Man太郎の日記風ラーメンメモ 【2004年5月分】 |
今月の実食数 | ラーメン 23杯 (新規店 11店) 蕎麦 8杯・うどん 1杯 |
今年の実食数 | ラーメン 120杯 (新規店 30店) 蕎麦 42杯・うどん 6杯 |
今月の自分勝手なラーメン好み度です
【また行きたい】 (5杯) |
がんこ三田、大喜、斑鳩、共楽、 八島 |
【おいしかった】 (15杯) |
のばな、壱鵠堂羽村、きりん、 チャーシュー家 巧味創房、 しる幸、きら星、のりや東京、 ますたに御徒町、夕焼け軒、 杉山、旅人の木、集来、勇、 どんたく、三幸 |
【まあまあかな】 (3杯) |
桃源郷、若草、三松 |
【もう行かない】 (0杯) |
5月31日(月) |
昼は立ちそばの「三松」。今日は蒸し暑かったですね、想像どおり店内は冷房の効きがイマイチ。なぜなら入り口のドアがないから(笑) そばもいいですが気分的にはラーメンだったので、それにお気に入りのソーセージ天をトッピング(350円+90円)。ラーメンに揚げ物をトッピングできるのは路麺ならではの利点ですね。
立ちそば店の割りにはラーメンスープ専門の小さな寸胴があって、たぶん鶏ガラ・豚ガラ中心かなあ。なのでこの価格のラーメンにありがちな出来合いのスープを薄めるだけとは大違いの風味で、やや雑味もあるもののダシが効いてる醤油スープなのです。
ソーセージ天のチープさがまた好み。梅雨でも真夏でも関係ない。
夜は「支那そば 八島」に行くと、偶然知り合いがいたのでご一緒させて頂き歓談。ここ数年でうれしいことが山ほど、なのについ先日は体験したくない出来事が・・・と波乱に満ちているもののポジティブな人ですからね、楽しく飲ませて頂きました。
本日来店したのは今月ココでラーメンを食べていないから、という理由が一番でしたから〆に麺・・・どれにしようか悩んだあげくメニューの中で唯一食べていない、激辛ラーメンという自分にとっては暴挙とも言えるオーダーをしてみました。(麺半分指定)
スープは辛さの立ち上がりが早く、まずツーンときます。そのかわりジワジワと後をひかない辛さで、口の中がクールダウンされるまでは短時間です。併せて本来の醤油スープの持ち味を良く感じることができ、単に辛いだけでなく奥深を感じられます。味はもちろん違いますが、激辛でもう勘弁という「蒙古タンメン 中本」を食べ終えてからちょっとすると、また食べてもいいかなと思わせるあの麻薬的なラーメンとダブりました。
結局、麺・具は完食(さすがにスープは勘弁)、辛さのベースは唐辛子だと思うのですが、複雑な味わい・辛さから想像するに、単一の唐辛子ではなくいくつかの種類を組み合わせているのでしょうか。立ち上がりの早さは青唐辛子、もしくはそれに準じた種類かな、、、なんて辛いものは経験が浅いですから全然違うでしょう、参考にしないでください。
5月30日(日) |
昼は地元のお店、「増戸大勝軒」の行列を横目に「三幸」へ。一昨年の10月で手打ち麺が終了となりましたが、その後毎月最終土曜のみ提供となったはず。普通の麺もストレートの自家製で好きなので来店してみたところ、土日提供に拡大されていました。
迷わず手打ちらーめん(950円)、4月から消費税導入で50円アップしましたが、それを差し引いてもここでしか食べられない超幅広麺には大満足。受け止めるスープがさっぱりとした醤油味でクセがないのがいいのでしょうか。ノーマルのラーメンに比べて+370円とちょっと割高ですが個人的にはまた食べたいラーメンです。
お店のテントが張り替えられ、「隠れたる義経の後裔」と書かれていました。
5月29日(土) |
会議室に情報を頂いていた「らーめん 若草」へ行ってみると暖簾が出ていました。聞けば1日が正式開店でまだプレオープンなのだと。
蘊蓄には「豚・鶏などの白濁スープ、太麺、鶏油、味・麺・油調節可」と明記していないがどう見ても家系。らーめん(600円)は、豚骨醤油で背脂の甘みがあるもののコクが薄く、蘊蓄ほど鶏油は効いていません。太麺というほど太くないし、全体的なまとまりが欲しいところです。
