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Man太郎の日記風ラーメンメモ 【2001年5月分】 |
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今月 | 今年 |
・食べたラーメン | 33杯 | 155杯 |
・新規開拓のお店 | 11店 | 65店 |
今月の自分勝手な好みランキングです。
【また行きたい】 (10杯) |
太公望(2杯)、元がんこ三田、八島(2杯)、 特一富屋、旭王、王民王民(みんみん)、 壱参ラーメン、武蔵青山 |
【おいしかった】 (21杯) |
麺BAR(3杯)、むつみ屋 八重洲、新星堂、 パワー軒、夢乃屋、のりや 東京(2杯)、 凛 大崎、萬福、博史、いすず、旭龍 神田、 えびす丸、光壱、イレブンフーズ、分田上、 きなり屋、一風堂五反田、斑鳩 |
【まあまあかな】 (2杯) |
福のれん 銀座、至福 |
【もう行かない】 (0杯) |
5月31日(木) 昼・夜
昼は「博多一風堂 五反田店」。12時過ぎで10人ほどの行列はあるが、開店が早いので15分ほどで着席。食べたのは白丸元味・麺堅め+味玉子。好みとしては麺はデフォルトでも十分なのだが、オーダーが立て込んでいる際には、場合によっては何人抜きかで品物が出てくる場合があるので、時間がなくて急いでいる場合には有効な技?
表面の脂はこんなに多かったかな? でも味はココらしい味。以前は赤丸新味の方が好みだったのだが、食べる杯数を重ねるにつれ、白丸の方が気に入ってしまった。仕事柄、卓上の生ニンニクをクラッシュしたい気持ちをなんとか抑えつつそのまま食べ進む。麺はもちろん堅めだが、もっと堅くてもOKなので次回はばりかた(あるのかな?)指定にしてみよう。
六本木店30日オープンのチラシがあったので、お勘定の際に聞いてみると、てっきりラーメン博物館店出身の方のお店だと思っていたら、五反田店出身の方が開くお店なのだそうだ。中坪店長は独立して横浜にお店を開くかもしれないとのことだったので、それも楽しみだ。
【お店の情報】
博多一風堂 六本木店
港区六本木4−9−11 第2小田切ビル1F (03-5775-7561)
(地図によると、六本木交差点から防衛庁方面に向かい、1本目を右折した右側のようだ。)
夜は「にゃがにゃが亭」@飯田橋に行こうと東西線にのる。でも、どういう訳か一つ手前の九段下で下車してしまった。最近評判のお店なのに1年も行ってないのはまずいだろう! ということで、「斑鳩」にて煮玉子らー麺。
見た目は前回と良く似ている。スープは魚系が強いのは以前と同じようではあるが、全体的な雰囲気はかなり違って、うまくまとまってわかりやすい味になったと思う。個人的にはとても食べやすいスープだった。
開店当初は「武蔵」を意識したようだったが、味の系統としては「青葉」の方が近くなったのではないだろうか。前回はあまりよい印象ではなかった接客も、ご主人をはじめお店の方々が丁寧で親切なのもマルだった。新規開拓は楽しみなのだが、それよりも1回しか行っていないお店を再訪することもおろそかにできないなあ。
話は変わって、一昨日実食の「きなり屋」。とらさん会議室のOOSAKIさんの書き込みによると、「影丸」「無元」などと同一の「天下一」系列のお店なのだそうだ。なので「薄野」系FCという書き込みは間違いでした (^^ゞ それにしても増殖している割には、しっかりとした味を提供しているので今後の展開が楽しみだ。
5月30日(水) 昼・夜
昼は何とラッキーなことに青山一丁目で昼食タイムで、目的はもちろん「武蔵 青山店」。12時ジャストで店内に6人、外に4・5人ほどの行列があるものの、同時刻の新宿店と比べたら待ち時間は雲泥の差だろう。
「とろつけ麺」も気になるところではあるが、今日のところは味玉らー麺(あっさり)。上品な中にもしっかりと主張があるスープは流石としか言えない。前回食べてから時間がたってるせいもあってか、感動に値する味わいだった。麺も適度なコシがあり、スープとはベストマッチ。麺堅めでオーダーしている人もいたが、これ以上堅い麺はどんな食感なのか興味がない訳ではないが、自分は試す気にはならないなあ。
新宿とほぼ同じ味わいで、行列が少ないという点では新宿よりもオススメかもしれない。
遅くなった夜は終電時間との戦い。なんとかなりそうなので、「のりや 東京店」。閉店時間ぎりぎりで入店しても、「いらっしゃいませ!」と元気な声がかかる。夜遅いので味付玉子を食べたい気持ちを抑えて「中華そば」のみにする。
見た目はいつもどおりなのだが、スープのとろみは今日が一番強いかもしれない。よって味にも厚みがある印象だった。今日がそういう出来だったのか、夜遅くなのでそうなったのかは不明だが、いづれにせよ印象深い味わいだった。
5月29日(火) 昼・夜
昼は新橋の「麺BAR」に行ってみると、ほぼ満席状態が続いているものの行列を作るほどではなく、新規開店当時に比べると落ち着いたようだ。
食べたのは祖柳麺+極玉(味付玉子+のり)。蘊蓄にあるとおり宮崎産地鶏を使用したという鶏ガラスープは、従前どおり鶏の香りが強く、一歩間違うとしつこくなりがちな味になるのだが、そう感じないのは好みの味だった。
夜はとらさん会議室で話題の小川町の「きなり屋」に行ってみる。なんでも本日新規開店だったそうで、花輪がたくさん飾ってある。本当はどこからのものかメモしたかったのだが、お店のオーナーらしい方が店先で打ち合わせていたのでさすがに出来なかった。(^^ゞ (確か横山食品? とか、なんとかフーズとか、、、。)
食べたのは正油らーめん+味付玉子。濃いめの濁った醤油スープは、食べはじめは胡椒が強すぎて好みじゃないなあ。食べ進むと、どの食材も突出しないものの香ばしさがあるスープはなかなかだと思うので、胡椒抜きでオーダーしてみたいところだ。
味はかなり違うが、内装・カウンタ形状・厨房の位置・自販機・メニュー構成・価格からして「影丸」に良く似ている点が多い。「薄野」のFCとして味の違う系統のラーメン店も展開していくということなのだろうか?
