1月  Man太郎の日記風ラーメンメモ
【2009年1月分】
今月の実食数 ラーメン 38 (新規店 11)
蕎麦 0 路麺 4 うどん 2

今月の自分勝手なラーメン好み度です

【また行きたい】
(11杯)
太公望八島(3杯)、集来太公望
HIT(3杯)
【おいしかった】
(27杯)
むらさき山(2杯)、しなそば家東興飯店
TOKYO味噌らーめん勘太郎(2杯)、
樽座 小宮店(2杯)、笑の家CIQUE
共楽八京凪 立川利休萬福
TETSU 品達増戸大勝軒ひらのや(2杯)、
いそじまとい磯野はぐれ星大五郎
【まあまあかな】
(0杯)
   
【もう行かない】
(0杯)
   


 1月31日(土)
地元からほど近い武蔵増戸の「純手打らーめん 大五郎」に行ってみると、何と!営業していました。以前は平日の17時以降のみ営業と、極めて敷居が高くて行けなかったお店です。

昨年7月オープンで、当時は払沢の滝近くのお店との掛け持ちだったので、営業時間が限られてしまっていたものの、こちらに専念することになり昼間も営業することになったとのことです。

メニューは、醤油・塩・味噌につけ麺。

いつもながら初訪問は最下価格のメニューで。しょうゆ(650円)
油が少なくさっぱりとした醤油スープがベースです。トッピングされているネギのごま油と、メンマの一味がアクセントになっていますが、ピュアな醤油味だけのほうが潔くて、個人的にはトッピングへの味付けは不要かな。

麺は、ヨリが入った平打ち太麺でばらつきがあり、いかにも自家製手打ち。粘性よりもサクっとした歯切れが楽しい。ラーメンよりもつけ麺に合う麺かもしれないです。


お店の方のホスピタリティがとても良くて、夜に飲みに来たいい雰囲気でした。


 1月30日(金)
雨の中を大門でランチを物色していたら、いつもは行列の「はぐれ星」に待ちがなかったので行ってみました。

昨年4月オープンで、以前は「チャーシュー家 巧味創房」でした。店内の様相は居抜きです。珪藻土の壁が懐かしい。母体はダイヤモンドダイニング(公式サイト)で、「100店舗 100業態」の57店目となるそうです。店先では浅草開化楼を全面に押し出しており、メニューはつけ麺が醤油と味噌、ラーメンは醤油・鶏そば、辛そうな油そばがあります。

しょうゆラーメン+半熟玉子(680円+100円)
豚骨+和風魚系ながら、複雑な味わい。豚骨・鶏ガラ・揚芝エビ・オニオンフライ・鶏皮などを使用しているとのこと。やや気になる雑味は好みが分かれるかも。個人的には最後までしっくり来ないスープでした。

特筆すべきは玉子。
デフォで味付玉子が半分入っているのに、半熟玉子をトッピングしたのはどうなんだ? と思いつつも、味わいが全く異なり、これはあり。味付玉子は黄身が半熟ながら全体的に硬めの食感。対して半熟玉子は黄身がトロトロで味付けはなし? 同じ玉子ながら味わいは違うし、こういうトロトロは好みなんです。

チャンスがあればつけ麺も食べてみたいのですが、至近にお気に入りのお店があるので、いつになるのかは断言できません。


 1月29日(木)
先日に引き続き、トンネルを越えて「ひらのや」へ。やはり行列が出来ています。5人待ちで10分ちょっとで着席。ランチタイムに徒歩で来られるので、安価なメニューから食べていくことに決めました。

タンメン(650円)
中華鍋で野菜・肉を炒めてからスープを注いで作るので、それらの旨味と塩味のシンプルなスープ。油が少なく、さっぱりとしているので重くなく食べ進めます。

麺は醤油では気にならなかったのですが、食べ始めはかん水の臭いがやや鼻につきます。食べ進むと気にならないのですが。

やはり今日も野菜ラーメンが一番人気でした。



昨日ふられたお店にリトライしたところ、営業していました!
「磯野」です。19:00で待ちなしで入店し、自販機前で悩むことなく醤油ラーメンを。だって、味はこれしかないですからね。潔いです。

醤油ラーメン+味玉(780円+150円)

