3月  Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2009年3月分】
今月の実食数 ラーメン 32 (新規店 11)
蕎麦 0 路麺 1 うどん 0
今年の実食数 ラーメン 100 (新規店 36)
蕎麦 1 路麺 7 うどん 5

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(9杯)
集来HIT(2杯)、臥龍八島(3杯)、
江戸甘
【おいしかった】
(23杯)
一蘭 立川八七三家阿吽鳳食品 品川
なおじ三国やまちゃんくじら軒 八重洲
麻布ラーメン 本店かなでけやき
たまがったせいべえ 新橋(2杯)、東興飯店
美豚 あきる野ますたに 田町鏡花
けん軒元楽 豊洲むらさき山大五郎
丸當
【まあまあかな】
(0杯)
    


 3月31日(火)
新橋の「九州らーめん 丸當(まるとう)」へ。ノーマルのラーメンに加えて、ダブルスープ・醤油・辛味・ピリ辛味噌につけ麺と雑多な印象。九州と言っても広いですから、このようなラインナップのお店がないとは限らないですけどねぇ・・・。

初訪問なので、デフォの丸當らーめん(680円)をかため(お店ではバリ)で。
麺の茹で時間が短いので、出てくるまで時間がかからないのは良いです。やや透明感のある白濁スープには背脂が浮いて、豚骨の染みだしは薄め。一杯ずつ雪平鍋で加熱するので熱々です。味付けは塩ベースで、最後までやや尖っているのは好みが別れるかもしれません。

細麺ストレートは、博多のように低加水ではなく、どちらかというと滑らかで、九州系のラーメンにメンマが入っているのは珍しい。

東京ナイズした九州ラーメンというコンセプトなのでしょうか?
個人的にはフックが弱く、再訪問するかどうか・・・。でも、醤油は食べてみますかね。



夜は同じく新橋の「味噌屋 せいべえ 新橋店」へ。キャパがあるのですが一人客はカウンタに通されるて、そこはほぼ満席。それだけ一人客が多いということでしょう。店名にあるとおり味噌を食べている人がほとんどですが、メニューには醤油・塩もあるので、今回は醤油味の味玉中華そば(750円)にしてみました。

やや濃いめの味付けながら適度な甘みと独特の風味があり、ダシよりも味付けを前面に押し出した醤油スープ。スープの中には細かい刻みタマネギが入っていて、食感へのアクセントになっていますが、全体的にややもったりしていますが悪くはないです。麺は味噌と同じなのですが、少加水の麺との組み合わせも面白いかもしれません。

次回は塩を試してみます。


 3月30日(月)
都立家政の「TOKYO味噌らーめん 江戸甘」へ。昼の「麺や 七彩」のセカンドブランドで夜だけの営業。満席でしたが数人の待ちができる程度と、昼に比べるとお客さんの数は落ち着いています。

前回は生姜そばだったので今日は支那そば・醤油(720円)。

前回はフレッシュな生姜が前面に出ていたために、それに隠されて本来のスープの味がイマイチわかりずらかったのですが、生醤油の香ばしい風味と味と、しっかりと染み出たダシとのハーモニーに、香辛料が出しゃばらない程度のアクセントになっています。これは好きな味です。一発で気に入ってしまいました。

今月の限定である汁無し担々麺は明日で終了で、4月からはここならではの面白いラーメンが食べられそうで楽しみです!


 3月29日(日)
「純手打らーめん 大五郎」で、未食の味噌(700円)を。赤味噌に近い自家製味噌を使用したスープは、味噌の風味が満点。表面の油が皆無で、さっぱりとしています。麺は醤油と同じく自家製手打ち。硬めではありませんが、スープが穏やかなので、組み合わせに違和感はありません。

味見したつけ麺はやはり同じ麺ですが、水で絞めてあるので麺のもちもち感が増します。つけ汁は醤油?塩?ベースの優しい味付けでネギの香りがポイントのようでした。


 3月27日(金)
三田の「むらさき山」、TV放映直後のランチタイムは20人ほどの待ちがあったのですが、最近は10人未満とは最近は行列が落ち着きました。とは言うものの、常にお客さんが来て行列が途切れることがないようです。そんな忙しい中でもホスピタリティが落ちないところが素晴らしい。常に笑顔で対応しているのには感心します。

