10月  Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2008年10月分】
今月の実食数 ラーメン 33 (新規店 9)
蕎麦 0 路麺 2 うどん 3
今年の実食数 ラーメン 264 (新規店 77)
蕎麦 16 路麺 23 うどん 34

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(7杯)
共楽太公望あぢとみ食堂臥龍八島
にふぇーでーびる(七彩)
【おいしかった】
(21杯)
東興飯店むらさき山HIT(3杯)、美豚 秋川
天空笑の家有明柳屋麻布ラーメン
ますたにラーメン 田町、某ゴルフ場、某店(2杯)、
せたが屋(ラーメン産業展2008)伊駄天
心麺むつみ屋 イオンモール日の出覆麺
【まあまあかな】
(5杯)
じんや(2杯)、味源 芝浦SHIBA
【もう行かない】
(0杯)
   


 10月31日(金)
新橋の「麺屋 錦」へ初訪問。
メニューにはらーめんとつけ麺があり、煮魚出汁プラスがある・・・。ランチ時は味付玉子か小ライスが無料・・・。地元に似たお店がありますよね。そう、まるで「美豚」です。ネットで調べてみると母体が同じで、大森と戸越銀座にある「いだてん」も同じ系列のようです。

らーめん+味付玉子(700円+サービス)、見慣れた茶濁スープは魚系の風味が極めて強く、味付けもかなり美豚に似ています。がっつりとした魚系。

麺はやや太めのほぼストレートで、表面が滑らかでもっちりとした食感。つけ麺に適しているような麺で、これは美豚とは異なり、個人的にはラーメンにはこの麺でないほうが好みですが、食べなれている麺と比較してしまいがちなので、次回は違和感がなく食べられると思います。

ランチタイムには10人ほどの行列があり、中休みなし・無休・夜中3時まで営業というのは重宝するかもしれません。


 10月30日(木)
先日に引き続き三田の「中華そば むらさき山」の様子を見に行ったところ、先日ほどではないにしろ15人以上の行列が。なので、至近の「SHIBA」へ。02年オープンした当時しか行っていないので6年ぶり。開店当初はなかった正油豚骨(680円)を。

茶濁スープに背脂が浮いているものの、見た目ほどしつこくなく食べやすいです。豚骨の臭さもないものの、何かインパクトに欠けてしっくりと来ない感が・・・。後半はやや箸の進みが遅くなってきます。麺は細めで特筆するものはなし。


 10月29日(水)
夜は神保町交差点の至近に7月にオープンした「覆麺」へ。変わった店名ですが、その名のとおりデストロイヤー(古いか?)のような覆面をかぶった店員さんがラーメンを作っています。今まで経験したことがないだけに、ギョっとします。

入店すると同時に「アンガーラ」という掛け声が! 張り紙にあるとおり日本語が良くわからないようです(笑) BGMは猪木ボンバイエがエンドレスにかかっていて、カウンタ7席のみのこじんまりとしたお店です。

何でも覆面の店員さんはミスターブラックとミスターホワイトがいて、今日はブラックは不在のようで、張り紙によると「あの人」は、「今度はコモド大トカゲでスープとチャーシューをやると言い出し、コモド島に渡った後、当局の話によると島のはずれで人骨が見つかったということです。あの人もとうとう・・・」と、ユーモアたっぷり。

メニューはラーメン(醤油)と油そばのみで、油そばはすでに売り切れていました。なので、ラーメンである覆麺(780円)。麺の量がデフォで200gなので少なめでお願いしたところ、「少なめですね?」と・・・
ん?日本語がしゃべられるじゃないかー(笑)

麺を茹で始める前に、中華鍋に多めの油を注いで長ネギの小口切りを投入し、丁寧に箸でかき混ぜながら揚げネギを作ります。必ずオーダーが入ってから作る訳ではありませんが、作り置きをせずに5・6人前ぐらいの量を都度作っているようでした。

仕上げの直前に「こってり/さっぱり?」、もしくは「こってりを入れるか?」と尋ねられます。思わず「こってりで」と返答しましたが、日本語がよくわからなくとも、この程度の会話はできる訳ですね(笑)

前置きが長くなりました、さてラーメン。
多めの茹でモヤシの上には先ほどの揚げネギをまとい、直前にスライサーで切り分けた大判のチャーシューが2枚のっています。こってりは背脂を揚げてから醤油で煮込んだものでしょうか。