蘊蓄によると、
化学調味料未使用、契約農家で放し飼いで穏やかな環境の中で無農薬で育てられた「かすみ鴨」・名古屋コーチン・国内鶏の内臓に天然酵母と塩を加えて発酵させた鶏醤(けいしょう)@北海道・三笠などを使用

とありますが・・・、自分の舌では具体的に何を使っているのかは全くわかりませんでしたので、自分なりの印象を書いておきます。

食べ始めは鶏ベースに控えめな和風で、八角のような香辛料を使用したような複雑な味わいで、次第にじわっと和風の旨味が浮き出てます。岩海苔は基本的には好きではないのですが、ほかにない香ばしさがあり、それと相まってスープの輪郭がはっきりとしてきます。表面の油は、スープから染み出たもので、でしゃばり過ぎないのがいいです。

非常に潔いラーメンでした、ここも再訪問必須です。


 1月28日(水)
リフレッシュのため午後から出勤にしました。なので、普段行くことができないお店狙いで、代々木の「麺恋処 いそじ」に行ってみました。07年開店でかつてから気になっているものの、閉店時間が19時ということもあってなかなか行くことができなかったお店です。さらには、閉店時間まで営業できることは少ないと思われます。実は以前麺切れでふられているんです。

11:40で店内満席で、待ちが3人という人気ぶり。ちょうど11:30口開けのため全席が埋まっているので、なかなか行列が進みません。その間に、店先に掲載されたお品書きから何を食べるかを長考・・・。
自家製麺なので、たぶんつけ麺が一番人気なのでしょうが、ここはあえて中華そばで。経験からして麺の量が多そうなので、トッピングはなしのシンプルなオーダーにしてみました。

つけ麺のオーダーが多いので麺の茹で時間が長く、ラーメンが出てくるまでは予想以上に時間がかかりました。さらに、つけ麺の麺の量がたっぷりなのため食べるにも時間がかかるので、回転が良くなく行列の減りが減速してしまうようです。

中華そば(690円)、見た目はいわゆるWスープですが、追い鰹のようなフレッシュな鰹節の香りがあり魚系が強いものの、見た目ほど荒々しくなくまろやかで、表面の油が皆無ということもあってさっぱりとしつつも、奥深さがあります。食べ進むと、柚子のかすかな香りと自然な甘みを感じます。

つけ麺と同じ太麺はヨリが入って硬めの茹で加減。スルスルとお腹に収まるので、予想に反して少なく感じてしまいます。具の肩ロースチャーシューも申し分なし。味付玉子をトッピングしなかったことを後悔しました。

人気の理由の一片がわかったような気がしますので、再訪問必須です。
次回はつけ麺狙いで行ってみます。



dancyuに掲載された神田須田町のお店に行くも、閉店時間前ですでに終了していました。なので、こちらも興味があった「らーめん まとい」へ。

人気の「二代目つけ麺 めん徳二代目つじ田 神田御茶ノ水店」お店のレポ)とは同じ区画で、一本裏通りにあります。先客ゼロ、あとから一人というのは寂しいです。

しょう油らーめん+味付玉子(650円+100円)、豚骨・鶏ガラ・魚介スープを直前で合わせるトリプルスープというのがこのお店の特徴です。ほかに、生姜と揚げネギの風味が相まって、複雑で繊細な味わいになっています。麺は中太の軽いちぢれで、適度な茹で加減(浅草開化楼)

夜は回転が良くないので、そのため気になる味はありましたが、ここはもっと評価されるべきだと思います。人気店になれば、更にレベルアップする要素が随所にありました。


 1月27日(火)
知り合いらと巣鴨の「やきそばーHIT」にお年始を兼ねて訪問。

完全自家製麺で、オーダーの都度麺帯をパスタマシンで延ばして切るという、他店では見かけない製法で製麺をするのです。以前でも麺にはやられっぱなしだったのですが、それがさらに進化したということで、とても気になっていたところです。

変わったのは、何と!かん水を使用しないで製麺ということで、一歩間違うとうどんになちゃいますよ。でもラーメンの麺になってるところが素晴らしいです。

以下、3人でシェアして頂きました。

◆あんかけ手打ち焼きそば(700円)
 茹でた麺を中華鍋で炒めて、表面をカリッと香ばしく仕上げ、その上に野菜・肉・海老など、具だくさんのあんかけを乗せています。酒を飲みつつ、麺をつまめる鉄板メニューです。これを嫌いな人はいないんじゃないかなあ。