味玉そば(750円)、茶濁のいわゆるWスープは、インパクトは強くないがバランスがいい。後半、卓上の柚子胡椒をちょっと入れて味の変化を楽しんでごちそうさま。



夜は最後の「支那そば 八島」へ。もうすでに麺類は売り切れ。つまみも昨夜中華鍋の底に穴が開くというアクシデントで揚げ物は提供できず。それでも鍋を傾けて、まさしく最後の力を振り絞って何品か頂きました。

ほんとに今までご苦労様でした。またいつか再開する日を楽しみに待っています!


 3月26日(木)
ラスト2日となった茅場町 or 日本橋の「支那そば 八島」へ行くとほぼ満席。ほとんどが知り合い。ここはそういう場所なんですよね。久々に見る顔もあり、夜遅くまで楽しく盛り上がり、肉ワンタンメン・エビ塩ワンタンメンをこれが最後かも、という想いを噛みしめながら頂きました。


 3月25日(水)
ららぽーと豊洲にある「元楽 豊洲店」は二度目。前回食べていなかった塩味の楽らーめん+味つけたまご(680円+100円)、相変わらず背脂がたっぷりながら、醤油よりさっぱりとしていました。


 3月24日(火)
月島 or 勝どきの晴海通り沿いにある「けん軒」へ初訪問。醤油・塩・酒粕味噌・辛味噌につけ麺とメニューが多いです。しおラーメン(650円)、鶏ガラベースのすっきりとしたスープで、コクよりもキレのある塩味。雑味がなく、個人的には好きな味です。麺は細麺の縮れで、適度な茹で加減(三河屋製麺)

夜は飲めるようなので、近いうちに行ってみます。生ビールがエビス、瓶ビールが赤のようです。


 3月23日(月)
ランチは「ますたにラーメン 田町店」。いつも行列があるので敬遠していたのですが、今日はなぜか待ちがなかったので当然のように入店しました。

ラーメン・麺硬め(700円)は、表面には背脂がたっぷり浮いています。中層はさっぱり醤油、底にはピリ辛のアクセントの三層スープ というのがお店のコンセプトで、そのとおりの味わいです。

麺を硬めにしたのは、店内に食べている人が少なかったのでそうしたのですが、無指定でも問題はないです。ただ、ここのチャーシューだけは、パサつき感がどうも好みとは異なっていてイマイチなんですよね・・・。

余談を。
たまたま店内でWBCのアメリカ戦の放映をしていました。ゲームセットを迎えた際には、知らぬ同士ながら皆さん拍手でした! 画面に眼を奪われがちでしたので、箸の進みが遅い(笑) そういう意味でも、麺硬めは正解だったかもしれません。



帰宅途中に立川の「らーめん愉悦処 鏡花」へ。

会議室に情報を頂いていた、おやっさんの気まぐれ=煮干中華そば(900円)を頂くためです。行列はなく、素直に着席できました。相変わらずピンスポットだけで暗い店内。月曜限定の鶏白湯ラーメンもしくは鶏白湯つけ麺を食べている人が多かった。

煮干中華そばは、煮干しが強めに効いているものの、えぐみや雑味はなくすっきりさのある醤油スープ。かなり時間をかけて丁寧に仕込んでいることが想像できます。

麺は中細のストレートで、歯ごたえが良くしなやかなのと、具の組み合わせにも丁寧さを感じました。

3月末までの提供のようですから、ラーメン好きならばチャンスがあればぜひ食べてみて欲しい。値段は立川にしては高めですけど、煮干しを強く感じながらも穏やかに仕立てている味わいはなかなかでした。


 3月22日(日)
「美豚 あきる野店」で、極豚骨らーめん+味付玉子(700円+ランチタイムサービス)は二回目。

食べ始めはそれほど粘性はありませんが、豚骨は良く出ていると思います。ただ、天かすが染み出してくると、たぬきそばのような味わいになってくるのは、メニュー名からすると違和感があるかもしれません。
細めのストレート麺は、硬さを指定しないでも適度な硬さを保っています。サービスの味付玉子は、白身はしっかりと色が変わり、黄身はゼリー状の半熟でなかなか。

