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6月  Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2003年6月分】
今月の実食数 ラーメン 18杯 (新規店 5店)
蕎麦 11杯・うどん 8杯
今年の実食数 ラーメン 126杯 (新規店 47店)
蕎麦 70杯・うどん 18杯

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(1杯)
共楽  
【おいしかった】
(17杯)
無坊すずらん心麺(2杯)、みのや
俊徳弥七やまちゃん千人同心
樽座集来高はし八京流石屋
キリン食堂AFURI
【まあまあかな】
(0杯)
  
【もう行かない】
(0杯)
  

6月30日(月) 
 会社近くの蕎麦店で冷やしたぬきそば(750円)。具沢山とも言えないし、蕎麦そのもののの質もつゆもイマイチ。三田の「蕎麦 一心たすけ」は路麺ながらレベルが上。もっともあそこに比べると一般的な座麺はほとんどそう感じてしまうことだろう。



 恵比寿にできた「AFURI」は、神奈川・厚木・七沢温泉にある「ZUND−BAR」が初めて都内で展開するお店で、ご主人は超行列で有名な神奈川・高座渋谷の「中村屋」の実兄だ。ZUNDは未食ながらTVに紹介されることが多いので、顔はわかっている。開店して間もないので厨房の中で指揮をとっているのがそうだ。

 味は醤油・塩のみで、トッピング数種にご飯物とシンプルな構成で、鶏油がトッピングになっているのは珍しい。またビール・琥珀の時間(とき)を置いているラーメン店はまずないだろう。先週はラーメンを半額で提供していたが、結局来られずに今日になってしまい正規価格になっていた。

 醤油らーめん(750円)。ZUNDは金属の器なのだがここは陶器だ。透明感のある醤油色のスープに少な目の油が浮き、和風魚系を強く出さずうまく処理してあるなあ、という印象。ガツンッとしたインパクトは少ないが素直に食べ進める。食べやすくて一般受けする味だと思う。

 麺は極細麺のややウェーブのかかったもので、硬めの食感。極細とはいえ博多系の麺とは印象が違って乾燥したようなポキポキ感はない。自分は細麺大好きなのでとてもいい。チャーシューはタレをつけて炙ってあるので柔らかくしっかりとした味。ただせっかく炙るのなら、スープの邪魔をしない程度に香ばしさを出してはどうだろう、違ったインパクトが生まれると思う。

 (注) 7/6(日)は改装工事のためお休みと書いてあった。
  すでに異臭原因の枕木からコンクリになっていたが、どこを改装するんでしょうね(笑)



 そうそう、明日から煙草が値上がりする。駅の売店でライナー車中の飲み物を調達しているときにも、飛び込みでまとめ買いしている人が多かった。つい先日、自販機に貼られている変更前後の価格表記をみてわかったのだが、自分のお気に入りの銘柄は値上がりなしなのね。

 すっかりあきらめていたので、全銘柄が一律値上がりではないということを初めて認識した次第。ということは、今までの価格が高かったってことなのかしら? ちなみにタール1mgのロングサイズ(270円)ですわ。


6月29日(日) 
 相模原の親族のところに出かけたので、「キリン食堂」へ立ち寄る。レトロさを強調した店内ではいまだに白黒TVが現役というのがすごい。14時ごろで6〜8割程度の入りと相変わらず繁盛している。

 ここは醤油・塩もいいが、毎年期間限定メニューが出されるのも特徴の一つで、昨年の「キリン食堂の味噌仕立て冷や汁ソバ」は食べ損ねた。ちなみに初回多摩ラーメン本には「キリン食堂の肉味噌じゃじゃ麺」が紹介されている(というか、正確には紹介した。) どれも「キリン食堂の・・・」と冠がつくのはここならではのラーメンだからなのだ。

 今年は「キリン食堂の冷し枝豆(まめ)ソバ」(850円)、薄緑色したスープは枝豆の香りがする冷製スープというのがわかりやすいだろう。ザラつき感はなくてまろやかで、塩ベースの味付け。細麺なのに押し返してくるような歯ごたえがいい。具のチャーシューは牛タンに変わり、茹でたものだろうか? 冷やしてあり見た目も食感も意外に普通に食べられるが、元来油が多い食材なので食後は舌に油がまとわりついてくるような後味が好みでなかった。

 薬味にも色々配慮をしてあり、もはやラーメンというよりも創作料理でしょう。お店もそれを狙ってメニューを「キリン食堂の・・・」と銘々しているのだから。確かに他店では食べられないことは間違いない。


6月28日(土) 
 知り合いらと食べ歩き。行ったお店は次のとおり。


 純手打ちさぬきうどん イーハトーボ(埼玉・寄居町)

 讃岐で超有名な「山内」直伝のうどんのお店。土日祝は10時開店、その時間めがけて行ったので、一巡目に入店できたが満席で待ちができる。このお店に一番最初に行った2000年12月は完全予約制で事前に人数・玉数を告げておくシステムだった。厨房もホールも一人で切り盛りしていたが現在はホール担当の女性が3人と雰囲気が随分と違う。某番組で紹介された頃からは予約ができなくなり、入店時に名前・人数を書くようになった。もちろん長蛇の行列となり、2時間以上の待ちとなってしまい足が遠のいていた。(湯島のラーメン店と似ているなあ)

 だしかけうどん・ひやあつ・小(350円+税)。最近増殖しているファーストフードとも言える讃岐うどん店のつゆはことごとくいりこの風味がない。ここは前述のとおり讃岐らしさが満点。また、角張った麺が凄い。これほどエッジが立って歯ごたえのあるうどんは首都圏にはないだろう。レベルの高さを改めて認識。



 さんしゅう(群馬・赤堀町)

 某サイトで偶然見つけたお店で昨年2月開店。ご主人はサラリーマン時代から趣味で蕎麦打ちをしていたのが、麺打ち会で讃岐うどんに出会ってしまってからのめりこんでしまい、とうとう脱サラして讃岐うどんのお店を出したとのこと。今でも夕方限定で蕎麦を打ってもらえるようだ。店名のさんしゅうには、讃州=讃岐うどんを上州で食べて頂きたいという意が込められている。粉・いりこ・醤油は讃岐のうどん店と同じと言っていいようだ。