5月28日(月) 昼・夜
昼は魚らん坂を越えて白金方面へ歩き、久々の「壱参ラーメン」。入店すると空き1席のみと混んでいる。食べたのは壱参ラーメンで、まず見た目で丼が変わったのに気付く。恵比寿店と同じだと思うが、個人的には以前の丼の方が落ち着いていて好きだな。
味の方は魚系の風味が弱めに感じたが、前回から時間が経ち過ぎているので自信なし。麺の方はスープとの相性も良く、十分に煮込んである角煮も適度な味付けで良かった。
夜は神田の「支那そば 八島」に行って着席するなり支那そばを頼んだら、ご主人に珍しがられてしまった。それほどココでアルコール類を飲む機会が多いということだろう。今日のスープはやや脂が多めで、前回と多少印象が違うが、これはこれでありだと思う。
30分ほどお店にいたのに知り合いがダレも来店しなかったのは珍しいかも。ある食材の情報を伝えなければ、、、とさっさと地元に戻り、「太公望」に行ってみると閉店時間前にもかかわらず「準備中」の札が、、、。最後のお客さんがまだ店内にいたので強引に入店。なんでも今日は忙しかったらしくスープ切れなのだそうだ。ビール+美味しいつまみを食べさせていただき、気持ちよくお店をあとにしたのでした。
【余談】
「壱参ラーメン」の並びにある古本屋さんは、品揃えが多くて以前から重宝しているのだが、ラーメン関係の本もたまに並ぶことがある。本日は「ラ」ではないが多摩関係の本を購入してみた。(10時〜22時、定休日なし)
5月27日(日) 八王子
昼は昨日下見済みの「まっち棒」に行ってみると、当面は17時からの営業とのこと。この場所で夜のみの営業とは行きづらいお店になってしまった。当面とはいつまでのことだろう? 至近距離にある「万豚記」は満員で5人程の行列だった。
気を取り直してひさびさの「分田上」に行くと5・6人の行列があり、20分ほどで入店できた。女将さんは相変わらず愛想が良くて気持ちがよい。メニューをみるとちょっと内容が変わっていた。
食べたのは温たまラーメン。デフォルトで味付玉子が半分入っているが、さらにトロトロの温泉玉子が1個加わるという、玉子好きにはたまらないトッピング。スープは、ニンニクの風味が押さえ気味になり、かわりにゴマの風味が強くなったように思う。
- チーズ入りラーメンは従前は+50円だったが、デフォルトと同じく600円となった。
- 温たまラーメン(自家製温泉玉子)、梅干しラーメン、コーンラーメン、キムチラーメン(いずれも700円)が加わった。
- (残ったスープで)温たまおじや、梅干おじや(いずれも200円)が加わった。
もう一つ変わったのは定休日。5月からは、従前の火曜日に加えて水曜日も休みと書いてあった。
5月26日(土) 食べ歩き
本日はちょっとした食べ歩き。既に「ラ」ではない麺類をお腹に納めてしまったという強者がいたのは驚き。新座を10時に出発。
夜の部では、自分の確認不足のせいで期待の油そばが食べられなかったのは、かなりの反省点。次回リベンジ必須なので、またお誘いしますのでよろしくです!
- 「イーハトーボ」・・・ラーメンの食べ歩きの前に、東京西方面食べ歩きにははずせない?讃岐うどんのお店で、食べたのは釜玉。従前通りの美味しさで満足度かなり高し。
- 「太公望」・・・いつでも行けるのでパス。評判はすこぶる良かったようだ。
- 「みんみんラーメン本店」@八王子市楢原・・・同上でパス。実食者が近づいてくるだけで美味しそうな香りがそそられる。(^^ゞ
- (近くのファーストフード店)・・・コーラを飲みながら休憩。
- 「藍華」@八王子市元横山町・・・定休日ではないのに臨時休業。(^^ゞ
- 「でんでん」@八王子子安町・・・営業していたと思われるが、すでに営業終了済み。ココ独特とも言える八王子系のラーメンを食べて欲しかったんだけどなぁ〜。
- 「王民王民(みんみん)」@日野市多摩平・・・従前に比べて麺が良くなった印象。スープは営業時間終了間際のためかややフレッシュさに欠けるものの、変わらない美味しさと言って良いだろう。
- 「武富屋」@日野市多摩平・・・さすがに皆さんお疲れで、実食は1人のみ。
- 「某食堂?」@国立・・・ビールを飲みながら暇つぶし。
- 「三幸」@国立・・・開店予定の19時を過ぎても全く営業の様子なしで断念。
- 「某飲み屋」@国立・・・生レモンサワーを何杯飲んだのだろう? その割にはヨッパー度は低くて、結局自宅でじっくり飲むことになる。(^^ゞ
もう一つの反省点は、「オフ会の前日は禁酒!」だよな。(^^ゞ
先日書いた「まっち棒」@八王子市明神町の前を通と花輪が飾っていて、本日17時開店だったようだ。近々に行ってみたいとお店がまた増えてしまった。(^^ゞ
5月24日(木) お気に入り
ランチタイムをちょっとはずした昼は、西新橋の「旭王」。さすがに13時を過ぎるとお客さんの来店は少なくなり、カウンタのみで収まってしまうほどの入り。オーダーは醤油らぅめんが多いようで、もちろん自分もお気に入り。
「熱いので気を付けて下さい〜」という言葉とともに丼が出される。見た目は湯気が立っていないが、スープを啜ると想像を越える熱々のスープは相変わらず。スープを油の層が覆っているので湯気が立たないのだが、麺を持ち上げると油の層を破って白い湯気が舞い上がる。
最後まで熱々のスープのまま麺を食べ終えてしまったのが、それだけではもったいないような気がする、そんな奥深さのあるスープだった。麺の堅さや、脂・味付けの調節は聞いてもらえるようだが、「スープぬるめ」は無理だろうなぁ〜。
でも、いつか食べてみたいなぁ〜。(超常連さんと行くと実現可能?)