今日はプレですから正式オープン後に再度行ってみたいと思います。(評価は暫定) それにしても前のお店とメニュー構成が酷似しているのは気のせいでしょうか。
5月28日(金) |
「らーめん 勇」に行くと外装を塗り直してと壁の黒さが増していました。あとはディスプレイの柱も変えたようです。そんなことは味には関係ないのでどうでもいいですが、たぶん一番食べている中華そば・アッサリ+味付玉子(750円+150円)。
今日のスープは生姜がやや強いものの、バランスがいいです。味付けは従来通りのややしょっぱめ。麺は心持ち柔らかめの方が良かったかな。
江東区豊洲に「泰龍(Tairon)」というお店がありました。その後「あ・うん 豊洲店」になり先日確かめてみると「麺や どんたく」というお店に変わっていました。全く情報がないのですがとりあえず食べてみました。
味は豚骨・醤油・味噌・つけ麺がベースのようです。最下価格のどんたくラーメン(500円)は、博多系の豚骨スープにその系統の極細麺で、青ねぎが多量にトッピングされています。
スープは白茶濁、食べ始めは粘性もなくさっぱりとしたタイプながら、骨髄がよく染み出ているようです。ただ味付けがしょっぱく、本来のピュアーな豚骨風味を感じさせるには障壁になっていて、非常に惜しいと思います。
夜は昨日に引き続き飯田橋の「支那そば しる幸」へ。先客の会話に聞き耳を立ててみると、六本木時代からのお客さんのようです。比べて自分なんか駆け出しですね。でもここに移ってからの来店回数は多いかも、って競っても意味ないわ(笑)
つまみがいろいろあるので、グループで来るといろんな味が試せていいでしょう。ちなみに今日も飲み過ぎで麺を食べられませんでした。もはやラーメン店ではなく飲み屋・・・でいいのでしょうか。
5月27日(木) |
会社から徒歩で行けるラーメン店はもうないと勝手に思っていたのですが、井の中の蛙でした。そんなお店を知り合いから教えて頂いて、先日行ってみたら定休日。それではと本日改めて訪問してみました。
店名は「桃源郷」、幻想的な名称からは想像が出来ない外観・・・そもそも入り口の引き戸が傾いていて気密性・防音性に乏しく、入店するのを躊躇してしまいそうです。店内はコンクリート打ちっ放しの床に、昔の食堂によくあったパイプ椅子とテーブルが配置され、それも4席・4席・1席という極めて変則的な配置です。
メニューは、ラーメン・焼きそば・チャーハン・カレー・定食などなどが手書きで壁に貼ってある街の中華食堂という感じでしょうか。基本のラーメンに対して大盛りは+200円、生玉子が+100円という強気の価格設定には疑問が残るものの、最下価格のラーメン(650円)をオーダー・・・しようとしたのですが、なぜかホールにはお店の人がいませんので、自ら奥の厨房に行って告げました。お店のルールからしてそれが正しかったのかどうなのかはわかりませんが、オーダーはきっちりと通ったのでいいのかと。
先客3人だけにしては待ち時間が長いものの、TVで昼のニュースを放映していたこともあってそれほど苦痛ではなかったです。おおよそ15分ほどを要してラーメンが出てきました。大きめの丼にスープがたっぷりで、麺をすくい上げるとたぶん中華系の麺が2玉程度でしょうか、こちらもたっぷり目です。スープは透明感があるものの中華の清湯スープとは明らかに違います。かと言って業務用スープでもないですし・・・要はダシがあまり感じられません。
そのかわり食べ進むにつれて塩のしょっぱさがグサッときます。見た目は薄目の醤油味なのにそのギャップが激しい。塩辛いのは「三田がんこ」で慣れているはずなのに、舌にビンビンくる印象は全く異なります。麺は消化に良さそうな食感でスープとの相性がどうこうと語りたくない世界です。
チャーシューがなにげにイケルんですね。独自の味がしっかりと染みたバラ肉はなかなかで、極端な表現をすると焼き肉風? 初めて食べたかな。