やや濃い目の醤油スープに揚げネギの風味が香りますが、揚げネギが作りたてのせいでしょうか、今まで食べた揚げネギのラーメンに比べると、その風味だけにならないのはさすが良く考えられています。こってりの背脂の甘さも感じますが、さっぱりと食べ進めます。

細めのほぼストレート麺は黄色っぽく、適度な硬さがあってなかなかですが、個人的にはこの濃い目のスープにはもう少し硬めの麺も試してみたい気がします。

量がたっぷりの茹でもやしは濃いスープへの箸休めのような位置づけです。チャーシューはスープに浸しているとトロトロになってきて、どことなく食べたことがあるような印象を持ちました。

このラーメンを一言で表現すると、油は多いけども油をうまく使って油っこく感じさせないラーメン、という感じでしょうか。とにかくほかでは味わえない独特な一杯に仕上がっています。


毎月第4土曜日は、悪魔、じゃなくて覆麺デスマッチという特別メニューを提供しています。
過去のメニューを列挙すると、
2008/08/15 1万円分のホタテ貝柱、その他魚貝 塩ラーメン \1000
2008/08/17 2万円分のホタテ貝柱、そのタレの油そば \1000
2008/09/27 ショルダーベーコンととうもろこしの塩バターラーメン \1000
2008/10/25 上海がに10kgと貝柱の塩ラーメン \1200

土曜日に神保町にはなかなか行くことができませんが、その素材にはとてもそそられます。
アンガーラ!


 10月26日(日)
買い物がてら、ランチは日の出イオンモールの「むつみ屋」へ。お昼時なので1組・10分待ちがあるものの、この施設内の食べ物屋さんはどこも混んでいるので、その中では比較的待ちが少ないほうだと思います。

以前はなかった春豊らーめん(650円)があったので、懐かしく思いそれにしてみました。東大和に東京本店があったのですが、それ以来かな。春豊とは、北海道産小麦のハルユタカで、それを麺に使用しているのです。

ベースは塩で、かなり薄味に仕上げてあり、トッピングされた梅肉を溶かすと味わいが変わって面白い。細麺縮れ麺は透明感があって、熟成麺とは違う歯ごたえがあります。麺に小麦本来の香りをもう少し感じることができれば、さらに満足度が高まると思います。


 10月25日(土)
「にふぇーでーびる」は都立家政の「麺や 七彩」が年に一度開催される地元のエイサー祭りに合わせて、1日だけ沖縄そばを提供するもので、沖縄の言葉で「ありがとう」の意味です。12時から並び始めて待ちが15人ほどで、1時間ほどで着席できました。

ソーキそば(970円)、豚骨・鶏がらの優しい動物系に強めの鰹節が香り、上品でかつ旨みが満載のスープには、さすが七彩とうなります。

麺は沖縄そばの製麺の手法である木の灰の上澄みをかん水の代わりに使用したものです。沖縄ではがじゅまるの木灰を使用するのが本格的ですが都内では入手が困難ですので、昨年と同様にくぬぎ・ならの木灰を使用しているのだそう。今年はオーダーを受けてから麺帯を手切りにした平打ち麺。現地の麺よりも滑らかで、サクッとしつつモチッとした食感はたまりません。

チャーシューはアグー豚を使用し、バラ肉・ソーキ・軟骨ソーキの三種類(本来は選択するようになっていたようです)。バラ肉は箸でつまむのが難しいほど柔らかく、味付けが薄めな分だけ肉本来の持ち味がわかるように配慮されています。ソーキは甘辛い醤油で煮込んであり、これはつまみにもいいでしょうね。手間はかかるでしょうが、常設してほしいメニューです。

ジューシー(250円)は炊き込みご飯。アグー豚のバラ肉微塵切りだけで炊き込んだそうで、薄めの味付けに仕上げています。これが脂の甘味が存分に楽しめてすばらしかった。

満足! 早くも来年が楽しみです。



その後、飲み始めてから、野方の秋元屋にシャッター。モツの刺身や焼きでキンミヤホッピーを堪能して、さらにもう一軒。後半は不覚にも寝てしまったようです(笑)