5月23日(水) 宿題店
有名店で行っていないお店はリストアップしてあり、チャンスを見つけて行っているのだが、営業時間の関係からどうしても行けなかったお店の一つである新馬場の「イレブンフーズ」に行ってみた。(本日午後はフリーなのだ。)
昨夜ご一緒した方に道順を教わっていたので細かい路地も迷わず、昼時をわざとはずした14時半に到着。お客さんがいなかったらご主人と会話できるかなぁ、、、なんて考えは甘かった。9席のカウンタは満席で待ち1人という盛況ぶり。こんな路地裏の目立たない場所にあるのに、根強いファンが多いのだろう。(雨だったので行列が少なかった、という解釈もできますね。)
壁のメニューを見ると、ラーメンとチャーシューメン(実際はチャシウメンとある)とそれぞれの大盛りがあるのみで非常にシンプルな構成。今日のところはラーメンなのだが、オーダーを聞かれるまで黙って座って待っている。そう、前のロットが完成してから注文を聞かれるのだ。お客さんは「ラーメン」は「並」と言って頼むことが多いようだった。
ココはいろいろと珍しいことがあり、待ち時間も苦にならない。まずは、厨房の中にある洗濯機からキクラゲが出てきたのには驚いた。(ワカメもそうなのかしら?) また、お代は帰り際にセルフで支払うようになっていて、お札はザルへ、硬貨はトレーへ入れて、お釣りも自分で取る。チャーシュー(というより肉というべきか)は極力その都度切り分けているようで、1本がなくなったら、なんとスープの寸胴から取り出して熱々の塊を厚く切る。それじゃあ味が付いていないのでは? いやいや食べてみるとしっかりと付いており、厚い割に柔らかくて肉の風味も残っているし、なんとも不思議な製法だ。
スープは何だろう?今まで食べたことがない味。豚骨よりも肉や背脂の風味が効いているのかな。味付けは濃くなく、甘めのある醤油味。脂も背脂も浮いているのでこってり系ではあるが、具のワカメやキクラゲがバランスを保っている。その中でも一番貢献しているのはタマネギだろうか。大きめにカットされている割には辛みがなく、スープとなんとも良く合う。麺は家系ラーメンではおなじみの酒井製麺。太くて短く、モチモチとした食感がなんとも心地よい。
食べ終えてなんとも言えない充実感がこみ上げてくる。それは三田の二郎を初めて食べたときに似ている。この味は他店で食べられるものではなく、二郎や家系が好きな人には食べて欲しいラーメンかな。
夜は地元に戻り、「太公望」で一杯、、、と思ったら定休日なので、「特一富屋」で正油ラーメン。相変わらずの濃厚和風魚系のスープと少加水麺がベストマッチ。良く考えたら今月初だった。地元のお気に入りのお店なのだから定期的に行かなくては、、、。夏季限定の冷し中華がメニューに加わっていたけど、山加加藤ラーメンの麺を使用している他店でつけ麺や冷しを出すお店ってあったかな?