食後は前述のとおりの塩からさ+αで舌が麻痺してきましたが、一回経験しただけです。語りつくせない異次元ポケットがあるお店なのかも。
夜は飯田橋の「支那そば しる幸」へ。
つまみとお店の雰囲気に満足してからでしょうか、ラーメン店なのにラーメンを食べませんでした。というか、ご主人に怒られるかもしれませんが自分の中ではラーメン店<飲み屋。それで余りある満足感があるんです。(つまみの画像を更新)
5月26日(水) |
昼は大門の「中華そば 集来」にてお気に入りの手打ラーメン(570円)。余計な油がほとんど浮いていないピュアなスープは、いつもどおり煮干しがしっかりと効いています。それに合わせる手打ち(風?)太い縮れ麺が好きで、定期的に呼び寄せられています。
本当はこの麺の冷たいバージョンを食べたいと初めてお店に来たときから思っているのですがかなわず。理由は夏期限定メニューの手打ち冷し中華(840円)は昨年同様健在ながら、カウンタ席で制作過程を見る限りでは、やはり酢を大量にかけまわしていることから未だに自分には無理だと断念している次第。
酸っぱいのを食べられるようになってから試します。
夜は知り合いに誘われて西新宿の「京都 丹波亭」へ(初) 昨日に引き続き鼻の効く知り合いのお誘い。京都が本店ではないようですが、縁があって銘々したようです。
いくつか食べてみましたが、関西風お好み焼きのお店・・・という一言では言い尽くせないお店でした。各テーブルの中央には鉄板が配されていますが、厨房内で完成されたものを保温、または半完成させたものを仕上げるためのものです。なので自分たちで作ることはありません。鉄板奉行の出番はオーダー時のみ(笑)
確かにその方が安定した味を提供できる、というのは容易に想像できますが、どのメニューも凝っています。たぶん目の前の鉄板で自分らが調理したら絶対にこうならないだろうなあ、という印象。厨房の中をじっくり観察した訳ではありませんが、素早くかつ丁寧というコンセプトのように見受けられます。接客も申し分なし。
これは定期的に通ってもいいかなー というお店です。ただし、明日の21時からのTVにて美味しい応援団として紹介される予定、たぶん2・3週間は混雑するかな。ぐるなびで紹介されています。鉄板焼きよりもねぎ焼き・お好み焼きなどなどがおすすめ。
粉もん好きならはずせないお店でしょう。
5月25日(火) |
昼は月島の「蕎羅」。いつもせいろを食すことが多いので、カレーうどん(850円)をオーダーしたらお店の人から聞き返されてしまった(笑) いや、ここは蕎麦だけでなくうどんのレベルも高いのですよ。カレーは季節によらず常設しているものの、夏に向けてはどうしても敬遠しがちになります。なので梅雨入り前に一度食べておこうと思った次第。
見た目は濃いめです。香辛料がきいてとろみのあるあんかけ風のつゆがうどんによく絡んできて、粉っぽさは感じられません。また、温かいうどんでこれだけコシがしっかりと残っているのは希有でしょう。硬いじゃなくてかみ切れるかどうかの微妙なコシ、これが重要なキーワードです。
讃岐うどんとはつゆの味付けが異なりますが、このうどんそのものに感動していいと思う。せいろうどんは冬期はあつもりが標準だったのですが、そのシーズンが終わっていよいよ冷たい麺の季節になってきました。(とりあえず画像)
夜は知り合いに誘われて新宿三丁目の「昆ぶ家」へ。存在は知っていましたが、「飲み屋とうどんの両立を掲げているお店+まして新宿三丁目=行かなくていいかな」という自分の勝手な方程式が成り立っていた訳ですが、鼻が効く知り合いがいるもんですね。しっかりとリサーチ済みでした。
うどんはお腹に余裕があれば食べてくださいな、それよりも全国から取り寄せた豊富な珍味に驚くことばかり。からすみはよくあるけど、それの生って食べたことがなかった。赤ほやの塩辛は、生や酢の物に比べて全く癖がないのに驚き。ブリのワラ巻き・一手間加えたじゃがバター・タラバガニ内子・鯖薫製・・・もう、あげればきりがない。飲み物をおかわりする都度品がわりする付きだし(無料)はいったい何種類あるのかしら?