西武新宿線で拝島まで戻って来たら小腹が減ってきたので、「拝島らーめん 心麺」へ。
久しぶりです。

和風塩らーめん(700円)、店名を記載した海苔が乗るようになったんですね。魚介系が心地よく香り、塩はまろやかというよりもシャープに効いています。麺はわかめを練りこんだ翡翠麺。粘りのある歯ごたえは独特ですね。

さっぱりしているので、飲んだ後にはちょうど良いです。


 10月23日(木)
21〜23日までパシフィコ横浜で開催されたラーメン産業展2008に行ってきました。

まずは腹ごしらえ。“2009年に流行るラーメン”をテーマに、有名ラーメン店3店がここだけの限定ラーメンを提供し、実食した人の投票により優勝を決めようというものです。

ラーメン店とメニューは、
ちばき屋 : ジュレラーメン2006 (原点回帰 ジュレと干瓢)
せたが屋 : 極致の魚塩ラーメン (水出し魚系のみ 岐阜のけんとん豚を使用)
初代けいすけ : 廣田さんが育てた京鴨のらーめん (食の安全にこだわる 生産者を完全に把握)

まずは一番興味のあった、せたが屋にしてみました。極致の魚塩ラーメン(600円)、魚介系それも節系がしっかりと染み出て、表面の油は皆無なのにインパクトが凄い。ダシは通常の煮出しではなく、火を使わずに水出しだそうですが、その手法にはまったく想像ができないほどの濃さです。

もちろん「美味しかった」に投票。
その後、インターバルをおいて残りのラーメンも・・・、の予定だったのですが、会場を廻っていると試食がいくつも。餃子・米の麺・チャーハン・・・。お腹がさらにいっぱいになって、2杯目は断念(笑)

優勝はちばき屋でした。
様子はこちらで せたが屋(ラーメン産業展2008)



立川ラーメンスクエアに今月4日にオープンした「麺行使 伊駄天」に行ってみました。

第3回ラーメントライアウト優勝だから、「侍」と同期ですね。こちらは秋の出店部門の優勝。本店は静岡県藤枝市にあるとのことですが、全く知りませんでした。鶏・豚・魚介のトリプルスープで、化学調味料未使用というのがお店のコンセプトです。

濃厚魚介系が醤油、澄淡魚介系が醤油/塩、つけ麺が醤油/塩と品揃えが豊富です。

濃厚魚介系である本節肉そば(750円)、茶濁スープは鰹節が強く濃厚ながら重くなく、後半まで飽きずに食べ進めます。表面の油は少ないがインパクトは十分。適度な甘味がある醤油味で、味付けはやや濃い目ながら食後に喉が渇かないのは化学調味料を使っていないからだと思われます。

平打ちストレート麺は硬めで小麦の風味があってかなり上質。スープとの相性が良い。角切りのチャーシューは炙ってあり香ばしい。薬味は刻みたまねぎ・水菜・長ネギ。メンマは穂先メンマ。

ストレートに好みどんぴしゃのラーメンでした!


 10月22日(水)
先週日曜日のTVで放映された影響で、今週から行列20人以上という三田の「中華そば むらさき山」は、今日も同じかそれ以上の行列になっており昼休みでは無理なのであきらめて、至近の「鐵(TETSU)」へ。20日に食べたお店と同じ系列です。お店の前をちょくちょく通りますが、たぶん数年行ってないはず。

鶏白湯麺(値段失念)、鶏の風味は濃くなく、さっぱりとした鶏白湯で、むしろおとなしすぎるかも。麺の香りが好みでなく、それがスープに移ってくるので後半はつらいかったです。



中央区の「某店」へ。取材拒否ならびにネットへのアップは禁止だそうで公開できません。なので、ネットではほとんど情報が見つかりません。

ラーメン(600円)は昔ながらの醤油スープ。特出しているダシは感じないものの奥深くて物足りなさはないです。麺は細め縮れでしっかりとしています。チャーシューは肩ロースでフレッシュ。厚切りなのがうれしいです。

味噌ラーメン(700円)は札幌味噌ラーメンの作り方で、モヤシには十分火が入り、挽肉の風味がプラスされています。麺は醤油と同じ。

テーブル4つだけのこじんまりとしたお店で、お母さん・息子さんとお嫁さんで切り盛りしているようです。夜はつまみもあって飲めて常連さんが多い。芋焼酎 克のボトルを入れたので、また行かなくては。