ラーメンに天かすを組み合わせるのは珍しいですが、その組み合わせはどうなんだろう・・・。個人的にはノーマルのラーメンのほうがしっくりきます。


【営業時間・定休日の変更】
11:30〜23:00と営業時間が延びて、火曜休みから無休となりました。


 3月19日(木)
「らぁめん 丸」の行列が5・6人だったので並ぶことに。

らぁめん・細麺+味付煮玉子(700円+らーナビクーポンで無料)。魚系がしっかりと効いた熱々の醤油スープ。これだけ高温なのに風味が飛ばずに仕上げるのは毎回感動してしまいます。丁寧さが伝わってきます。



「支那そば 八島」
大事なお知らせです。3月27日をもって閉店することになりました。急ですが昨日決まったとのことです。夜お邪魔すると知り合いらがたくさん。こんなに人が集まっているの店内は久しぶりだけど、神田時代は約束しなくともほぼ毎回知り合いと遭遇してたので、その頃を思い出しました。

私にとっては思い出がいっぱい詰まったお店。ここで知り合いの輪が一気に広がりました。ラーメン店というよりも社交場とか、時によっては心のオアシスのような存在なんです。そんなお店が閉まってしまうことは非常に残念なことではありますが、以前から聞いていたとおり、店主の足・腰がもう限界とのこと。なので、そっちを治すことが先決でしょう。

夜が更けるとともに店内がより混んできたので、先に離脱することに。支那そば(650円)は原点の味。今でこそエビ塩ワンタンメンがお店の看板メニューになっていますが、開店当初はこの醤油味一本だったんです。「たんたん亭」の流れを汲みながらも独自に進化を経たラーメンになっています。

自分の思い出を風化させないために、書きまとめておきます。
店主には身体をじっくりと時間をかけて万全に治して欲しい、そして場所はどこでもいいのでぜひとも再開させてほしいと願っております。来週、もう一度は行くつもりです。


 3月18日(水)
「東興飯店」で、うまにそば(750円)。

具は白菜がメインで、少量の人参・青菜と豚肉をサッと炒めてあんかけにしているので照りがあります。ベースが中華系清湯スープのさっぱりとした醤油スープなので、具の風味を壊すことなくマッチしています。あんかけなので、後半まで野菜の温度が熱々。暖かかったので、汗をかきました。



夜は三軒茶屋の「麺屋 臥龍」。ハートランドを飲みながら、今日のつまみの中から、イベリコ豚のサラミ・燻りがっこ・冷や奴などでまったりー で、焼酎にスイッチ。
〆に麺を頂きましたが、試作品なので詳細は割愛させていただきます。近々、発売予定とのこと。


 3月17日(火)
1月30日にオープンした「味噌屋 せいべえ 新橋店」へ。以前は柳通りにあったのですが閉店して御徒町に移転した、再度新橋に舞い戻ってきました(現在は御徒町が本店となっているようです) 開店当日は味噌ラーメンを10円で提供していました。13時からだったので行けませんでしたけど・・・。カウンタ17席にテーブル20席と、新橋のラーメン店としてはかなり広いキャパを有しているお店です。

メニューは味噌だけでなく醤油・塩もありますが、今日は味玉みそ(780円)を。

味噌の香ばしさが特徴的で、濃厚完熟味噌というのがウリのようです。表面の油は多めで白ゴマが浮き、ちょっとだけ唐辛子がピリッと効いて熱々のスープ。トッピングされたもやしも熱々ながらスープには浸っていないので、中華鍋でサッと炒めたものだと思われます。

個人的には、この味噌の味わいならば、そこにスープを注いで味噌を溶かし入れる札幌味噌ラーメンのほうが好みなのですが、これはこれで良いと思います。

麺は太めの縮れで短め。やや伸びるのが早いのが気になったものの、食べやすくて違和感はありません。むしろ熱々のスープでもやしがしんなりとしてくるのは、後半の味わいの方が好きかもしれません。