基本的に少量で塩辛い味付けが多いので、日本酒があうでしょう。新宿三丁目という場所の割りにはリーズナブルな価格。キャパがあって予約もできるようです。
(YAHOO! Gourmetの紹介ページ)
5月24日(月) |
昼は「泉岳寺前 薮蕎麦」にて天南ばんそば(850円)。海老天1本に短冊状の葱をあしらった温かい蕎麦で、濃いめの甘汁に温かくても適度な硬さと粘性のある蕎麦が特徴的です。海老天はカラッよりもフワッとしたタイプ。昨日の日記に書いたとおりしっぽまで頂きました。
なぜか今日は仕事を早めに切り上げても構わない日だったので、以前から行きたかった吉祥寺へ。もちろん4月下旬にオープンした「旅人の木」が目的、夜の部は19時半までなので自分には敷居が高かった訳です。修業先が同じく吉祥寺にある「一二三」と、特徴のあるラーメンが期待できます。
基本のつゆそば 週替り味付け玉子入り(800円)は、丼の色が異なるためスープの色が違うように見えてしまいますが、ほとんど一二三ですね。クセとも言える和風魚系が強めに効いています。合わせる麺は蕎麦粉を混合しているため褐色を帯びて、やや硬めの細い縮れ麺はスープとの相性も良好でした。
また、スープ・麺だけでなく味付玉子も良かったです。流行の半熟ではなく黄身まで固茹で。味が良く染み込んでいるのはもちろんですが、それより玉子そのものの味が濃厚なんです。これは他ではなかなか食すことができないと思います。(今週は香川県産讃岐コーチンでした)
事前に地図で場所を確かめると駅から離れていることは覚悟していたのですが、お店のある中道通りショッピングロードは新旧の小さなお店が両側に建ち並び、業種にバラエティーさがあって歩いていて楽しいです。とても徒歩13分かかったとは感じられませんでしたし、夜15食限定のつけそばも気になるところです。営業時間さえあえばまたぜひ行ってみたいお店です。
5月23日(日) |
昨日に引き続き会議室に情報を頂いていた担々麺のお店へ。昨年12月オープンなのでしょうか、来店するのに半年も躊躇していたのはもちろん自分が辛いのが苦手だからですが、「蒙古タンメン中本」は激辛なのになぜか後をひくし、「真好味」の四川みそも同様。「支那そば 八島」の激辛ラーメンは味見した限りではベースのスープがしっかりしているので食べられるかも、という印象でした。そうなんですね、単に辛いだけでなければ食べられるはず。
行ったのは青梅の「担々麺 杉山」。ラーメンのメニューは担々麺(780円)のみで、あとは什錦炒麺(五目焼きそば、読みはシーチンチャオミェン?)と木須肉(キクラゲと卵の炒め、読みはムースーロー?)だけとシンプルです。メニューにはランチメニューとあったので、夜は他の中華メニューがありそうな雰囲気です。
一旦丼で調味料・スープを合わせてからスープを中華鍋に移して、加熱してから再度丼に注ぐという変わった作り方のようです。スープそのものは白茶濁でゴマの風味が中心。表面には赤い油が浮いており、ゴマ風味とスープのダシが効いているためでしょう、見た目ほど辛さを感じさせないです。
麺は細いストレート麺。麺箱には何も書いておらず、製麺機?が置いてあるので自家製麺なのでしょうか。食べ始めは適度な硬さの茹で方ながら後半はややダレてくるので、お客さんの何人かがそうであったように硬め指定が良いかもしれません。
担々麺のおいしい食べ方(デジカメ画像参照)に書いてあるとおり、トッピングされた殻付きエビはダシを取ったあとにローストしたものでしょうか、頭部分の殻にやや難航するもそのまま食べられます。自分はエビフライ・海老天のしっぽは好物ですから余計そうだったのかもしれません。またサービスのご飯を残ったスープに投入すると、麺とは違った味わいを楽しめるのがいいですね。食後には杏仁豆腐とジャスミンティーが出されて、口の中が一気にクールダウンされます。これは良い配慮だと思います。
結論、ここのお店の担々麺は全く問題なく食べられました。食べず嫌いはいけませんね。ほぼご主人一人で作っているため回転が良くありませんが、家族連れを含めて満席状態が続いていました。
5月22日(土) |
会議室に情報を頂いていた瑞穂の「中華そば 夕焼け軒」に行ってみました。壁の波トタンには古い看板が装飾され、白黒TVは昔の映像を流してノスタルジックさを醸し出しています。それだけでなく店内のカウンタ・テーブルの配置も相模原の某店によく似ていますが、さいたま市にある「京都ラーメン 祭屋」の系列なのだそうで、領収書は川口市芝中田2-21-21の蕨店のままになっています。
味はだし醤油・とんこつ・肉味噌・つけ麺のラインナップで、店名に掲げた中華そばはメニューにはないです。たぶん中華そば=懐かしさを連想させるためのネーミングなのでしょうね。
だし醤油ラーメン(650円)は熱々の丼で出されます。背脂が浮いている割りには、濃くない味付けと、その名のとおり鰹節などのダシが良く効き、茹でたタマネギと柚子風味の効果もあってさっぱりと食べ進めます。甘みのある味付けが特徴的です。
具の茹でたタマネギは珍しいですが、個人的に興味を引いたのは穂先メンマ(お店では一本メンマとネーミング)。繊維が残っていて硬くて残念でした。「もちもちの木」のように柔らかい食感が好きなのですが、ちょっと違いました。
交通の便が良く、駐車スペースが広くてテーブル席も3つありますから、家族連れでも来店しやすいお店です。
最近は新店よりもリピートに魅力を感じているため亀の歩みでしたが、これがちょうど1000店目となりました。
5月21日(金) |