 10月21日(火)
ランチに三田の「らぁめん 丸」で、らぁめん・細麺+味付玉子(700円+100円)

魚介たっぷりの豚骨醤油スープは、香りが良く奥が深いです。太麺が好きですけど、細麺も侮れない。丁寧さがにじみ出ている相変わらずの一杯でした。

最近、ランチタイムの行列が長くなって、時には昼休み終わりに間に合わないこともあります。この味なら至極当然なのですが、足が遠のいてしまうのはちょっと複雑な心境。


 10月20日(月)
田町駅の芝浦側にあった「梟」「影丸」「今昔堂」がともに閉店。同じ母体の「味源 芝浦店」「今昔堂」の跡地に8月18日にオープンしていました。

札幌味噌・旭川醤油・函館塩に辛いラーメンというラインアップだけでなく、看板・丼・卓上のニンニクチップは、八王子IC(左入町)にある味源と同じです。

札幌味噌らーめん(680円)、中華鍋でスープと味噌を合わせる手法は札幌味噌の正しい作り方なのですが、熱々なスープは良いとして、挽肉を使っていないのでその香ばしさが感じられず、モヤシは茹でたものとほとんど変わりがなくて、かなり残念でした。



夜は日本橋 or 茅場町の「支那そば 八島」へ。

キープ黄八丈を飲みつつ、冷やしトマト・ネギチャーシューなどでまったり。
〆に肉ワンタンメンをミニサイズで。小さくても満足の一杯でした。


 10月19日(日)
地元、秋川駅前の「麺処 じんや」へ。スープは、(1)比内地鶏の白湯スープ+魚介系のWスープ(あっさり)と、(2)比内地鶏炭火焼スープ(こってり・特製)の二種類で、前回は醤油と塩を前者で頂いたので、今日は後者。と思ったら、醤油のそれはメニューから消えていました。
なので、ベースの味は、醤油(1)・塩(1)(2)・味噌(2)の4種類になっていました。

特製塩ラーメン(750円)、鶏の風味は弱く、炙りチャーシューの風味がするちょっと変わったスープ。表面のペースト状のものがそれなのかな。炭火焼ってそういう意味ですか・・・。もともと鶏白湯なのかなぁ・・・というスープに炙りチャーシューのような風味が強めに加わるので、それが主体となってしまいますね。

特製味噌ラーメン(780円)、こちらも同じくペースト状のものが入っていますが、味噌の風味に押されて塩ほど「炭火焼」を感じません。味噌の風味は良いですが、個人的には甘みが強すぎでやや単調。

なかなか難しいもんですね。とりあえず全種類クリア。


 10月18日(土)
千葉県市原市のとあるゴルフ場で天津麺(1200円だったかな?)
天津麺ってカニ玉がトッピングされているのが通常ですけど、別皿で出てきました。醤油スープが本格的で安っぽさは皆無。これはいいです。麺は細麺の縮れ。適度な硬さがあって、これだけでもいいほど。カニ玉はふわふわして具がたっぷり。甘酢餡の酸っぱさが控えめで、とても食べやすい。

これはいいですね。
デジカメも携帯も持っていなかったので、画像はなしです。


 10月17日(金)
ランチに三田に行ってみると、「京都銀閣寺 ますたにラーメン 田町店」の行列が少ないので入店してみました。都内には日本橋・御徒町にも同名のお店がありますが、微妙に味が違いますね。まあ、そもそも京都本店とは味が異なるそうですから、それらを比較してもあまり意味がないのですが。

ラーメン+味付玉子(650円+100円)、麺の硬さ・辛さ・背脂の量・味の濃さを調節できるので、麺硬めで。表面には背脂がたっぷり浮き、中層はさっぱり醤油、底にはピリ辛のアクセントの三層スープ、というのがお店のウリで、張り紙にあるとおり、レンゲを使わずに丼から直接スープを飲んだほうが美味しいような気がします。

個人的にはチャーシューがパサついてどうも好きになれないですけど、ジャンキーなスープはたまに食べてみようかなという気にさせるラーメンなんです。


 10月15日(水)
ランチタイムでギリギリ会社に戻って来られる「麻布ラーメン 本店」@南麻布に行ってみました。

ネットでは話題に上ることが少ないものの、ほぼ満席と相変わらずの人気店です。そのせいか、出された丼は、海苔が手前になっていましたけど、丼に記した名前は本来は自分から見て奥になっているのが綺麗なのですが、それが手前になっているのは雑な作業なのでしょうか。

