯気が立ち上る。従来の油は3種類の油を調合したものだが、使用していなかった背脂を使用し配合も変えてあるため甘めの風味が良く出ている。その反面、スープ本来が持つ柔らかな魚系ダシの風味がどうしても裏に隠れてしまいがちだが、これも一つのバリエーションと言えるだろう。その名のとおりコッテリしているがベースがアッサリなので多めの油が苦にならずにさっぱりと食べられる。

 このお店にたびたび来店しているガテン系の人達はこちらの方がオススメだろう。女房殿の塩を味見したところ、こちらは相変わらずの風味豊かでまろやか塩味と個人的にはどちらもお気に入りだ。

 ご主人に言うのを忘れたが、開店してから3周年。おめでとぉ〜 \(^o^)/



12月7日(金) 

 昼は五反田の「宝亭」へ。相変わらずメニューの数が多く、ケンタッキーラーメンという腰の力が抜けそうなメニューや中華料理もあるが、いわゆる中華のラーメンとは一線を画す味を出すお店だ。

 前回からかなり時間が経過しているので正確な味を覚えていなかったが見た目の印象が違う。モヤシが入っていない。そのためスープを啜ると前回感じた油炒めの風味がなくなり、「盛運亭」に近いと感じた印象とかなり変わったと思う。そのかわり独特のクセがある。そのクセが雑味ではなくアクセントになっているという珍しい味だ。

 麺は中華鍋で少量づつ茹でるので、丁度良い硬さに仕上がっている。ご飯物のメニューも多く、狭いながらランチタイムは1F・2Fとも満席で、人気があるのも頷ける。



12月6日(木) そ・ラ

 昼は月島のお蕎麦屋さんにてせいろ。硬めの食感と蕎麦の風味が心地よく、あっという間に蕎麦がなくなってしまう。あまりお腹が減っていなかったので盛りを増やさなかったのが失敗だった。メニューには書いていないが50g単位で増量が可能なのだ。かといって前回のようにもう1枚というのは重い。腹八分目で少々足りない位が美味しかった印象が長続きするだろうと自分に言い聞かせてお店を後にする。


 夜は三田の「名代らーめん げんこつや」にて豪快らーめん。デフォルトのげんこつらーめんは醤油ベースに対してこちらは塩味である。

 やや透明感のある白濁スープは鶏の風味が良く出ており、醤油と同じスープを使用していると思われるが、味付けの塩がキツく尖ったように感じる。醤油の方はまろやかさがあって好印象だったので、ちょっと意外な結果だった。

 具は角煮3個とメンマ・ノリ・ネギ。角煮はまあまあだが、これで900円とはどうしても値段が高く感じてしまう。



12月5日(水) 昼↓・夜↓

 昼は魚らん坂を越えてご無沙汰の「壱参ラーメン」にてデフォルトの壱参らーめん。

 厨房の中はいつもの伊藤さんでなく初めて見る方? 平ザルの使い方をはじめラーメンの作り方は慣れているようで不安は感じないが、スープを啜ると以前と印象が違う。和風魚系の風が弱く、表面の脂も少な目で全体としてはかなりあっさりとした印象になっている。これはこれで良いとは思うが、時にはむせ返るような煮干しの強い風味がここの特徴であり自分がクセになっている味であるので、それと比較してしまうのでどうしても弱いと感じてしまう。


 夜は中央線沿線の某所にて仕事関係で飲んだ後、帰る途中に小腹が空いたので乗換の立川駅にて下車。「鏡花」に電話をするもすでに営業終了済み。南口の至近距離にラーメン店はいくつかあるが、たまには北口の屋台、「悦ちゃんらーめん」にて醤油ラーメン。

 最初に醤油のとがった味がするが、食べ進むと全くそれが感じなくなるという屋台マジック炸裂である。何度か食べているが、以前はここまでナニが主張していなかった気がする。



12月4日(火) 昼・夜

 昼は大門の「中華そば 集来」へ行くと12時半で5人・10分待ち。ここの麺は普通と手打ちの2種類があるため作る順番がかなり前倒しになることあるが、今日のところは順番飛びならずちょっと残念。当たり前の順番で出てきたら結構時間がかかるのね。(^^ゞ

 手打ラーメンは、たっぷりの量のスープと手打ちの平打ち縮れ麺の組み合わせ。スープは煮干しが強めに効いており、ちょぴり生姜風味がして好きな部類の味。今日の麺は従来に比べて柔らかかったが、それでもモチッとした独特の食感が残っていて心地よい。