次回は醤油かな。


 3月16日(月)
知り合いらと巣鴨の「やきそばーHIT」へ。自家製麺が更に進化してからは初訪問になります。生ビールから真露水割りに切り替えながら、セルフおでんとうま辛もやしでまったりー

つまみ(?)にまずは和風塩らーめん(600円)、パスタマシンで麺帯を延ばして切るという作り方は変わらないものの、その前の見えない工程が大幅に変わりました。以前のとおりのかん水未使用に加え、青竹で延ばすことによってさらに弾力がでています。これはヤバイ。

〆はつけ麺(650円)、麺は同じながら水で絞めることで食感が全く異なるのと、素直な味わいを感じます。

以前から満足度がとても高かったのに、さらに進化しています。今後とも定期的に行ってみます。


 3月15日(日)
知り合い宅から帰る途中に横浜でラーメンを食べることに。第一候補は「吉村家」だったのですが、15時過ぎで20人以上の待ちが・・・。さすが家系総本山、中途半端な時間を狙ったのですが、甘かったようです。

なので、第二候補の「九州大分らあめん たまがった」へ。たまがったとは、大分・豊後高田地方の方言で、非常にびっくりした・驚いた・感動したなどの意味なのだそうです。「たまげた」の方言なのでしょうね。

メニューのベースは一種のみです。
らーめん(650円)、豚骨が適度に染み出た白茶濁スープはとろみがありコラーゲンたっぷり。表面の余計な油は皆無でさっぱりとしていて、素直に食べ進むことができます。
麺は極細。硬めの茹で上げで博多ラーメンに近い印象で量は少ないので、替え玉があります。

大分ラーメンを食べた経験がないのですが、博多に近い印象でした。


 3月14日(土)
神奈川の知り合い宅にお呼ばれの途中に新横浜ラーメン博物館へ。何年ぶりなんでしょうか。行く道を間違えて迷ってしまいました(笑) 目的は今月6日から出店している「牛乳屋食堂」だったのですが、軽く1時間待ち。本店は福島・会津にあり2度行っていますが、ラーメンはもちろんのことながら、ソースカツ丼を食べたかった・・・。

約束の時間に間に合わないので、今月で終了してしまう「けやき」へ。こちらは20分待ちでした。席数が多めでお店の人が行列に慣れているからでしょうか、行列の人数の割りに回転が早いです。本店は札幌・すすきのにある味噌ラーメン専門店です。本店は食べたことがなく、03年に新宿の催事で食べたことがあるのみ。

味噌ラーメン(900円)、油がこってりさを、生姜がさっぱりさを醸し出しています。「純連」に比べると濃厚ではないものの、物足りなさは感じません。挽肉・もやし・キャベツを中華鍋で炒めてスープに味噌を溶かし入れる典型的な札幌味噌ラーメンで熱々のスープです。
麺は中太の縮れで、食べ始めはいかにも札幌味噌ラーメンという麺ながら、弾力はありますが伸びるのが早いのが気になるところ。

今月から提供されている卒業記念ラーメン(800円)は、細切りのキクラゲが乗っていて、見た目は博多? でも味わいは全く違う。焦がし醤油のようで、他店では味わえないようなラーメンでした。

04年から長い間ご苦労様でした!


 3月13日(金)
ランチは「笑の家」を目的に行ってみたところ、店内の椅子席が一杯なほどの待ち。これでは昼休みをオーバーしてしまいます。なので、久々に「麻布ラーメン 本店」へ。席数が多いのにちょっとだけ待ちがあるほどの人気店です。

今日は正油らーめん(700円)、丼は縁に雷文(当サイトのトップページのデザインにも使用しています)を配した切り立ちで、見た目よりは量が少なめです。

表面に浮く背脂は多めながら、油が少なめなのでしつこくなく食べやすく、魚介がほんのりと香る醤油スープです。一見、雑なようでそう感じさせないのがなかなかです。

麺は豚骨正油の太麺とは異なり平打ち縮れとなり、硬めの茹で揚げで違和感がありません。チャーシューは脂身が大部分を占めていて、味がよくわからなかったのが難点でしょうか。