 かけうどん・ひやあつ・小(250円)。いりこの効かせ方は前店とは違うがしっかりとしている。首都圏ではなじみが薄いためにいりこを抑え目にしたり、かわりに鰹節を強めにしたりするお店があるが、この風味は正統派讃岐うどんと言ってよいだろう。ただ甘みのある味付けは好みが分かれるかもしれない。麺は比較的細めで、コシよりも滑らかさ・しなやかさで食べさせるタイプだ。

 作り置をせず注文を受けてから茹で始めるようで、出てくるまで時間がかかるが、その待ち時間は歓迎すべき。お店の接客も心地よい。お店の外観は讃岐っぽくないが、セルフの天ぷら(各80円)があるなど、味・雰囲気は十分に讃岐らしさを楽しむことができる。讃岐うどん通はいりこの風味を確認しに行くべし。



 流石屋(さすがや)(群馬・渋川市)

 同行者の紹介で行ったラーメン店。2001年版群馬のラーメン本では本格的博多系と紹介されているが、メニューは支那そば・塩そばのみ。聞けば博多系のラーメンは3日前にやめてしまったとのことだ。

 塩そば(650円)。画像を見ていただくとわかりやすいと思うが、群馬のラーメンの類ではない。種々の素材が織り成す香りがとてもよく、個人的に思いっきり大胆な分類では「くじら軒」のような印象だろうか。適度な硬さの細麺の食感が好みで、チャーシューは柔らかくてしっかりと味が染みてフレッシュさがあるのが印象的だった。



(おまけ)伊香保露天温泉

 渋川市内から10kmほど榛名湖方面に行った場所にある露天風呂。入浴料400円(子供200円)、タオル300円。近くを流れる小川の川底が茶色いのは鉄分が多いためなのかな? お湯はぬるめで長時間入っていることが可能。緑に囲まれた中にあるロケーションはポイントが高い。休憩室になかなか見ないであろうドライヤーがある(笑)

 一応情報を記載しておきます。
 群馬県北群馬郡伊香保町大字伊香保581 (0279-72-2488)
 (4月〜9月) 9:00〜19:00
 (10月〜3月) 10:00〜18:00
 第1・3木曜日が休み、関連サイト



 今回のオフはレベルの高いうどんに満足して、ラーメンも好みの部類。さらにディープな露天風呂付きと内容が濃かったのは同行者に感謝。関越道・北関東道も渋滞がなく快走できたのがよかったですわ!


6月27日(金) 
 移動途中にランチタイムがたまたま月島だったので「蕎羅」へ。1時近くなのにテーブルの3/4が埋まっている状態。運良く残りのテーブルを1人で占拠することに。

 せいろそば(500円)は、いつもながら風味が高く歯ごたえもツルツルとした食感も申し分ない。つけ汁は鰹風味たっぷりで甘みを抑えた自分好みのものだ。本当にこの価格でいいのだろうか、と思いつつあっと言う間に食べ終えてしまった。もう一枚食べたい気もするが、まあ腹八分目で退店するのがこの時点での印象を自分の記憶に焼き付ける最適なタイミングなのだろうと割り切る。そのかわり湯桶の蕎麦湯を全部飲んでご馳走様。

 なのでせいろを食べたのにもかかわらず、蕎麦湯たっぷり飲んで汗だくになってしまった(笑)
 お店のレポートはこちらです。



 夜は社の先輩と有楽町方面に飲みに行くが、第一候補のお店がオープンスペースになっていた。どうせ飲むなら涼しい方がいいだろうとパスして、行ったことがあるお店&めぼしいお店を物色しつつ南下するも、どのお店も満席で結局新橋まで歩いてしまった。月末・金曜日・ 給料+ボーナス支給という要因があったのかな、どのお店も混んでいる。

 新橋でもふられまくりで、結局ジンギスカンで有名な「金太郎」の至近距離にある小料理屋へ。5・6回しか来ていないお店ながら、女将さんは和服のいでたちで、いかにもこの場所にふさわしい雰囲気満点なのがお気に入りだ。もちろん見た目だけでなく丁寧で細かな心遣いがいい。煮物も刺身も満足。BGMもカラオケもない静かな店内には、その雰囲気を求めて来た人が多いのだろうか、数人で来店している人たちの会話の声も小さめだ。

 チェーン店が騒々しいのは、店内のキャパが大きいのが要因としてあるだろう。酔っ払った人の声が大きくなる→周囲のグループでは会話が聞こえづらくなるため自然と会話の声が大きめになる→それが周囲に広まってみんな大声で話すようになる、とは勝手な図式だが。まあ、チェーン店にはそれなりの魅力があるのだろうが、最近はそれを感じなくなってしまっている。要は自分が求めるものとコストの面でどこで妥協できるかなのだろう。

 ラーメン店も似たようなことがあるのだと思う。自分の好みと価格の関係、コストパフォーマンスが自分にとってどうなんだ、というのが良し悪しを判断するファクターになっていることがあると思う。それによって自分の好みだった、もしくは違ったと判断する要因の一つになっていることもあるだろう。

 ちなみに今日の小料理屋さんのお勘定は@¥6.5k。昨夜のお店なら2回以上行くことができる価格なのだが、このお店ならではの魅力も十分にある。それを安いとするか高いとするかが個人の嗜好であって、それに対して他人がどうこうと言っても平行線になってしまうだろう。


6月26日(木) 
 昼は「らーめん 勇」へ。今日は梅雨空にしては湿度も低く涼しいのでサクッと歩けるが、真夏はアスファルトの照り返しがキツくて確実に回数が減る。汐留方面に連絡道ができたので少しでも楽になればと期待していたのだが、結局は近道にならずで残念。