◆つけ麺(600円)
 茹で上げた麺を冷水で冷やしたつけ麺で、麺だけでも食べ進めるほどの弾力のある食感と味わい。もし、「麺のコシ」とういう定義を、麺の表面部分と中心部分との硬さの違いとするならば、そういう意味だとコシはありません。麺全体がモチモチしていて、それでいて歯切れが良く、ほかでは食べられない麺。食べ進むほどにうなるほど。

◆韓国風油そば(600円)
 茹でた麺にニンニク・ピリ辛で味付けた和え麺。焼きそばやつけ麺の麺とはまた食感が異なり、しなやかさが強調されます。味・香りが強くとも、あくまでも麺が主役なのは最後まで同じ。ご主人お薦めの逸品でもあります。

リニューアルした麺の実力をまだまだ試したいのはやまやまながら、お腹のキャパが限界だったので終了しましたが、残りのメニューも食べたい気持ちに後ろ髪を引かれつつお店を後にしたのでした。
近いうちに全制覇を狙っています。


 1月26日(月)
第一京浜から芝浦への近道である、山手線・京浜東北線・新幹線のガード下を頭をぶつけないよう前屈みになりつつ、「はるみ」に行ってみるとやっていない。月曜定休ではなかったはずなのに、どうしたんでしょう。気を取り直して、その先を徘徊するとラーメンの看板が。

「ひらのや」というお店で、事前情報は一切なしで行列の後ろに並んでみます。5人待ち・10分ほどで着席。カウンタ9席にテーブル席が計10席ほどの小さなお店ながら、店内は活気があります。

初訪問なので、最下価格のラーメン(580円)をオーダー。

わざとらしくない少量の油が浮いた鶏ガラベースのシンプルな清湯スープに、ほんのりと香る生姜の風味がホッとする醤油スープです。メニュー構成からして中華食堂なので化学調味料は使用していると思われ、それなりの旨味があるものの、これはこれでありです。全くの許容範囲。

麺は中太の白っぽいほぼストレートで、適度な歯ごたえと粘性がある独特のもの。シンプルな具も好感度です。

厨房では鍋を振る男性と、麺茹でなどの女性。主にホール担当の女性の3人で切り盛りしており、入店・退店時に厨房の中からの元気なご挨拶もさることながら、ホール担当のてきぱきとした仕切りと笑顔が印象的でした。

入店時は人気の野菜ラーメンの具を中華鍋で炒める香ばしい香りが充満していて、そちらも大いに気になるところ。再訪問必須です。


 1月25日(日)
地元の「太公望」へ。今日は空いていましたが、先ほどまでてんてこ舞いだったとのこと。満席にはなりませんが、それでもお客さんがひっきりなしに来店します。

今日は濃い口正油らーめん+ワンタン4個(700円+50円)にしてみました。
魚粉がたくさん浮いて、食べ始めはまず鰹節の風味がガツンと来ます。食べ進むにつれて本来のスープの優しい味わいを感じるようになってきます。単にインパクトがあるだけでないのは、ここならではですね。
そんな中で毎回感動するのがチャーシュー。このフレッシュさはなかなかないです。特に脂身部分の脂が何とも言えません。
ワンタンは小ぶりの肉ワンタンで、皮がトロトロです。濃い口にはぴったりの組み合わせだと思います。

何度食べても飽きないラーメンです。今後も定期的に通います。


 1月24日(土)
会議室に情報を頂いていた福生の「らーめん 雫」へ。今日で営業終了してしばらく休業になります。お店のメルマガでは20日に「最終日は24日」と告知されましたが、店内には小さな張り紙があるだけなので、気づかない人が多かったのでは?

鶏と魚介の雫+味付玉子(650円+100円)
魚介・海老の濃厚な醤油スープは、表面の油は皆無で化学調味料未使用とは思えない深い味わい。多加水の太い縮れ麺はモチモチ。スモーキーな鶏チャーシュー。

あっという間に完食完飲。どれをとっても普通のレベル以上なので、このラーメンがしばらく食べられないのはほんとに残念です。再開の予定は未定とのことですが、早い復活を望んでいる人も多いことでしょう。もちろん自分もその一人です。


 1月22日(木)
有休が余りまくりなので、久々にリフレッシュ休暇。自宅でのんびりと過ごす。
PCに必要なアプリケーションを追加したり、使わないのは削除したりしていたら、もうお昼?