 昨日に引き続き遅くなった夜は、東京駅地下名店街の「和歌山中華そば のりや 東京店」にて中華そば。前回食べた際は開店当時に比べて麺が太くなったようだったが、また当初の細麺に変わったようだ。豚骨風味が程良く効いたまろやかな醤油スープとの相性は良いと思う。今日のチャーシューは柔らかくて美味しかった。味付玉子が売り切れだったのは残念。


(余談)
 知り合いからメールが届くも、本文がプレビューになったとたんにウイスル駆除ソフトが動作した。影響はなかったがメールを開くだけで感染するタイプらしい。知り合いからのメールだと油断しがちなものなので、皆さんも気を付けて下さいませ!

 ウイルスはプロバイダで駆除してくれるのが一番手間が掛からず、ウチのプロバイダは月額500円でメールボックスのウイルスを検索・駆除してくれる。一方で、セキュリティ機能付きのHUBの機種も多くなり値段も下がってきた。どちらにするか真剣に考える時期のようだ。仮にHUBを15000円とすると単純に30ヶ月分。そのハードが2年半後のウイルスに対応できるのかが不明であり、どうもプロバイダに任せた方がお得なような気がするが、複数台のPCを接続する環境のためにはHUBが必要と、、、う〜む、悩むところである。



12月3日(月) 

 仕事で遅くなった夜は閉店時間ギリギリの(元)がんこ 三田にて、あっさり・ややうす+味付玉子。超超超時間に渡る打ち合わせ後だったせいか、食べ始めに多少雑味を感じたのは体調のせいか。後半は丁度良い塩辛さで引力が強く、美味しく完食。

 先客4名で自分が食べ終わる頃には1人になったので、ちょっとお話モード。確定ではないが不況というせいもあり、年末は28日(金)まで営業したいとのこと。ならば自分の御用納めとタイミングが丁度良いことになる。

 また、記帳ノート&とらさんスケジュールにも書いたが、12月7日(金)は仕込みのため夜の部は休業となるので、お気をつけ下さいませ。


 
12月1日(土) まとめUP

 本来ならば11月の日記にまとめなければならないが、キリが悪いので12月分にまとめてアップ。


11月29日(木)

 昼は「麺の坊 砦」(とりで)に行く。10月11日にオープンしたお店で、ご主人は新横浜ラーメン博物館の「博多一風堂」の元店長・中坪氏。最近TVなどで紹介されたこともあって混雑ぶりが気がかりだったが、意外と空いていて12時半頃で空き席があり待ちはない。

 初来店なのでデフォルトの砦らあめん。白濁のスープは脂がほとんど浮いておらず、しっかりと乳化しているので、いかにも長時間かけて煮出したと感じさせる博多系のスープ。豚骨の香りは臭くなく、ほんのり良い感じに薫る。

 合わせる麺は、細麺/太麺の選択ができるようになっていて、太麺と言っても通常の麺より細いかもしれない。細麺は極細ストレートの博多系で、適度なコリコリ感がクリーミーなスープと良く合う。具の方では太いモヤシの量が多すぎと感じたが、個人的な好みなので仕方がない。

 卓上に生ニンニク+クラッシャーが置いてあり、入れたい衝動が極めて大。しかしこれから仕事なので今日のところは断念し、紅生姜・辛し高菜・摺りゴマ(白ゴマ黒ゴマミックス)・醤油ダレを少量づつ試してみるに留める。

 印象としては博多系をベースとしてアレンジを加え、一風堂とはひと味違う独自の方向性を持ったラーメンとでも言おうか、ここでしか食べられないものであろう。店員さんが元気で威勢が良く、かつ丁寧でユーモアも持ち合わせており、地元の奥様連中にも受けていた。そんな小さなことも味に対してプラスになっていることと思う。


 お勘定の際にお店の名刺のそばにあった「竹麓輔商店」のパンフレットを手にすると、「知り合いのお店で今日オープンなんですよ」と中坪氏。気づかなかったがホールにいたのね。

 徒歩でも移動可能なので早速行ってみる。「むつみ屋」の創業者・竹麓輔氏のお店である。パンフによると麺が細麺ストレートらしく、店先に従前から使用しているさがみ屋製麺の箱が置いてあったが種類が違うようだ。時間がなかったので外観を見るだけではあったが、なかなかお洒落な造りのようだった。修業先なので当然といえば当然ではあるが「夢の家」@山梨の石川氏からも花輪が届いていた。