トンコツ正油ラーメン(700円)、茶濁スープには背脂が多めに浮いています。豚骨類の臭みは皆無で、背脂の甘味が染み出ているのは以前と同じ印象です。麺は太めの縮れで、モチモチとした食感です。

嫌いではありませんが、個人的にはランチとしてはややこってりしているかな。



夜は三軒茶屋の「臥龍」で、ハートランドから始めて、ご自慢の焼酎にシフト。
・弥作@鹿児島酒造
・宝満@鹿児島・上妻酒造
・七窪@鹿児島・東酒造
・隼人心@鹿児島・日當山醸造
・常蔵(つねぞう)@大分・久家本店
・天無双@鹿児島・三和酒造
・黒天狗@鹿児島・白石酒造
リーズナブルにこれだけのラインナップを取り揃えているお店は、専門店でもなかなかないです。

〆に軍鶏白湯らーめん(750円)、飲みながら厨房を眺めていたのですが、作り方が相変わらず丁寧です。一度に2杯しか作らないのは、それ以上だとどうしても雑になってしまうからという理由だそうで、一杯一杯に気持ちが乗っている気がします。

白茶濁のスープは鶏の風味が満載ながらしつこくなく、飲んだ後でもスルッと食べられるのがいいです。


 10月13日(月・祝)
群馬方面からの帰り道に「いち林」@渋川を狙っていたのですが、渋滞のため中休みでちょうど暖簾が仕舞われた時でした。あと20分早ければありつけたのに残念・・・。

第二候補を持ち合わせて来なかったので東松山で高速を降りて、川島町の「あぢとみ食堂」へ。
食堂というネーミングは古くから引き継いでいて創業40年という老舗。2000年に「大喜」@湯島での経験から味をリニューアル。化学調味料を使わずにラーメンを提供しているのだそうです。

日記を読み返すと、ほぼ8年ぶりの訪問となったのでメニューがかなり変わっていました。以前は食堂の名残でしょうか、チャーハン類をはじめとして麺以外の選択もあったのですが、それらは一切なくなって、餃子とライスぐらいになっていました。納豆チャーハンがなかなか良かったのでちょっと残念・・・。

もう一つ変わったのが麺で、太麺が加わっていました。それに合わせてでしょうか、つけ麺もデビューして実際に食べている人も見かけましたので人気なんでしょうね。

前回訪問からインターバルがあいているので、何がどう変わっているのかが良くわからないのですが、私は正油を太麺で。連れの方は塩を同じく太麺で。

正油・太麺(750円)。細麺は680円ですから、価格差はどんなものなかと気になるところ。
長めの待ち時間で運ばれてきましたが、その間に営業時間内なのに暖簾が仕舞われていました。なので、お店情報で閉店時間は18:30と記述しているものの、スープ切れ?で早仕舞いがあるようです。

スープの印象は以前に比べるにはあまりにも間隔があいてしまったので何とも言えないですけど、無化調でここまで奥深い味を堪能できたのが大きな収穫です。一番興味があった麺は、太麺の平打ちでほぼストレート。硬すぎずにモチモチ感よりもしなやかさを出しつつ歯切れが楽しいです。自家製麺ではないと思うのですが、かん水が少なめで自家製に近い印象を受けます。

以前とは間違いなく進化しています。

進化していると言えば連れの方の塩・太麺。以前は修行先である「大喜」に近かく透明なスープだったのですが、白濁しています。ちょっと味見しただけなので正確さには欠けると思いますが、お米を使っているような香りがして、以前とのギャップはかなりのもの。

でも、太麺との組み合わせはこのスープの方が合っているかな。


 10月11日(土)
群馬方面に旅行に行く知り合いを八王子でピックアップして、希望だった地元の「太公望」へ。

次があるので、塩ラーメンを半分で(650円-100円)。相変わらずの風味と味わいは化学調味料を使わずになぜここまで押し寄せてくるのかが不思議なくらい。

えびライスをハーフサイズ(250円)でいただき、そのままでももちろんいいのですが、途中からわがままを言ってピュアなスープを注いで頂きました。これはヤバイ!と同行者が言っていたのは至極自然な印象だと思います。自分も久しぶりに頂きましたが、ご飯も味わいがしっかりとしてます。うん、同感!