久々に「増戸大勝軒」にて、中華麺・少なめ(788円−105円=683円)

煮干しが強く効き、香辛料がミックスされた独特の醤油スープは熱々。表面のラードは少なめなのに湯気があまり立たないです。数欠入っている柚子の香りが隠しアクセント。

柔らかめの麺がスープにしっかり馴染むのは確かですが、今日は前回よりも更に柔らかいと思います。違和感がある人がいてもおかしくないぐらい。量は少なめといっても普通のラーメンの1.5玉ぐらいで、たぶん200gでしょうか、お得感がありますね。次回は麺硬めでお願いしようかしら。

13時過ぎで店頭には4人ほどの待ちがありました。平日の昼過ぎでこれですからね、休日はいつも並んでいるのは当たり前でしょう。多くの地元の人を中心に愛されているお店なんですね。


 1月21日(水)
品川の「TETSU 品達」へ。何と!自家製麺になったのだそうです。

もちろん、つけめん(750円)。以前と同じく太麺ながら、平打ちなので見た目から全く違います。まずは何もつけずに麺だけを食べてみると、小麦そのものの香りは弱いですが、それよりも歯ごたえが凄い。

個人的には硬すぎるので、つけ汁にゆっくりと浸しながら食べ進みました。粘性のある豚骨和風のつけ汁がよく絡んできます。つけ汁の中には、肩ロースチャーシューと多めのメンマ。それらをちょこちょこつまみながら、あっさりと麺がなくなりました。

卓上のポットに入っている、透明な鰹節のピュアなダシでつけ汁を割って、ご馳走様でした。・・・って、つけ汁の温度が下がった時のための「焼け石」のオーダーを忘れてしまいました。

普通盛 200g、大盛 300g +100円、特盛 400g +150円、山盛 600g +250円と、人それぞれのお腹のキャパによって注文ができるのはいいと思います。+10円のあつもりは、鰹節たっぷりのつゆに入ってくるなど、前述の焼け石ともども、お客さんへの配慮が感じられます。


 1月20日(火)
大門の「集来」。一人なのでカウンタ席が落ち着いて食べられるのですが、珍しくテーブル席になりました。たぶん5・6人抜きで自分のオーダーが出来上がってしまったのにカウンタがあいていなかったんで、テーブル席になったのかな。

作るメニューによって順番が前後することは、このお店では良くあることなので、女性3人が食べ始めたところのテーブル席の残りの1席に座った次第です。

手打ラーメン(600円)。煮干しが十分に効いた熱々の醤油スープに、手打ち風平打ちの縮れ麺。たっぷりの熱々のスープの中で麺は変化をみせて、食べ始めはモッチリ、後半はピロピロと一度で二度楽しめます。

日によって麺の印象は若干異なりますが、一定幅でばらつきがあるのは許容範囲。どちらも満足感があります。なので、同席の女性3人は、食べ始めこそ会話をしながら食べていたのですが、しだいに会話がなくなり、丼に専念していったのもうなずけます。

ついつい引き込まれてしまう、そんな魅力的な一杯なんです。



移動時に小腹が空いたので、東銀座の「萬福」で中華そば(650円)

1929年創業と歴史があるラーメンに対して、ダシが云々言うのはおくがましいです。醤油味ストレートに近いながら、なぜか飽きがこない不思議な味わい。透明感のある細麺は硬めで、このスープにはこれしかない!ぐらいの相性。

ここに初めて訪問したのは97年だと思うのですが、その頃から中華そばの価格が変わっていないというのは凄いことですね。

ほんとは焼飯も大好きなので、いわゆるラーメン半チャーハンが定番メニューならば、より来店回数が増えているのですが、焼飯はかなりボリュームがあるので一人では無理。2003年の一週間だけ半焼飯のセットがあったのが懐かしいです。


 1月19日(月)
ランチに三田へ。「らぁめん 丸」は8人待ちだったので、昼休みには会社に戻れないので諦めて次へ。「むらさき山」もやはり5人待ちながら、席数が2倍なので待ち時間は少ない。