 中華そば・アッサリ+味付玉子(750+150円)、今日のスープの風味は薄めながら後半からじわじわと迫ってくるタイプ。個人的には最初からこの風味が主張してほしいので、最近は自分の好みと違う系統になってしまった。それでも、ここらしい特徴が出ている。

 トッピングで気になった点もあったが、仔細をここに記載しても意味がないので割愛。



 夜は三田の「串揚げ たけちゃん」。今週3回目と、なぜこんなに頻繁に行くかは改めて記述する必要はないでしょう。不思議と思う人は実際に食べてみるとわかるはず。

 知り合いとご一緒していたら、突然の豪雨でお店から出れられない状態となってしまい、本来は場所を変えてみたかったが移動せずに飲み続けることに(笑) 豪雨の勢いもおさまった降りになったのでお愛想。

 箸5本と串12本、箸にも串にもオプションがあるので計算が複雑だが、自分の予想どおり¥3.1k、知り合いも予想どおり¥4kジャストのビンゴ(!) お客自らがお勘定を計算できるので、そんな楽しみも出来るのですね。

 ちなみにカウンタで立って寝た人を初めて見た。またもや貴重な経験をさせて頂きました(笑)
 先日も記述しましたが、知り合いが開いているお店公認のページです。


6月25日(水) 
 小ぬか雨降る中の昼食、できれば雨に濡れたくない。なのでひさびさだなあ、新橋駅前ビル1号館1Fにある[八京]へ。カウンタだけの小さなお店。個別空調はなくてビル通路の冷房に頼っているのでやや暑いが、このビルの奥深さを物語っているように感じる。

 ラーメン(450円)は、鶏ガラ・豚骨ベースの風味がよく効いたオーソドックスな昔ながらの味。それにモチモチ感がある麺とが出会い、笑みがこぼれるそうになる。チャーシューはバラ肉の厚めの切り方でしっかりとした味付けで、この手のお店によくありがちなチープさがない。

 最近の新しいラーメン店は、スープ素材に色々工夫を凝らして新しい味を生み出している。それはそれでもちろん美味しく受け入れらるが、このお店の味はあたかも自分の原体験のように感じてしまう。ここのラーメンを食べると、自分の味覚がリセットされるような気がする。そんなお店として重宝している。



 昨日の日記に書いたが、誘われていたお店に行けなかったのだ。優しい人がいるものだ、ではと「鶴橋風月 木場店」へ。元来は関西地区で40店舗以上展開されているお好み焼きのお店。その味がお台場・町田とここで食べられる。

 お好み焼きは小麦粉の少なさ&千切りキャベツの割合の多さは見たことがない。全てお店の人が焼いてくれるので、表面のパリパリ感と具のネギの甘さが際立つ。焼きそばは独自の太麺を使用し、チモチとした食感を楽しめる。焼きそばは塩・醤油・ソース3種の取り揃えなので、全種食べてみたいなあ。

 正式ではないが、関連サイトはこちら



 お土産を持参して某店で飲む。いつもながらのシンデラタイムでお先に失礼となったが、カウントダウンとも言える時期なのだ。そろそろそれを脱却してこのお店の味をじっくりと噛み締めなくては。



 昨日の日記での「Tokyo1週間」の話題です。
 最も早く申し出て頂いた方から譲り受けることにしました。たくさん申し出があった方々へはメールにてご連絡しますが、これほど反響があるとは想像していなかったです。改めて感謝!です。


6月24日(火) 
 知り合いらと楽しい夜になるはずが、突発打ち合わせが入ってNG。仕事だから仕方がないが、かなり残念だ。その鬱憤をはらすべく、2日連続で「串揚げ たけちゃん」。そうしたら昨日と同じ立ち位置だった(笑)

 昨日と同じものを飲んで、時間が限られていたので串はやや少なく¥1.3k。この旨さでこの値段、本当にいいんだろうか。



 話は変わって、Tokyo1週間のラーメンネタをこちらに記載していることを知っている人も多いかと思うが、何と!前回号を買い忘れていることが判明。昨日でTV番組表も切れているので、要らなくなった人、前回(6/24)号譲ってくださいませ〜!


6月23日(月) 
 昼は時間がなくて何も食べていないような気がする。ずーと空腹感を続けると不思議に煙草の本数が増えるのね。これは最も健康に悪いだろうと、三田の「串揚げ たけちゃん」へ。いつもながらの味には大満足ながら、不思議なもんで空腹すぎるとあまり食べられないのね、7本+飲み物で¥1.5k。

 ここの雰囲気をバーチャルで味わってもらいましょう! お店公認のサイトはこちらです



 場所を変えて末広町の「蕎麦一」、ダッタン蕎麦茶割りもあるが、焼酎の蕎麦湯割りにちょっとだけつまみ。初めて会う方もいるのにとってもなごやか。お店からするともっと混雑して欲しいだろうが、お客の立場からすると、この程度が丁度良い混み具合だ。



 地元近くで小腹が減ったので「拝島らーめん 心麺」へ。つけ類が未食なのでそれにしようとするも、聞けばつけ汁は酸味があるのだと。

 苦手なのでパスして、同じく未食のみそらーめん(780円)。中華鍋でモヤシを炒めスープを注ぐ製法ながら、香ばしさはなく味も薄い。塩・醤油とは麺を変えて味噌にあわせた太目の縮れ麺だろうが、スープが絡んでこない。

 個人的には塩・醤油の方が好みだった。


6月22日(日) 
 八王子・上恩方の「夕やけ小やけふれあいの里」で美味しい蕎麦が食べられるらしいとのことで行ってみる。「御食事処 いろりばた」は外観・内装はやや観光地っぽさもあるが、二八の木綿そば(700円)、1日10食限定のダッタンそば(800円)、平日のみ提供の石臼粗挽きの麻そば(800円)などそば・うどんを中心とした本格的なメニュー構成だ。