なぜか所沢の「柳屋」へ。と言っても知っている人は地元の人だけでしょう、一般的な街の中華屋さんです。地元出身の方に、ここのモヤシそばは旨いというので訪問してみました。14時過ぎなので先客は2名だけでしたが、年配のご夫婦の人当たりが良くて、いかにも地元から愛されているという印象です。

もやしソバ(700円)は、中華鍋を駆使して作り上げたもやしの餡かけが乗っていて熱々。ベースは鶏ベースの清湯かな、それだけでもいけるけど具との相性がいいです。
麺は細麺で、適度な歯ごたえがあってなかなかよかった。わがままを言わせていただくとしたら、若干味付けが濃い目かな。


 10月10日(金)
門前仲町の「鳥料理 有明」は初訪問。鶏料理専門店で、昼のみラーメンを提供しています。長い間の宿題店だった訳ですが、ようやく訪問することができました。

軍鶏水炊きらーめんと軍鶏味噌鍋つけ麺がありますが、初訪問なので軍鶏水炊きらーめん(700円)に、無料の洗い飯をオーダー。白濁のスープは、鶏の風味が極めて前面に押し出されていて、濃厚ながらもしつこさは皆無で味付けは薄め。スープだけでもゴクゴク飲めそうです。

麺は細麺ストレートで、茹で時間が短く、博多系に近い印象の玉子麺で、歯ごたえがあります。替え玉を頼む人もいますが、気持ちは充分に理解できます。

トッピングはチャーシューの代わりの軍鶏モモ肉ロースト・カリカリに揚げた鶏皮。それぞれがスープよりも濃い味・風味なので、スープの風味が隠れておかしくないながらも、後半までしっかりと軍鶏の風味が持続する凄いスープです。

麺を食べ終えてから無料の洗い飯をスープに投入すると、硬めのご飯とスープが相まって、サラサラとお腹に収まります。これは反則に近い技でしょう。

じわじわとガツン度が深くなる、非常にバランスが取れている一杯でした。
夜はコース中心の鶏料理店で、このスープが出せるのなら夜に行ってみたいと思わせる逸品でした。


 10月9日(木)
古川橋の「笑の家」でラーメン(700円)、麺の硬さ・油の量・味の濃さはすべて普通で。

豚骨の風味に背脂の甘さがある茶濁豚骨スープに、短めの太麺の組み合わせは家系らしい。ブレがないのは素晴らしいけども、以前はもっと濁りが強かったような気がします。

満足感はあるので、その点は深く追求しなくてもいいのかもしれません。


 10月8日(水)
三田の「天空 TENKOO」で、こがしネギラーメン(830円)。店内はつけ麺の比率が8割程度でしょうか。

値段が安くないので、どんなものが出てくるのかと期待していたら、醤油ラーメンに揚げネギがトッピングされているだけでした。悪くはないのですが、揚げネギがたっぷりで、その風味に圧倒されてしまいそう。一応、ベースの和風魚系も香るのですが、個人的に揚げネギが強すぎるのは苦手なもので・・・。

デフォのラーメンが730円とお高めなので、830円でもこんなもんかな。


 10月6日(火)
東銀座 or 銀座一丁目の「中華そば 共楽」へ。ランチタイムをはずしたにもかかわらず、いつもながら満席に近い状態。

お気に入りの竹の子そば(750円)、今日のスープはおとなしめ・チャーシューは硬めと、絶好調の時に比べるとやや物足りないものの、相変わらずの満足感でした。

人員不足から営業時間が、平日のみ・17時までとなったようです。


 10月4日(土)
地元、秋川駅前の「麺処 じんや」に未食のラーメンを目的で訪問したところ、麺茹で機が不調で時間がかかるとのこと。なので、至近の「美豚 あきる野店」にしてみました。

本店?の福生よりも訪問回数が少ないのは、地元だからいつでも行けると思っているからでしょうね。昨年12月の開店時から間隔があいて2度目の訪問となった訳ですが、麺類が50円値上がりしていました。でも、15時までのランチサービスがあり、味付玉子または小ライスがサービスなので、割高感は薄れるかな。