中華そば(650円)、濃厚な動物系と強すぎない和風魚系のWスープは、いつもながらバランスがいいです。加えて、最近は油の風味と醤油の香ばしさが、前回ほどではないですが良く出ているように思います。

昨年10月下旬のTV放映以来、ランチタイムは20人ほどの行列になっていたのに比べると落ち着いてきたようです。これで本来の営業終了時間(22時)まで提供することができれば、生ビールにありつけるのですが・・・。



という訳で、晩御飯に「むらさき山」にわずかながらの期待を込めていたのですが、19時ですでに営業が終了していました。やはり一定量しか仕込まないスープが切れてしまったようです。

ならばと昼との逆コースで、「らぁめん 丸」へ。とりあえず生ビールで喉を潤します。トッピングメニューを適当に買っておつまみに。いつもラーメンで食べている具とは違い、味付けされたスープで温められていないので印象は異なりますが、たぶん素材がいいんでしょうね。単品のつまみとして十分いけます。

お連れさんと二人で行ったので、とりあえず早めに、らぁめんを細麺で。ここの醤油味には細麺の組み合わせが好きなのですが、つけ麺を食べたことのあるお連れさんには太麺の食感が好きだったようです。こればかりは個人的な好みなのでね。

ならばと、お連れさんが未食の味噌を太麺で。
こちらは、油に頼らず和風魚系を感じる味噌味と、太麺の粘性がありながらも歯切れの良い太麺との組み合わせには満足度が高かったようです。

閉店時間の21時まで、店内は8割程度の回転率でしょうか。dancyu効果はTVと違って、瞬間風速ではなく、じわじわと来ますからね。これ以上混雑すると、夜でさえ行くことが出来なくなってしまう・・・。でも、お気に入りのお店が繁盛するのはうれしい限りです!


 1月18日(日)
国立の「麺屋 利休」へ。武蔵虎洞@吉祥寺、武蔵鷹虎@高田馬場出身で昨年9月オープンしたお店で、ラーメンは醤油・塩、つけ麺は辛つけ麺を含めて二種があります。

味玉醤油らあめん(850円)、煮干し・鰹節などの和風魚介が香る豚骨醤油スープで、まろやかさがあります。一杯ずつ雪平鍋で温めているので、温度が高いのがいいです。蕎麦茶がトッピングされており、風味と食感が面白いです。中太麺はモチッとした食感で、スープとの相性がいい。

なかなか全体的に良く考えられたラーメンだと思いますし、ラーメン・つけ麺とも、中盛りが無料というのはうれしいですね。


 1月17日(土)
立川ラーメンスクエアの「凪」で、ラーメン(650円)。

豚骨がしっかりと染み出た白濁のスープに硬めの極細麺はいかにも博多ラーメン。
麺の量が少なめなので、替玉をする人が多いです。

開店当初とメニューが色々と変わっていました。デフォのラーメンはむしろ値下げしていたのは素晴らしいことですね。ここだけでなく、渋谷本店と元々のお店の出発点となる新宿・ゴールデン街にも再オープンさせて、自家製麺を多く生産することによって効率化が図れているのかもしれませんね。


 1月16日(金)
新橋の「八七三家」に行くと10人以上の待ちがあって、昼休みには無理なのであきらめて、同じフロアの「八京」へ。何年ぶりになるのでしょうか。

ラーメン(500円)、豚骨・鶏ガラが適度に効き、油が皆無のさっぱりとした醤油味。懐かしさを感じる人も多いと思います。

以前に比べて50円値上がりしましたが、まだまだ安いと思います。たまにはこういうラーメンが恋しくなる、そんな一杯です。


 1月15日(木)
東銀座の「共楽」の中華そば(600円)、魚介系の強い風味の醤油味はお気に入りの味。合わせるのはコシのある麺。

今日は油が少なめで、ややさっぱりとした味わいでした。


 1月14日(水)
ランチは「笑の家」。前回に比べて空いていて、食券を買って即着席できました。ラーメン(700円)を今日は麺硬めで。なので、同一ロットの数杯の中で1分ほど早く出てきます。