卓上のネギをはじめ、もやしナムルなどなどで味を調整するのも手ですね。



夜は府中の「麺創研 かなで」へ初訪問。昨年10月オープンで、元「麺屋 にゃみ」@立川ラーメンスクエアが店主です。白木とステンレスをベースとした店内は、明るく清潔感があります。加えてスペースをゆったりと取っていて、座りやすい椅子もマル。ベビーカーもOKとのこと。

メニューは、ラーメンが醤油・塩、つけ麺がノーマルと辛つけ・激辛が通常のラインナップで、20食限定として今年1月から始まった超煮干しというメニューもあります。

初訪問なので、支那そば+味玉(700円+100円)で。

鶏がピシッと効き、豚骨や和風素材が奥深さを演出しています。表面の油は鶏油で、量が多めながらしつこさは皆無で鶏の香ばしさが後半まで続きます。塩分・甘味ともちょうどよく、バランスが抜群のスープで化学調味料未使用とは思えないほど。

麺は細麺ストレート(自家製麺)。店主のブログによると切り歯14番とのことですので、30÷14=約2.1mmですね。加水が多めなのかな? とてもしなやかでスープとの相性が素晴らしい。たぶん150gぐらいでしょうけど、満足度が高いせいか少なく感じてしまいます。

同じく府中にある「ふくみみ」に初めて訪問した時と似たような印象を持ったことを思い出しました。残りのメニューもぜひとも食べてみたいです。


 3月12日(木)
八重洲地下街の「くじら軒」へ。今でこそ学芸大学などで食べることができますが、全盛期は神奈川・センター北の本店はいつでも大行列でした。まず自宅から遠い(笑) 開店前30分に到着するも長い行列。待って待って食べ終わるまでは10分程度でしたけど、その希少価値が味を押し上げていたのは否めません。でも、香辛料の使い方が個人的に鼻について・・・。もちろん高いレベルなのは理解できるのですが、大絶賛はできない味わいでした。

前置きが長くなりました。その支店?FC? らーめん(薄口醤油)・支那そば(濃口醤油)・塩と、ここだけのつけ麺をベースとしたラインナップです。

らーめん+味付玉子(800円)、ダシそのものの風味は強くないものの、適度な濃さの醤油味とのバランスが良く、香辛料のような風味がアクセントになっています。以前食べた本店との違いがわかるほど記憶が確かではありませんし、正確な比較はできませんが、本来の味を踏襲していることは確か。

食べているうちに、どんどん昔の印象がよみがえってきました。不思議なもので、以前は個人的に合わなかった味わいが、ちょうど良いアクセントになっていたんですね。これにはかなり驚愕です。ほかのメニューも食べ比べてみたいと思いました。


 3月9日(月)
久しぶりに東銀座の「やまちゃん」に行ってみると、さすがに600円という値段は維持できなくなったようで50円値上げしていました。ランチタイムをはずしたのに、お客さんの入りはたくさん。もともと安価だったので値上げをしても影響が少ないのかもしれません。

長浜ラーメンを麺硬め・油少なめで(650円)、豚骨エキスがしっかりと染み出ているのに、後半は油が立ち気味になるので油少なめが個人的にはベストなんです。

麺の茹で加減は掲示されておらず、バリカタ、もしくはその上(針金・粉落とし)などの指定ができるようですが、硬め指定でもかなり硬いです。博多ラーメンのチェーン店を含めても、かなり硬めの茹で上げなのです。なので、合わない人がいてもおかしくないはずなのに、硬め以上指定が多いです(特に替玉)

味は長浜どんぴしゃなのかは置いておいて、店内の印象はしっかりと博多です。


 3月8日(日)
ネットで見つけた地元・あきる野市の「餃子荘 三国(みくに)」に行ってみました。多西小学校の裏手にあり、昼のみの営業です。カウンタ8席だけで女性店主が一人で切り盛りしているようです。メニューはラーメン数種類に焼きそば、チャーハンに中華粥、もちろん店名のとおり餃子もあります。