らーめん+味付玉子(700円+サービス)、灰色をを帯びた茶濁スープはいつもながら魚介系が濃いです。ダメな人がいてもおかしくないほど濃いですけど、苦味などはなくて油が少ないので食べやすいですし、魚粉の粉っぽさは皆無です。つけ麺は茹で時間5分という太麺に対して、ラーメンの麺は2分半という中細麺はコリコリ。ガッツリとしたスープに負けてないです。

味玉はサービスながら、深部までしっかりと色づいて黄身がトロトロと秀逸です。非常にわかりやすい味なので、一般受けするでしょうし、テーブル席があるので家族連れでも来店できると思います。



夜は知り合いの誕生日ということで、夕方から赤羽のOK横丁の飲み屋さんからスタート。至近の刺身・網焼きのお店を経由して、会話の流れから巣鴨に移動(笑)

先日もお邪魔した「焼きそばーHIT」、人数が少なくなかったので、まず無理だろうとお店を覗いてみたところ、先客ゼロ。これは突入するでしょう。やはり、つまみにあんかけ手打ち焼きそば(700円)をシェアして食べて一気に満腹感が押し寄せたので、2杯目は無理でした(笑)

でも、一昨日と同様に飲み食べして、初めて来店する人を含めて満足度が高かったのは至極自然な訳で、ここならではの麺に大満足、ご馳走様でした!



その後、新橋に移動して、知り合いの誕生日カウントダウンを泡とワインで迎え、さらにもう一店行ってへろへろで帰宅です。

うー・・・、久々の激しい二日酔いで、日曜はラーメンなしです。


 10月2日(木)
ランチは天気が良いので、散歩がてらテクテク三田まで行ってみました。

ほんとは「らぁめん 丸」で今日は味噌の気分だったのですが、10人ほどの待ちがあって、昼休み時間では厳しそうなのであきらめて「むらさき山」へ移動。こちらも5人ほどの待ちがありましたが、回転がよくて5分ほどで着席できました。

中華そば+味玉(\650+\100)、動物系と強すぎない魚系の風味がふわっと香ってくる茶濁スープ。個人的には揚げ葱が苦手なのですが、それはそれが主体になってしまいがちだからなのですけど、ここはそうではなくて、いいバランスを保っているのが好きです。

コリッとした食感の細めの麺もいいんです。黄身がトロトロの味玉もGood! 後半は卓上の一味と柚子胡椒を入れて、味の変化を楽しめるのも大きな特徴です。

丸、ともどもいいお店が徒歩圏内にできて良かったとつくづく思います。



夜は知り合いらと巣鴨の「やきそばーHIT」へ。セルフサービスのおでんと、たたききゅうり・うま辛もやし・焼き餃子などをつまみに焼酎が進みます。

つまみには必須となっている、あんかけ手打ち焼きそば(700円)、パスタマシンで麺帯を伸ばして切ったとは思えない歯ごたえの麺は、ところどころカリカリになっている部分があって、柔らかい本来の麺との差が素晴らしい。

〆に和風醤油らーめん(600円)、アゴ(飛魚)も使っているのですが、追い鰹のようなフレッシュな鰹節の風味と、油と胡椒が混ざり合って他店では味わえないスープ。見た目とは違って、熱々なのも○!

お薦めしますが、カウンタ10席程度のキャパなのと、マスター1人で切り盛りしているので、雰囲気を読んで大人数で行っちゃダメです。


 10月1日(水)
出遅れたランチは会社から品川方面に歩いて行ける「東興飯店」へ。13時過ぎなのにほぼ満席と賑わっています。ランチをシフト制にしている会社が多いのかしら?

今日はタンメン(750円)、ベースのスープは中華屋さんらしい清湯なので、そのものの主張は弱いのですが、逆にそれだけ炒め野菜の風味が乗っていてシンプルな塩味とともに正しいタンメンという印象です。野菜は、モヤシ・キャベツ・ニラが主体で、三枚肉がちらほら。

麺は歯ごたえがやや弱くて、香りがもう少しいかな?と思いつつも、なぜかいつも完食してしまうんですよね。強い麺のタンメンを欲するならば、徒歩圏内では古川橋の「大宝」でしょうけど、こちらも侮れないです。