豚骨醤油のいかにも家系のスープは濃厚。ライスがないと味付けがやや濃いかな。硬め指定の麺はまさしく指定どおり。硬めもたまには面白いけど、この麺の持ち味は「サクッ」よりも「モチッ」なので、普通のほうが好みかもしれません。

次回は味薄めでオーダーしようと思います。でも何年か前は、ほぼ全部の組み合わせを試して、味・油・麺とも普通が一番かな?って思ったんですけどね。



夜は「RAMEN CIQUE」へ。「ちきゅう」と読みます。JR中央線の荻窪と地下鉄丸の内線・南阿佐ヶ谷の中間あたりと、どちらからでも徒歩10分程度の場所にあります。昨年2月29日オープンなので、良く食べに行く三田の「らぁめん 丸」と同じ開店日。それだけでなく、同じくAFRI@恵比寿出身という共通点があります。

メニューは塩と醤油のみと潔いです。でもここならではの特徴があって、
・塩:鶏ベースの清湯スープ・中細縮れ麺・豚肩ロースチャーシュー
・醤油:豚ベースの白湯スープ+和風魚介系のWスープ・中太ストレート麺・豚肩ロースチャーシュー
と、全く異なったラーメンを提供していることです。
また、味付玉子も、白味玉(塩味)・黒味玉(醤油味)の二種を用意するなど手が込んでいます。

塩ラーメン+白味玉(700円+100円)は、まず、出された時の見た目が綺麗。
透明なスープなのに、一口目からグッと引力があります。甘みがありふくよかな塩味。胡椒が香りますが辛さは感じず、ダシの邪魔にならずにむしろアクセントとなっていて、ありそうでない味わいです。

多加水で細めの縮れ麺はもちろん悪くないのですが、スープが秀逸すぎるので物足りなさを感じてしまうほどです。個人的には、逆に少加水のサクサクした麺を合わせてみたいところ。

肩ロースチャーシューはシナモンの香りがある独特の味付けに仕上げてあり、ホロホロになるほど柔らかいのに肉本来の風味が残っているのは秀逸。このチャーシューの追加が1枚100円からできるようになっているのはうれしい配慮ですね。

白玉子は塩で味付けしてあり、黄身が半熟でトロトロです。塩味スープとの相性が抜群に良いですし、盛り付け前に茹で湯で温める心遣いが光ります。

全体的に良く考えられた一杯で、薬味を入れるのがもったいないほど。もちろん入れずに完食です。これは醤油も食べてみなければなりません。再訪問即決定!

そういえば、発売中のdancyuはラーメン特集なのですが、その表紙はこの塩ラーメン+焼きトマトですね。でも本文に紹介されていたっけ?


 1月12日(月・祝)
買い物がてら立川・錦町の「麺や 光」に行ってみました。06年9月オープンだそうで、なかなか行くチャンスがなかった次第です。記憶が曖昧ですが、その前は「味源」だったかな? 細長い台形の変わった敷地に建っていて、狭いほうの一辺は自販機の幅ほどしかない。なので店内は狭いですけど、意外に窮屈さはないです。その分、厨房内の動線を犠牲にしているのかもしれません。

メニューは、ラーメンが醤油・塩・味噌・辛味噌で、つけ麺が醤油・塩と幅広いラインナップです。お店の公式サイトのメニュー紹介では味噌がトップにあるとおり、お薦めは味噌なのでしょうが、初訪問なのでスープそのものを楽しんでみたいので、とりあえず醤油から。

光 醤油+特製玉子(700円+超らーめんナビクーポン)は、背油がたっぷりと浮いているものの、その甘みは強くなく見た目より重たくないです。和風の香りは弱めながら、じわりと効いています。インパクトは少ないながら、食べ進んでも飽きが来ないスープに仕上がっています。スープそのものよりも、醤油ダレに特徴があるのかもしれません。

麺は中太縮れの黄色い透明感のある熟成タイプで、札幌味噌ラーメンではポピュラーな麺。硬めの食感なのは良いとして、スープとの一体感があまり良くないかなぁ・・・。味噌にはいいかもしれませんがスープに対して麺が主張しすぎている印象です。

光 塩+特製玉子(700円+超らーめんナビクーポン)は、同じく背油が浮いているものの、さっぱりとしてキレの良いタイプ。ただ、まろやかさよりもシャープなスープなので、そのせいか塩分を強めに感じます。