 木綿そばは細切りで蕎麦の風味が高く、歯ごたえも強め。つゆは味醂控えめのさっぱりとしたもので好み。これなら平日限定の麻そばも食べてみたい。

 ダッタンそばは、ダッタン蕎麦粉7・蕎麦粉1・つなぎ2の二八(と言うのだろうか?) 最近この言葉をよく耳にするが、別名苦蕎麦ともいい、元来は中国・雲南省が産地として有名でビタミンEが豊富なのに加えて、成人病予防に効果があるというルチンが通常の蕎麦の100倍という点が注目されている理由だろう。なので蕎麦という食べ物というよりも漢方薬に近い位置づけになるのかな。黄色っぽくて濃い色をして、粘性のある歯ごたえと独特の苦味があり自分は苦手。まるでウコンを混ぜているのかと思うほどで、まあ薬としては良いのかと。

 お店の画像はこちら、夕やけ小やけふれあいの里の公式サイトはこちら


 ここと他店で共通で使用できるポイントカードがあるとのことで、帰宅後インタネでいろいろ調べてみると、この会社がやっているようだ。「ラーメンショップ 西海」、路麺の「深大寺そば」もここの経営と、驚愕の意外なつながりだったことが判明。「高尾山ビアマウント」公式サイト)、三鷹のオーラというレストランや、学校・病院などの給食事業も手がけているようだ。



 陣馬街道・上恩方といえば蕎麦の「玄妙庵」が思い起こされる。金・土・日のみ営業の完全予約制で1日10食のみ提供。そば(800円)と小鉢がつく2000円・3000円しかメニューはなく、高校生以上しか入店できない。さぞや頑固親父がやっているお店かと思いきや、広い店内で静かにゆったりと大人が楽しめる空間を提供したいというコンセプトで、お話し好きで気軽なご主人だったのが印象的だ。

 往路は看板を見逃してしまったのかな? と、復路は注意して車を走らせると場所は確認できたが看板が撤去されている。お店の公式サイトも閉鎖されているようで、閉店してしまったのかな。個性的なお店だっただけにもったいない気がする。2001/6/15号のPenに紹介され日本酒の品揃えも豊富だったが、運転手だったのでそれらは飲んでいない。

 蕎麦粉は福島・檜枝岐(ひのえまた)産。甘皮の粒々が練り混まれた挽きぐるみで、お湯でこねる十割蕎麦。細くて短めの蕎麦は食感がかなり好みで、自分を福島・山都に向かわせるきっかけになったお店だ。以前行った際のお店のレポはこちら


6月21日(土) 
 先々週八王子を徘徊している際に情報を得た「マーくんのさぬきうどん」へ。かけうどんが100円からというのがウリだ。

 かけうどん・並(100円)を受け取り、お盆を右にスライドさせて揚げ物コーナーへ。かき揚げにしようと思っていたのだが薄くてチヂミのような様相でパス。その他もどれも作り置きのようで、かろうじて見た目が一番よさげだった茄子天(100円)をチョイス。さらに右にシフトしてお勘定というセルフ方式のお店だ。消費税が必要ということは大手資本のお店?

 つゆは鰹節の風味が主体でいりこは皆無。味付けは程よい濃さで一般ウケするかもしれない。麺は芯がなくて全体的にモチッとした硬さと、ややボソッとした食感がする独特なもので、個人的には好きな部類ではない。おかわりで冷たい麺を食べるほどの引力がなく退散。お店はこういう感じです。



 当会議室にも情報を頂いていた立川の「まん天花」のあとにできたお店。本当に「人生いっぱいいっぱい」というお店なのね。船橋にがんこ系の「やぶれかぶれ」という変わった店名のお店があるが、それと双璧かな? 店内の様子が全く見えないのは入店する人の気持ちを減退させる可能性があるかも。未食ながら外観のみアップということで。



 読者の方から情報を頂いていた多摩の路麺情報をもとに、お店を徘徊してみた。実食はしなかったが、立川以西には意外に路麺が多いことが判明。じっくりと廻ってみたいが、こんなに多いとは思っていなかったので、全店制覇はなかなか大変だなあ。(立川以西の路麺店

 情報を頂いた方に感謝です!


6月18〜20日(水〜金) 
 多摩に住んでいると同じ都内と言えど北区は遠いんですよ、なので赤羽は初めて降りる駅。下町っぽさが残る商店街は心地よいです。鯉と鰻で有名な「まるます家」に後ろ髪を引かれつつほど近くにある「麺 高はし」へ。

 食べたのはつけそば(550円)。酸味・辛味を抑えたつけ汁は和風魚系の風味がたっぷり。個人的な好みではとてもいい感じ。味付けに物足りない人は卓上の鰹の粗削り節や辛〜い酢・刻み玉ネギを投入して、好みの味に調整するのが良いかと。

 麺は太麺縮れ。モチッとした食感が良く、適度につけ汁を持ち上げてくれる。自家製麺に見えるのだが、実は浅草開化楼なのだと。中華系のお店で多用されている製麺所なのに全く印象が違って、製麺所を見直してしまった。(この麺を仕立てたご主人をほめるべきか?)

 なかなか来られないが、ラーメンも食べてみたくなった。



 蒸し暑くなったせいもあるのかな、会社の至近距離にある蕎麦屋さんで冷麦(700円)。氷水の中に綺麗な白い麺が泳ぎ、トマト・キューリ・蒸し小海老・ナルトがトッピングされている。つけ汁に雑味を感じたので珍しくおろし生姜とネギを投入して食べ進んだ。お店の女将さん&大女将さんは愛想がいいんですわ。

 麺類はそれしか食べていないかわりに、「串揚げ たけちゃん」には2連チャンで顔を出していたりして(笑)



 そうそう、久々にカラオケに行って気分転換〜♪ カラオケってどうしても会話タイムが少なくなりがちなのであまり好きではないのだが、たまにはイイっすね(笑)