(余談)
新馬場駅から「イレブンフーズ」に行く途中にある「スナック 清(すが)」は、月曜日の昼のみ「究極の支那そば」を提供しているが、6月10日(日)11:45〜14:00(スープ切れまで)は臨時営業すると張り紙があったので、さっそくとらスケに書き込んでおこう。・・・っと思ったらすでに書き込み済みだった。(^^ゞ あの人もフットワークが軽いなぁ〜 そこも宿題店なんだなぁ。
5月22日(火) ちょっと早い一周年 (^^ゞ 実は休麺日(2)
なぜ今日のお店に行ったのかというと、実は昨日のお店でご一緒した方々と示し合わせていたのだった。
その会話を要約すると、、、
「あのお店って、今週土曜日が開店一周年なんだよね」
「あっ、そうか。ぜひ行かなきゃね!、、、でも土曜日は行けないなぁ〜」(全員)
「じゃあ、前日はどう?」 「ちょっと予定が・・・」
「じゃあ、前々日は?」 「ちょっとダメかも・・・」
「じゃあ、前々々日は?」 「OK! じゃあ決まり!」
「・・・でも明日じゃないかぁ〜!」
という訳で、突発の「醤屋開店1周年を勝手に祝うぞ!」オフ。(^^ゞ
ご主人は相変わらず手際が良く、これで開店1年とは思えないほど年期の入ったようなたち振る舞いに見えてしまう。初めて来店したお客さんにとってみると、決して威張っているわけではなく、かつ、ラーメン店主として堂々たる態度は安堵感を与え、ひいては味そのものにプラスの影響があるのではないかと思うほどだ。
自分はチャーシュー・メンマをつまみにビールを飲み過ぎたので麺は食べなかったものの、ラーメンを食べた同行者から聞くところによると、スープの味は開店当時よりもさらに洗練されてきており、それをご主人に確認すると、まさしくピンポイントの改善なのだそうだ。
忙しいながら現状に落ち着くことなく、もう一歩前進したいという想いがひしひしと伝わってくるのが心地よいし、さらに、夏向けメニューの開発にも余念がないとのことで、ますます目の離せないお楽しみのお店となった。定期的に顔を出してみなければ、、、。
【私信(1)】
ココの近くに勤めていて、昼にも偶然会ったことのある常連さん、「なんでも横浜の方に転勤したらしいですよぉ。土曜日は1周年ということもあり久々に来店して欲しいなぁ。」(ご主人談) 心当たりのある、そう、そこのあなた! ご都合が良ければ連れの方とぜひ行ってみて下さいませ。
【私信(2)】
ある方にお願いしていた「う」情報、こんなに早くGetできるとは、、、やっぱ多摩の裏女・・・(詳細略)、、、なにはともあれ、関係した方々に感謝いたします。このお礼はいづれきっとどこかで、、、っという表現はあまりにも無責任ですね。具体的に神田でどうでしょ? この続きはDMにてお願いします。
5月21日(月) 休麺日?
昼は会社の近くの藪蕎麦。前回訪問時のもりそばの印象が良かったので、多少歩くもののまた来てみた。食べたのはカレー南蛮蕎麦で、他店ではこのメニューを食べてはずしたお店は記憶がないのだが、実際に食べてみるとどうもバランスが悪い。原因はココの持ち味である蕎麦そのものの風味の良さとカレーの風味が完全にぶつかってしまっているのだと思う。ラーメンでもそのような印象のお店があるが、食べ物というのは分野を問わず難しいものだ。
夜は神田の「八島」に行ってみる。示し合わせたよう(とおり?)に顔なじみが座って飲んでいるので、ご一緒させて頂く。いつもながらの美味しいつまみの組み合わせで紹興酒・黄八丈が進む進む。
途中でミックスワンタン・醤油(麺なし)をつまみにオーダーしたが、ツルっとした喉越しでいくつでも食べられそうな雰囲気。最終的に麺は食べなかったけれど、味見したひんぎゃ塩のスープは以前に比べてダシの濃厚さが増している印象。聞けば、先日来の休みを利用して中国で新たに調達してきた食材を加えているのだそうだ。
お店を閉めている期間は、我々お客としては不完全燃焼の日々が続いたのは事実であるが、休み明けからパワーアップしたスープが食べられるようになり、満足度はより高くなったように思う。忙しいお店を閉めてでもより美味しい味にありつけることは、客としてはWelcomeなことだった。
結局ラーメンは食べなかったので、休麺日ということで、、、(^^ゞ
5月20日(日) 小平
宿題店の「光壱(ぴかいち)」へ。かなり前のオフ会で立ち寄った際は「なにや」との連食だったのでパスして、近くのコインパーキングで待機していたので未食だった。その駐車場に車を停めようとするも今日は満車。ラーメンを食べるだけの短時間とはいえ、学園中央通りは片側1車線なので路上駐車は気が引ける。仕方なくお店の前を通り過ぎようとすると、以前はなかった「Pあり」の張り紙があって、お店の向かいの小路を入った所に無事駐車できた。
カウンタのみのお店で、ご主人1人のみで切り盛りしているようだ。厨房内のステンレス板は良く手入れされており清潔感があることが期待感を膨らませる。12時頃で先客なし・後から1人と空いている。味は中華そば(醤油)、塩、味噌の3種類があり、今日の所は中華そば。
スープは表面の脂が多めで、和風それも節系を中心にした香りが強い。味付けそのものはあっさりとした部類だが、表面の脂に奥深さがあって全体を引き締めている印象。麺は綺麗に川の字に整列しており、見た目からそそられる。かん水未使用だそうで、適度な硬さを残しつつもフワっとした食感があり面白い。チャーシューも美味しかった。
お客さんが少ないようだったが、この味ならもっとお客さんが多くても全く納得の味だった。このスープに塩味というのも気になるし、夏季限定の涼拌麺も食べてみたいと思う。
帰宅する途中にある「大勝軒」@小平は、お店の外に5・6人の行列があり人気があるようだ。本来は多摩のラーメン本に紹介したいお店だったのだが、、、。ここら辺は宿題店が多いなあ。(^^ゞ
5月19日(土) 八王子
ある方から教えて頂いた八王子のお店に行ってみる。片倉にある「中華そば専門店 えびす丸」だ。聞けば昨年12月にオープンして半年近くになるとのことだが、ネットにはほとんど紹介されていないのでは? 交通量の多い国道16号線沿いにあり、広めの駐車場を完備しているので車で行く人にはうれしい配慮だ。
八王子方面で「中華そば専門」と書いてある場合、そのほとんどが八王子系のラーメン店であることが多く、ココもそのとおりで、濃いめの醤油スープには透明な脂が浮き、麺は細めの縮れで刻みタマネギがトッピングされたお決まりのスタイル。レンゲを使わずにスープを啜ると表面の脂がかなり熱い。見るとスープの寸胴の中に別容器を入れ、その中で脂を暖めているようだった。
スープはほのかな和風の香りがして、表面の脂が独特の甘みを醸し出している。麺は適度な硬さのたぶん尾張屋製麺で、スープとのマッチングが良い。八王子系のラーメンとして珍しいのは刻みタマネギの大きさ。「初富士」のように大きめの刻み方で、個人的にはもう少し小さめの刻みの方が好みだが、違和感はない。またメンマは珍しい手先メンマ・・・ってこれも「初富士」と似ている。2店の関係はないとは思うが、気になるところだ。
八王子系の中ではさっぱりとした部類になると思うが、こういうのもいいなあ。若いご主人は丁寧で愛想も良く、なんとなく応援したくなる、そんなお店だった。
帰り道、当記帳ノートに書き込みがあった元「仙台姫ラーメン」を見に行くと、すでに看板が掲げられていて間違いなく「まっち棒」の支店。店内もほぼ完成のように見えたので、開店日も近いことだろう。和歌山ラーメンは八王子近郊にはないので、人気が出ると思う。至近距離には若い人に人気がある「万豚記」があり、ちょっとした激戦区かな?