麺は白っぽい平打ちストレートで、しなやかさがありスープに良く合っています。個人的にはこちらの麺のほうが好みで、醤油もこの麺が合っているのかもしれない。暖簾によると、麺は鈴木製麺@立川のようで、この製麺所はいろんな麺に対応していますね。昨日のお店もこの製麺所だったはず。

メンマは大好物の穂先メンマ。この風味が好きなんです。トッピングの海苔は、醤油には岩海苔を、塩にはアオサを合わせるなど、細かな点にも配慮している点には好感が持てます。次回は味噌狙いで行ってみます。


 1月11日(日)
八王子に買い物に行ったついでに、「樽座 小宮店」へ。開店当時に行っただけなので1年半ぶりでしょうか。メニューだけでなく価格も以前のままなのは、原材料が軒並み値上がりしている中でがんばっていると思います。

味噌ラーメン(750円)、オレンジ色の油が表面を覆い、見た目は以前のままですが、海老の風味は以前よりかなり強くなったと思います。また甘みも増したかもしれません。わざとらしい甘みではないのですが、さすがに後半はきつくなってきたので一味を適度に入れて食べ進みました。

ここはもはや八王子を代表する味噌ラーメンのお店として、確固たる地位を築いたようですね。


 1月10日(土)
とらさん会議室に情報があった「勘太郎」に行ってみました。滝山街道・杏林大学の近くということしかわからなかったのですが、すぐに発見。住所は八王子ですが、最寄り駅は秋川。バス停は下戸吹になります。

赤いラーメンの幟に自宅の余剰スペースに建てたと思われる真っ黒な小屋で、ある意味五日市の「ムーミン」よりも入るのに勇気が要るかも(笑)

カウンタ5席だけの小さなお店で、営業許可書によると昨年12月にオープンしたようです。壁にはメニューがずらりと掲げられていて、お店の規模からすると驚くほど種類が多い。
ラーメン:醤油・塩・味噌、つけ麺:醤油・塩・味噌・カレー、油そばもあります。

らーめん(600円)は、背油がたっぷりと浮き、その甘さが染み出た醤油味で、見た目より重たくないです。生ニンニクをガーリックプレスで搾ると、また違った味わいになります。
もう一つの特徴は、チャーシューがスモークしてあること。食べませんでしたが、玉子は「けむ玉」というネーミングなので、そちらもスモークしてあるんでしょうね。

粟国の塩そば(700円)は、こちらも背油が若干浮いているのですが、鰹節の香りがあって、さっぱりとしてキレの良い塩味に仕上がっています。

やや麺が弱くてへたりが早いのが気になりましたが、全体的には良くまとめられたラーメンだと思います。メニューが多いので、全クリするのは大変そうです。

【営業情報】
15日(水)は臨時休業
と張り紙がありました


 1月9日(金)
雪が降る予報ながら、それははずれました。でも冷たい雨が降る中を三田の「らぁめん 丸」へ。いつぞやがそうだったように、荒天の際は行列が極端に短いはず・・・。予想どおり普段は10人程度の待ちに対して2人だけでした。もちろん並びます。

今日は、味噌らぁめん・太麺+味付煮卵(750円+超らーめんナビサービス)にしてみました。

油に頼らない味噌味で、ベースの魚介系がしっかりと主張するスープはここならではです。もちろん物足りなさはなく、、味噌ラーメンはこれでいいのでは?なんて感じてしまいます。

昼間の満足度はさることながら、夜にゆっくりと行ってみようと思います。



夜は東京駅から程近い「TOKYO味噌らーめん」に行ってみました。「みそ膳」などを展開する会社が母体ながら、とある有名店がプロデュースをしているので、昨年11月のオープン以来、ずっと行ってみたかったんです。

メニューは、味噌・辛味噌・タンメン・醤油・塩に味噌つけと幅広いラインナップで、TOKYO味噌やハイカラ(粉チーズトッピング)でどこが関与しているかが簡単に想像できますね。

閉店間際だったので太麺が売り切れ。支那そばのみということで、支那そば・醤油(670円)を。
化学調味料未使用の丸大豆醤油であるキッコーゴ 五郎兵衛(近藤醸造@あきる野市)を使用して、その風味が引き立ち、ダシの風味よりもキレが際立ったスープです。表面の透明な油がアクセント。