6月16・17日(月・火) 
 二日分まとめてアップ。

 「蕎麦一心 たすけ」にて冷やしとろろそば(400円)、生麺の茹で立てならでは硬めの歯ごたえがいい。つけ汁の中にはとろろが入りウズラの玉子を落としてある。つゆが多すぎてとろろを味わうことができないのが難点かな。



 「中華そば 集来」にて手打ラーメン(550円)、手打ち冷やし中華も美味しそうなのだが、酸っぱいらしい味付けと大量のモヤシ・キュウリに躊躇して結局まだ食べていない。店内が暑くて、スープも熱々で汗が吹き出る。真夏に食べると食後の店外が涼しく感じられるほど。



 銀座の「加賀や」は目立たない通りにある居酒屋。カスベ・八角の煮付けなど北海道にちなんだ品が目を引く。ご主人が北海道出身だったかな? つぶ貝の刺身は特大の殻に盛られコリッコリの歯ごたえが美味。醤油皿をキンキンに冷やしてある心遣いもいい。ハタハタの一夜干しはいかにものんべえの肴、エシャレットに茄子味噌炒めで、〆に塩焼きそば、さっぱりして夏向きのメニューかな。ちなみにつまみ類には値段が書いていない、ちょっと怖いが@¥6k。ややお高めながら、たまには銀座で飲むのもいい。


6月15日(日) 
 八王子の「麺や 樽座」へ二度目の来店。営業時間・定休日が正式に決まったようで、お店の名刺もできていた。

 味噌らーめん(750円)はモヤシと挽肉を中華鍋で炒めてスープを注ぐ札幌ラーメンと同じ製法で、油は少なめ、味噌の香ばしさが引き立つ味噌。炒め野菜の香ばしさがさらに強いとまた違った印象になってくると思う。

 醤油らーめん(650円)は、スープがさらにこげ茶色にシフトしたように思う。節粉?が入るようになり前回にも増して和風魚系が強くなっている。酸味はないがサバ節を使用したような独特の風味もあり、旭川の「蜂屋」が大丈夫な人はいいかもしれないが、好みが分かれるかも。油が多く温度が熱々で最後まで冷めない。味付けは自分には濃すぎ。とはいえ非常に特徴のあるラーメンだ。

 前回気づかなかっただけかな、味噌の麺は醤油に比べてやや太めで縮れ度合いも強いものだ。丼を湯で暖めたり、大判のバラ肉ロールタイプチャーシューを都度切り分けているのは好感が持てる。


6月14日(土) 
 知り合いらと多摩方面食べ歩きなのに無茶苦茶気分がすぐれない。単に昨夜飲み過ぎただけなのだが、胃の中に鉄でも入っているのかと思うほど重い。地元で待ってようかと真剣に考えてしまうほど(笑) 行ったお店は次のとおり。
 遠路はるばる参加された方々、ご苦労さまでした。また機会があればぜひ! その際は前日の深酒はしないようにしますんで、よろしくです。

 それにしても全店制覇する人がいるのには、いつもながら驚かされるなあ。


6月13日(金) 
 昼は東銀座の「博多長浜屋台 やまちゃん」にて長浜ラーメン・麺硬め(600円)。豚骨から染み出たコクがあるのはいいが、今日は表面の透明な油が多い気がする。替え玉をする引力が弱くてパス、無料のライスをもらっておけばよかった。



 夜は社の人と荻窪。第一目標の「もつ焼専門店 カッパ」に行くと満員御礼。暗めでカウンタだけの店内からは煙がもうもうと立ち上り、旨そうな香りがたまらん。待っていれば座れそうな雰囲気もあったが、次回期待。同じく北口すぐにある「鳥もと」へ。焼き5本と生ビールで@1.2k、いかにも正統派の焼き鳥屋さんらしい味でまあまあ。



 本日のメインイベントである「地酒専門店 荻窪いちべえ」は兎に角種類が多い。何せ酒のメニューがセルケース両面にびっしり、それが6枚ある。聞けば焼酎は100種類以上、日本酒は200種類以上あるのだそうだ。

 まずは王禄(島根)の純米濁り(800円)、濁りにしては甘さを感じないのはシャワシャワの炭酸系だからよけいなのかな。その後、悦凱陣(よろこびがいじん・香川・800円)、黒龍純米吟醸(福井・800円)に、ご主人おすすめのお酒を色々・・・どっしりとしたもの、すっきりとしたもの、フルーティーなもの。カタカナの日本酒があるのは知らなかった。

 磯自慢・十四代も全種あったり、メニューに「見るだけ」とか「プロの方以外お断り」などのコメントが面白い。入り口と厨房の間付近の席がご主人と会話が出来るチャンスが多いのでオススメです。お店の公式サイトはこちら(http://www.ichibe.com/)。お勘定覚えていない(爆)


6月12日(木) 
 昼にお気に入りの「M亭(仮名)」へ行くと、シャッターが閉まっており『本日より新そばの10月初めまで休業』と書いてある。毎年夏期休業は長いと聞いていたが、この時期からとは思っていなかったのでびっくり。結局最後に食べたのは一週間前になってしまった。

 あくまでも休業なので再開するであろうが、しばらくの間はランチタイムの楽しみが半減してしまったことは間違いない。ちょっとショックだが、再開を期待して辛抱するしかない。



 ではと、しばらく行っていない「いきいき亭本舗」へ。従前、ここでは店名を「いきいきうどん」と記述していたが、発売中の「さぬきうどん偏愛(マニアックス)」ではそのように紹介されているので、それが正式店名らしいのでそう表記することにする。デフォのいきいきうどんが130円からと現在の讃岐うどんブームの初期にオープンしたお店で、麺は産直の冷凍麺を使用している。

 食べたのは冷やしぶっかけうどん(350円)。水でしめてから冷たい濃い目のつゆをかけてあるので、温かいメニューでは味わえない筋がとおった食感はなかなか。つゆは酸味を加えてあるが少量なので自分でも食べやすいのはマル。あとはじゃこ天一切れと鰹削り節多量にネギ。悪くはないが、ダシそのものの効きが弱いのは従前どおり。もっともこの値段にしては良くやっていると言うべきか。