ラーメンは、油が皆無の醤油スープ。ダシはあまり感じずシンプルです。ガツンと主張するものはありませんが、変に小細工をするよりこれも大いにありです。潔い。チャーシューからほんのりと香る八角が特徴的でした。ナルト・ほうれん草・海苔と葱の白と、彩りにも配慮されているのは女性ならではですね。

餃子は肉よりも野菜の比率が多く、ニンニクなどがほどよく効いています。皮は自家製らしく、厚めでしっかりとしたもの。

ラーメンが400円で餃子が300円でも安いのに、セットにすると600円ですよ! こんな値段でいいのかな・・・、と恐縮してしまうほどです。

看板の書体は地元のインテリアデザイナー、高橋敏彦さんの作だと思います。趣があっていいですね。暖簾は五日市出身の落語家・三遊亭歌笑さんから贈られたようです。ご実家が黒茶屋だったはず。そう言えば、黒茶屋の看板類も高橋さんの作でしたね。


 3月7日(土)
目黒に先月オープンした「濃厚中華そば・つけ麺 なおじ 目黒店」に行ってみました。本店は新潟にあり、その支店になります。店名どおり、中華そばとつけ麺のメニュー構成です。

中華そば(700円)、強い粘性がある茶濁スープは、煮干しなどの魚介系がしっかりと染み出た醤油スープです。間違えばヘビーになりそうながら、それほど気にならなく食べ進めることができるのは、表面には油が浮いておらず化学調味料未使用ということが大きく寄与しているのだと思います。

麺は太麺で硬めの仕上げ。しっかりとした歯ごたえに加えて粘性もあります。柚子と紫蘇?の微塵切りが入っていて、麺を引っ張り出すとそれが絡んでくるのが面白いですね。

また、中華そばでも割りスープを頂くことが可能。鰹節などの魚介系がしっかりと効いており、温度がかなり熱いです。つけ麺にはもちろんのこと、中華そばにも合うこと間違いない。麺が残っているうちに注ぎ入れるのもアリです。


権之助坂はラーメン店だけでなく食べ物の激戦区。ましてや同じ並びにはラーメン店が数多くある中に、あえてお店を構えただけのことだけはある、と感じたラーメンでした。


 3月6日(金)
品川駅高輪口に昔からある屋台。ご存じの方が多いともいますが、正式には「鳳食品 品川店」といいます。久々に行ってみました。ラーメン(650円)、以前と値段が変わっていないような気がします。

豚骨・鶏ガラがしっかりと染み出た醤油スープは、屋台のラーメンにしては濁りがあります。作る過程で‘白い粉’を入れているのですが、それが突出している訳ではなくとても食べやすい。特に飲んだ後にはそう感じるのかもしれませんが。やや太めで軽くウェーブのかかった麺はモチッとした食感があり、屋台にしては量が多め。

ネギの切り方が不揃いでいかにも屋台。まな板を使わずに、縦に切り目を入れてから丼に直接切り入れます。この形状は固定店では見かけないですね。


実はここに行ったのは初めてではありませんが、なぜかお店の情報をアップしていませんでした。たぶん泥酔状態で、感想を書くことが出来なかったものと思われます(笑)

聞けば、創業50年だとか。駅前の屋台が次々と消えている中で、ここは今後もしっかりと営業できるようです。頑張って欲しい。ネットで検索すると、同名の屋台が青物横丁にもあるらしい。チャンスがあればそちらにも行ってみたいです。


 3月5日(木)
湯島の「四川担々麺 阿吽」へ初訪問。一昨年のオープンですから随分と間が開いてしまいました。店名の四川担々麺のとおり、担々麺だけでなく、つゆなし・つけ麺があり、醤油ラーメン・つけ麺もあります。

初めてなので担々麺(800円)、胡麻が香ばしく、食べ始めは辛くないものの、じわじわと効いて来ます。花椒がほどよく効いた辛さなので香ばしくて食べやすいです。

麺は中太で、堅すぎない茹で加減(三河屋製麺)。担々麺の経験が低いながら、太麺というのは食べたことがないかもしれませんが、違和感は全くありませんでした。

トッピングの挽肉は中華系の調味料で味付けしており、加えて干しエビがアクセントなっています。

個人的には辛すぎずバランスのある一杯、辛い担々麺が好きな人であれば、四辛までは無料、五辛が100円増しですので、自分の好みに応じてオーダーすることが可能なようになっています。