化学調味料を使わずに間違うと単調な味になりがちなところを、醤油の持ち味を存分に引き出すことによって飽きさせないのが素晴らしい。とてもチェーン店のラーメンではありません。味噌にも期待できますね。


 1月8日(木)
出遅れた昼休みに、近所の「東興飯店」で、タンメン(750円)

いわゆる中華系のタンメンなのですが、野菜の炒め具合が絶妙。まんべんなく油がコーティングされているので見た目よりも熱々に仕上がり、たぶん仕上げに回し入れたゴマ油の風味が生きています。

味付けの塩味はシャープながら、多めの野菜を食べるにはこのぐらいがいいのかもしれません。細めの麺は白っぽい。最初は硬めで、徐々にこなれてくるのもいい。



年始のご挨拶を兼ねて、茅場町 or 日本橋の「支那そば 八島」

冷やしトマト・鯵の辛子漬け・レタスのオイスター炒めなどをつまみに知り合いらと黄八丈でまったりー このゆるやかな空間が何とも好きなんですね。

〆に肉ワンタンメンと海老塩ワンタンメンの中間的なメニューを頂いたような気がしますが、正式メニューではないので詳細は割愛。

ここは定期的に癒されに行くお店なんです。


 1月7日(水)
ランチに三田へ行ってみると、「らぁめん 丸」はいつもどおり10人程度の待ち。すっかりと軌道に乗っているいるようです。発売中のdancyuに掲載された影響はまだ少ないようです。でも昼休み時間内に戻れないのでパスせざるを得ません。

もう一つの三田のお気に入りである「むらさき山」の様子を見に行ってみると、5人待ちだったのでもちろん並びます。10月のTV放映以来、20人以上の行列に幾度断念したことか・・・。

味玉そば(750円)は、以前に比べて醤油がくっきりとして、油の香ばしさも強くなったようです。なので、輪郭がはっきりしたスープになりました。

以前のスープももちろん良かったのですが、後半はやや単調に感じてきて卓上の柚子胡椒を入れたりすることもあったのですが、今日のスープは全くそんなことはなかった。断然こちらの方が好み。

行列店になって味が落ちるのはたまにありますけど、逆というのは凄いことだと思います。



勝どきの「しなそば家」は二度目の訪問。

夜はお酒に合うつまみのラインアップが魅力的です。前回キープした「克」のボトルを飲みつつ、まったりー イカとセロリの炒めものは、ソース味だったのはびっくり。でもこれがつまみにはいい味付けでした。

〆は味噌ラーメンをシェアーして。油が少なく味付けも濃くないので、飲んだ後でも食べやすいです。
お店のホスピタリティも充実しているので、ここは隠れ家的な存在です。


 1月4日(日)
今日から営業開始の地元の「太公望」へ。お昼をはずした時間にかかわらず、営業を待ち望んでいたのかのように行列はないものの混んでいました。

今回は正油らーめん(700円)、キリッとした醤油味の中から深みのある和風系のダシが顔を出してきます。モッチリとした中太縮れ麺の歯ごたえが楽しい。フレッシュさを感じるチャーシューがいつもどおりいいですね。

今年もここには何度もお世話になることでしょう。


 1月3日(土)
多摩のラーメン会議室に情報を頂いていた「らーめん 雫」で年始から4日まで限定ラーメンを提供しているというので、食べ初めはこことなりました。12時過ぎにお邪魔したのですが、ほぼ満席で時折待ちができる程度でした。

牛と煮干の雫(750円)、丼が違うのとスープがまったく異なっているので違和感を最初に感じたたけでなく、牛骨スープをベースにしている独特のクセに加えて、強めの煮干しと揚げニンニクがそれを包み込んでいる印象です。ただし、牛骨が得意な人は後半はそれが鼻につく人がいるかもしれません。麺は通常と異なり、太い平打ちストレートで、ややゴワっとしているもの。

限定メニューとしては、完成度が高い一杯に仕上げるお店の実力を垣間見ることができました。


 1月1日(木)

新年明けまして
おめでとうございます!
旧年中は多数アクセスいただきましてありがとうございます。

今年も従来どおりマイペースで行きますので、どうかよろしくお願いします!