5月18日(金) 休麺×2
昨日・本日は四国・中国出張で、行きたいお店もあったのだが結局時間的余裕がなくて休麺日だった。ちょっと悲しいきがするものの、地元の美味しい食べ物&温泉を満喫したので、これはこれで良いかと、、、(^^ゞ
本日の夜は三鷹の老舗店で待ち合わせだったのだが、どうしても予定時間に間に合わず2次会から参加。相変わらず濃〜い話題で盛り上がり、あっという間に終電時間。
この時間にHPを更新しているということは、皆さんのある期待に応えられずに素直に帰宅したという証拠。(言い訳モード) 次回は1次会から参加しますので、よろしくです!
5月16日(水) 宿題店
(実際は後日書いています。)
昼食のタイミングが代々木だったのでお店を物色すると、未食の「至福」があった。最近はあまり話題にならなのだが、雑誌などには良く紹介されるお店なので行ってみなければ、、、。
13時近くなのに場所柄か、若い人を中心にほぼ満席とにぎわっている。メニューがいたるところに書いてあるので、何がデフォなのか迷ってしまうほどだ。食券制ではないので店員さんに「ラーメン」と告げると「至福らーめん」がデフォのようだ。味付玉子をトッピング。ココはトッピングの種類が多く、他店ではなかなかお目にかかれないものある。ミックス野菜は二郎系の野菜増しに相当するものなのかは不明であるが、粉チーズ、トマトソースは見たことがない。
メモりながらそんなことを考えている間にラーメン登場。注文が少なくて作る数が少ないとラーメンが出されるまでの時間は早いものだが、それにしても早い登場だ。待ち行列があるケースを除くと、ラーメンを作る時間の大半は麺を茹でる時間だと推察するが、それが極端に短いのは麺が固めのことが多いようだ。
ココもご多分に漏れず、多加水で細目の縮れ麺は堅めの歯ごたえ。スープが少なくて麺同士が絡みあって食べにくいのも難点であるが、それよりも背脂+揚げネギが浮いた醤油スープとの相性は個人的にはあまり良くないなあ。絡むのは麺同士ではなくて、スープと絡み合ってほしいものだ。
5月15日(火) 休麺日?
昼は外出のタイミングを逃してしまったので会社近くの日本蕎麦屋さんにてもりそば。久々に来店したのだけれど、藪蕎麦系列らしい細めでしっかりとした食感の麺は蕎麦の風味が良くて、意外に(失礼!)満足度高し。お店の方々が皆さんご高齢で、お店全体が暖かい雰囲気を醸し出しているのもプラス要因になっているのかも。
夜は市ヶ谷の日本蕎麦屋さんにてちょっとした集まり。約束の時間にはすっかり遅れてしまったが、つまみ類は相変わらずの美味しさ。味見した蕎麦はザラついた舌触りがしてかなり好みの部類。はっきり言って昼間のそれとはレベルが違う。うどんも手打ちで、讃岐ではないがこれまた違った美味しさがある。こんなお店が近くにあったら言うことなしなんだけど、それは贅沢というものだろう。
という訳で、麺類だけの1日だったのですが、結局ラーメンはなしでした。(^^ゞ もしかすると、明日から金曜日までいろいろと用事があるので、HP更新が出来ないかもしれませんので、その際はあしからず。
5月14日(月) 昼・夜
昼は「いすず」に行く。半チャンセットを頼んでいるお客さんが多いようだが、昼は(も?)小食なのでラーメン。相変わらず生姜の効いた濃いめの醤油スープに、浅草開花楼の硬めの縮れ麺の組み合わせが何ともお気に入り。
夜はひさしぶりの「旭龍 神田店」にて正油ラーメン。カウンタと厨房の仕切がなくなり、スッキリとして店内が広めに感じる。最初からこの方が良かったと思う。
魚系の風味を感じる濃厚でまろやかなスープが心地よく、独特の歯ごたえの少加水麺も以前通り。チャーシューの鮮度が落ちているような印象だったのが残念だったが、他のお客さんがオーダーしたチャーシューメンは、その都度切り分けていたので、そちらの味が気になるところだ。
両店ともお気に入りなのだが、昼の450円に対して夜は700円。コストパフォーマンスという点では昼の方が満足度が高かったが、そんなヒトは少ないのかな? 好みじゃないヒトには申し訳ないが、個人的に思い入れがあるお店で仕方ないのです。(^^ゞ
5月13日(日) 八王子
昼は八王子の宿題店である「博史(ひろし)」に行ってみる。店名だけではピンと来ないかも知れないが、「山形ラーメン 天童」の支店筋?にあたるお店だ。その割に看板にはそのキーワードは一切なく、電飾の看板が表示しているのみ。メニューを見ると「鶏」のラインナップがないのは違うが、その他では共通している点もある。