御徒町はちょくちょく行く場所ながら、いつもとは駅の反対側にある「麺屋武蔵 武骨」が未食なので行ってみました。10人程度の待ちで着席までにはそれほど時間がかからないと思われたのですが、新宿・池袋と同じようにカウンタ席の後ろに立って待たれるのは落ち着かないし、兎に角空腹だったので、至近距離にあって同じく未食の「京都銀閣寺 ますたにラーメン 御徒町店」へ。
とらさん会議室の情報によると、日本橋・御徒町・田町は同名ながら経営が異なるのだそうで、また最近末広町に日本橋の関連店(中華そば 天満堂)が開店と、ますたに系列が増殖中です。慣れ親しんだ田町とどの程度違いがあるのかが興味のあるところでした。
油・味・麺の硬さは調節できるものの食べ比べるのが目的ですから当然ラーメン(650円)を無指定で。1Fはカウンタ席のみながらオープンキッチンではないので作り方の差まではわかりませんでしたが、表面の背脂・油の量が少ないです。なので上層部の背脂の甘みの効きが弱く、味付けも薄目でさっぱりとしています。そのかわりオーダー時に店員さんが注意喚起してくれたとおり下層部の辛さは強い。麺は若干柔らかめ。チャーシューは田町に増して乾いた感があって好みではありません。
もし支店でこれだけ味の印象が違うと問題かもしれませんが、前述のとおりそうではないので独自色が出ているということでしょうし、好みに合わせて味の調節ができますからね。個人的には、田町>日本橋>御徒町かな。ちなみに日本橋のお店はたんぽぽオムライスで有名な洋食「たいめいけん」の向かいにあります。そういえばたいめんけんでもラーメンが食べられるんだった、未食。
定期便まで時間があったので、先日訪問した「のりや 東京店」の至近距離にある「スタンドバー 東京ブギ」へ。昭和24年をイメージしたという店内は波トタンを壁面に配してBGMは懐メロ。春日八郎・笠置シヅ子などですからねー。ダルマのハイボール1950(380円)は一片のレモンでずいぶんと上品な味わいになっています。好みでしょうがレモンはいらないや。トリスや赤玉ポートワインなどなど懐かしいお酒があります。検索すると浜松町駅構内にもあるようですね。(公式サイト)
5月20日(木) |
ランチタイムは好きなラーメンを目指して東銀座。「梟」は10人待ちと行列店の仲間入り? その行列がイヤだったのではなく最初から決めていたとおり「中華そば 共楽」へ。3人待ちで着席まで5分かからず。
お勘定が前払いではなかったというお気に入りに合わせた訳ではありませんが、お気に入りの竹の子そば(700円)。デフォの中華そばにここのお店ならではの歯ごたえが楽しい細切りメンマをトッピングして+100円です。スープも麺もチャーシューもいつもの味で安心感がありました。来て良かったです、満足。
夜は「支那そば 八島」。つまみ各種に黄八丈+特選紹興酒をかなり飲みつつ、知り合いらと楽しい会話時間を過ごしました。あっという間に定期便の時間になって、麺を食べずに退店してしまい申し訳なかった。味見した辛い麺(仮名)+黒胡椒は、定番のつまみに加えたい品揃えでした。
5月18・19日(火・水) |
昨日更新できなかったのでまとめ書き。(順不同)
新橋の「丹波屋」にて春菊天そば+玉子(350円+60円)、鯖節?が効いたつゆが好み。ジワジワと辛さが広がる鷹の爪にしたが、最近見ないけれど立ち上がりも早いが引きも早い青唐辛子が良かったなあ。(お店の様子)
東京駅地下、ラーメン激戦区“東京編”の「のりや 東京店」にて中華そば(630円)。細かいお金を持ち合わせがなかったので両替をお願いしようとしたら、一万円札に対応した自販機だったのね。そういえば意外と少ないのですが、理由は高額だからなのでしょう。たとえばここにある自販機は2倍近くしますが、高額紙幣対応でなくても高いですねー。
今日のスープは、食べ始めは豚骨の臭みがやや出てコッテリで好きなタイプでした。
飯田橋の「支那そば しる幸」で飲むもラーメンはなし。のんびりと飲める雰囲気がいいですね、最近のお気に入り。
5月17日(月) |
今日は蒸し暑かったですねー、昼は「泉岳寺前 薮蕎麦」にて冷したぬきそば(850円)。もり500円、大もり700円で、たぶん大もりの量に加えて、具だくさんなのでこの価格は仕方ないでしょうか。たぬきの胡麻油の風味が心地よいです。蕎麦は食感がしっかりとしたもの。
(デジカメ画像)
夜は4月下から期間限定品が提供されている「九段 斑鳩」へ。昼夜各10食限定とのことで売り切れを懸念していたのですが、海の白醤油そば(770円)・特製海の白醤油そば(1000円)ともまだ残っていたので前者にしてみました。
らー麺の濃厚スープに比べると透明感があって見た目のとおりさっぱりとしているものの、魚系が十分に主張しているのに加えてそれだけでないコクがあってこのお店らしいスープに仕上がっています。麺は平打ち縮れでしっかりとエッヂが立った断面。ツルツルとした表面ながらスープの持ち上げが良いです。チャーシューは盛りつけの直前にバーナーで炙ってあり、これは昨年末の限定メニュー・伊勢海老の味噌そばと同じ手法ですね。
ここの限定品といえば、らー麺で未使用の薬味がどうなっているんだろうと来店前から興味津々でした。カイワレ・三つ葉千切り・ネギ小口切り少量と三種も使用したのは初ではないでしょうか。それは別にして、このお店の味が好きな人には食べてもらいたいメニューですね。
かといって昼夜10食限定ですから敷居が高いのかな。今夜は待ち2人というのに驚きましたが、蒸し暑かったせいでしょうか。ひょっとして今の季節が狙い目なのかな?