 夜はとらさん会議室に書き込みのあった青物横丁の「俊徳」へ。今月1日にオープンした和歌山ラーメンのお店とのことだ。店先には「残り**杯」と記したホワイトボードを掲げてあり、19時前で11杯。なので営業終了前にラーメンが食べられないことがあるとのことだが、そのかわり、カレーライスやお好み焼きは大丈夫らしい。

 和歌山ラーメンのお店にしては前述のとおり見かけないメニューがあるものの、和歌山ではポピュラーな早ずしはない。醤油ベースの味が二種類あるほか、和歌山味噌・味噌・塩・カレーと味が多種あるのは珍しいだろう。棚には有名な湯浅醤油が置いてあるのは正当系の証か? 小上がりは丸いちゃぶ台だったりとても変わっている。BGMはなくミニ猪脅しの音だけ。

 初来店なので、和歌山ラーメン・A(700円)、しっかりと乳化したスープはとろみがあり、見た目はいかにも和歌山なのは確か。和歌山での経験は少ないが、ここの味付けは変わっていて複雑系で経験のない味付け。バラ肉ロールタイプのチャーシューは美味。

 薀蓄によると、Bの方が一般的な味らしいので、そちらも食べてみよう。



 場所を移動して「らーめん 弥七」で知り合いらと待ち合わせ。

 ギンギンに冷えた陶器グラスでYEBISUビールがいい。それを飲みつつ夏限定の鳥おろしそば(800円)をつまんでみる。いつもの鶏ベースの白濁スープから不要な油を除去してから鰹ダシスープを合わせてというスープは、冷え冷えで粘性があって面白い。柚子の風味がさっぱり感を増していて、鶏肉・大根おろしにあわせるポン酢が控えめなのが個人的には好みでよかった。

 飲み人間にとってここの最大の弱点はビールしかないことで、お腹が膨れてしまうことかな。大人数の飲み会の開催は無理だが、まったりした雰囲気の中で飲むこともできるし、ご主人は引き出しが多そうなこともあって、何かイベントを企画してみたいお店だ。



 ビールだけではアルコール度数が足りないので「支那そば 八島」にてキープ黄八丈を飲む。

 お店の超常連さんとの話しもあって楽しい夜はふけるが、いつもながら楽しい時間は早く過ぎてしまう。シンデレラタイムでお先に失礼したので、結局麺はなし。


6月11日(水) 
 昼は黙って我慢、その反動が夜にきた(笑)

 三田の「串揚げ たけちゃん」へ。昨日も顔を出しているが早めの時間に行くのは久しぶりだ。昨日の前店で経験したホルモンの食後とはもちろん印象は違うが、自分の好きな物をお腹のキャパに合わせて好きな量だけ注文できるのがいい。

 場所を神田に移動して「支那そば 八島」で飲み、シンデレラタイムでお先に失礼。


6月10日(火) 
 超遅い昼は芝大門の「天一そば」。夜は飲みもできるお店で、かけは250円から。一応椅子があるので立ち食いではないものの価格設定からして路麺だ。下膳もセルフではないようだ。

 かき揚げそば(350円)にしてみると、揚げ物は中途半端な時間だったのでパリッとした食感がないのは仕方ないだろう。麺はソフトな食感の茹で麺なのは路麺らしくていいと思うが、つゆは見た目薄めながら濃い目の塩味。ダシの効きがイマイチで食後に舌がしびれてきそうな感じがする。

 味以外にもう一点非常に気になることがあったが、まあここで書くのもどうかと思うので割愛しておく。どうしても気になる人は実際に行ってみるとすぐわかるはず。



 夜は四の橋白金商店街にあるモツ焼きのお店へ。人気店だということは事前に聞いていたが、開店して間もないはずなのに満席、まして我々グループは全く入る余地がない。40分待ちで着席してからおまかせに近いメニューをオーダーすると、待ち時間で空腹度が高まっていることを差し引いても、今まで食べていたモツは何だったのだろう? と過去の印象がふき飛んでしまうぐらいの凄さ。シロガネーゼに合わせたかどうかは知らないが、上品系なのに旨さが炸裂してくる。

 元来、肉の卸業をやっていたというだけあって、それぞれの部位に対しての最適な焼き・味付け加減を熟知しているのだろうか、塩・醤油・スタミナだれを使い分けている。塩味ベースの煮込みもここでなければ食べられない味であろう。それでいてお勘定は@¥3k程度というのが涙ものだ。特に女将さんは安さをウリにしたお店によくありがちな接客を犠牲にする面を全く感じさせずパーフェクト、間違いなく再来店必須。

 この画像でお店が特定できる人は行ったことがあるに違いない(笑)



 それだけ堪能したにもかかわらず「串揚げ たけちゃん」へ移動してしまう(笑)
 満腹のはずなのに、納豆揚げ・アスパラ・紅生姜・玉葱などがするするとお腹に収まってしまうのが「たけマジック」だ。シンデレラタイムが近づいていたのでお先に失礼したが、お勘定は@¥2k程度だったのではなかろうか。


 今夜は2軒で約¥5kだったが、自分も同行メンバーも満足度100%をかなりオーバーしたのは間違いないだろう。探せばまだまだそういうお店があるんだろうな。


6月9日(月) 
 昼は新橋の「中華そば みのや」へ。国分寺の「みやでら」(そば・うどん店)は、夜にはラーメン店(昼と夜の営業主体は別になり、夜のお店は正確には「中華そば れいか」という屋号)になる.。そのご主人が今年3月にオープンさせたお店だ。

 味は一種類で、メニューに「煮干しベースの魚介系ラーメン」とあるように、煮干はもちろん強く感じるのは従前どおり。ただ、この地で長く営業していくという面で、リピーターはどの程度の割合なんだろう。それがお店の存続を左右することになる。

 新橋では博多系のお店は絶えず替え玉無料をアピールしていて、近くにある蕎麦・うどん店はチェーン店ながらでそこそこの味を出している・・・例をあげればきりがないが、それに打ち勝つ+αは何なんだろうと、真剣に考えるべきなのかな・・・と。



 帰路にあった「名代にぼしらーめん 一代」は営業していなかった。そもそもこのビルは飲食店集合体を目的としていたはずで、人気の焼肉店も入っていたはず。その看板が取り外されているばかりか、ビル入り口のシャッターが閉まっていて入れない。張り紙類はなかったが、閉店したと判断してよいのかな?