食べたのはデフォルトのらーめん。見た目の違いは、青のりが入っていないことと表面の脂がかなり多めであること。味の方は香辛料を効かせた独特の風味がする熱々スープで、これも天童とはかなり印象が違うものの、独特の味わいがあり他店ではなかなかお目にかかれないので、これはこれで良いと思う。そういう意味で、「山形」とか「天童」を前面に押し出していないのには納得。
交通量の多い国道16号線バイパス沿いにあり、京王線北野駅からも近いというラーメン店としては好条件に位置しているように思えるのだが、実は、車で行くには駐車場がなくて路駐は気が引ける状況であるし、駅から歩いて行くには最短ルートを横断できないので、かなり遠回りして行かねばならない。それが原因かどうかは不明だが13時頃で先客1名で後から1名と空いているのが気になる。
その後、南大沢で買い物をして帰路はなぜか旧16号経由。友人から教えて頂いた未食の八王子系のお店の位置をしっかりと確認したので、来週土曜日には行ってみようと思う。
【お知らせ】
多摩のラーメンBBSのURLが変わりましたので、ブックマークをしている方は変更下さいませ。(当HPのトップページからのリンクは変更済みですので、新URLに辿りつけます。)
5月12日(土) 地元
昼は地元の「太公望」。13時過ぎで今日はお客さんが少ない。食べたのは塩ラーメン。相変わらずの柔らかなスープにひんぎゃの塩がとても心地良い。
先日、新座にあるラーメン店のご主人が来店して、ちょっとした情報交換があったのだそうだ。
5月11日(金) 神田解禁!
夜、「支那そば 八島」 に行くと満席で待ち行列が出来ている。5分ほど待ってビール・・・の前にひんぎゃ塩ラーメン。そう、ココは酒を飲み過ぎてラーメンを食べられないことが良くあるので、今日は先に食べちゃおう。スープに甘みが増えたような印象だったが、あまり自信なし。
今日は20時過ぎで暖簾をしまい、20時半で麺切れ終了。食後は来店していた知り合いと飲んで、閉店時間をオーバーしてしまった。(^^ゞ
5月9日(水) 東銀座模様
(実際は10日に書いてます。)
昼は東銀座に最近オープンした「博多一風堂」を目指す。案外と行列が少なく2・3人ほどなんだと思ったら大きな間違い。お店がB1なので階段を含めると20人近い列だった。(^^ゞ
さすがにこれでは昼休み中に帰社できないので他店をめざすことにする。
この周辺は新店が出来ているのでそちらもそそるものがあるが、行列ナシというキーワードを最優先に考え、また、最近行っていないお店となると、至近距離にある「萬福」だな。
入店すると満席に近いものの、カウンタに1人用の空き席がありスムーズに着席。メニューを見て若干値上がりしたかもしれない。ワンタンも食べたい気がするがそれよりも、前回なかった煮玉子の方に興味が出たので、デフォの中華そば+煮玉子。 あっという間に出てきたラーメン、スープを啜ると一口目はダシが効いているが、その印象が後半まで持続しなく、単調に感じてしまう。麺は細目のストレートで、所々に白い部分が残っている。どうも茹で方にムラがあるようだ。細目ストレートの堅めの麺とこのスープの組み合わせってどうなんだろう? 煮玉子は八角の香りがするちょっと変わった味付けだった。
夜は久々に会った方達とヨッパーで、午前様だった。(^^ゞ
5月8日(火) 大井町つながり
昼は大崎だったので「凛」に行ってみる(初)。声の出る自販機には、とらさん会議室/凛の掲示板でよく話題に出ている賄い2(マカツー)各味がラインナップしているが、今日のところは塩ラーメン。店内を見ると、賄い2よりも塩を食べている人が多いようだった。
透明感のある澄んだスープに脂が多めで、ショウガなどの風味が前面に出たおもしろい味。表面の脂がアクセントになっており、初めて食べたが違和感がなく好みの部類。ストレートな細麺も適度な堅さがあって良かった。賄い2は太麺で量が多く脂も多めの二郎系であるが、相反して塩・醤油はさぶちゃん系?と、大井町のご主人の経歴を生かした味を出している。
夜は行きたいお店もあったのだが、会社を出るのが遅くなり雨も降っていたので、東京駅名店街の「和歌山中華そば のりや 東京店」へ。21時前でひっきりなしにお客さんが来店し、ほぼ満席の状態だ。食べたのは中華そば+味付玉子。前回に比べてスープが弱く醤油がキツく感じたが、あまり自信なし。黄身がゼリー状の味付玉子は、しっかりとした味がついていた。