5月16日(日) |
昨日オープンした武蔵境の「ラーメン きら星」へ。ご主人の星野氏はTVチャンピオン決勝進出者で、多摩のラーメン本を一緒に手がけたメンバーでもあります。数年前に出会った時にはすでに自分のお店を持つという明確な目標を持っていて、ようやくその夢が実現した訳ですね。
ラーメン(650円)は、やや褐色の白濁スープ。動物系のエキスが十分に抽出され、コラーゲンたっぷりで粘性があります。長時間かけてあることが容易に想像できます。味付けは濃くないのですが、濃厚でヘビー。かといってしつこくない上質な仕上がりになっています。キャベツの上に鰹節ベースの餡が乗っており、それを少しずつスープに合わせていくとまた違った味わいが楽しめます。また、意識的に濃いめに仕上げたのでしょうか、チャーシューからの醤油が染み出てきて最後まで飽きさせない工夫があります。
合わせる麺は自家製の極太。見た目より硬くない茹で上げで、硬さよりもモチッとした食感や、小麦そのものを感じさせる意図が良く出ています。この麺にはいろんな味つけ・食べ方で食べてみたいと思わせます。
ラーメンを通じての知り合いは多いですが、その中でお店を持った人はほとんどいないです。そんな贔屓目を除いてもこの個性的なラーメンはかなり気に入りました。また、今日は開店したばかりなので、ラーメンをベースにしたメニューのみでしたが、自販機にはすでにつけ麺やご飯類も用意してあるようで今後のバリエーションが楽しみなお店です。
5月14日(金) |
「串揚げ たけちゃん」へ。木曜日のTV番組でちょとだけ紹介され、大阪のお母様のお店は美味しい応援団で紹介されました。その影響なのか、はたまた売り出し中の週刊プレイボーイの立ち飲み特集に紹介されたためかはよくわからなかったですけど、いつもの金曜日に比べてやや混んでいたような。(知り合いのサイト)
ちょっと遊んでから、内幸町の「旭川らーめん 旭王」。紹興酒飲んでたら酔ってきた・・・結局麺を食べずに退店。
5月13日(木) |
先月オープンした「支那そば しる幸」へ。数年前は六本木にあり(その当時は未食ですし全く忘れていましたが、こんなところに出ていました)、その後移転先の百合ヶ丘で先月下旬まで営業していたのだそうです。
飯田橋から九段方面に向かって一本入った裏通りにありますが迷うことはありません。昨年12月までは串揚げのお店で、閉店時を含めて何度か行っていたのですから。以前に比べると厨房を広めに配置。カウンタ席を多くするかわりにテーブル席を1つに減らしたので、比較的ゆったりとした店内になりました。(と言っても最大14席ですが)
ラーメンのメニューは、醤油・塩がベースながらソース焼きそばが気になりますね。初来店なので支那そば(550円)、スープはやや濁っていますが豚骨などの臭みは全くなく一口目はさっぱりしています。食べ進むほどにじわじわとダシの旨みが押し寄せてくるタイプのスープで、懐かしさを感じるようなスープです。
最近の新店の傾向としてWスープのメリハリが効いたスープが多いようで、それはそれで否定はしませんが、こういう味わいを忘れてはいけないなあと改めて認識した次第です。温故知新ですね。
具の中で一番の特徴はしっかりと味付けされたチャーシューでしょうか、小さめながら2枚入っています。柔らかさ・フレッシュさ・ジューシーさの三拍子そろった味わいで満足度が高かったです。そのつまみバージョンは暖めたチャーシューに長葱・胡椒のトッピング、これがお酒に良く合うんです。
つまみメニューはその他種々ありますし、チャーハンもイケルとのこと。それに惹かれることもさることながら、岡山出身の飾らないご主人の口調もゆったりと飲むには良い感じです。たぶん幾度となく来店することでしょう。
5月12日(水) |
知り合いらがいるという湯島の「天神下 らーめん 大喜」へ行くと、4人待ちでほどなく着席できました。一時期は数百mという伝説的な行列を作ったお店とは思えませんが、個人的には頻繁に顔を出せるお店になって良かったなという気持ちの方が大きいですね。
今のところ自販機にしかないメニューがいくつかあって、その中から、冷しらーめん(850円)を味わうことに。このお店では今までもスープとか麺などで幾度も驚かされていることもあって、自分はそれには慣れているはずなんです。なのに・・・何ですかこれは!!