 夜は神田の串焼き店。どれも備長炭で焼き上げたならではの特徴がよく出ていて、表面はカリッで中はジューシィーの食感に加えて、炭火ならではの香ばしさの風味が後味を引く。お勘定は@¥3kとC/Pが高い。探せばあるもんだ。



 その後、移動して某店に行くと満席。では店外で飲むか〜♪
 暑くもなく吹く風も涼しげ。季節的に丁度いい。

 もう時期ジメジメした梅雨がやってくる。北海道ではなかった季節なので、かなり苦手なのだ。食欲も減退気味になるだろうが、真夏よりはいいか。


6月8日(日) 
 地元に新しいお店がないのかと、いつも通らない産業道路を青梅方面へ向かうと、「中華そば 長寿」というお店があった。まだ花輪が飾ってあったので開店して間もないようだ。近いうちに行ってみることに。



 前回訪れたのが1年以上前になる「手打ち蕎麦うどん 雲水」へ。お店への導線が隣接する大きな駐車場からではなく、以前の店舗側からになっていた。旧店の1F部分を取り壊し、通路・駐車場になっている。なので後述するとおり住所が若干変更となり、また定休日も変わった。

 会津産の蕎麦を石臼で自家製粉した二八は、もりそば(600円)を中心として温かいそばはない。細めに切られた蕎麦は歯ごたえがあるが、短い部分がかなり混在して粘性もあってどこか違う気がする。たまたまそうだったことを祈るのみ。

 野菜天もりそばの野菜天は+400円ながら茄子・えのき・しめじ・薩摩芋・春菊・大葉など、どれもカリッと軽く揚がっていてお勧めだ。そういえばうどんは狭山台地産小麦を使用し、温・冷ともあるのだが食べていないなあ。次回は挑戦してみよう。(お店のレポートはこちら

【お店情報の変更点】

 住所:青梅市東青梅2−10−13 定休日:月曜日(祝日は翌日)
                  ↓
 住所:青梅市東青梅2−10−5  定休日:水曜日・第4木曜日


6月7日(土) 
 読者の方から情報を頂いていた八王子の「甲州吉田うどん」へ。忙しそうだったので話は聞けなかったが、うどんは富士吉田の製麺所から直送で、甲州はご主人の出身地だかららしい。吉田はうどんのご当地ながら、未食のため比較ができないのが残念。メニューが多く、釜玉はHPを検索しても吉田うどんではポピュラーなメニューではないようで、たぶん讃岐に便乗したものか。

 肉うどん(小・450円)は濁った濃い目の醤油味で、煮干しが効いているがややクセのある風味で、味付けは濃い。うどんは四角い断面でヨリが入っていて、粘性のある切れやすい変わった食感。もっと硬いのかと勝手に想像していたので、ちょっと違った。茹でキャベツがのっているのが吉田らしさか?

 釜玉うどん(小・400円)は削り節がたっぷりのっていて生玉子をからめ、だし醤油を適量かけて食べる。丼もあたためてあるようで、玉子が半熟状になる。個人的にはうどんの食感がイマイチ合わなかった。

 お店はこんな感じです。



 八王子のラーメン店が閉店か?とのウワサがあったが、しっかり営業中。
 いい加減な情報は流すべきではない。(今日の様子


6月6日(金) 
 昼は東銀座の「中華そば 共楽」にて中華そば(600)円。自販機が導入されたものの、ランチタイムに使用しているのかが良くわからなかったが、ホール担当の方が購入してくれる前払い方式に確定したようだ。

 今日のスープは物足りなさを感じてしまうほどにダシが弱い。個人的にはこのお店ではクセを感じるほどの強い魚系が染み出た風味が好きなので、今日は優しい系統になるだろうか。麺・チャーシューはいつもどおり。細めのメンマ(お店では竹の子)はしっかりとした味付けで、増量オーダーをする人の気持ちがわかる。



 月島の「魚仁」へ行くと、店内が珍しくすいている。相変わらず刺身を中心とした魚がいい。鮪ブツ・赤貝にホホ焼きなどなど、それが300円〜500円というのが凄い。満足して@¥2k。



 その後場所を「蕎羅」に移す。

 豚焼きをつまみに焼酎の蕎麦湯割を飲み、仕上げにそば・うどん。ともに細めながらしっかりとした風味と歯ごたえ、合わせるつけ汁の鰹風味が強く、この汁では合わない蕎麦もあるだろうか、ここの蕎麦はお互いの味を補完しあって旨さを強調しているように思う。それでいてせいろが500円と、本当にこの安さでいいのだろうか。

 お店のレポはこちら


6月5日(木) 
 昨日の定休日をはさんで、再度「M亭(仮名)」に行ってみると、営業中でほっとした。ご主人が高齢だし、いつ閉店となってもおかしくない状況で心配だったのだ。自分と同じようにここの蕎麦を食べてみたい人が待ちわびていたせいか、店外には行列ができている。店内のキャパが8席で、一度に限られた杯数しか作らないので待ち時間が長くなるようだ。

 いつものとおり2枚+1杯(300円×2+500円)、特にかけではやや粘性が高いのが気になったが、まあ許容範囲でしっかりと堪能。



 夜は知り合いからお誘いで、新宿御苑前の「出世料理 赤ちょうちん」へ。生牛肉をメインとしたお店で、韓国の流れを汲むようだ。牛刺身盛り合わせや焼き・サラダなどに、やや甘めの韓国JINROを飲んで満足度高いが、お勘定が@¥4k強とややお高めなのは仕方がないか。