日記を書いていて思いついたのだが、今日の2店は両方とも本店が大井町にあるお店で、大井町つながりだったのね。(^^ゞ
5月7日(月) 昼・夜
昼は久々に「元がんこ三田」に行くと行列5・6人とは珍しい。回転が早いので10分ほどで着席し、塩をオーダー。独特の紫蘇風味で塩気が強い相変わらずのスープに硬めの麺、ホロホロチャーシューが美味しい。あっという間に完食。
夜は銀座。今月1日にオープンしたという「博多らあめん専門店 福のれん 銀座店」 へ。チェーン店(FC店?)で、神田小川町店でしか食べたことがないが、メニューは極めて似ている。食べたのは味付玉子らあめん。博多らしい細麺なので茹で時間が短く、あっという間に丼が出てくる。
スープの見た目は・・・? 白濁ではなく茶濁で背脂が浮いている。味も見た目どおり博多系というより、「屯ちん」や「元楽」のような東京豚骨醤油系に近い。麺は細い平打ちで硬めではあるが博多らしいポキポキ感はなく、後半はダレ気味になる。一番苦手だったのはチャーシュー。黒っぽくて硬め。味付けは醤油ベースで極めて濃く、舌がしびれるほど。
たまたまそうだったのかもしれないが、想像していた博多系とはかなり印象が違った。
5月6日(日) 甲府+「う」
先日地元に帰郷したにもかかわらず、体調がすぐれなくてラーメンを食べられなかったと嘆いていた方(Kさん:仮名)を誘って甲府の「夢乃屋」へ。中央高速道の混雑を懸念し9時に八王子駅を出発したら全く順調で10時ちょい過ぎにはお店に到着してしまった。(^^ゞ 近くで暇つぶしをして、開店時間近くに再来店すると、恒例の朝礼が始まり元気な声が店内に響き渡る。ただ単に挨拶の反復練習ではないところにご主人らしさが出ているように思う。
1番で席に案内されメニューを見ると、夏限定メニューをはじめとして前回に比べてかなり種類が増えている。そちらもそそられるものの、今日の目的は最初から決めていた塩。至上最強の卵麺(昼夜20食ずつの限定)との組み合わせはこってり塩がオススメとのことで、自分はこってり塩・卵麺、Kさんはデフォの塩・麺+味付玉子、連れは夢(甲州地鶏らーめん・醤油)と、つまみに甲州地鶏チャーシュー皿をオーダー。
塩とこってり塩の見た目は似ているし味も近いのだが、こってり塩の方がコクがあってまろやかさが増している印象。聞けばスープ自体が違うとのこと。麺は基本的には柔らかめの茹で方で、卵麺の方がモチっとした食感が強いようだった。具のチャーシューも相変わらずのレベルで、都心ではありそうでない味だと思う。ラーメンとしては甲府では値段が高い部類になるだろうが、お昼近くには次々とお客さんが来店する人気店になっているようだ。
GW最終日ということで、早めに東京に戻ることにする。すでに若干の渋滞はあったものの何とか流れている状態だったので、14時には「ラ」じゃなくて「う」のお店、福生の「讃岐うどん 麦田」に到着。Kさんは先ほどのお店でしょうゆを追加して食べているにもかかわらず、完全に消化済みという強靱な胃の持ち主。それに引き替え自分は半分が限度かな。なので、生じょうゆかけうどんを連れと半々で食べることにするが、Kさんはざるうどん+かき揚げをオーダー。水で締めた麺はコシが強いものの、いつもとちょっと違うなあ。出てくるまでの時間が早かったし、作り置きの麺のような気がする。昼時をはずしていたので仕方ないとは思うが、ラーメンの麺と違い、うどんは切り立て・茹でたて・作りたてがやはり美味しい。
5月5日(土・祝日) 地元
昼は地元の「太公望」に行くと満席で時々待ちが出るほどで、休日の昼時はこういう状況を良く見るようになった。客層は地元の家族連れ・ご夫婦が中心というせいもあってか、混雑はしているものの殺伐さは全くなく、新たなお客さんが並んで座れるようにとお客さん自らが席をズレて迎えるなど、のほほ〜んとした空間だ。
食べたのは、醤油ラーメンの油なし・麺硬め指定。ちょっと味付けが濃かったので従前の印象とは違ったが、相変わらずココらしい味わいがあり、ご主人お薦めの生おろしニンニクを後半投入すると風味がガラリと変わってまた一興。
次回は、油なし・味薄め・麺硬めかな。なんか家系みたいな指定だな。(^^ゞ
(余談)
ご主人が言っていた、昨日来店した多摩の裏番長(仮名)の知り合いで、川崎から来たというのはダレだろう?