 夜は未食の宿題店、蒲田の「らーめん 旭屋」へ。今年2月オープンで、なんでもご主人は「山頭火」出身らしい。メニュー構成もそれに近く、限定トロ肉らあめんもある。食べたのは正油らーめん。印象を一言で言うと山頭火ライクである。独自の風味も同じように感じる。

 麺が細目のストレートで見た目は違和感があったが、食べてみるとスープとの組み合わせは悪くない。丸めていない長方形のバラ肉のチャーシューが柔らかくて良かった。

 新宿の「風来居」、八王子の「一閑人」の塩など山頭火ライクなお店があるが、ココはより本物に近いと思う。


11月30日(金)

 本日は長崎出張。早めの便で長崎入りして前回の宿題店「中華軽食 三八ラーメン 銅座店」へ。間口は狭いが奥行きはたっぷりで、横並びのカウンタが14席という鰻の寝床状態の店内。こちらでは良く目にするおでんの大鍋が美味しそうで、1本110円(すじのみ130円)という価格設定は安いのか高いのか。

 初来店なので食べたのはデフォルトのラーメン。白濁スープは豚骨の臭みがなく、脂と白ゴマの香ばしい風味がする。見た目よりもさっぱりとしているが、ややインスタントテイストで随分昔に食べた即席めん、「うまかっちゃん」に似ている気がする。

 麺はやや細めのストレートで白っぽい。柔らかめの食感だがのびている訳ではないのでこういう種類の麺なのだろう。スープとの相性は良い。チャーシューはバラ肉で、醤油ダレとは違う味付けになっているので、ひょっとしておでんの味?(たべていないので自信なし) あとはメンマ・紅生姜・青ネギとシンプル。

 むちゃくちゃ美味しい訳ではないが、後を引く美味しさがあって完食してしまった。至近距離にある「思案橋ラーメン」よりこちらの方が好みだった。


 夜は築110年という由緒ある料亭にて本格的卓袱料理、その後スナック、締めに中華料理店で皿うどんなどなどでお腹一杯になったのでラーメンはなし。地元に人によると、長崎では飲んだ後の締めにおにぎりを食べることが最近の流行だそうで、その手のお店が増えているらしく、長崎で火がつき博多にもそういうお店を目にするようになったという。また卓袱料理には欠かせない角煮を饅頭の皮に包んで食べる、角煮まんじゅう(肉まんの角煮バージョン)も流行っているらしい。


12月1日(土)

 朝はゆっくりと起き出して昨夜行けなかった地元の方おすすめの「なりすえ」に行ってみると夜だけの営業のようだ。「とりとん亭」も夜だけで、人気のあるお店はそのパターンが多いのか。出島ワーフに出店したという「あごだしらーめん 大気圏」に行ってみるとお店そのものが見あたらないので断念。駅方面に向かうと「浜長」というお店があったが、本場横浜の味・醤油とんこつラーメンとあり、想像ができてしまう味でわざわざ長崎で食べることもないのでパス。

 結局時間がなくなってしまい新規開拓はあきらめ、ココだけは行こうと思っていた「一休軒」へ(3度目かな)。12時で満席3分待ち。自分の着席後も次々と地元の方が来店するも、満席の店内を見てあきらめて帰る人がほとんど。こちらでは行列までして食べようということをしないのかしら。

 食べたのは玉子入り(小)。ココの店員さんは全員女性、見ると麺上げキャリア30年のおばあちゃまでなく(比較的)若い方に変わっている。以前、夜は娘さんに任せていると言っていたので、その方が麺上げをしているのかも。メニューの方はいなりがなくなり、営業時間が7月から19時までに短縮されたようだ。

 相変わらずの白濁スープは豚骨の香りはするが臭みは感じないという微妙なもの。麺は細麺ストレートで見た目は同じだが、食感が柔らかく以前と印象がかなり違う。茹で時間そのものが長いのか、平ざるで一度に適量をとりわけられないため、丼に入れてから麺の量を少量づつ調整するための時間が長いのかはわからないが、とにかく残念。次回は隣のお客さんのように麺堅めで注文してみよう。


 夜は神田で飲み会。お店のキャパをやや超えていると思う人数が来店し、予約貸し切りならではのメニューを堪能。霞女史、さすが中華の料理人だ。



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