 その後、屋台風のお店の造りのラーメン店にて味付玉子、青菜炒めをつまみに2次会。本当は麺で〆なければならないのだが、お腹もきつくシンデレラタイムが迫っていたので麺なしで帰宅の徒につく。



 なのに自宅近くで小腹が減ったので、「拝島らーめん 心麺」へ(笑) 味噌・塩などラーメンの種類が増えていた。

 和風しおらーめん(650円)は、塩味に合うようにとワカメを練りこんだ緑色の麺が特徴的。味付けは赤穂の塩を使用しかなり薄味で、角張ったところがなくシャープさもある。

 フレッシュさの残るチャーシューや、岩海苔もよく計算されたものだ。メニューを増やすことは衰退ぎみのお店にありがちだが、ここは違うと思う。


6月4日(水) 
 路麺で生蕎麦を提供しているお店は数々あれど、知り合いから煽りまくられていた池袋の「大黒そば」へ初来店。かけが300円からと路麺にしては高めの値段設定ながら、袋入りの生蕎麦(中町製麺)を使用し、その都度茹であげている。

 このお店の定番メニューともいえる春菊天そば(400円)にしてみる。しっかりとだしが効いたつゆに、生麺ならではのボソッ・ザラとした食感が妙に好みだ。揚げ物は衣を薄く軽めに仕上がっており、みるみるうちにつゆに同化してくる。

 +100円の冷やしも食べてみたくなった。



 渋谷警察裏の「中華そば すずらん」は、ラーメンとつけめんをメインとしたお店で、先月オープンしたばかり。それでも昼時は行列ができるようだ。

 中華そば(650円)は透明感のある褐色スープ、強すぎないダシの風味が満載かつバランスが良い。表面の油が多めでその風味は間違いなく味に寄与している。

 麺はストレート系の白っぽい麺で、硬めの食感が特徴的。個人的にはここまで硬く仕上げない方がスープとの相性が良いように思う、というのが個人的な印象だ。具のチャーシュー・白髪ネギもいい感じで、全体のバランスが良かった。


6月3日(火) 
 昨日に引き続き「M亭(仮名)」に行ってみてるも、やはりシャッターが閉ざされている。第二候補の「大門 更科布屋」にて生粉打ちそば(700円+税)。今日の産地は十勝・音更産。ここの蕎麦の風味は元来強くないので、まあこの程度か。つけ汁の甘めなのはいつもどおりで好みからずれる。



 夜は昨夜に引き続いて三田の「串揚げ たけちゃん」、今日は店内で飲むが椅子は生ビール樽+座布団のスペシャルバージョンだ(笑) 相変わらずのレベルの高さで満足度100%。お勘定も想像できる範囲で、再来店必須のレベルに変わりはない。


6月2日(月) 
 「M亭(仮名)」に行くとシャッターが閉ざされている。今日は定休日ではないので、臨時休業だったようだ。至近距離ではラーメンも蕎麦もうどんも食べられるお店があるが、ちょっと足を伸ばして「満る賀」へ。路麺ながら自家製麺で印象が良かったお店だ。

 前回は温かい蕎麦だったので、冷やしかき揚げそば(430円)にしてみる。蕎麦の風味は弱めながら、適度な歯ごたえが印象的だ。言い換えるとまるみを帯びた食感とでも言うのだろうか、スルスルと食べ進める。

 余りの忙しさに、愛想の良いお店の方と会話ができなかったのが残念。厨房の奥では生麺を茹でて冷水で仕上げる工程を繰り返していたのが個人的にポイントが高い。また来てみようと思う。



 夜は三田の「串揚げ たけちゃん」に行くと、約束なしのはずなのにすでに知り合い達が数名いるのには驚いた。その後さらに人数が増えたので、店外に移動してで立ち飲み。
 最近は店外の方がしっくりと落ち着いてしまうのはなぜなんだろう、きっとこのお店ならでは技だな(笑)


 
6月1日(日) 
 小金井の「無坊」、11時半で5人待ちと混んでいる。厨房の中のご主人の坦々とした仕事と、女将さんの丁寧で愛想の良い接客が目を引く。

 味玉らーめん・塩(750円)は前回どおり透明感のある褐色で、動物系・和風系のWスープの柔らかなダシの風味と、最後に注がれる熱々のネギ油が織り成すハーモニーが食欲をそそる。味付けの塩はシャープな印象を受ける、コクよりもキレで食べさせるラーメンだ。

 あわせる麺は、立川の製麺所と二人三脚で作り上げた白くて歯ごたえのしっかりとしたもので、スープとの相性がいい。温かいスープにもあうが、つけ麺も良さそうだ。

 厚めで柔らかなチャーシューは肉の風味を残した上質で、味付玉子は全体にしっかりと味の染みて、黄身がゼリー状。最も特徴的なのが山くらげのコリコリとした食感で、全体を引き締めている。

 もちろんラーメンもいいが、お店の外まで漂ってくるタマゴレタスチャーハンの香ばしい風味がたまらない。1人でなければオーダーするのだが、、、次回期待。



 このお店に行ったのは府中運転免許試験場へ免許更新にでかけたため。前回更新時と違い、更新案内の葉書と免許証を受付に提出すると申請書が作成されるようになったので、至近距離にある代書屋さんは単なる有料駐車場と化している。

 旧免許有効期間中のH12〜15は無違反だったので、今回はゴールド免許と勘違いしていたが、H11のシートベルト装着義務違反から5年経過していないので、今回は一般。それも法改正で有効期間が5年に延長となってしまい、なんか損をした感じだなあ。

 交付された免許証、次回の免許更新可能期間が、誕生日の1ヶ月前〜誕生日までだったのが、誕生日の前後1ヶ月に変更となったため、「**年の誕生日まで有効」から「**年*月*日(実際の誕生日の1ヶ月後)まで有効」の記載に変わった。

 どうでもいいが、平成20年って遠いよなあぁ〜。



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