5月4日(金・祝日) 立川
立川に買い物に行き、昼は「パワー軒」。ノボリが増えて看板も以前と違うような気がするってこと自体が久々の来店だなぁ〜ということを証明している。ココのウリはアッサリ系の支那そばと塩、コッテリ系の味噌・豚骨・豚骨醤油と、つけ麺(各味)まで取りそろえている品揃えの多さと、それぞれのレベルの高さだろう。
今日のところは塩と、連れは支那そばの食券を購入。食券と一緒に50円を差し出して味玉もつけちゃおう。塩は和風の香りが前面に押し寄せてくるスープで、味付けは fleur de sel(フルール・ド・セル、直訳すると塩の花かな)の甘みのあるまろやかな塩味との相性が良い。
麺も適度な硬さがあり美味しく、それよりもココのチャーシューってこんなに大きくて厚かったんだな。ボリューム感があって、味付けは薄目の煮豚で本来の肉の風味が残っているのは、個人的にはレベルが高い評価。
満足してお店をあとにする。隣りでとんこつラーメン(大)を食べていた男性は、替え玉までしていたのには驚きだったが、それほどココの味に惚れ込んでいる人が多いということなのだろう。
5月3日(木・祝日) 宿題店
以前から情報を頂いていた小平(最寄り駅は東大和市)にある「新星堂」に行ってみた。質素で小綺麗な店内にちょっと似合わないかもしれないがBGMはロックで、若いご主人ならではの演出なのかな。メニューは壁にあるのみで醤油・塩に最近追加されたらしい味噌の3種類。自分は塩を、連れは醤油をオーダー。
スープは同一で醤油・塩とも色は違うものの透明感がある。見た目の違いは脂の量で、醤油は多めで塩はほとんど浮いていない。また、醤油には背脂が少々浮いている。塩は食べ始めは塩が尖っている印象でダシが弱く感じるものの、食べ進むにつれてコクが出てくる印象。いろいろな食材を使用しているように思うが、突出した風味はなくバランス重視のスープのようだ。一方の醤油は多めの脂と醤油ダレが違うこともあり、醤油・脂の風味が好みだった。なので、塩ダレにもう一工夫あるとダシの風味が更に生きてくるだろうし、ひんぎゃの塩と合わせてみたいようなスープだった。
両味ともちょっと変わっているのが薬味で、万能ネギの小口切り・長ネギのシラガネギ・玉ネギのみじん切りの3種を併用している。馬込の「醤屋」が近いものがあるが、他店では見かけないものだろう。愛想の良い若いご主人の色々な工夫が垣間見えるラーメンで、今後も期待してしまうお店だ。
5月2日(水) 東京駅名店街のラーメン街
昼は東京駅だったので、「のりや」に行くといつのまにやら至近距離の「むつみ屋」がオープンしていて(4月29日オープンだったらしい)、外には20人ほど行列ができている。一方の「のりや」も15人ほど、「揚州商人」「餃子のみんみん」も数人の行列と、ここら辺のお店は軒並み行列店になっている。並んで食べているほどの時間がなかったのでラーメンはあきらめ、立ち食い蕎麦でさっさとすませてしまった。
夜は再び東京駅名店街へ。正確にはお店の名前は「らーめん むつみ屋 東京八重洲店」というらしい。常時お客さんが来店し、たまに数人の待ちができる状態。メニュー・価格は基本的には他店と同じで、ざるとお子さまがないくらい。また、北の恵みが準備中で、週替わりの味噌は赤味噌だった。お客さんのオーダーは圧倒的にみそ、それもバター・コーントッピングまたは春豊が多いようだった。
食べたのはしょうゆらーめん。茶濁スープは少し冷えると表面のゼラチン質が薄い膜になるほど濃厚で、もう少し和風の香りが強い方が好みではあるが、いかにもむつみ屋らしいスープ。コシのある縮れ麺も同様。具も同じような印象だが、チャーシューが特大サイズ。サンプルの写真よりも大きく、丼の直径に近いほどもある。こんなチャーシューは久々に見たかな。もちろん柔らかくてジューシーだった。
お店を出て駅に向かう途中、「東京駅名店街にラーメン街出現」というポスターが壁に貼られていたので、最近急にラーメン店が増えたのはやはり狙ったもののようだ。
GWの谷間の2日間、お休みのヒトも多いだろうが、ウチは暦どおりの出勤。(^^ゞ こんな時は首都圏を攻めてみるか、ってことで、昼はとらさん会議室で話題になっていた新橋の「麺BAR」に行く。打ち出の小槌とラーメン丼を持った大黒様をモチーフにした看板が何ともユニークだ。12時20分頃でほぼ満席で時々待ちが出来るほどと、オープンしてから10日ほどで早くも人気が出てきたのかな。味は、醤油・白醤油・坦々麺(ごま醤油)で、もうひとつのメニューの葱辛麺は醤油ベースのようだ。
食べたのは醤油味の祖柳麺。スープは透明な醤油色で鶏の風味が強いが、後半しつこくまとわりついてくることはなく、かといって弱くもない自分には好みの部類。表面の脂も多めにもかかわらずくどさはなく、むしろすっきりとした味わい。麺は大橋製麺製の細目ストレートで適度な堅さが良かった。小さめながら肩ロースチャーシューは適度に柔らかくしっかりとした味付けだったので、肉祖柳麺もお薦めメニューかもしれない。
夜はどこに行こうかあれこれ考える。新橋に出来た別の新店も気になるところではあるが、どうしても白醤油ベースの爽健麺を食べたくなり再び「麺BAR」。店内は昼とは全く違い、がらんとしている。
スープは透明な薄い醤油色で、脂がほとんど浮いておらずあっさりとしたもの。白醤油本来の風味を前面に出すためかもの工夫なのかもしれない。スープの寸胴は1本のように見えたので、脂を入れる・入れないの調節があるようだ。具の違いは、チャーシューのかわりの練り物。聞けば白身魚とエビをすりつぶした自家製で、このスープにはチャーシューよりもこちらの方があうからという理由だという。あとはホウレンソウのかわりにさっと茹でたチンゲンサイが入り、歯ごたえが残っていてこれもスープとの相性を考えた組み合わせのようだ。
夜遅くまでやっているし、新橋もお店が充実してきたなあ。
(余談)
駅からお店に向かう通りの近くにある「金太郎」は、本格的ジンギスカンを食べられるお店らしいが、昼はやっていなかった。そのうち夜に仲間で一杯やりたいものだ。ただし無煙ロースターではなく七輪なので、衣服に匂いがつくことを覚悟して行かねばならないようだ。
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