極めて粘性がある醤油スープはまるで小麦粉でとろみをつけたかのよう。でもそんなチープな風味は皆無で、動物系のゼラチン質を冷やすとこうなるのだそうです。また弾力のある麺がよく合っています。
引き出しが多いとは思っていましたが、ご主人の懐の深さを再認識いたしました。
5月11日(火) |
夜は「元・がんこ三田」で中華そば・アッサリ味(700円)のやや薄指定。今日のスープは強めでバランスがいい感じ。加えて、硬めの麺・ホロホロチャーシューも相変わらずでした。
食べ終える頃にちょうどお客さんがとぎれたので、GWの話題などでまったりモード。ここで飲めたらいいのですが、残念ながらアルコールは置いていません。何年か前の真夏は設備の都合でラーメンを提供できないため餃子のお店に変身(ここ数年は衣替えでなく長期休業)していたのですが、その頃は来店しなかったのです。がんこ系で餃子を置いてあるお店が珍しいですから、今思えば惜しいことをしました。
5月10日(月) |
大門の「チャーシュー家 巧味創房」に行くと、先日お目見えの春限定メニューに加えて早くも夏季限定の「冷し巧らーめん(醤油味/辛胡麻だれ味)」が新たに加わっていたのですが、肌寒くて食べる気にならず次回持ち越しへ。
結局いつもの巧味玉らーめん(780円)、熱々のスープなのにこれほど魚系が強く効き、それでいて雑味・酸味がでていないのが不思議です。提供する直前にWスープを合わせて加熱しているのかなあ。そう言えば追い鰹をするお店はありますね。
魚系が主張した醤油スープに、七輪の備長炭で炙ったチャーシューの香ばしさが大きなアクセントになっています。個人的に麺は心持ち柔らかめの方がスープに合うような気がするけど、のびているよりは数段まし。
七輪と言えば、水道橋の立ち飲み「うけもち」。先日から七輪の季節が終了して面白さ半減? と思いきや、するめいか白子・くじらユッケ・・・、特に前者は初めて食べたんじゃないかな、見た目は珍味のような風体ながら美味!でした。
これが300円でいいのかしら、と酒好きの心をつかんで離さないお店ですね。最近は飲兵衛だけでなく女性の姿を多く見かけるようになってきたと思います。(お店の公式サイト)
5月9日(日) |
東青梅の「麺処 きりん」へ。昨年6月にオープンし、その頃から比べるとメニュー構成が変わったのでしょうか。醤油3種、味噌2種、塩、博多2種、東京豚骨2種、つけ(醤油・味噌2種・豚骨)と大丈夫だろうか、と思えるほど多い。
東京とんこつ(600円)は、広口の浅い器でどこかで見たような・・・。やや濁った醤油スープには透明な油と細かい背脂が浮いているが、見た目ほどしつこくないです。麺は白っぽく硬めの茹で上げで、相性は悪くないです。具はしっかり味のチャーシューはいいとして、柔らかいワカメと、このスープにはちょっと違和感のある岩海苔はいかがなものか。
味見したさっぱり中華は、その名のとおりさっぱりとした中に節系の香り。細めでやや黄色っぽい違う麺。刻みタマネギがトッピングされていますが八王子系ではないでしょうね。
5月8日(土) |
福生の「蕎麦・酒肴 志向庵」へ。今回はかけ(735円)、予想通り鰹節などが良く効いたさっぱりとしたつゆに、温めてもしっかりとした食感の蕎麦でした。
つまみが各種あるので夜に来てみたいお店です。(お店の様子)
5月7日(金) |
新橋の「かめや」にて冷やしたぬきそば(390円)、温泉玉子が欲しいなあと思っていたらちゃんとトッピングされていた。冷やした麺のレベルが高いお店って貴重です。(画像)
夜は昨日に引き続いて知り合いと「串揚げ たけちゃん」。ウーロンサワーのノーマルと濃いめと軽めの串に満足。
5月6日(木) |
麺休日。
夜は知り合いと今日から仕事開始の三田の「串揚げ たけちゃん」。ウーロンサワーのノーマルと濃いめ+7串で@¥2k弱のお勘定。
初めて来た際はその安さに申し訳なくて、どうしてもガッツリ食べていたのですが、このところは手軽につまんで次の店へ・・・という場面で利用することが多くなりました。それだけお気軽に立ち寄れるお店になっているということですね。(純公式サイト)