味見した、つゆ無し担々麺・四辛は、胡麻ベースのスープがないだけで、基本は担々麺と同じ構成です。一段辛い指定だからでしょうか、ラー油と花椒が担々麺に比べるとたっぷり入っていて、個人的にはかなり辛いです。ですが、こちらの麺は太めの平打ちになるので、その違いもあって、面白いです。


女性にはデザートの杏仁豆腐・マンゴープリンが評判のようです。確かに、この辛さのあとには欲しくなるでしょうね。


 3月3日(火)
大門の「集来」で未食だった手打サンマー麺(730円)を。もちろん魚のサンマが乗っている訳ではありませんで、生碼麺もしくは生馬麺とも記述する神奈川発祥の麺料理だとか。生碼=生きのよい具材という意味らしいです。

もやし・白菜・ニンジン・ホウレン草・豚肉を中華鍋で炒め小麦粉でとろみをつけた具の上にヤングコーンがトッピングされています。ベースは醤油と同じく煮干しがピシッと香る熱々で、スープが熱々に加えてとろみですので、とても冷めづらいです。

なので、時間が経つと野菜がしなやかになってきます。なので、一杯で二度楽しめる楽しみがあって、いいですね。もちろん、ピロピロで手打ち風の麺の持ち味が生きているのは言うまでもありません。

これは、もう一度食べてみたいですし、本場・神奈川のサンマーも食べてみたいところです。



新橋駅前ビル1号館に昨年12月にオープンした「八七三家」は、ランチタイムはいつも行列になっており、なかなか再訪問ができませんでした。こちらは家系なので、昼に引き続きたまたま神奈川つながりとなりました。

天気予報は夜から雪、もしかしたら帰ることができなくなるかも、と早めに帰宅する際の乗り換え駅なので立ち寄ってみました。20時ごろで先客1名のみと、昼とのギャップが激しいようです。

ラーメン 並+たまご(650円+100円)を指定なしで。
夜だったせいか豚骨が良く染み出たスープは厚みがあるものの、やはり鶏油・背脂の甘さのどれもが控えめで、ライトな家系で食べやすいのが、このお店の特徴なのでしょう。

麺は家系の中では硬めになると思います。個人的には、モチっとした食感が好きなので、やや違和感があったものの完食。

脂を多めにすると鶏油の風味を感じるのかもしれませんね。次回は脂多め・麺柔らかめを試してみます。


【お得情報】
13:30から30食限定で、チャーマヨ丼セット(ラーメン 並+チャーマヨ丼) 800円が提供されていました。


 3月1日(日)
「一蘭 立川南口店」は久しぶり。たぶん開店した05年以来だと思います。本店は博多にあり、元々は会員制のラーメン店だったのです。食べることに集中するために、隣との席との仕切りと目の前にあるすだれは、「味集中カウンター」といい、特許を取得しているんだとか。

ラーメン(790円)の食券を購入して店内に入り、オーダー用紙に、味の濃さ・こってり度・にんにく・ねぎ・チャーシュー・秘伝のたれ・麺のかたさの好みを記入します。麺=かため、ネギ=青ネギであとは基本で。

豚骨が良く染み出た白濁スープはいかにも博多ラーメン。どんぴしゃではないと感じる人がいるかもしれませんが、本店と同じシステムで、味も近いと思います。秘伝のタレの唐辛子がアクセントになり、全体を引き締めているような印象です。麺は指定どおり硬めで、ポキポキ感があります。

替え玉(160円)はテーブルにあるボタンを押すようになっていてます。そうすると、チャルメラの音楽が流れて店員さんがオーダーを取りに来てくれます。

量に対して値段がやや高いですが、本格的な博多ラーメンが身近で食べられるのはうれしいことです。しかし、店内が暗いですね。画像がきれいに撮れないので、このお店だけはフラッシュを焚いてしまいます。