【ふきだし情報】
来週木曜日の21時から4chで、関連店@大阪が放映されるかもです。
5月5日(水・祝日) |
一茶庵のサイトによると、手打ちそば・うどん教室出身のお店が八王子にあるというので行ってみました。そうすると、以前から気になっていたお店と合致。住所は八王子市ながら、高尾と秋川の中間で最寄り駅からは5km以上離れて、さらに街道から一本入った閑静な住宅地の中にあります。
そばはせいろ・田舎・しらゆきと変わりそば(今日は黒胡麻切り)、かけとうどんもあります。好きな蕎麦を二種選ぶことができる二色そばで、おせいろ・田舎そばをチョイスしてみました(800円)。
せいろは細切りの平打ちで、蕎麦の風味が香り歯ごたえ・喉ごしがいい感じです。つけ汁は鰹節が適度に効き、甘さ控えめのさっぱりで好きなタイプで言うことなしです。田舎そばは太めの平打ち、強い食感かつ粘性がないのは好みです。
一点気になったのは、簀の子を敷いた器に盛られているのですが、簀の子に近い部分は水が溜まって水っぽくなっていること。水切りが甘い訳ではないので器のせいだと思います。あとは今日が涼しかったせいでしょうか、蕎麦を冷やしすぎかな。
とまぁ気になった部分もあったのですが、好みの蕎麦に出会えて良かった、次回はかけor種ものでしょう。本当は地酒とつまみが各種あるので、夜に行ってみないお店でもあります。
「そば処 富よし」の公式サイトはこちら、レポはこちら。
5月4日(火・祝日) |
会議室に情報を頂いた「北海道らーめん 壱鵠堂 羽村店」へ。インターネットで検索するとチェーン店(FC?)で神奈川・埼玉にはいくつかお店があるようですが、都内としては第一号店となるようです。‘鵠’ってあまり使わない漢字ですが、白鳥を意味するようですね。
先月26日にオープンで、開店時の割引があったのでしょうか。お店のチラシを持参の人もいました。13時で満席15人待ちと混んでいました。
味噌・醤油・塩をはじめ各種取り揃えてあります。こがし醤油らーめん(600円)はダシそのものよりも醤油の香ばしい風味で食べさせるタイプで、個人的には好きです。麺は細めの少加水麺で、独特の食感がスープに合っています。
連れの壱鵠味噌らーめんは、油が多めでモヤシは茹で。味噌の風味が前面に出ています。麺は醤油よりは太めの縮れで、多加水麺の熟成タイプ。個人的には醤油の方が好みでした。
直接味とは関係ないですが、待ち時間に子供が飽きないように遊びコーナーが確保されています。カウンタ席よりテーブル席を多く設け、完全にファミリー向けのコンセプトとそれはそれでいいと思いますが、逆に静かにラーメンを食べたいという人には向かないでしょう。
5月1〜3日(土〜月・祝日) |
二泊三日で新潟・佐渡に行ってきました。親族らと行ったため自由がきかずにラーメンは1食のみ。そのため日記は別編にしてみました。(写真が多くて重いです)
(蕎麦)
新潟・ 秋山郷にある「栃の実館」というお土産&食堂にて、自家製打ち立て 手打ちそば(土日祝のみ提供・限定20食、900円)にしてみました。幅広できしめんのような蕎麦は風味が感じられなくて、無理矢理圧縮したような妙に硬い食感だけが突出。つゆはフツー。蕎麦湯がないような食堂だし観光地なので全く期待していなかったので落胆度は低かったです。
(ラーメン)
新潟からの帰りに関越自動車道を途中下車して六日町の「麺屋 のばな」へ。多少メニュー・価格が変わっていましたが女将さんの愛想の良さは相変わらず。閉店時間が近いのにちらほらとお客さんが来客していました。
未食の海老こく味噌らーめん(750円)、海老はそれほど強くなく、確かに味噌味だけどもそれが前面に出ずに複雑な味わいになっています。具の肉そぼろや山くらげの食感が印象的です。自家製の平打ち麺は細めになりましたが良い感じです。ただし個人的には味付けに手を加えすぎかな、シンプルな醤油や塩の方が好みでした。